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デュタステリドは、AGA(男性型脱毛症)の治療に使用される内服薬です。もともとは前立腺肥大症の治療薬として開発されましたが、服用者に発毛効果が確認されたことから、2015年に日本でAGA治療薬として厚生労働省の承認を受けました。先発品の商品名は「ザガーロ」で、現在はジェネリック医薬品(後発品)も多数販売されています。日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」では、推奨度A(行うよう強く勧める)という評価を受けており、科学的根拠に基づいた信頼性の高いAGA治療薬のひとつです。
AGAの原因を理解するには、男性ホルモンの働きを知る必要があります。男性ホルモンの一種であるテストステロンは、頭皮に存在する5α還元酵素(5αリダクターゼ)という酵素の働きによって、より活性の高いDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されます。このDHTが毛乳頭細胞の受容体に結合すると、髪の成長期が短縮され、通常2〜6年かけて太く長く育つはずの髪が、十分に成長する前に抜け落ちてしまいます。この繰り返しによって、髪は徐々に細く短くなり、最終的には産毛のような状態(軟毛化)になって薄毛が進行します。
デュタステリドは5α還元酵素阻害薬に分類される薬剤です。テストステロンをDHTに変換する「工場」である5α還元酵素の働きをブロックすることで、DHTの生成量を減らし、髪の成長期を正常な期間に戻します。5α還元酵素にはI型とII型の2種類が存在し、I型は主に皮脂腺や肝臓に、II型は主に前頭部や頭頂部の毛包に分布しています。デュタステリドはI型とII型の両方を阻害できる点が大きな特徴で、血中DHT濃度を約90%抑制することができます。
デュタステリドの標準的な服用方法は、1日1回0.5mgを水またはぬるま湯で服用します。食前・食後どちらでも問題ありませんが、毎日決まった時間に服用することで飲み忘れを防ぎ、血中濃度を安定させることができます。デュタステリドの血中半減期(薬の濃度が半分になるまでの時間)は約3〜5週間と非常に長く、体内に長期間とどまって作用し続けます。効果を実感できるまでには通常3〜6ヶ月の継続服用が必要で、髪の成長サイクル(ヘアサイクル)が正常化するまで時間がかかるためです。
抜け毛の抑制
DHTの生成を抑えることで、髪の成長期の短縮を防ぎ、抜け毛を減らします。
発毛促進
短縮されていた成長期が正常に戻ることで、軟毛化していた髪が再び太く長く成長します。917名を対象とした国際臨床試験では、6ヶ月間の服用で頭頂部の毛髪数が有意に増加したことが確認されています。
毛髪の太さの改善
毛直径(髪の太さ)の増加も報告されており、髪1本1本にコシが出ることで、全体的なボリューム感が向上します。
デュタステリドには、AGA治療薬として以下のようなメリットがあります。
同じ5α還元酵素阻害薬であるフィナステリド(プロペシア)はII型のみを阻害しますが、デュタステリドはI型とII型の両方を阻害します。これにより、DHTの抑制率はフィナステリドの約70%に対し、デュタステリドは約90%と大幅に高くなります。国際臨床試験では、6ヶ月間の服用でフィナステリド群の毛髪数が平均57本増加したのに対し、デュタステリド0.5mg群では約90本(約1.6倍)の増加が報告されています。特に、フィナステリドで効果が不十分だった方や、AGAが進行している方に有効とされています。
デュタステリドは1日1回の服用で効果を発揮します。血中半減期が約3〜5週間と非常に長いため、体内で安定した濃度を維持しやすく、多少の飲み忘れがあっても急激に効果が落ちることはありません。ただし、安定した効果を得るためには毎日の継続服用が推奨されます。外用薬のように塗る手間がなく、忙しい方でも続けやすい治療法です。
日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」において、デュタステリドは推奨度A(行うよう強く勧める)という高評価を受けています。これは、複数の質の高い臨床試験によって有効性と安全性が科学的に証明されていることを意味します。「効くかどうか分からない」育毛剤とは異なり、医学的根拠に基づいた治療薬として信頼できるでしょう。
