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ヨニハイフ（yoniHIFU）は、膣専用に開発された高密度焦点式超音波（HIFU：High Intensity Focused Ultrasound）治療機器です。顔のたるみ治療で実績のあるハイフ技術を、膣の引き締めや尿漏れ改善に応用したもので、韓国で開発され日本でも急速に導入が進んでいます。棒状のハンドピースを膣内に挿入し、超音波エネルギーを膣壁の深部（粘膜下3mm〜4.5mmの筋層）に集中照射することで、メスを使わずに膣のタイトニング効果を得られる画期的な治療法です。
従来の膣レーザー治療（モナリザタッチやインティマレーザーなど）が膣粘膜の表層〜中層（深さ1〜3mm程度）をターゲットにしているのに対し、ヨニハイフはより深い筋膜層（SMAS層）まで超音波エネルギーを届けられる点が最大の特徴です。虫眼鏡で太陽光を一点に集めるように、超音波を焦点に集束させて65〜70℃の熱を発生させ、ピンポイントで組織に熱ダメージを与えます。この熱により古いコラーゲン繊維が収縮し、同時に線維芽細胞が活性化されて新しいコラーゲンが生成されることで、膣壁にハリと弾力が戻ります。
現在主流となっているヨニハイフIIIは、従来機種（ヴィーナスハイフなど）から大幅に進化した第3世代モデルです。従来機が点状に照射していたのに対し、ヨニハイフIIIは線状照射（リニア照射）が可能になり、当て残しのムラがなく照射面積が拡大しました。これにより1回の治療で実感できるタイトニング効果が格段に向上し、少ない治療回数と短時間の施術で効果を実感できるようになっています。
ヨニハイフIIIは全自動で360°回転しながら照射を行うため、膣の深部から膣開口部まで、尿道周囲も含めた全周にムラなくエネルギーを届けることができます。カートリッジは3mmと4.5mmの2種類があり、症状に応じて使い分けることで、粘膜下から筋層まで幅広い深度に対応します。
ヨニハイフは以下のような効果が期待できます。
膣のゆるみ改善
筋層に達する超音波の熱エネルギーにより、コラーゲン繊維が収縮して膣壁が引き締まります。出産後の膣のゆるみや、加齢による膣圧低下を改善し、膣内に厚みと弾力を取り戻します。
尿漏れ（腹圧性尿失禁）の改善
膣壁と尿道周囲の組織が引き締まることで、咳やくしゃみ、ジャンプなどお腹に力が入った際に起こる尿漏れが軽減されます。尿道の可動性が改善され、尿道括約筋の機能がサポートされます。
お湯漏れ・ガス漏れの改善
入浴時に膣内にお湯が入ってしまう「お湯漏れ」や、膣から空気が漏れる感覚も、膣の引き締めにより改善が期待できます。
膣の乾燥・性交痛の改善
コラーゲンが増生されることで膣壁がふっくらと厚みを増し、潤いが回復します。更年期や閉経後の膣萎縮による乾燥やヒリつき、性交時の痛みが軽減されます。
骨盤臓器脱の予防
膣壁が強化されることで、子宮や膀胱などの骨盤内臓器を支える力が高まり、臓器の下降（骨盤臓器脱）を抑制する効果が期待できます。
ヨニハイフの効果は2段階で現れます。まず施術直後から即時的な引き締め効果を感じる方が多く、これはコラーゲン繊維の熱収縮によるものです。その後、約3週間〜3ヶ月かけて新しいコラーゲンが生成されていき、効果のピークは1〜3ヶ月後に訪れます。効果の持続期間は1年程度が目安とされており、半年〜1年ごとのメンテナンス照射を行うことで効果を維持できます。1回の施術でも効果は期待できますが、症状が強い方は3ヶ月後と半年後の追加照射を行うとより高い効果が得られます。
ヨニハイフには、他の膣治療法と比較して優れた特徴があります。
