※この記事はプロモーションを含みます
ソフウェーブ(Sofwave)は、イスラエルのSofwave社が開発した次世代の非侵襲的たるみ・シワ治療機器です。
米国FDA(食品医薬品局)において、2019年に「顔のしわ・小じわの改善」、2021年に「眉・顎下・首のリフトアップ」、2023年に「ニキビ跡治療」の承認を取得しています。
日本では2025年4月に中等度または重度の顔面および頸部のしわ改善について薬事承認を取得しました。
ソフウェーブは「SUPERB™(Synchronous Ultrasound Parallel Beam=同期平行型超音波ビーム)」という独自技術を採用しています。
従来のHIFU(高密度焦点式超音波)が「点状」に熱を加えるのに対し、ソフウェーブは直径1.5〜2.0mm×長さ4.0mmの円柱状の超音波ビームを1ショットで7本同時に照射します。
これにより、真皮層を面で立体的に加熱することが可能となり、広範囲に均一な熱エネルギーを届けられます。
照射ターゲットは皮下0.5〜2.0mmの真皮層です。
具体的には、シワ改善に効果的な0.5〜1.5mmと、たるみ改善に効果的な1.5〜2.0mmのエリアを同時にカバーします。
真皮中層の温度は60〜70℃に達し、この熱刺激によってコラーゲン繊維の収縮と線維芽細胞の活性化によるコラーゲン・エラスチンの新生が促進されます。
コラーゲンの収縮による即時的なタイトニング効果に加え、1〜2ヶ月後からコラーゲンリモデリングによる効果がピークを迎え、半年〜1年程度効果が持続するとされています。
顔全体のたるみ・シワ改善、フェイスラインの引き締め、首のシワ改善、毛穴の引き締め、肌質改善など、複数の効果が期待できます。
ソフウェーブには、従来のたるみ治療機器(ウルセラ、サーマクール等)にはない独自のメリットがあります。
ソフウェーブは安全性の高い治療とされていますが、熱エネルギーを用いる施術である以上、一定のリスクが存在します。
施術後に発赤、腫れ、膨隆疹(皮膚の一時的な盛り上がり)が生じることがあります。
これらは真皮層への熱刺激に対する正常な反応であり、多くの場合数時間〜1日程度、長くても1週間程度で自然に消失します。
施術直後に保冷剤で冷却することで、症状を軽減できます。
熱傷(やけど)は極めて稀ですが、照射エネルギーが強すぎる場合や、ハンドピースの冷却機能が適切に作動しなかった場合に起こる可能性があります。
熱傷のメカニズムは、表皮の冷却が不十分な状態で60〜70℃の熱が真皮に加わることで、表皮にまで熱ダメージが波及するためです。
このリスクを回避するには、Sofcool™冷却システムが正常に作動していることの確認と、適切なエネルギー設定が重要です。
色素沈着は、熱傷後の炎症性色素沈着として生じることがあります。
特に日焼け後の肌や色素沈着を起こしやすい肌質の方は、施術後の紫外線対策を徹底することで予防できます。
痺れや一時的なピクつきが報告されることもありますが、これらは数週間の経過で消失することがほとんどです。
妊娠中・授乳中の方、ペースメーカーや埋め込み式除細動器を装着している方、治療部位に金属プレートや金の糸が入っている方、治療部位に活動性の皮膚疾患がある方は施術を受けられません。
ソフウェーブの施術では、真皮層を60〜70℃に加熱するため、一定の痛みを伴います。
痛みの感じ方には個人差がありますが、一般的には「軽度〜中等度」とされています。
施術中に感じる感覚は主に2種類あります。
1つは照射部位に感じる温熱感・熱さで、もう1つは皮膚を刺すようなチクチク感です。
1ショットあたり約4秒間の加熱が行われるため、この間に熱さと痛みを感じます。
特に骨に近い部位(額、頬骨上、顎ライン)は痛みを感じやすい傾向があります。
ソフウェーブにはSofcool™(ソフクール)という独自の冷却システムが搭載されており、ハンドピース先端で皮膚表面を冷却しながら照射します。
これにより表皮を保護すると同時に、痛みの軽減効果も得られます。
多くのクリニックでは、施術前に表面麻酔クリーム(リドカイン等)を塗布します。
塗布後30分〜1時間程度浸透させてから施術を行うことで、痛みを大幅に軽減できます。
ソフウェーブの熱は真皮層という比較的浅い深度に届くため、表面麻酔の効果が発揮されやすいという特徴があります。
さらに痛みに敏感な方には、笑気麻酔(鎮痛効果のあるガス吸入)、冷風装置(クライオエアー)による照射部位への冷風吹き付け、振動器による痛覚の分散、鎮痛剤内服(ロキソニン等)などのオプションを用意しているクリニックもあります。
ソフウェーブの大きな特徴の1つが、ダウンタイムがほとんどない点です。非侵襲的な治療であり、表皮を傷つけずに真皮層のみに作用するため、日常生活への影響は最小限に抑えられます。