2020年以降、国内でデュタステリドのジェネリック医薬品が複数発売されました。先発品のザガーロと同じ有効成分・効果を持ちながら、価格は約半額〜3分の1程度に抑えられます。AGA治療は長期間の継続が必要なため、ジェネリックを選択することで年間数万円の費用削減が可能です。
デュタステリドの副作用として最も報告が多いのが、性機能に関する症状です。
主な症状
性欲減退(1.3〜8.3%)、勃起不全(1.0〜11.7%)、射精障害(0.1〜5%)、精液量の減少などが報告されています。
発生メカニズム
DHT(ジヒドロテストステロン)は、AGAの原因物質である一方で、男性の性機能にも関与しています。デュタステリドがDHTの生成を強力に抑制することで、性欲や勃起機能に影響が出る場合があります。フィナステリドと比較すると、DHT抑制率が高い分、性機能障害の発生頻度はやや高い傾向にあります。
対処法
これらの副作用は、多くの場合服用を中止することで改善します。ただし、ごくまれに中止後も症状が持続するケースが報告されているため、パートナーとの妊活を予定している場合は、治療開始前に医師に相談することが重要です。症状が気になる場合は用量の調整や、フィナステリドへの切り替えを検討することもあります。
デュタステリドは主に肝臓で代謝される薬剤のため、肝機能への影響が懸念されます。
主な症状
肝機能検査値(AST・ALT・γGTP)の上昇、だるさ、食欲不振、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)などが報告されています。ただし、発生頻度は不明または極めてまれとされています。
対処法
治療開始前および治療中は、3〜6ヶ月ごとに血液検査を受けて肝機能の状態をモニタリングすることが推奨されます。飲酒量を控える、高脂肪食を避けるなどの生活習慣の改善も肝臓への負担軽減に役立ちます。重度の肝機能障害がある方は、デュタステリドの服用が禁止されています。
デュタステリドの服用開始後、一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が起こることがあります。
発生メカニズム
これは薬が効き始めているサインです。デュタステリドの作用でヘアサイクルが正常化し始めると、休止期にあった古い弱い毛が一斉に抜け落ち、その後に新しい健康な毛が生えてきます。
対処法
初期脱毛は通常1〜3ヶ月程度で落ち着きます。この期間に服用を中止してしまうと効果が得られなくなるため、医師と相談しながら継続することが重要です。
デュタステリドは女性、特に妊娠中の女性は絶対に服用してはいけません。
理由
妊娠中にデュタステリドを服用すると、男児胎児の外性器の発達に悪影響を及ぼす可能性があります。また、デュタステリドは皮膚からも吸収されるため、カプセルが破損した薬剤に触れることも禁止されています。家族に女性がいる場合は、薬の保管場所に注意し、廃棄時も密封して処理する配慮が必要です。
デュタステリドはカプセル状の内服薬であるため、注射や外科的処置のような痛みは一切ありません。水またはぬるま湯と一緒に飲み込むだけで服用が完了します。カプセルのサイズは一般的な風邪薬と同程度で、飲み込みにくいと感じることはほとんどありません。
内服薬のため、麻酔は必要ありません。クリニックでの処方時も、問診とカウンセリング、必要に応じた血液検査のみで、痛みを伴う処置は行われません。注射が苦手な方や、痛みに敏感な方でも安心して治療を始められます。
カプセルは噛んだり砕いたりせず、そのまま飲み込んでください。カプセルが破損すると、中の薬剤が口腔内や皮膚に直接触れてしまい、苦味を感じたり、吸収量が変わる可能性があります。また、前述の通り、女性が薬剤に触れることは禁止されているため、カプセルは破損させないよう丁寧に扱いましょう。
デュタステリドは内服薬のため、外科的処置のようなダウンタイム(日常生活に支障が出る期間)は基本的にありません。ただし、服用開始後に起こりうる変化について時系列で解説します。
服用開始〜2週間
多くの方は特に変化を感じません。薬が体内に蓄積し始める期間で、デュタステリドの血中濃度が安定するまでには約1ヶ月かかります。まれに軽い胃もたれや倦怠感を感じる方がいますが、通常は一過性です。
2週間〜3ヶ月
初期脱毛が起こる可能性がある期間です。一時的に抜け毛が増えたように感じますが、これはヘアサイクルが正常化している証拠です。シャンプー時や枕に付く抜け毛が増えても、慌てずに服用を継続してください。初期脱毛は1〜3ヶ月程度で落ち着きます。
