目・目元・二重形成

【目】目頭切開の種類とリスクあれこれ!

いただいたご質問

目頭切開をしたいと考えていますが、Z法やW法などいろんな種類があって何がいいのか分かりません。一番リスクが低い方法はどれですか?変化の大きさも大事ですけどリスクの低い方法がいいです。

アドバイザーからの回答

ご相談をいただきありがとうございます。
まず、目頭切開は次のような悩みを軽減するための施術です

・目と目が離れている
・目の横幅を狭くしたい
・目元が小さい印象
・蒙古襞が強くきつい目の印象

なお、蒙古襞とは日本人の約70~80%に先天的にみられる内眼角(目頭部分)の膜状の皮膚です。

目頭切開には、ご相談にありました通り様々な方法があります。
例えば、余分な皮膚を切り取る単純切開法や三日月法、蒙古襞を入れ替えるZ法、W法。V法などがあります。

御相談者様も挙げられていたZ法やW法は、比較的傷跡などのリスクが少ないこともあり最も一般的に行われる施術方法のひとつです。
以下、Z法とW法について、ご説明させていただきます。

Z法は蒙古襞をZ型に切開し目頭から蒙古壁が見えないようにする術式です。強くきつい目の印象を和らげるのに効果的です。
Z法のメリット・デメリットとして、以下のものがあります。
《メリット》
・施術を局部麻酔で行い、自分自身で二重の大きさや、内眼角の仕上がりを調整や確認できます
・蒙古襞以外の皮膚の切開はほとんどしないです
・傷跡が比較的にこりにくい(個人差がありますが、ほとんど残らないとされています)
・逆の手順を行うことで元の状態に戻すことが可能といわれています(個人差や症状によります)
《デメリット》
・変化が少ないです
・切開のチャンスが1度なので、医師の経験や技術力に大きく左右されます
・局部麻酔なので気になる方は医師との相談が必要です。

一方、W法は蒙古襞をW型に切開し切除する術式です。華やかな目元を手に入れたい方に向いているといわれています。
W法のメリット・デメリットとして、以下のものがあります。
《メリット》
・華やかな目元を手に入れたい方には効果を得られます(個人差はあります)
・従来の方法では、切り取った目頭の皮膚の再生能力により皮膚がひきつれてしまったという苦情が多かったのですが、それを解消したのがこの施術です。
《デメリット》
・Z法に比べ術式の難易度が高い為、医師の技術により大きくしすぎて角ばった目になったり、パンチで開けたような
印象の目頭になってしまう場合もある
・皮膚を除去しているので修正が非常に困難で、仮に修正をしたくても完全には戻らないです

なお、Z法、W法のいずれにしても、ダウンタイム(手術によって腫れなどが生じてしまう恐れがある期間)が生じることをご理解ください。
ダウンタイムには個人差があるものの、一般的には、
・抜糸:2~7日程度
・痛み:術後~3日は強い痛み
・腫れ:2週間~1か月
くらいとされています。

目頭切開は目元にメスを入れる施術ですので、慎重に経験と技術を持つ医師を選ばれることをお勧めします。
一般的にはZ法の方がW法よりもリスクは少ないとされていますが、個人差もありますので執刀医の先生とご相談されたうえで、慎重に選ばれてください

また、ご自身の望んだような結果にならなかったという事態を生まないよう、
どんな目元にしたいかなど、ご自身希望をしっかり把握しておくこともとても重要です。

その他、ご相談がありましたらお気軽にご連絡くださいませ。
もしもクリニック・医師の紹介をご希望されるようでしたら、お気軽にご連絡くださいませ。

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Z型形成(目頭切開Z法)
W型形成(目頭切開W法)
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