鼻中隔湾曲症手術

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鼻中隔湾曲症手術の内容・効果

鼻中隔湾曲症とは

鼻中隔湾曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)とは、左右の鼻腔を仕切っている壁である鼻中隔が大きく曲がり、鼻づまりやいびきなどの症状を引き起こす疾患です。鼻中隔は鼻中隔軟骨篩骨正中板(しこつせいちゅうばん)鋤骨(じょこつ)という複数の骨と軟骨で構成されていますが、これらの成長スピードが異なるため、成長期に徐々に曲がっていきます。この湾曲は10歳頃から始まり、女性では13〜15歳、男性では15〜18歳頃に完成します。
実は成人の90%以上に鼻中隔の湾曲が存在しますが、多くの場合は症状がなく問題になりません。しかし、湾曲が強く鼻腔が狭くなると、慢性的な鼻づまりや呼吸障害が生じ、治療が必要となります。湾曲の形状はC字型S字型くの字型L字型など様々で、曲がり方によって症状の現れ方も異なります。



鼻中隔矯正術の概要

鼻中隔矯正術(びちゅうかくきょうせいじゅつ)は、曲がった鼻中隔を切除・矯正し、鼻の通りを改善する手術です。正式名称は「内視鏡下鼻中隔手術Ⅰ型(骨、軟骨手術)」といい、健康保険が適用される治療法です。
手術は鼻の穴から内視鏡と手術器具を挿入して行うため、顔の表面に傷は一切残りません。鼻中隔の粘膜を切開し、曲がっている軟骨や骨を切除して真っ直ぐに整えた後、粘膜を縫合します。手術時間は鼻中隔矯正術単独で約15〜30分、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎の手術を同時に行う場合は1〜2時間程度です。



手術の具体的なプロセス

鼻中隔矯正術は以下の手順で行われます。
1. 麻酔と前処置
局所麻酔または全身麻酔を行います。局所麻酔の場合、鼻の中に麻酔薬を注射し、止血・鎮痛効果のあるガーゼ麻酔も併用します。
2. 粘膜の切開
湾曲が強い側の鼻中隔粘膜をメスで切開し、軟骨や骨が見えるようにします。
3. 粘膜の剥離
粘膜を傷つけないよう、軟骨膜下・骨膜下を丁寧に剥離します。
4. 軟骨・骨の切除
曲がっている鼻中隔軟骨鋤骨篩骨などを必要な範囲で切除します。骨から軟骨を外して削る方法、軟骨をくり抜く方法、一度外して形を整えて戻す方法など、湾曲の状態に応じて選択されます。
5. 縫合と止血
粘膜を元に戻して縫合し、サージセルソーブサンなどの自然に溶ける止血剤、またはアイバロンメローセルなどのスポンジ状の止血材を挿入して終了です。



期待できる効果

鼻中隔矯正術により、以下の効果が期待できます。
鼻づまりの根本的な改善
骨と軟骨の物理的な湾曲を矯正するため、内服薬や点鼻薬では得られない根本的な改善が可能です。鼻腔内の空気の流れが正常化し、慢性的な鼻閉が解消されます。
いびき・睡眠時無呼吸の改善
鼻呼吸がスムーズになることで、睡眠中の口呼吸やいびきが軽減し、睡眠の質が向上します。
副鼻腔炎の再発予防
副鼻腔の換気が改善されるため、慢性副鼻腔炎の再発リスクが低下します。
嗅覚の回復
鼻腔内の空気の流れが改善することで、嗅覚障害が改善する場合があります。
鼻出血の減少
湾曲部分の粘膜が引き伸ばされて弱くなっていた場合、矯正により出血しにくくなります。

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鼻中隔湾曲症手術のメリット

鼻中隔矯正術には、薬物療法では得られない以下のようなメリットがあります。



薬では治せない鼻づまりを根本から解決できる

鼻中隔湾曲症は骨と軟骨の物理的な変形が原因のため、内服薬や点鼻薬では根本的な治療ができません。薬物療法は粘膜の腫れを一時的に抑えるだけで、薬をやめれば症状が再発します。一方、鼻中隔矯正術は湾曲した骨・軟骨を切除して構造そのものを修正するため、一度の手術で長期的な効果が期待できます。術後のアンケートでは、多くの患者が「薬を使わなくても鼻が通るようになった」と実感しています。