モナリザタッチやビビーブが膣粘膜の浅い層（深さ約1mm）をターゲットにしているのに対し、ヨニハイフは3mm〜4.5mmの深さまで超音波エネルギーを届けることができます。この深度は筋層（SMAS層）に達するため、膣の引き締め効果や尿漏れ改善効果において他の治療法よりも高い実感が得られます。インティマレーザーも深さ3mm程度まで作用しますが、ハイフは粘膜表面にダメージを与えずに深部のみに熱を集中させるため、粘膜への負担が少ないというメリットもあります。
ヨニハイフIIIは線状照射（リニア照射）により広範囲をムラなくカバーできるため、従来の点状照射機器と比較して1回の治療で実感できる効果が格段に高くなっています。モナリザタッチが効果を得るまでに2〜3回の施術を推奨しているのに対し、ヨニハイフは1回の施術でも多くの方が効果を実感しています。もちろん症状の程度によっては追加照射が必要ですが、少ない回数で効果を得たい方には大きなメリットです。
ヨニハイフは超音波エネルギーを膣粘膜の下に集中させるため、粘膜表面を傷つけません。そのため、レーザー治療のように粘膜に微細な穴を開けたり、表面を焼灼することがなく、施術後の出血やおりものの増加がほとんどありません。モナリザタッチのダウンタイムが10日程度必要なのに対し、ヨニハイフは施術当日から通常の生活が可能で、シャワーも当日からOK、性交渉も3日後から可能です。仕事や日常生活への影響を最小限に抑えたい方に適しています。
ヨニハイフは膣内に痛覚が少ないという解剖学的特性を活かした治療です。施術中は「当たっているような感覚」「パチンパチンとする感覚」程度で、麻酔なしでも多くの方が耐えられるレベルの刺激です。膣口付近で熱感を感じることがありますが、痛みに弱い方は麻酔クリームを併用することも可能です。施術時間も20〜40分程度と短く、負担が少ないのが特徴です。
ヨニハイフは65〜70℃の高温を組織に与える治療であり、やけど（熱傷）のリスクがゼロではありません。海外の報告では、膣HIFUによる軽度のやけどの症例が報告されています。やけどが生じると、おりものの増加や出血、強い痛みが起こる可能性があります。
対策
経験豊富な医療機関で施術を受けることが最も重要です。ヨニハイフは日本国内未承認機器であり、医師の個人輸入により導入されています。機器の品質管理や医師のトレーニング状況を事前に確認しましょう。また、施術中に痛みや異常な熱感を感じた場合は遠慮なく施術者に伝え、出力を調整してもらうことが重要です。
施術後に膣や外陰部にヒリヒリ感や違和感を感じる方がいます。これは組織に熱ダメージを与えたことによる一時的な反応であり、通常は数日以内に自然に改善します。稀に軽い赤みや腫れ、おりものの増加が見られることもありますが、日常生活に支障をきたすほどの症状が続くことはほとんどありません。
対策
施術後3日程度は性交渉やタンポンの使用を避け、刺激を与えないようにしてください。1週間以上症状が続く場合や、出血がある場合はクリニックに相談してください。
ヨニハイフの効果は年齢、出産回数、膣のゆるみの程度によって個人差があります。コラーゲン生成能力は加齢とともに低下するため、高齢の方では若い方と同等の効果が得られにくい場合があります。また、重度の骨盤臓器脱がある方では、ハイフ単独での改善には限界があり、手術などの外科的治療が必要になることもあります。
対策
施術前のカウンセリングで、現実的な効果予測を医師に確認してください。1回で十分な効果が得られない場合は、3ヶ月後、半年後の追加照射を検討しましょう。また、施術後に骨盤底筋トレーニング（ケーゲル体操）を併用することで、効果を高め持続させることができます。
以下の方はヨニハイフを受けることができません。
・生理中、妊娠中、産後1ヶ月未満の方
・膣内に出血や著しい炎症がある方
・骨盤内感染、子宮関連の病気、性感染症をお持ちの方
・治療部位に金属、シリコン、子宮内避妊用具（IUD）を挿入されている方
超音波は金属に反応する可能性があるため、火傷のリスクが高まります。該当する方は必ず事前に医師に相談してください。
