トラネキサム酸

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トラネキサム酸の内容・効果

トラネキサム酸とは

トラネキサム酸は、1960年代に日本で開発された人工合成アミノ酸の一種です。もともとは出血を止める「止血剤」として医療現場で使用されていましたが、服用していた患者のシミや肝斑が改善したことをきっかけに、美白効果があることが発見されました。1995年に肌荒れを防ぐ成分として、2002年にはシミ改善効果のある成分として厚生労働省に認可され、現在では美容医療の分野で広く使用されています。医薬品名は「トランサミン」が先発品で、多数のジェネリック薬も存在します。


トラネキサム酸の作用メカニズム

トラネキサム酸が美白効果を発揮するのは、「抗プラスミン作用」と呼ばれる働きによるものです。


1. プラスミンとは
プラスミンは体内にある酵素で、本来は血液を固まりにくくする働きを持っています。しかし同時に、シミの原因となるメラニンを作る色素細胞(メラノサイト)を活性化させる作用も持っています。紫外線や摩擦などの刺激を受けると、皮膚の表皮細胞からプラスミンが分泌され、メラノサイトに「メラニンを作れ」というシグナルが送られます。


2. トラネキサム酸の働き
トラネキサム酸はこのプラスミンの働きを阻害することで、メラノサイトへの活性化シグナルをブロックします。つまり、メラニン生成の「初期段階」で抑制をかけるため、シミができにくくなるのです。また、炎症を引き起こす物質(ブラジキニンなど)の産生も抑えるため、肌の赤みや炎症後の色素沈着にも効果を発揮します。


トラネキサム酸が特に効く「肝斑」とは

肝斑(かんぱん)は、頬骨あたりに左右対称に広がる「もやっとした」シミで、30〜50代の女性に多く見られます。紫外線だけでなく、女性ホルモンのバランスや摩擦(肌をこする刺激)が原因で発生・悪化するのが特徴です。通常のシミ(老人性色素斑)と異なり、レーザー治療が逆効果になることがあるため、トラネキサム酸内服が第一選択の治療法とされています。


投与方法の種類

内服(飲み薬)
最も一般的な方法です。1錠あたり250mgまたは500mgの製剤があり、1日750mg〜1,500mgを2〜3回に分けて服用します。トラネキサム酸は血中半減期が約1〜1.5時間と短いため、1日3回に分けて飲むことで効果が持続しやすくなります。


外用(塗り薬・化粧品)
トラネキサム酸配合の化粧水やクリームとして肌に直接塗布する方法です。内服が難しい方の選択肢となります。臨床研究では2%以上の濃度で効果が確認されています。


イオン導入・水光注射
微弱な電流や極細針を使って、トラネキサム酸を肌の深部まで浸透させる方法です。ビタミンCなど他の美白成分と組み合わせて施術されることが多いです。


期待できる効果

肝斑の改善
プラスミンを抑制することでメラノサイトの活性化を防ぎ、肝斑の色素を薄くします。効果を実感するまでには1〜2ヶ月程度かかり、3ヶ月以上の継続が推奨されています。


炎症後色素沈着の改善
ニキビ跡や傷跡、虫刺され跡などの色素沈着にも効果があります。抗炎症作用により、炎症が長引くことで生じる色素沈着を予防・改善します。


肌全体のトーンアップ
メラニン生成を抑制することで、肌全体のくすみが改善し、透明感のある肌へと導きます。ただし、老人性色素斑(一般的なシミ)への効果は限定的です。

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トラネキサム酸のメリット

トラネキサム酸には、他の美白治療にはない独自のメリットがあります。


肝斑治療の第一選択薬として確立されている

肝斑は通常のシミと異なり、レーザー治療で悪化することがあるため治療が難しいとされてきました。トラネキサム酸は肝斑に対する有効性が多数の臨床研究で証明されており、現在では肝斑治療の第一選択薬として広く認められています。メラニン生成の初期段階で作用するため、他の美白成分では効きにくい肝斑にも効果を発揮します。


60年以上の使用実績があり安全性が高い

トラネキサム酸は1962年から医療現場で使用されてきた歴史ある医薬品です。止血剤として手術や出産、歯科治療など幅広い場面で使用されており、長年の使用実績から安全性プロファイルが十分に確立されています。適切な用量・用法を守れば、比較的安心して継続できる薬剤です。