3〜6ヶ月
早い方は効果を実感し始める時期です。抜け毛の減少、髪のハリやコシの改善を感じる方が増えてきます。ただし、効果の発現には個人差があり、この時点で目に見える変化がなくても、継続することが重要です。
6ヶ月〜1年
多くの方が発毛効果を実感する時期です。毛髪数の増加、毛直径の太さの改善が現れます。効果を維持するためには、継続的な服用が必要です。服用を中止すると、再びDHTが生成され、6〜12ヶ月程度でAGAが進行し始めます。
デュタステリドは保険適用外(自由診療)のため、全額自己負担となります。料金はクリニックや処方される薬剤(先発品かジェネリックか)によって異なります。
先発品(ザガーロ)
1ヶ月あたり約8,000〜12,000円が相場です。グラクソ・スミスクライン社が製造する正規品で、品質と信頼性の面で安心感があります。
ジェネリック医薬品
1ヶ月あたり約3,000〜8,000円が相場です。先発品と同じ有効成分・同じ効果を持ちながら、価格は約半額〜3分の1程度に抑えられます。東和薬品、沢井製薬、トーアエイヨーなど複数のメーカーから発売されています。
薬剤代
上記の金額が薬剤代として請求されます。多くのクリニックでは1ヶ月分(30カプセル)単位で処方されますが、まとめ買い(3ヶ月分、6ヶ月分)で割引になるケースもあります。
診察料・初診料
無料〜5,000円程度。オンライン診療に対応したクリニックでは、初診料無料の場合も多いです。
血液検査代
3,000〜5,000円程度。肝機能や男性ホルモン値をチェックするために、治療開始前や定期的に行われます。検査を含めた料金設定のクリニックもあります。
AGA治療は長期継続が前提のため、年間費用で考えることが重要です。
先発品(ザガーロ)の場合
月10,000円 × 12ヶ月 = 年間約12万円
ジェネリックの場合
月5,000円 × 12ヶ月 = 年間約6万円
ジェネリックを選択することで、年間約6万円の節約が可能です。効果は先発品と同等なので、長期的なコストパフォーマンスを考えるとジェネリックがおすすめです。また、育毛剤やサプリメントに月数千円〜1万円以上かけても効果が実感できなかった方にとって、医学的根拠のあるデュタステリドに切り替えることは、結果的に費用対効果の高い選択といえます。
同じ5α還元酵素阻害薬であるフィナステリドは、デュタステリドより先に承認されたAGA治療薬の代表格です。
酵素阻害の範囲
フィナステリドはII型のみを阻害、デュタステリドはI型・II型の両方を阻害します。このため、DHT抑制率はフィナステリドが約70%、デュタステリドが約90%と差があります。
発毛効果
国際臨床試験では、6ヶ月間でフィナステリド群は毛髪数が平均57本増加、デュタステリド群は約90本増加と、デュタステリドの方が約1.6倍高い効果を示しました。
副作用の発生頻度
DHT抑制率が高い分、デュタステリドは性機能障害の発生頻度がフィナステリドよりやや高い傾向にあります。副作用が心配な方は、まずフィナステリドから始めて効果を確認する方法もあります。
血中半減期
フィナステリドは約6〜8時間、デュタステリドは約3〜5週間と大きく異なります。デュタステリドは体内に長くとどまるため、飲み忘れの影響が出にくい反面、副作用が出た場合は回復に時間がかかる可能性があります。
価格
フィナステリドのジェネリックは月約2,000〜5,000円、デュタステリドのジェネリックは月約3,000〜8,000円と、フィナステリドの方がやや安価です。
ミノキシジルは頭皮に直接塗布する外用薬で、デュタステリドとは作用機序が異なります。
作用機序の違い
デュタステリドはDHTの生成を抑えて抜け毛を防ぐ「守りの治療」、ミノキシジルは血管を拡張して毛根への血流を促進し発毛を促す「攻めの治療」です。作用機序が異なるため、併用することでより高い効果が期待できます。
使用方法
デュタステリドは1日1回の内服、ミノキシジル外用は1日2回頭皮に塗布が必要です。塗布の手間がかかるミノキシジルに比べ、デュタステリドの方が継続しやすいという声もあります。
副作用の違い
デュタステリドは性機能障害や肝機能への影響が主な副作用、ミノキシジル外用は頭皮のかゆみ、かぶれ、初期脱毛が主な副作用です。全身への影響を避けたい方は外用薬、塗る手間を省きたい方は内服薬が向いています。
自毛植毛は後頭部の毛髪を薄毛部分に移植する外科的治療法です。
効果の永続性
植毛は一度定着すれば半永久的に生え続けますが、デュタステリドは服用を中止するとAGAが再び進行します。