メイクは施術直後から可能です。「ランチタイム治療」とも呼ばれ、施術後すぐに日常生活に戻ることができます。
ただし、施術後は一時的に肌が敏感な状態になっているため、紫外線対策(日焼け止めの使用)と保湿ケアを徹底してください。激しい運動やサウナ、長時間の入浴は施術当日は避けることが推奨されます。
マッサージは施術当日から可能とされていますが、強い刺激を与えることは避け、1週間程度は優しく扱うことをおすすめします。
ソフウェーブは自由診療のため、料金はクリニックによって異なります。施術範囲や照射ショット数によっても価格が変動します。
全顔(頬・額・目周り・顎ライン)の施術で、約18万円〜36万円(税込)が一般的な相場です。平均すると約24〜25万円前後となります。
全顔+顎下+首のフルセット施術の場合、約30万円〜50万円(税込)程度となるクリニックが多いです。
多くのクリニックでは、カウンセリング料、施術料、表面麻酔クリーム、冷却ジェル、アフターケア(保湿剤・日焼け止め等)が料金に含まれています。
ただし、笑気麻酔や追加の麻酔オプションは別途費用(約5,000〜10,000円程度)がかかるクリニックもあります。
1回あたりの費用は高額に感じるかもしれませんが、効果の持続期間が半年〜1年であることを考慮すると、年間のメンテナンス費用として捉えることができます。
また、ダウンタイムがほぼないため、仕事を休む必要がなく、機会損失が少ない点もコストメリットといえます。
クリニックによっては、ウルセラやサーマクールとのセット割引や、2回目以降の割引プランを用意しているところもあるため、カウンセリング時に確認することをおすすめします。
たるみ・シワ治療には、ソフウェーブ以外にもウルセラ(HIFU)やサーマクール(RF)といった選択肢があります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った治療を選ぶことが重要です。
ウルセラは高密度焦点式超音波(HIFU)を用いた治療で、皮下1.5mm、3.0mm、4.5mmの3層に「点状」の熱を連続照射します。最深部の4.5mmはSMAS筋膜層に到達し、筋膜を引き上げることで強力なリフトアップ効果を発揮します。
一方、ソフウェーブは真皮層(0.5〜2.0mm)のみをターゲットとし、「円柱状」に照射します。SMAS筋膜には届かないため、リフトアップ効果ではウルセラに劣りますが、真皮のタイトニング効果と皮膚の質感改善ではソフウェーブが優れています。また、ウルセラは神経損傷リスクがわずかにありますが、ソフウェーブはそのリスクが極めて低いです。
サーマクールは高周波(RF)を用いた治療で、真皮層から皮下脂肪層まで広く加熱します。小顔効果や脂肪引き締め効果が得意ですが、脂肪が少ない方や痩せ型の方では脂肪が萎縮して「頬がこける」リスクがあります。
ソフウェーブは真皮層のみに作用するため脂肪減少のリスクがなく、顔の脂肪が少ない方にも安心して使用できます。真皮層への熱量という点では、サーマクールよりもソフウェーブの方が強力であり、皮膚の引き締め効果はソフウェーブの方が優れています。
たるみが強く、深層からのリフトアップを求める方にはウルセラ、脂肪の引き締めや小顔効果を求める方にはサーマクール、皮膚のタイトニングや浅いシワの改善、脂肪減少リスクを避けたい方にはソフウェーブが適しています。多くのクリニックでは、これらを組み合わせた施術プランも提供しています。
ソフウェーブは安全性の高い治療ですが、「思ったような効果が得られなかった」「トラブルが起きた」というケースも存在します。失敗を避けるために、よくあるパターンとその原因を理解しておきましょう。
原因1:期待値のミスマッチ
ソフウェーブは「真皮層のタイトニング」を得意とする治療であり、深部のたるみや脂肪の問題には効果が限定的です。SMAS筋膜からのリフトアップを期待していた場合、期待外れに感じることがあります。事前のカウンセリングで自分の悩みに対してソフウェーブが適切かを確認することが重要です。
原因2:照射ショット数の不足
クリニックによって照射するショット数が異なります。価格が安いクリニックでは照射数が少なく設定されていることがあり、十分な熱量が届かず効果が薄くなる可能性があります。施術前に何ショット照射するかを確認しましょう(全顔で150〜250ショット程度が目安)。
原因3:効果発現までの時間
ソフウェーブは施術直後にも引き締め効果を感じる方がいますが、コラーゲンリモデリングによる本格的な効果は1〜2ヶ月後にピークを迎えます。施術直後に変化がないからといって「失敗」と判断するのは早計です。
原因:冷却不足または過剰なエネルギー設定