飲むだけで全身の美白ケアができる

内服薬のため、血流に乗って全身に作用します。顔だけでなく、首、デコルテ、手の甲など、塗り薬では対応しきれない部位のくすみや色素沈着にも効果が期待できます。毎日飲むだけという手軽さも、継続しやすいポイントです。


他の美白治療との併用で相乗効果が得られる

トラネキサム酸は単独でも効果がありますが、ビタミンC(シナール)ビタミンE(ユベラ)との併用で効果が高まります。ビタミンCはメラニン生成を抑制し、ビタミンEは血行を促進してメラニンの排出を助けます。また、レーザートーニングや外用のハイドロキノンと組み合わせることで、より効果的な肝斑治療が可能になります。

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トラネキサム酸のデメリット・リスク

血栓症のリスクがある

トラネキサム酸の最も注意すべき副作用は血栓症です。トラネキサム酸には、できてしまった血栓を溶かす「線溶」という働きを抑制する作用があるため、血栓ができやすい状態の方では血栓症のリスクが高まる可能性があります。


リスクが高まる理由
通常、体内では血栓ができても自然に溶けていきますが、トラネキサム酸はこの溶解作用を抑制するため、血栓が血管内に残りやすくなります。ただし、肝斑治療で使用される低用量(1日500〜1,000mg程度)では、血栓症リスクが有意に上昇したという報告はありません。高用量(1日15gなど)で使用される月経過多の治療では血栓リスク上昇が報告されていますが、美容目的の用量とは大きく異なります。


対策
服用前に必ず医師によるスクリーニング(事前評価)を受けてください。血栓症の既往や家族歴がある方、脳梗塞・心筋梗塞の既往がある方、低用量ピル服用中の方は内服できません。喫煙者、肥満の方、貧血のある方もリスクが高いため、外用での使用が推奨されます。


消化器症状が起こることがある

トラネキサム酸の副作用として比較的多いのが、消化器系の症状です。


起こりうる症状
食欲不振、悪心(吐き気)、嘔吐、下痢、胸やけなど。これらは軽度であることがほとんどで、服用を続けるうちに体が慣れて改善することが多いです。


対策
空腹時の服用を避け、食後に服用することで消化器症状を軽減できます。症状が続く場合は医師に相談し、用量の調整や服用中止を検討してもらいましょう。


効果を実感するまで時間がかかる

トラネキサム酸は即効性のある薬ではありません。メラニン生成を「抑制」する薬であり、すでにできてしまったシミを直接消す作用はありません。


効果が出にくい理由
肌のターンオーバー(新陳代謝)は約28〜45日周期のため、メラニン生成を抑制しても、すでに肌にあるメラニンが排出されるまでには時間がかかります。効果を実感するまでには1〜2ヶ月、明確な改善を感じるには3ヶ月以上の継続が必要です。


対策
焦らず継続することが重要です。効果判定は3ヶ月を目安に行い、写真を撮って比較すると変化がわかりやすくなります。並行して紫外線対策と摩擦を避けるスキンケアを徹底しましょう。


老人性色素斑には効果が乏しい

トラネキサム酸は肝斑には高い効果を発揮しますが、一般的なシミである老人性色素斑への効果は限定的です。


効果が限定的な理由
老人性色素斑は、長年の紫外線ダメージによってメラニンが皮膚に定着したもので、プラスミンを抑制しても改善しにくい状態です。肝斑と老人性色素斑は見た目が似ていることがあるため、まずは医師による正確な診断を受けることが重要です。


対策
老人性色素斑にはQスイッチレーザーピコレーザーなど、メラニンを直接破壊するレーザー治療が効果的です。

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トラネキサム酸の痛み・麻酔

内服の場合

トラネキサム酸を内服(飲み薬)で服用する場合、痛みは一切ありません。錠剤を水で飲むだけなので、注射や施術のような処置は不要です。味もほとんどなく、飲みにくさを感じることはまれです。