ヨニハイフの施術中の痛みは、多くの方が「ほぼ無痛」〜「軽い違和感程度」と評価しています。膣内は痛覚が少ない部位であるため、超音波が照射されている感覚や、パチンパチンとした軽い刺激を感じる程度です。顔のハイフ治療で感じるような骨に響く痛みとは異なり、比較的楽に受けられる施術といえます。
ただし、膣口付近（膣の入り口）は感覚が敏感なため、この部位を照射する際に熱感や軽いチクチク感を感じることがあります。また、出力を高く設定した場合や、組織が薄い部位では痛みを感じやすくなります。
ヨニハイフは基本的に麻酔不要で施術可能です。痛みが心配な方や、痛みに弱い方は以下の麻酔オプションを利用できます。
表面麻酔クリーム
施術前に膣口付近にリドカイン配合クリームを塗布します。塗布後15〜30分で効果が現れ、膣口周辺の感覚が鈍くなります。クリニックによっては追加料金がかかる場合があります。
麻酔なし
多くの方が麻酔なしで施術を完了しています。施術中に痛みを感じた場合は、その場で施術者に伝えることで出力を調整してもらえます。無理をせず、快適な範囲で施術を受けることが大切です。
施術後に強い痛みが続くことはほとんどありません。軽い違和感や熱感を感じる方もいますが、通常は数時間〜当日中に落ち着きます。稀にヒリヒリ感が数日続く場合がありますが、日常生活に支障をきたすレベルではありません。鎮痛剤が必要になることはほとんどなく、もし痛みが1週間以上続く場合は医師に相談してください。
ヨニハイフは非侵襲的な施術であり、ダウンタイムはほとんどありません。施術当日から通常の生活が可能ですが、一定期間は避けるべき行動があります。
施術直後
軽い違和感や熱感を感じることがありますが、多くの場合すぐに落ち着きます。使用した超音波ゼリーを軽く拭き取り、おりものシートをあてて帰宅します。メイクや着替えに制限はなく、そのまま帰宅・通勤可能です。
当日〜数日後
シャワーは当日から可能ですが、長時間の入浴は控えてください。稀に軽いおりものの増加や、ヒリヒリ感が続く場合がありますが、数日以内に自然に治まります。激しい運動やサウナは2〜3日控えることをおすすめします。
3日後〜
性交渉は施術から3日後から可能とするクリニックが多いですが、1週間程度控えることを推奨するクリニックもあります。タンポンの使用も3日程度は避けてください。この時期には違和感もほぼなくなっています。
1週間後〜
完全に通常の生活に戻れます。この時期には施術による一時的な症状はすべて消失しています。
3週間〜3ヶ月後
コラーゲンの新生が進み、膣の引き締め効果が明確に実感できるようになります。効果のピークは1〜3ヶ月後です。尿漏れやお湯漏れの改善、膣圧の上昇を感じる方が多くなります。
半年〜1年後
効果は約1年程度持続しますが、徐々に効果が低下していきます。効果を維持したい場合は、半年〜1年ごとのメンテナンス照射を検討してください。
ヨニハイフの料金はクリニックや照射範囲によって異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。
シングル照射（膣の奥側または手前側のみ）
55,000〜66,000円程度
ダブル照射（膣の奥側＋手前側）
66,000〜88,000円程度
膣は約7〜10cmあるため、膣全体に効果を得るためにはダブル照射が推奨されます。多くのクリニックではダブル照射を標準メニューとして設定しています。
トリプル照射（3mm＋4.5mm深度の組み合わせ）
88,000〜110,000円程度
2種類のカートリッジを使用し、異なる深さに照射することでより高い効果を目指します。
大陰唇タイトニング（オプション）
追加22,000〜33,000円程度
外陰部のたるみが気になる方向けのオプションメニューです。
ヨニハイフの料金には通常、以下が含まれます。
施術費用