健康保険が適用され費用負担が軽い

鼻中隔矯正術は健康保険が適用される治療です。美容目的の手術とは異なり、機能改善を目的とした医療行為として認められているため、3割負担で受けられます。さらに医療費が高額になった場合は高額療養費制度を利用でき、月ごとの自己負担額に上限が設けられます。日帰り手術であれば約5〜8万円程度で受けられるため、経済的な負担も比較的軽いといえます。



顔に傷が残らず外見に影響しない

鼻中隔矯正術は鼻の穴から内視鏡と手術器具を挿入して行うため、顔の表面を切開する必要がありません。手術痕は鼻腔内にとどまり、治癒すれば外から見て全くわからなくなります。また、通気の妨げになる部分だけを切除するため、鼻の高さや形状も変わりません。外見を気にせず、機能改善だけを目指せる点は大きなメリットです。



日帰り手術も可能で社会復帰が早い

従来は1週間程度の入院が必要でしたが、現在は手術手技や内視鏡技術の進歩により、局所麻酔による日帰り手術1泊2日の短期入院でも対応可能になっています。日帰り手術の場合、来院から帰宅までの時間は3〜4時間が目安です。通常のデスクワークであれば翌日から復帰できる場合も多く、仕事や学業への影響を比較的抑えられるでしょう。

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鼻中隔湾曲症手術のデメリット・リスク

術後出血

鼻中隔矯正術で最も注意が必要な合併症が術後出血です。鼻腔内は血流が非常に豊富な部位であり、手術後1週間程度は出血のリスクがあります。
なぜ起こるのか
手術では粘膜を切開し、軟骨や骨を切除するため、創部からの出血は避けられません。通常は止血剤やスポンジで圧迫止血しますが、血圧上昇や激しい運動、飲酒などにより再出血する可能性があります。
対処法
術後は安静を保ち、2週間程度は飲酒・喫煙・激しい運動を避けてください。出血がひどい場合は、医療機関で止血処置や詰め物の交換を行います。多くのクリニックでは術後1週間は24時間対応の相談窓口を設けています。



鼻中隔穿孔

鼻中隔穿孔(びちゅうかくせんこう)とは、手術によって鼻中隔に穴が開いてしまう合併症です。発生頻度は低いものの、起こると長期的な問題となる可能性があります。
なぜ起こるのか
骨や軟骨を剥離する際に、左右両方の粘膜が破れてしまうと穴が残ります。特に湾曲が極めて強い場合、粘膜が非常に薄くなっており、穴が開きやすくなっています。片側の粘膜だけの損傷であれば自然に修復されますが、両側の粘膜が損傷すると穴が残ってしまいます。
対処法
穴が小さければ多くの場合自覚症状はありません。まれに呼吸時に音がしたり、鼻がかみづらくなったりすることがあります。症状がある場合は、穴を塞ぐ処置や音を軽減する処置を行います。経験豊富な医師の手術を受けることでリスクを軽減できます。



鞍鼻(あんび)

鞍鼻とは、鼻の中央部分がへこんでしまう変形のことです。馬の鞍のような形になることからこの名がつきました。
なぜ起こるのか
鼻中隔は鼻の形を支える「柱」の役割も担っています。手術で軟骨や骨を取りすぎてしまうと、この支えが弱くなり、鼻筋が落ち込んでしまいます。特に鼻の前方部分(鼻尖部に近い部分)の軟骨を過度に切除すると発生リスクが高まります。
対処法
経験を積んだ医師は、鼻の構造を支える重要な組織を温存しつつ、通気の妨げとなっている箇所を見極めて慎重に処置を行います。解剖学的な知識に基づき、機能を損なわないよう細心の注意を払って進める医療機関を選ぶことが、リスクを抑えるための大切なポイントといえるでしょう。万が一、術後に違和感が生じた場合には、状態に応じて軟骨移植などの修正手術を検討することにつながります。事前に修正対応の有無やアフターケアの体制についても確認しておくことが、納得感を持って治療に臨むための一助となるでしょう。