イオン導入・水光注射の場合

トラネキサム酸をイオン導入で取り入れる場合は、微弱な電流を使用するため痛みはほとんどありません。ピリピリとした軽い刺激を感じる程度です。


水光注射の場合は、極細の針(31〜33G程度)を使用して真皮層に薬剤を注入するため、チクチクとした軽い痛みを感じます。痛みに敏感な方には表面麻酔クリーム(リドカインなど)を塗布してから施術を行うクリニックが多いです。


麻酔の使用

内服治療では麻酔は不要です。水光注射やダーマペンと組み合わせる施術では、表面麻酔クリームを使用することが一般的です。麻酔クリームを塗布して20〜30分程度待つと、施術中の痛みが大幅に軽減されます。


施術後の痛み

内服治療では施術後の痛みはありません。水光注射やダーマペンとの併用施術では、施術後に軽いヒリヒリ感が数時間〜1日程度続くことがありますが、鎮痛剤が必要になるほどの痛みではありません。

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トラネキサム酸のダウンタイム

トラネキサム酸の内服治療はダウンタイムがないのが大きな特徴です。施術を伴う治療法と異なり、日常生活に制限なく美白ケアを続けられます。


内服治療
飲み薬のため、ダウンタイムは一切ありません。服用開始当日から通常通りの生活が可能です。メイク、洗顔、入浴、運動などに制限はありません。


外用(塗り薬)
トラネキサム酸配合の化粧品を使用する場合も、ダウンタイムはありません。肌に刺激を感じることはまれですが、万が一赤みやかゆみが出た場合は使用を中止してください。


イオン導入
ダウンタイムはほとんどありません。施術直後から軽い赤みが出ることがありますが、数時間で落ち着きます。施術後すぐにメイクが可能です。


水光注射
極細針を使用するため、施術後に軽い赤みや腫れが生じることがあります。


施術直後
針跡による点状の赤みが見られます。軽い腫れやヒリヒリ感を感じることがあります。


数時間後
赤みは徐々に落ち着きます。メイクは施術後4〜6時間から可能なクリニックが多いです。


1日後
赤みはほぼ消失します。針跡がまだ目立つ場合は、コンシーラーでカバーできます。


3〜7日後
すべての症状が落ち着き、通常の状態に戻ります。

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トラネキサム酸の料金・費用

トラネキサム酸内服の料金相場

肝斑や美白目的でのトラネキサム酸処方は保険適用外(自費診療)となります。クリニックによって料金設定は異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。


トランサミン(トラネキサム酸)500mg
30日分(60錠)で約2,000〜3,000円程度。1回1錠を1日2回服用するのが一般的です。


美白内服セット
トラネキサム酸に加え、シナール(ビタミンC)ユベラ(ビタミンE)を組み合わせたセットが多くのクリニックで提供されています。30日分で約3,500〜5,000円が相場です。


継続費用の目安

トラネキサム酸は効果を実感するまでに3ヶ月以上の継続が推奨されます。


3ヶ月間の総費用
美白内服セットで継続する場合、約10,000〜15,000円程度。月額換算で約3,500〜5,000円と、美容医療の中では非常にリーズナブルな価格帯です。


6ヶ月〜1年間の継続
肝斑の状態によっては長期継続が必要です。年間約40,000〜60,000円程度を見込んでおくとよいでしょう。


他の治療との料金比較

レーザートーニング
1回あたり約10,000〜20,000円で、5〜10回のコースが推奨されます。総額では50,000〜200,000円程度。トラネキサム酸内服と併用することで効果が高まります。


水光注射(トラネキサム酸配合)
1回あたり約20,000〜50,000円程度。3〜5回のコースで総額60,000〜250,000円程度かかります。


コスパの考え方

トラネキサム酸内服は、月額数千円で継続できる最もコストパフォーマンスの高い美白治療の一つです。レーザー治療や注入治療と比較すると費用は大幅に抑えられますが、効果が現れるまでに時間がかかるため、「長期的な投資」として捉えることが大切です。肝斑がある方は、まず内服治療を基本とし、必要に応じてレーザートーニングなどを追加する方法が、費用対効果の面でおすすめです。