照射技術料とカートリッジ（消耗品）費用が含まれます。カートリッジは使い捨てであり、これが費用の大部分を占めます。
別途かかる可能性のある費用
初診料・再診料（3,300〜5,500円程度）、膣圧測定料（3,300円程度）、麻酔クリーム代が追加になる場合があります。2回目以降の施術を割引価格で提供しているクリニックもあります。
ヨニハイフは1回66,000〜88,000円程度で、効果が約1年持続します。年1回のメンテナンスを行う場合、年間コストは7〜9万円程度です。
比較対象として、モナリザタッチは1回5〜8万円程度ですが、2〜3回の施術が推奨されるため総額は10〜24万円になります。インティマレーザーも1回10〜15万円程度で複数回の施術が必要です。ヨニハイフは1回でも効果を実感しやすい点を考慮すると、トータルコストでは比較的リーズナブルな選択肢といえます。
なお、美容形成外科でヨニハイフと同等の膣HIFU治療を受ける場合は1回30〜40万円程度かかることもあるため、婦人科やレディースクリニックで受けられる6〜10万円台の価格帯は手頃といえます。
モナリザタッチは、CO2フラクショナルレーザーを膣粘膜に照射してコラーゲン生成を促す治療です。
作用する深さ
モナリザタッチは膣上皮（粘膜表面）に点状のレーザー照射を行い、深さ約1mmに作用します。ヨニハイフは3〜4.5mmの深さまで作用し、筋層にも届きます。膣の引き締めや尿漏れ改善には、より深い層に作用するヨニハイフが効果的です。
得意な症状
モナリザタッチは膣萎縮による乾燥、かゆみ、性交痛、においの改善に優れています。一方、ヨニハイフは膣の引き締め、尿漏れ・お湯漏れ改善に特化しています。閉経後の膣萎縮が主な悩みならモナリザタッチ、膣のゆるみや尿漏れが主な悩みならヨニハイフが適しています。
ダウンタイム
モナリザタッチはレーザーで粘膜表面に微細な穴を開けるため、ダウンタイムが10日程度必要です。ヨニハイフは粘膜を傷つけないため、ダウンタイムはほぼなし（性交渉は3日後から可能）です。
インティマレーザーは、エルビウムヤグレーザーを使用した膣レーザー治療で、世界的に実績が豊富です。
作用する深さ
インティマレーザーは粘膜固有層に50〜53℃の熱だまりを作り、深さ1〜3mmに作用します。ヨニハイフは65〜70℃の高温を3〜4.5mmの深さに集中させます。より深い層への作用を求めるならヨニハイフが優位です。
適応範囲
インティマレーザーは膣内だけでなく、尿道口、膣口、小陰唇、大陰唇の黒ずみ改善まで幅広く対応できます。ヨニハイフは膣内と大陰唇のタイトニングが主な適応で、黒ずみ改善はできません。
痛みとダウンタイム
両治療とも痛みは少なく、麻酔なしで受けられますが、インティマレーザーのダウンタイムは3日程度、ヨニハイフはほぼなしです。
▽詳しい情報を知りたい方はこちらでも解説しているので参考にしてください
┗インティマレーザープロ
ビビーブやサーミVAは、高周波（RF：ラジオ波）を使用した膣治療です。
温度と効果
高周波治療は膣壁を40〜45℃に温めてコラーゲン生成を促しますが、温度が低いため収縮効果は限定的です。ヨニハイフは65〜70℃の高温を発生させるため、より強力な引き締め効果が得られます。
価格と適応
ビビーブは比較的リーズナブル（3〜5万円程度）で、美容治療の初心者にも試しやすい治療です。ただし、膣入り口付近のみに効果が限られ、尿漏れ改善効果はヨニハイフの方が優れています。
▽詳しい情報を知りたい方はこちらでも解説しているので参考にしてください
┗ビビーブ
ヨニハイフを受けたものの、期待した引き締め効果や尿漏れ改善を実感できないケースがあります。
原因
・1回の施術のみで終了し、追加照射を行わなかった
・症状に対して照射深度や出力設定が不適切だった
・骨盤底筋の損傷が重度で、ハイフ単独では改善が難しい状態だった
・施術後に骨盤底筋トレーニングを行わなかった
対策