鼻中隔血腫

鼻中隔血腫は、術後に鼻中隔の粘膜と軟骨の間に血液がたまってしまう状態です。
なぜ起こるのか
手術で粘膜を剥離した空間に血液がたまり、塊(血腫)となります。血腫が大きくなると粘膜を圧迫し、痛みや鼻閉の原因となります。
対処法
術後に鼻の圧迫感や痛みが強い場合は早めに受診してください。血腫が確認された場合は、穿刺(針を刺して血液を抜く)や切開排膿などの処置を行います。放置すると感染や軟骨壊死のリスクがあるため、早期対応が重要です。

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鼻中隔湾曲症手術の痛み・麻酔

使用される麻酔の種類

鼻中隔矯正術は局所麻酔または全身麻酔で行われます。どちらを選択するかは、医療機関の方針や患者の状態、希望によって決まります。
局所麻酔
鼻の中に麻酔薬を注射し、さらに麻酔薬を浸したガーゼで粘膜を麻酔します。意識はありますが、手術部位の痛みは感じません。注射時に一時的な苦味や動悸を感じることがありますが、すぐに収まります。日帰り手術の場合は局所麻酔が多く選択されます。
全身麻酔
点滴から麻酔薬を投与し、完全に眠った状態で手術を行います。手術中の痛みや不快感を全く感じず、目が覚めたら手術が終わっています。入院手術の場合や、不安が強い方、他の手術を同時に行う場合などに選択されます。近年はラリンジアルマスクという気管に管を入れない麻酔法と、プロポフォールレミフェンタニルによる完全静脈麻酔の進歩により、日帰りでの全身麻酔手術も可能になっています。



手術中の痛みの程度

適切な麻酔下であれば、手術中に強い痛みを感じることはほとんどありません
局所麻酔の場合
麻酔注射時にチクッとした痛みがありますが、麻酔が効けば痛みは感じなくなります。ただし、完全な無痛ではなく、押される感覚圧迫感はあります。骨を削る際の振動や音を不快に感じる方もいます。
全身麻酔の場合
手術中の痛みは全くありません。眠っている間に手術が完了し、覚醒時に「もう終わったの?」と驚く方も多いです。



術後の痛みと経過

術後の痛みは比較的軽度で、日常生活に大きな支障が出ることはまれです。
術直後〜数時間
麻酔が切れると鈍い痛み圧迫感を感じることがあります。鼻の中にスポンジや止血材が入っている場合は、その圧迫による頭痛や顔面の違和感を感じることがあります。
術後1〜3日
痛みのピークは通常術後1〜2日程度です。処方される鎮痛薬でコントロールでき、ほとんどの方は強い痛みを感じません。全身麻酔の場合も、術後3時間で鎮痛薬の服用が可能となります。
術後1週間以降
痛みはほぼ消失し、日常生活に支障がなくなります。ただし、鼻を強くかんだり、ぶつけたりすると痛みが再発することがあるため注意が必要です。

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鼻中隔湾曲症手術のダウンタイム

鼻中隔矯正術のダウンタイムは比較的短く、約1〜2週間で日常生活に復帰できます。ただし、完全に粘膜が回復するまでには約3ヶ月かかるため、術後の経過観察が重要です。



手術当日
手術後は鼻の中に止血用のスポンジやガーゼが挿入されています。息がするためのシリコンチューブが入っているため完全な鼻づまりにはなりませんが、鼻呼吸は制限されます。手術当日の夜から通常の食事は可能ですが、シャワーや入浴は避けてください。日帰り手術の場合は、術後2〜3時間安静にした後、歩いて帰宅できます。


術後1〜3日
鼻の中のスポンジやガーゼは翌日〜3日後に取り除きます。除去は一瞬で終わり、大きな痛みはありません。出血が混じった分泌物が喉の奥に流れてくることがありますが、飲み込まずに吐き出してください。翌日からシャワー浴は可能です。