Sofcool™冷却システムが正常に作動していない状態で照射した場合や、肌質に合わない高エネルギーで照射した場合に熱傷のリスクが高まります。経験豊富な医師が肌状態を見極め、適切なエネルギー設定で照射することが重要です。
原因:照射技術の差
ソフウェーブの効果を最大限に引き出すには、適切な間隔で均一に照射する技術が求められます。医師の経験や技術によって仕上がりに差が出る可能性があるため、ソフウェーブの施術実績が豊富なクリニックを選ぶことが大切です。
ソフウェーブで満足のいく結果を得るためには、クリニック・医師選びが重要です。
以下のポイントをチェックしましょう。
形成外科専門医または皮膚科専門医の資格を持つ医師が在籍しているクリニックを選びましょう。
これらの専門医は、皮膚の解剖学的構造や加齢変化について深い知識を持っており、適切な診断と治療が期待できます。
ソフウェーブは比較的新しい治療機器のため、導入しているクリニックが限られています。
導入時期と施術件数を確認し、一定の経験を持つクリニックを選ぶことが重要です。
メーカー主催の医師向け勉強会で講師を務めているなど、高い技術力を持つ医師がいるクリニックは信頼できます。
適切な治療選択のためには、丁寧なカウンセリングが不可欠です。以下の点を説明してくれる医師は信頼できます。
- 患者の悩みに対してソフウェーブが適切かどうかの判断
- 他の治療法(ウルセラ、サーマクール、糸リフト等)との比較
- 期待できる効果と限界の明確な説明
- リスクと副作用についての詳細な説明
正規品のソフウェーブ機器を使用していること、メーカー推奨の照射プロトコルに従っていることを確認しましょう。
また、3D画像構築システム(VECTRA等)を導入しているクリニックでは、施術前後の変化を客観的に評価でき、効果の確認に役立ちます。
表面麻酔だけでなく、笑気麻酔、冷風装置、振動器など、複数の痛み対策オプションを用意しているクリニックは、患者の快適性を重視していると判断できます。
万が一のトラブル時に迅速に対応してもらえるか、施術後の経過観察や相談がしやすいかも重要なポイントです。
Q. ソフウェーブの効果はいつから実感できますか?
A. 効果の感じ方には個人差がありますが、コラーゲン収縮による即時的なタイトニング効果は施術直後から実感される方もいます。
ただし、コラーゲンリモデリングによる本格的な効果は施術後1〜2ヶ月でピークを迎えます。
その後、効果は半年〜1年程度持続するとされています。
効果を維持するためには、半年〜1年に1回の定期的なメンテナンス施術が推奨されます。
Q. ソフウェーブとHIFU(ハイフ)はどちらを選べばいいですか?
A. それぞれ得意分野が異なります。
HIFU(ウルセラ等)は皮下深層のSMAS筋膜まで熱を届けるため、深いたるみの引き上げに効果的です。
一方、ソフウェーブは真皮層に限局して照射するため、皮膚の引き締め・シワ改善・肌質向上に優れています。
また、ソフウェーブは脂肪減少リスクがないため、顔の脂肪が少ない方や痩せ型の方にも安心して使用できます。
たるみの状態や希望する効果によって最適な治療は異なるため、カウンセリングで医師に相談することをおすすめします。
両方を組み合わせる施術プランを提案しているクリニックもあります。
Q. ソフウェーブの施術後、どのようなケアが必要ですか?
A. ソフウェーブはダウンタイムがほとんどなく、施術直後からメイクも可能です。
特別なケアは必要ありませんが、施術後は一時的に肌が敏感になっているため、紫外線対策(日焼け止めの使用)と保湿ケアを普段以上に意識してください。
施術当日は激しい運動やサウナ、長時間の入浴は避けることが推奨されます。飲酒も当日は控えめにした方が良いでしょう。
万が一、強い赤みや腫れ、痛みが長引く場合は、施術を受けたクリニックに相談してください。
美容医療相談室に届いたソフウェーブの美容医療&美容整形の口コミ・体験談です。
※当相談室でご紹介しているクリニックの口コミではございません。クリニック・医師によりスキルは異なりますので、慎重にお選びください。
美容医療相談室では、みなさまからお寄せいただいた体験談やご意見を元に、治療法に関する情報提供や名医の紹介を行っています。 「治療を受けたことがある」「カウンセリングに行ってみた」「友人が治療を受けた」など、ぜひ口コミ・体験談情報をお寄せください!
|
口コミ・体験談の投稿 口コミを投稿 |
美容医療の相談 アドバイザーに相談 |
『本サービスは、医療機関・医師情報の提供を目的としているものであり、本サービスにおける情報提供・返答は診療行為ではありません。また、提供する情報について、正確性、完全性、有益性、その他一切について責任を負うものではありません。提供した情報を用いて行う行動・判断・決定等は、利用者ご自身の責任において行っていただきます様お願いいたします。』