1回の施術で効果が不十分な場合は、3ヶ月後と半年後の追加照射を検討してください。また、ヨニハイフはあくまで「組織を引き締める」治療であり、筋肉そのものを鍛える効果はありません。施術と並行して骨盤底筋トレーニング（ケーゲル体操）を毎日行うことで、相乗効果が期待できます。重度の骨盤臓器脱がある場合は、外科的治療（膣縮小手術など）の検討も必要です。
ヨニハイフは強力なタイトニング効果があるため、過剰に引き締まりすぎて性交時に痛みを感じるようになるケースがあります。
原因
・短期間に繰り返し施術を受けた
・元々膣のゆるみが軽度だったのに強い出力で照射した
・閉経後で膣萎縮があり、粘膜の潤いが不足している状態で引き締めのみを行った
対策
施術間隔は最低でも3ヶ月以上あけることが推奨されます。膣萎縮がある方は、引き締めだけでなく潤い改善を目的としたモナリザタッチやエストロゲン製剤との併用を検討してください。性交痛が発生した場合は、無理に性交渉を続けずに医師に相談し、潤滑剤の使用や膣用保湿剤の処方を受けましょう。
稀に照射部位に軽度のやけどが発生し、強い痛みやおりものの増加、出血が起こることがあります。
原因
・出力設定が高すぎた
・施術者の技術・経験が不十分だった
・膣壁が薄い部位に過剰な照射が行われた
対策
施術実績が豊富なクリニックを選ぶことが最も重要です。ヨニハイフは国内未承認機器であり、機器の品質や医師のトレーニング状況がクリニックによって異なります。施術中に強い痛みを感じたら遠慮なく伝え、出力を下げてもらってください。やけどが発生した場合は、速やかにクリニックを受診し、適切な処置を受けてください。
ヨニハイフを受けたものの、期待した引き締め効果や尿漏れ改善を実感できないケースがあります。
原因
・1回の施術のみで終了し、追加照射を行わなかった
・症状に対して照射深度や出力設定が不適切だった
・骨盤底筋の損傷が重度で、ハイフ単独では改善が難しい状態だった
・施術後に骨盤底筋トレーニングを行わなかった
対策
1回の施術で効果が不十分な場合は、3ヶ月後と半年後の追加照射を検討してください。また、ヨニハイフはあくまで「組織を引き締める」治療であり、筋肉そのものを鍛える効果はありません。施術と並行して骨盤底筋トレーニング（ケーゲル体操）を毎日行うことで、相乗効果が期待できます。重度の骨盤臓器脱がある場合は、外科的治療（膣縮小手術など）の検討も必要です。
ヨニハイフは強力なタイトニング効果があるため、過剰に引き締まりすぎて性交時に痛みを感じるようになるケースがあります。
原因
・短期間に繰り返し施術を受けた
・元々膣のゆるみが軽度だったのに強い出力で照射した
・閉経後で膣萎縮があり、粘膜の潤いが不足している状態で引き締めのみを行った
対策
施術間隔は最低でも3ヶ月以上あけることが推奨されます。膣萎縮がある方は、引き締めだけでなく潤い改善を目的としたモナリザタッチやエストロゲン製剤との併用を検討してください。性交痛が発生した場合は、無理に性交渉を続けずに医師に相談し、潤滑剤の使用や膣用保湿剤の処方を受けましょう。
稀に照射部位に軽度のやけどが発生し、強い痛みやおりものの増加、出血が起こることがあります。
原因
・出力設定が高すぎた
・施術者の技術・経験が不十分だった
・膣壁が薄い部位に過剰な照射が行われた
対策
施術実績が豊富なクリニックを選ぶことが最も重要です。ヨニハイフは国内未承認機器であり、機器の品質や医師のトレーニング状況がクリニックによって異なります。施術中に強い痛みを感じたら遠慮なく伝え、出力を下げてもらってください。やけどが発生した場合は、速やかにクリニックを受診し、適切な処置を受けてください。
出展先：https://www.keisei-cs.com/medical-treatment/venus-hifu.html
恵聖会クリニックは大阪を拠点に、美容医療全般からデリケートゾーンの相談まで幅広く対応しています。