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トラネキサム酸と他の施術の比較

ハイドロキノン(外用)との比較

ハイドロキノンは「肌の漂白剤」とも呼ばれる強力な美白成分で、外用剤として使用されます。


作用機序の違い
トラネキサム酸はプラスミンを抑制してメラノサイトの活性化を防ぎます。ハイドロキノンはチロシナーゼを抑制してメラニン生成を直接ブロックします。作用する段階が異なるため、併用で相乗効果が期待できます。


効果の範囲
トラネキサム酸は内服のため全身に作用。ハイドロキノンは塗布した部位のみに作用します。


副作用
ハイドロキノンは刺激性があり、赤みやかぶれ、長期使用で白斑(皮膚が白く抜ける)のリスクがあります。トラネキサム酸は皮膚への刺激がなく、敏感肌の方にも使いやすいです。


▽詳しい情報を知りたい方はこちらでも解説しているので参考にしてください
ハイドロキノン

レーザートーニングとの比較

レーザートーニングは低出力のQスイッチYAGレーザーを使用する美白治療です。


アプローチの違い
レーザートーニングはレーザーでメラニンを少しずつ破壊する「外側からのアプローチ」。トラネキサム酸はメラニン生成を抑制する「内側からのアプローチ」です。


肝斑への効果
以前は肝斑にレーザーを照射すると悪化するとされていましたが、レーザートーニングは低出力のため肝斑にも使用できます。ただし、トラネキサム酸内服との併用が推奨されており、単独使用より併用した方が効果的です。


費用対効果
レーザートーニングは1回1〜2万円×5〜10回が必要。トラネキサム酸内服は月3,000〜5,000円程度。費用面ではトラネキサム酸が圧倒的に有利ですが、両者を組み合わせることで最も高い効果が得られます。


▽詳しい情報を知りたい方はこちらでも解説しているので参考にしてください
レーザートーニング(メドライト)

グルタチオン点滴との比較

グルタチオン点滴(白玉点滴)は、強力な抗酸化物質であるグルタチオンを点滴で投与する美白治療です。


作用機序の違い
グルタチオンはチロシナーゼを抑制し、かつユーメラニン(黒いメラニン)をフェオメラニン(薄いメラニン)に変換します。トラネキサム酸はプラスミンを抑制してメラノサイトの活性化を防ぎます。


投与方法
グルタチオンは週1〜2回のクリニック通院が必要。トラネキサム酸は毎日自宅で服用できるため、通院の手間がかかりません。


適応
グルタチオンは全身の美白・アンチエイジング向き。トラネキサム酸は特に肝斑に高い効果を発揮します。肝斑がある方はトラネキサム酸を優先し、全身のトーンアップを目指す方はグルタチオン点滴も検討するとよいでしょう。


▽詳しい情報を知りたい方はこちらでも解説しているので参考にしてください
グルタチオン

ビタミンC内服との比較

ビタミンC(シナール等)も美白効果のある内服薬です。


作用機序の違い
ビタミンCはメラニン生成を抑制し、すでにできたメラニンを還元(薄く)する作用があります。トラネキサム酸はメラノサイトの活性化自体を防ぎます。


併用の推奨
作用する段階が異なるため、トラネキサム酸とビタミンCの併用で相乗効果が期待できます。多くのクリニックで「美白内服セット」として処方されています。

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トラネキサム酸の失敗・修正

効果を実感できなかった

トラネキサム酸を服用したのに、シミや肝斑が改善しなかったというケースがあります。


原因
継続期間が短すぎた場合や、そもそも肝斑ではなく老人性色素斑だった場合に効果を実感できません。トラネキサム酸は肝斑には高い効果を発揮しますが、老人性色素斑への効果は限定的です。また、服用中に紫外線対策を怠ったり、肌をこする刺激を続けていたりすると、メラニン生成を抑制しても新たなメラニンが作られてしまいます。


対策
まず医師による正確な診断を受け、自分のシミが肝斑なのか老人性色素斑なのかを確認しましょう。肝斑であれば最低3ヶ月以上の継続を目標に。並行して日焼け止め(SPF30以上)を毎日使用し、肌をこすらないスキンケアを心がけてください。