術後1週間
切開した傷がくっつき始める時期です。粘膜の腫れや血液の付着で鼻づまりが続くことがありますが、徐々に改善していきます。通常のデスクワークであれば復帰可能です。入浴は1週間控え、強く鼻をかむことも避けてください。週1回程度の通院で経過観察を行います。


術後2週間
腫れや出血がほぼ落ち着き、鼻の通りの改善を実感できるようになります。飲酒・喫煙・激しい運動の制限が解除される目安です。ただし、鼻に強い衝撃が加わると合併症のリスクがあるため、格闘技やコンタクトスポーツはもう少し控えてください。


術後1ヶ月
粘膜が出血しにくい安定した状態になります。日常生活の制限はほぼなくなり、激しいスポーツも再開できます。


術後3ヶ月
粘膜が完全に回復します。CT検査や鼻腔通気度検査で手術の効果を最終確認し、治療が完了します。自宅では鼻洗浄(鼻うがい)を継続し、鼻腔内を清潔に保つことが推奨されます。

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鼻中隔湾曲症手術の料金・費用

保険適用の手術費用

鼻中隔矯正術は健康保険が適用される治療です。以下は3割負担の場合の手術費用の目安です。
内視鏡下鼻中隔手術Ⅰ型(骨、軟骨手術)
6,620点(自己負担額 約19,860円
内視鏡下鼻腔手術Ⅰ型(下鼻甲介手術)
7,940点(自己負担額 約23,820円)×両側=約47,640円
鼻中隔矯正術と両側の下鼻甲介手術を同時に受けた場合、手術費用の合計は約67,500円となります。



麻酔・入院形態による費用の違い

手術費用に加え、麻酔代、検査代、入院費などが別途必要です。入院形態によって総費用は大きく異なります。
日帰り手術(局所麻酔)
再診料、処方料などを含め約5〜8万円が目安です。
1泊2日入院手術(全身麻酔)
全身麻酔費用、入院食事費用などが加わり約13〜15万円程度が目安です。
1週間入院手術(従来方式)
大学病院などでは従来の入院方式を採用していることもあり、約15〜20万円程度かかります。同一の手術でも、1週間入院と1泊2日入院では5〜7万円の差が生じます。



高額療養費制度の活用

医療費が高額になった場合は高額療養費制度を利用できます。ひと月(1日から末日まで)の医療費が一定額を超えると、超過分が加入している健康保険から支給されます。
例えば、年収約370〜770万円の方(区分ウ)の場合、自己負担限度額は80,100円+(医療費−267,000円)×1%となります。医療費が100万円(窓口支払い30万円)の場合、自己負担限度額は約87,430円となり、約21万円が払い戻されます。
事前に「限度額適用認定証」を申請しておけば、窓口での支払いが自己負担限度額までに抑えられます。手術日までに加入している健康保険組合や市区町村の窓口で申請しておくことをおすすめします。



民間の医療保険について

加入している民間の医療保険が手術給付金の対象となる場合があります。保険会社や契約内容によって対象となる手術が異なるため、事前に保険会社に確認してください。その際、「内視鏡下鼻中隔手術Ⅰ型(骨、軟骨手術)」など、受ける予定の手術名を正確に伝える必要があります。

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鼻中隔湾曲症手術と他の施術の比較

薬物療法(内服薬・点鼻薬)との比較

効果の持続性
薬物療法は粘膜の腫れを一時的に抑えるだけで、骨や軟骨の湾曲は改善できません。薬をやめると症状が再発します。一方、鼻中隔矯正術は構造そのものを修正するため、一度の手術で長期的な効果が得られます。
対象となる症状
薬物療法は軽度の鼻づまりや、アレルギー性鼻炎による粘膜腫脹が主な原因の場合に有効です。鼻中隔矯正術は、骨・軟骨の湾曲が鼻閉の主因である場合、薬では効果が不十分な頑固な鼻づまりに適しています。
適した方
まずは薬物療法を2週間〜1ヶ月試し、効果が不十分な場合に手術を検討するのが一般的な流れです。薬では改善しない鼻づまりが続く方は、鼻中隔矯正術が有効です。