費用
植毛は移植本数によりますが、50万〜200万円以上かかることが多いです。デュタステリドは年間約6〜12万円で継続可能です。初期費用を抑えたい方はデュタステリド、根本的な解決を求める方は植毛が選択肢となります。
適応
AGAが進行して毛根が完全に失われた部位には、デュタステリドは効果がありません。このような場合は植毛が必要になることがあります。AGAの初期〜中期段階であれば、まずデュタステリドで進行を止め、発毛を促すのが一般的なアプローチです。
デュタステリドを服用しても「効果がない」と感じて早期に中止してしまうケースがあります。
原因
デュタステリドの効果が実感できるまでには3〜6ヶ月の継続服用が必要です。髪の成長サイクル(ヘアサイクル)は2〜6年という長い周期を持っており、薬によってサイクルが正常化しても、すぐに目に見える変化は現れません。「1ヶ月飲んだけど変わらない」と判断して中止するのは時期尚早です。
対策
最低でも6ヶ月は継続して効果を判断しましょう。写真を撮って定期的に比較すると、客観的に変化を確認できます。また、「初期脱毛」で抜け毛が増えた際に驚いて中止する方もいますが、これは効き始めの証拠なので継続が重要です。
インターネットを通じた個人輸入でデュタステリドを入手し、効果が出なかったり、健康被害を受けるケースがあります。
原因
個人輸入代行サイトで販売されている薬剤の中には、有効成分が含まれていない偽物や、不純物が混入した粗悪品が存在します。また、正規品であっても保管状態が悪く品質が劣化している可能性があります。価格が安いからといって飛びつくと、効果が得られないだけでなく、思わぬ健康被害のリスクがあります。
対策
必ず国内の医療機関で処方を受けてください。医師の診察を受けることで、自分に合った治療かどうかの判断、副作用の早期発見、適切な用量調整が可能です。また、万が一副作用で健康被害が生じた場合、正規ルートで処方された薬剤であれば「医薬品副作用被害救済制度」の対象となりますが、個人輸入品は対象外です。
副作用への不安から、医師の指示なく用量を減らしたり、服用頻度を下げたりするケースがあります。
原因
インターネット上の口コミで副作用の体験談を見て不安になり、「0.5mgを半分に割って飲む」「2日に1回にする」などの自己判断をする方がいます。しかし、1日0.5mgという用量は臨床試験で効果と安全性のバランスが確認された標準用量であり、これを下回ると十分な効果が得られない可能性があります。
対策
副作用が心配な場合は、自己判断せず必ず医師に相談してください。状況によっては用量調整やフィナステリドへの切り替えなど、適切な対応を提案してもらえます。また、副作用の発生率は数%程度であり、多くの方は問題なく服用を継続できています。
デュタステリドは処方自体は難しくありませんが、AGAの進行度の診断、適切な治療計画の立案、副作用のモニタリングを行える医師を選ぶことが、治療成功の鍵となります。
AGA治療を専門に行うクリニックでは、多数の症例経験に基づいた診断と治療が期待できます。毛髪の状態をマイクロスコープで確認し、AGAの進行度(ハミルトン・ノーウッド分類)を正確に評価した上で、適切な治療法を提案してくれます。日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医の資格を持つ医師であれば、AGAだけでなく頭皮の皮膚疾患(脂漏性皮膚炎など)との鑑別も可能です。
治療開始前に肝機能検査や男性ホルモン値のチェックを行い、治療中も定期的にモニタリングしてくれるクリニックを選びましょう。デュタステリドは肝臓で代謝されるため、肝機能に問題がないかの確認は必須です。また、血液検査によって他の疾患(甲状腺機能異常など)による脱毛を除外することも重要です。「薬を出すだけ」で検査を行わないクリニックは避けた方が安全です。
デュタステリド一択ではなく、フィナステリド、ミノキシジル外用、ミノキシジル内服、必要に応じてメソセラピーや植毛など、複数の選択肢を説明し、患者の希望や状態に合わせた治療計画を立ててくれる医師を選びましょう。「デュタステリドが効かなければフィナステリドに切り替える」「ミノキシジルと併用する」など、柔軟な対応ができるかどうかも重要なポイントです。
万が一副作用が出た場合に、迅速に対応してくれる体制があるかを確認しましょう。性機能障害が出た場合のED治療薬の処方、肝機能異常が出た場合の休薬判断など、副作用へのリカバリープランを持っているクリニックは信頼できます。また、オンライン診療に対応していれば、気になる症状が出た際にすぐに相談できるメリットがあります。

