【医師インタビュー】BNLS（脂肪溶解注射）とメソセラピー注射って何が違うの？｜大塚美容形成外科

ダウンタイムが少ない顔痩せ・部分痩せに脂肪分解注射BNLSをおすすめしています。BNLSの主成分は植物由来成分で、【肪分解・肌のひきしめ・リンパ循環】に効果があります。気になるところに注入すると血流を良くし、余分な脂肪や老廃物の排出を促します。メーカーによるBNKS脂肪細胞反応試験でも、注射から24時間後には脂肪細胞が約30％減少した結果が出ており、しかも細胞の壊死などは見られないことから安全に痩身効果を得られる注射であることがわかります。
また、抗炎症作用と傷の治癒効果が高く、ほかの脂肪溶解注射よりも早く効果がでます。さらに、注入後も痛みや腫れ熱といった体への負担がほとんどありません。
BNLSはメスを使わないため気軽に施術を受けられるプチ整形です。額・上まぶた・鼻・小鼻・頬骨部・頬（ほうれい線周辺）・下頬部・側頬部・唾液腺肥大・顎下部（オトガイ下部）など、顔の細かな部位に使用できます。また二の腕やふくらはぎといった部分痩せにも効果が期待できます。個人差はありますが注入後2～3日で脂肪量が減ったことが実感できると思います。

施術自体は5～15分ほどで終わり、局所麻酔をしてから注入します。浮腫みや内出血が出ることがありますが、長いダウンタイムなどは必要ありません。しっかりとした効果を実感したい方には、1週間おきに3回程度の施術を受けることをおすすめしています。

＜症例写真：脂肪分解注射（BNLS）頬～顎＞
画像提供:大塚美容形成外科

メソセラピー注射の主成分はファスファチジルコリン（レシチン：リン脂質の一種）であるのに対し、BNLSの主成分はマロニエ、ペアシアグルミ、アデノシン三リン酸、チロシン、ヒバマタ抽出物、オキナグサ、カラクサケマンなどの有効成分がバランスよく配合されています。
従来の脂肪溶解注射は刺激が強く腫れやすく痛みを伴うものでした。BNLS注射はそのデメリットを解消したため、腫れや痛みがほとんどないため抵抗なくお顔に使用していただけます。周囲にもバレづらく、ダウンタイムもないので学校やお仕事を休まなくて済むのもメリットです。

メソセラピー注射は、効果が出るまでに約2～3週間かかりますが、BNLSは2～3日で効果がでます。
そのためBNLSは、2回目の施術までの期間が1週間と短く、短期間で効果を実感していただけます。
通常のダイエットでは厳しい食事制限や運動を行う必要がありますが、全体的に痩せてしまうというデメリットがあります。BNLSは、痩せたいところだけ痩せられるというメリットの他に脂肪数が減るため、暴飲暴食を続けない限りは基本的にリバウンドの心配もありません。

また従来のBNLSにデオキシコール酸（Sodium Deoxycholate）を配合したBNLS neoが誕生しました。デオキシコール酸は、人の胆汁から分泌される成分の一種です。脂肪細胞の細胞膜を破壊することで脂肪を減少させます。米国FDAより顎下脂肪を除去し二重あごの治療効果が認められ2015年に承認を得ました。このデオキシコール酸が従来のBNLSにプラスされたことで、より脂肪溶解の効果が期待できるようになりました。

施術にかかる料金は、1本で15000円（税別）です。使用する部位によって必要な本数が変わってきますのでカウンセリング時にお尋ねください。