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会期:2017年9月28日(木)〜29日(金)

クラーク博士

会場:京王プラザホテル札幌 大会長:野平 久仁彦

Back to surgery  ライブとビデオで手術を理解する

会長挨拶

蘇春堂形成外科院長 野平久仁彦

第40回日本美容外科学会総会
会長 野平 久仁彦
(医療法人社団 蘇春堂形成外科 院長)

第40回日本美容外科学会総会を主催させていただくに当たり、この場を借りてご挨拶申し上げます。

私が美容外科を目指し始めたのは30年前の米国留学がきっかけです。そこでは大学の教授が日常的に美容外科手術を行っており、レジデントはその助手に入って自然と美容外科を学んでいました。米国では大学卒業後医学部に入り、そこを卒業してから5年の外科研修のあと形成外科を2年研修しますので、形成外科の専門医になる頃はすでに30代の前半になっています。さらに美容外科を勉強するため有名な開業美容外科医のところでフェローシップを取る者も多く、より高いレベルを目指して努力する彼らの姿がそこにありました。「そうか形成外科の連中は美容外科医になることを目指してがんばっているんだ」と理解しました。私自身は北大在職中、師匠である新冨芳尚先生について再建外科を力一杯やってきましたので、25年前に満を持して、そのとき近代美容外科を目標として蘇春堂形成外科を開業していた彼に頼んで、再入門したのです。

外科の世界では内視鏡手術やロボット手術など、革新的な技術が積み重ねられて来ています。できるだけ小さい傷で、今までと同等以上の手術成績を上げるという方向に向かっていることは明白です。われわれ美容外科はさらにその先の、小さな傷や目立たない傷で「より美しい形をつくる」という外科の究極とも言える高みを目指している科でもあります。そのためにはわれわれの手術の質を高める努力をさらに続けていく必要があります。

今回は「Back to Surgery ライブとビデオで手術を理解する」というテーマのもとに、美容外科学会の名前の通り、「外科」にもう一度立ち返ってみたいと思います。ライブサージャリーやビデオ発表を多く取り入れ、最新の手術手技を実際の手術室や生に近い状態で見ながら討論する事によって、理解を深めることを大きな目標にしています。

当院理事長の新冨が前回本学会を主催してからちょうど10年、回数も第40回という節目の年でもあります。今回も学会運営には北海道大学形成外科の山本有平教授をはじめ、教室のスタッフの皆さんに全面的に協力をいただいていますので、さらに質を高めて内容も充実をはかり、より良い学会にしたいと考えています。皆様のご参加を心よりお待ちしております。