下鼻甲介手術との比較

下鼻甲介手術(粘膜下下甲介骨切除術)は、鼻腔内の下鼻甲介という突起の骨を切除し、肥厚した粘膜を減量する手術です。
対象疾患の違い
鼻中隔矯正術は鼻中隔(仕切り壁)の湾曲を矯正、下鼻甲介手術は下鼻甲介(側壁の突起)の肥大を改善します。原因が異なるため、両方の問題がある場合は同時手術が推奨されます。
手術の侵襲度
両者とも内視鏡下の低侵襲手術であり、身体への負担は同程度です。同時に行っても手術時間は約1時間程度に収まります。
適した方
鼻中隔湾曲症の患者は、湾曲と反対側の鼻腔で下鼻甲介が代償性に肥大していることが多いため、鼻中隔矯正術と下鼻甲介手術の同時施行が効果的です。片方だけでは十分な改善が得られないことがあります。



レーザー治療(鼻粘膜焼灼術)との比較

レーザー治療は、アレルギー性鼻炎に対して鼻粘膜をレーザーで焼灼し、腫れを軽減する治療です。
効果の範囲
レーザー治療は粘膜の腫れを軽減しますが、骨や軟骨の湾曲には効果がありません。鼻中隔矯正術は構造的な問題を解決しますが、アレルギー体質そのものは治療できません。
侵襲度とダウンタイム
レーザー治療は外来で約10〜15分、局所麻酔で行え、ダウンタイムもほぼありません。鼻中隔矯正術は手術であり、1〜2週間のダウンタイムがあります。
適した方
アレルギー性鼻炎による鼻づまりにはレーザー治療、骨・軟骨の湾曲による鼻づまりには鼻中隔矯正術が適しています。両方の要因がある場合は、まずレーザー治療で粘膜腫脹を軽減し、それでも改善しなければ鼻中隔矯正術を検討する、という段階的アプローチも可能です。

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鼻中隔湾曲症手術の失敗・修正

鼻づまりが改善しなかった

手術を受けたにもかかわらず、期待したほど鼻の通りが改善しなかったというケースがあります。
原因
鼻づまりの原因が鼻中隔湾曲症だけでなく、アレルギー性鼻炎肥厚性鼻炎慢性副鼻腔炎など複数の疾患が合併していた場合、鼻中隔矯正術だけでは十分な改善が得られません。また、湾曲の切除範囲が不十分だった場合も効果が限定的になります。
対策
術前にCT検査や内視鏡検査、アレルギー検査を行い、鼻づまりの全ての原因を正確に診断することが重要です。必要に応じて下鼻甲介手術副鼻腔手術を同時に行うことで、総合的な改善が期待できます。術後に改善が不十分な場合は、追加治療や再手術を検討します。



鼻中隔に穴が開いてしまった(鼻中隔穿孔)

手術後に鼻中隔に穴が残り、呼吸時に音がしたり、鼻がかみづらくなったりするケースがあります。
原因
手術で骨や軟骨を剥離する際に、左右両方の粘膜が破れてしまうと穴が残ります。湾曲が極めて強い場合、その部分の粘膜は非常に薄く脆弱になっているため、穴が開くリスクが高まります。また、医師の技術不足や不適切な操作も原因となります。
対策
経験豊富な専門医の手術を受けることでリスクを軽減できます。術前に「鼻中隔穿孔のリスクはどのくらいか」を医師に確認しましょう。万が一穴が開いた場合は、穴を塞ぐ修復手術(鼻中隔穿孔閉鎖術)が可能です。



鼻がへこんでしまった(鞍鼻)

手術後に鼻筋が落ち込み、外見に変化が生じてしまうケースがあります。
原因
鼻中隔は鼻の形を支える「柱」の役割も担っています。手術で軟骨や骨を必要以上に取りすぎてしまうと、支えが弱くなり鼻がへこみます。特に鼻の前方部分(L字型の角の部分)は鼻の形状維持に重要であり、ここを損傷すると鞍鼻のリスクが高まります。
対策
経験豊富な医師は、鼻の形を支える部分を温存しつつ、通気の妨げになる部分だけを切除します。症例数が多く、鞍鼻の発生率が低い医療機関を選ぶことが重要です。万が一発生した場合は、軟骨移植などの修正手術が必要になります。