膣の引き締めを目的としたHIFU治療を「ヴィーナスハイフ（ウルトラヴェラ）」として提供しており、ヨニハイフ（yoniHIFU）と同じく膣タイトニングを狙う同種のアプローチです。
施術内容を丁寧に確認しながら進めたい人にとって、相談しやすい体制といえるでしょう。
【恵聖会クリニック 心斎橋院 医師】 小西 奈津子先生
小西奈津子先生は、皮膚科・形成外科を中心に、肌治療からボディ領域まで幅広く診療しています。
デリケートな部位の治療においても、工程や注意点を一つずつ説明し、不安を軽減する姿勢を大切にしています。
悩みの背景まで確認しながら進める診療方針が、相談時の安心感につながるでしょう。
出展先：https://www.tkc110.jp/female_genitalia/yonilinear/
東京美容外科は、女性器に関する悩みに対しても複数の治療選択肢を用意しています。
「YONIハイフlinear」を通じて、メスを使わず超音波で膣の引き締めを目指す治療を提供しています。
デリケートゾーンに対するお悩みがある方にとって、相談しやすいクリニックといえるでしょう。
【東京美容外科 池袋院 医師】 麻生 泰先生
麻生泰先生は、医療法人社団東美会の理事長として診療体制の統括にも携わっています。
豊富な臨床経験に裏打ちされた冷静かつ的確な視点は、安心して治療を任せられるポイントといえるでしょう。
Q.ヨニハイフは何回受ければ効果が出ますか？
A.ヨニハイフ（特にyoniHIFU III）は、1回の施術でも効果を実感できる方が多い治療です。効果は施術後3週間〜1ヶ月頃から現れ始め、1〜3ヶ月後にピークを迎えます。効果の持続期間は約1年です。ただし、年齢や出産回数、膣のゆるみの程度によっては1回では不十分な場合もあります。その場合は3ヶ月後と6ヶ月後に追加照射を行うことで、より高い効果が期待できます。効果を維持したい場合は、半年〜1年ごとにメンテナンス照射を受けることをおすすめします。
Q.ヨニハイフと膣縮小手術、どちらが効果がありますか？
A.効果の強さでは膣縮小手術（腟縮小術）の方が上回ります。手術では膣壁を直接切除・縫縮するため、即時的かつ確実な引き締め効果が得られます。ただし、手術は全身麻酔または局所麻酔が必要で、1ヶ月程度のダウンタイム、出血や感染のリスクがあります。ヨニハイフは手術ほどの劇的な効果はありませんが、麻酔不要、ダウンタイムほぼなしで手軽に受けられる点がメリットです。軽度〜中等度のゆるみにはヨニハイフで十分な改善が期待できますが、重度のゆるみや骨盤臓器脱がある場合は手術を検討することもあります。
Q.生理中でもヨニハイフを受けられますか？
A.生理中は施術を受けられません。衛生面の問題と、生理中は粘膜が敏感になっているため、施術に適していません。生理終了直後のタイミングが最も施術に適しています。また、妊娠中、産後1ヶ月未満（クリニックによっては産後6ヶ月未満）、膣内に出血や著しい炎症がある方、性感染症のある方、子宮内避妊具（IUD）を装着している方も施術を受けられません。婦人科検診で異常を指摘されている方は、まずその治療を優先してください。
美容医療相談室に届いたヨニハイフ（yoniHIFU）の美容医療＆美容整形の口コミ・体験談です。
※当相談室でご紹介しているクリニックの口コミではございません。クリニック・医師によりスキルは異なりますので、慎重にお選びください。
美容医療相談室では、みなさまからお寄せいただいた体験談やご意見を元に、治療法に関する情報提供や名医の紹介を行っています。 「治療を受けたことがある」「カウンセリングに行ってみた」「友人が治療を受けた」など、ぜひ口コミ・体験談情報をお寄せください！
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