長期服用で効果が頭打ちになった

最初は効果を感じていたのに、半年〜1年以上継続しても改善がストップしたというケースです。


原因
トラネキサム酸はメラニン「生成」を抑制する薬であり、すでに皮膚に沈着しているメラニンを直接除去する作用はありません。ある程度まで改善すると、それ以上の効果は得られにくくなります。また、肝斑は女性ホルモンや生活習慣の影響も受けるため、内服だけでは限界があることもあります。


対策
内服を基本としつつ、レーザートーニングハイドロキノン外用など他の治療を追加することで、さらなる改善が期待できます。医師と相談して治療プランを見直しましょう。


自己判断で服用して副作用が出た

個人輸入や知人からもらった薬を自己判断で服用し、体調不良になったケースです。


原因
トラネキサム酸には血栓症のリスクがあり、血栓症の既往がある方や低用量ピル服用中の方は服用できません。医師の診察なしに服用すると、知らないうちにリスクを抱えた状態で服用してしまう可能性があります。


対策
必ず医師の診察を受け、スクリーニング(血栓症リスクの評価)を行った上で処方を受けてください。既往歴や服用中の薬、生活習慣(喫煙など)を正確に伝えることが重要です。


休薬期間を設けずに漫然と継続した

何年も中断なく服用し続けたことで、血栓リスクへの不安を抱えたケースです。


原因
低用量のトラネキサム酸で血栓リスクが有意に上昇したという報告はありませんが、長期連続服用のデータは限られています。医師によっては、休薬期間を設けることを推奨しています。


対策
定期的に医師の診察を受け、効果を評価してもらいましょう。肝斑が改善したら休薬し、悪化傾向が見られたら再開するなど、必要最小限の服用期間で管理することが推奨されます。

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トラネキサム酸の名医

トラネキサム酸は比較的シンプルな内服治療ですが、安全に効果を得るためには、正確な診断とリスク管理ができる医師・クリニック選びが重要です。


シミの正確な診断ができる

トラネキサム酸が効くのは主に肝斑であり、老人性色素斑やADM(後天性真皮メラノサイトーシス)には効果が限定的です。これらのシミは見た目が似ていることがあり、正確な診断には専門知識と経験が必要です。皮膚科専門医美容皮膚科専門医の資格を持ち、シミ治療の症例数が豊富な医師を選びましょう。ダーモスコピー(皮膚拡大鏡)やVISIA(肌診断機器)などで詳細に診察してくれるクリニックは信頼できます。


血栓症リスクのスクリーニングを行う

トラネキサム酸処方前に、血栓症リスクの評価(スクリーニング)を行うクリニックを選びましょう。具体的には、血栓症の既往歴・家族歴、低用量ピルの使用、喫煙習慣、肥満などを問診で確認し、必要に応じて血液検査を行うクリニックが理想的です。「とりあえず出しておきますね」と安易に処方するクリニックは避けてください。


総合的な治療プランを提案できる

トラネキサム酸内服だけでなく、レーザートーニングハイドロキノン外用ビタミンC・E内服など、複数の治療オプションを持ち、患者の状態に応じた総合的なプランを提案できる医師を選びましょう。肝斑は治療が難しいシミであり、単一の治療だけで完治することは稀です。


定期的な経過観察を行う

トラネキサム酸は長期継続が必要な治療ですが、漫然と処方を続けるだけでは十分なケアとはいえません。定期的な診察で効果を評価し、必要に応じて治療プランを見直してくれる医師を選びましょう。施術前後の写真撮影を行い、客観的に効果を確認できるクリニックは信頼性が高いです。