術後に再出血が止まらなかった

帰宅後に大量の鼻出血が起こり、緊急受診が必要になったケースがあります。
原因
術後の安静指示を守らず、激しい運動飲酒長風呂をしてしまうと、血圧が上昇して再出血のリスクが高まります。また、強く鼻をかんだり、くしゃみを我慢したりすることも出血の原因になります。
対策
術後の指示を厳守してください。2週間は飲酒・喫煙・激しい運動を控え、鼻は強くかまずにそっと拭う程度にしましょう。万が一大量出血した場合は、すぐに医療機関に連絡し、適切な止血処置を受けてください。

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鼻中隔湾曲症手術の名医

鼻中隔矯正術は比較的安全な手術ですが、医師の技術と経験によって結果が大きく異なります。信頼できる医療機関を選ぶためのポイントを押さえておきましょう。



耳鼻咽喉科専門医・日本鼻科学会認定医を選ぶ

鼻中隔矯正術を受ける際は、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定の専門医日本鼻科学会認定医の資格を持つ医師を選びましょう。これらの資格は、一定以上の研修と試験を経て取得されるもので、鼻の解剖や手術に関する専門的な知識・技術を有していることの証明になります。特に鼻科学会認定医は、鼻・副鼻腔疾患の診療と手術に特化した専門性を持っています。



年間手術件数を確認する

手術の成功率は医師の経験と症例数に大きく左右されます。年間の鼻中隔矯正術の実績が100件以上ある医療機関は、技術的に安定していると考えられます。ホームページで手術実績を公開しているクリニックも多いので、事前に確認しましょう。実績が9年間で2,400件以上、年間300件以上といった豊富な経験を持つ医療機関もあります。症例数が多いほど、様々なパターンの湾曲に対応した経験があり、合併症発生時の対処も適切に行えます。



術前検査と診断設備の充実度を確認する

正確な診断と適切な手術計画のためには、CT検査内視鏡検査鼻腔通気度検査などの設備が必要です。CTで湾曲の位置や形状を正確に把握し、副鼻腔炎などの合併疾患の有無も確認します。鼻腔通気度検査では、鼻の空気の通り具合を客観的な数値で評価できます。これらの検査を術前にしっかり行ってくれる医療機関は、診断の精度が高く、適切な手術計画を立ててくれる可能性が高いです。



術後のフォロー体制を確認する

手術後のケアも重要な選択基準です。24時間対応の相談窓口を設けている医療機関なら、術後に出血などのトラブルがあっても安心です。また、術後1週間、2週間、1ヶ月、3ヶ月と定期的な経過観察を行ってくれるか確認しましょう。万が一合併症が起きた場合に、提携病院への紹介や入院対応ができる体制が整っているかも重要なポイントです。



日帰り手術か入院手術かを相談できる

良い医療機関は、患者の状態や希望に応じて複数の選択肢を提示してくれます。日帰り手術のメリット・デメリット、入院手術のメリット・デメリットを丁寧に説明し、患者自身が納得して選べるようにしてくれる医師を選びましょう。「うちは日帰り手術しかやっていない」「必ず1週間入院が必要」など、一方的な方針を押し付ける医療機関は避けた方が無難です。