出展先:https://www.biyougeka.com/
聖心美容クリニックは全国に院を展開し、開院30年以上の歴史を持つ総合美容クリニックです。
毛髪再生外来ではデュタステリドZA(ザガーロのジェネリック医薬品)を含むAGA治療薬を処方しており、発毛診療に関する専門的な資格を持つ医師が在籍しているのが強みです。
完全個室のカウンセリングルームなど、プライバシーに配慮した環境で落ち着いて相談できる体制も魅力といえるでしょう。
【聖心美容クリニック 統括院長】 鎌倉達郎先生
統括院長の鎌倉先生は、日本臨床医学発毛協会認定の発毛診療指導認定医の資格を保有する、薄毛治療の経験が豊富な医師です。
AGA治療における豊富な臨床経験を持ち、患者さん一人ひとりの症状に合わせた治療プランの提案に定評があります。

出展先:https://www.keisei-cs.com/
恵聖会クリニックは2000年の開業以来、大阪で美容外科・美容皮膚科・形成外科の診療を提供してきた実績あるクリニックです。
男性型脱毛症(AGA)治療では、ザガーロ(デュタステリド)やプロペシアなどの内服薬を専門医の診断のもと処方しています。
大学病院の形成外科とも連携した強固な医療体制を構築しており、適正な価格設定と質の高い医療の両立に力を入れている点が特徴といえるでしょう。
【恵聖会クリニック 理事長】 鬼頭恵司先生
理事長の鬼頭先生は、日本臨床医学発毛協会に所属し、発毛・育毛に関する深い知見を備えた医師です。
患者さんのライフスタイルや悩みの深さに寄り添い、内服薬や外用薬を組み合わせた無理のない提案を心がけています。
地域密着型の温かな診察は、長期にわたるAGA治療のパートナーとして心強い存在といえるでしょう。
Q.デュタステリドを服用すると子供に影響がありますか?妊活中でも飲めますか?
A.デュタステリドの成分は精液中にごく微量移行することが確認されていますが、パートナーや胎児に影響を及ぼす可能性は極めて低いと考えられています。ただし、リスクがゼロとは断言できないため、パートナーが妊娠中または妊娠を希望している場合は、念のためコンドームを使用する、または一時的に服用を中止することを検討してください。なお、服用中止後も体内にデュタステリドが残っている期間があるため、献血は服用中止後6ヶ月間は禁止されています。妊活のタイミングについては、必ず医師に相談しましょう。
Q.デュタステリドとフィナステリドはどちらを選べばいいですか?
A.一般的には、AGAの進行度と副作用への懸念で使い分けます。AGAが初期段階で副作用が心配な方は、まずフィナステリドから始めて効果を確認するのがおすすめです。フィナステリドで効果が不十分な場合や、AGAがある程度進行している場合は、より強力なデュタステリドへの切り替えを検討します。デュタステリドの方が発毛効果は約1.6倍高いですが、副作用の発生頻度もやや高い傾向にあります。どちらが自分に合っているかは、医師と相談して決めることをおすすめします。
Q.デュタステリドは一生飲み続けなければいけませんか?やめたらどうなりますか?
A.効果を維持するためには、継続的な服用が必要です。デュタステリドを中止すると、再びDHTの生成が始まり、6〜12ヶ月程度でAGAの進行が再開します。服用期間中に増えた髪も、中止後は徐々に元の状態(薄毛)に戻っていきます。「一生飲み続ける」ことに抵抗がある方も多いですが、AGAは進行性の疾患であり、現時点では根本的に「治す」方法はありません。ただし、服用を続けることで薄毛の進行を止め、髪を維持することは可能です。治療の継続・中止は、ご自身の価値観やライフステージに応じて医師と相談しながら判断してください。
美容医療相談室に届いたデュタステリドの美容医療&美容整形の口コミ・体験談です。
※当相談室でご紹介しているクリニックの口コミではございません。クリニック・医師によりスキルは異なりますので、慎重にお選びください。
美容医療相談室では、みなさまからお寄せいただいた体験談やご意見を元に、治療法に関する情報提供や名医の紹介を行っています。 「治療を受けたことがある」「カウンセリングに行ってみた」「友人が治療を受けた」など、ぜひ口コミ・体験談情報をお寄せください!
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