トラネキサム酸を受けるのにおすすめのクリニック・名医


ヴェリテクリニック 東京銀座院

出展先:https://www.veriteclinic.or.jp/progress/beauty-drip/drip-injection-ginza/

ヴェリテクリニックでは、形成外科分野で研鑽を積んだ専門医が、一人ひとりの肌悩みに向き合う体制を整えています。

トラネキサム酸を含む美肌ケアにおいても、カウンセリングから施術までを一貫して医師が担当するのが特徴です。

自分の肌状態にどのような成分が必要か、医学的知見に基づいたアドバイスを直接受けられる環境が整っている点も、大きな魅力といえるでしょう。

ヴェリテクリニックのトラネキサム酸の名医

【ヴェリテクリニック 東京銀座院 院長】 積山真也先生

院長の積山先生は、日本形成外科学会専門医であり、抗加齢医学にも精通した医師です。

「患者さんとの希望の共有」を何よりも大切にしており、細やかなカウンセリングを通じて、多角的な視点から的確な治療を提案してくれるでしょう。


聖心美容クリニック 熱海院

出展先:https://www.biyougeka.com/contents/skin/freckles/

聖心美容クリニックでは、シミや肝斑の治療において、トラネキサム酸の内服にレーザーや外用薬を組み合わせた総合的なプログラムを提供しています。

全院に肌画像診断器「VISIA」を導入しており、目視では分かりにくい隠れたシミまで数値化して確認できる体制が魅力の一つです。

皮膚科専門医による根拠に基づいた適応判断により、無理のない効率的な治療が期待できるでしょう。

聖心美容クリニックのトラネキサム酸の名医

【聖心美容クリニック 熱海院 院長】 小林美幸先生

小林先生は、日本皮膚科学会専門医として、グループ全体の美容皮膚科部門をリードする存在です。

「クリニックは治療を行う場所である」という強い信念のもと、医学的根拠を重視した診療を徹底しています。

トラネキサム酸を用いた肝斑治療の実績も豊富で、一人ひとりのライフスタイルに合わせた的確な指導に定評があります。



トラネキサム酸の施術を成功させるには


トラネキサム酸の施術を成功させる鍵は、経験豊富な名医に依頼することです。

名医であれば、患者さん一人ひとりの状態や悩みに合わせた細やかな対応が可能です。

また、トラブルを未然に防ぎ、安心して施術を受けられる点も大きなメリットと言えるでしょう。

美容医療相談室では、ドクターのご経歴や学会発表だけでなく、実際に治療を受けた方の体験談、ドクターが評価・信頼するドクターなどの情報を集め、独自の基準をクリアした名医をご紹介していますので、お気軽にご相談くださいね。

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トラネキサム酸のよくある質問と回答

Q.トラネキサム酸はずっと飲み続けても大丈夫ですか?

A.肝斑治療で使用される低用量(1日500〜1,000mg程度)であれば、比較的長期間の服用が可能とされています。研究では、1日1,000mgを1年間投与しても血栓症リスクは上がらなかったという報告があります。ただし、必要以上に長期間漫然と服用することは推奨されていません。肝斑が改善したら休薬し、悪化傾向が見られたら再開するなど、医師と相談しながら最小限の期間で管理することが大切です。低用量ピル服用中の方や血栓症リスクのある方は服用できませんので、必ず医師に相談してください。


Q.トラネキサム酸と低用量ピルは一緒に飲めますか?

A.原則として併用は推奨されていません。トラネキサム酸は血栓を安定化させる作用があり、低用量ピルも血液を固まりやすくする作用があるため、理論的には血栓リスクが高まる可能性があります。日本産科婦人科学会のガイドラインでも「相対的禁忌」とされており、慎重な判断が求められます。どうしても併用が必要な場合は、血液検査で血栓傾向の有無を確認しながら行う必要があります。ピル服用中の方で肝斑治療を希望する場合は、外用(塗り薬)レーザートーニングなど、内服以外の方法を検討してください。


Q.市販薬と病院処方のトラネキサム酸は何が違いますか?

A.市販薬(トランシーノⅡなど)は、トラネキサム酸の含有量が1日750mgに制限されており、服用期間も8週間までと定められています。一方、病院処方では1日1,000〜1,500mgまで処方可能で、期間の制限もありません(医師の管理下で継続可能)。また、病院では血栓症リスクの評価を行った上で処方されるため、安全性の面でも優れています。本格的に肝斑を治療したい場合は、病院で処方を受けることをおすすめします。市販薬は「まず試してみたい」という軽度の方向けです。

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トラネキサム酸の口コミ・体験談

美容医療相談室に届いたトラネキサム酸の美容医療&美容整形の口コミ・体験談です。
※当相談室でご紹介しているクリニックの口コミではございません。クリニック・医師によりスキルは異なりますので、慎重にお選びください。

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