鼻中隔湾曲症手術を受けるのにおすすめのクリニック・名医


表参道スキンクリニック 表参道院

出展先:https://omotesando-skin.jp/menu/nasal_septum/

表参道スキンクリニックは、表参道・大阪・名古屋に拠点を構え、美容外科と美容皮膚科の両面から質の高い医療を提供するクリニックです。

鼻の中の仕切りが曲がっていることで生じる呼吸のしづらさに対し、根本的な解決を目指す「鼻中隔矯正術」に対応しているのが特徴といえるでしょう。

機能面と美しさの両方を大切にしたい方にとって、心強い選択肢の一つになるでしょう。

表参道スキンクリニックの【鼻中隔湾曲症手術】の名医

【表参道スキンクリニック 表参道院 医師】 中西 雄二先生

中西先生は、日本形成外科学会専門医としての精密な手技に加え、美容外科の視点も併せ持つ熟練の医師です。

医学的な根拠に基づいてリスクまで誠実に説明してくれる姿勢は、初めて手術を検討する方にとっても大きな安心感につながるでしょう。


プリモ麻布十番クリニック

出展先:https://www.primo-clinic.jp/nose/8/

プリモ麻布十番クリニックは、鼻の手術における術後の経過や注意点を具体的に示し、患者さんがイメージを持ちやすい環境を整えている点が魅力です。

鼻中隔矯正術においても、日常生活への影響やダウンタイムの過ごし方を事前にしっかりと共有することを大切にしています。

複数の方法を比較しながら、個々のライフスタイルに合った治療方針をじっくりと検討したい方に向いているといえるでしょう。

プリモ麻布十番クリニックの【鼻中隔湾曲症手術】の名医

【プリモ麻布十番クリニック 医師】 大場 教弘先生

大場先生は、形成外科と美容外科の双方で専門医資格を有し、解剖学的な知識に基づいた正確な処置を追求する医師です。

納得のいくまで対話を重ねて、根拠のある治療を受けたいと考える方にとって、信頼して相談できる存在になるでしょう。


鼻中隔湾曲症手術の施術を成功させるには


鼻中隔湾曲症手術の施術を成功させる鍵は、経験豊富な名医に依頼することです。

名医であれば、患者さん一人ひとりの状態や悩みに合わせた細やかな対応が可能です。

また、トラブルを未然に防ぎ、安心して施術を受けられる点も大きなメリットと言えるでしょう。

美容医療相談室では、ドクターのご経歴や学会発表だけでなく、実際に治療を受けた方の体験談、ドクターが評価・信頼するドクターなどの情報を集め、独自の基準をクリアした名医をご紹介していますので、お気軽にご相談くださいね。

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鼻中隔湾曲症手術のよくある質問と回答

Q.鼻中隔湾曲症の手術は何歳から受けられますか?

A.鼻中隔矯正術は16〜19歳以上の方が対象となります(医療機関により基準が異なります)。これは、鼻中隔を含む顔面の骨格が完成する前に手術を行うと、その後の骨の成長に悪影響を及ぼす可能性があるためです。鼻中隔の湾曲は成長とともに進行し、女性では13〜15歳、男性では15〜18歳頃に完成します。骨格の成長が終わってから手術を受けることで、安全で効果的な治療が可能になります。未成年の方で鼻づまりに悩んでいる場合は、まず薬物療法で症状を抑え、成人後に手術を検討するのが一般的です。



Q.手術後、仕事や学校にはいつから復帰できますか?

A.通常のデスクワーク軽い事務作業であれば、翌日〜数日後から復帰可能な場合が多いです。ただし、術後数日間は鼻の中に止血材が入っていることがあり、鼻呼吸がしにくい状態です。また、めまいや出血などの症状がある場合は無理せず休養してください。重労働や肉体労働激しいスポーツ2週間程度控える必要があります。血圧が上昇すると再出血のリスクがあるためです。格闘技やコンタクトスポーツは1ヶ月以上控えることが推奨されます。復帰時期は個人の回復状況によって異なりますので、担当医と相談してください。



Q.手術後に鼻の形は変わりますか?

A.鼻中隔矯正術では、鼻の外見は基本的に変わりません。手術は鼻腔内で行われ、通気の妨げになる部分だけを切除するため、鼻の高さや形状に影響しないよう配慮されています。顔の表面に傷もつきません。ただし、ごくまれに鞍鼻(あんび)といって鼻筋がへこむ合併症が起こる可能性があります。これは軟骨や骨を取りすぎてしまった場合に生じますが、経験豊富な医師の手術であれば発生頻度は非常に低いです。術前のカウンセリングで「鼻の形が変わるリスクはあるか」を確認しておくと安心です。

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鼻中隔湾曲症手術の口コミ・体験談

美容医療相談室に届いた鼻中隔湾曲症手術の美容医療&美容整形の口コミ・体験談です。
※当相談室でご紹介しているクリニックの口コミではございません。クリニック・医師によりスキルは異なりますので、慎重にお選びください。

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