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ベラジェル(BellaGel)は、韓国の医療機器メーカーハンスバイオメド社(HANS Biomed)が製造する豊胸用シリコンバッグです。欧米人向けに開発された製品が多い豊胸バッグの中で、ベラジェルはアジア人女性の骨格・体型を研究して設計されている点が大きな特徴です。アンダーバストが細く、皮膚が比較的薄い傾向にある日本人女性の身体にも馴染みやすく、韓国の市場においても多くの実績を積み重ねているといえるでしょう。
ベラジェルの外膜は5層構造になっており、弾力性に優れた設計です。外膜の表面にはマイクロテクスチャード加工(微細な凹凸)が施されています。従来のテクスチャード加工(表面がザラザラした加工)は凹凸が粗く、その隙間で炎症が起きやすいリスクがありましたが、マイクロテクスチャード加工では凹凸が細かいため、炎症リスクやBIA-ALCL(乳房インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫)のリスクが軽減されています。
内部にはコヒーシブシリコンジェル(適度な粘着性を持つシリコン)が充填されています。コヒーシブシリコンは、万が一バッグが破損してもジェルが流れ出しにくい特性があり、従来の液状シリコンに比べて安全性が高いとされています。
ベラジェルは100種類以上のサイズ・形状バリエーションを展開しています。形状は大きく分けてラウンド型(丸型)とアナトミカル型(しずく型)があり、さらに突出度(プロジェクション)もLow・Mid・Highなど複数の選択肢があります。容量は100cc〜500cc以上まで幅広く、患者の体型や希望するサイズアップ量に応じて細かく選べる点がメリットです。
ベラジェルによる豊胸では、2カップ以上のサイズアップが可能です。効果は半永久的に持続し、脂肪注入豊胸のように吸収されて小さくなることはありません。ベラジェルは柔らかさに定評があり、仰向けになった際にも自然に横に流れるため、豊胸していることがバレにくいという声が多くあります。
ベラジェルには以下のようなメリットがあります。
ベラジェルはアジア人女性の胸郭の幅・皮膚の厚み・乳腺の発達度を研究して開発されています。欧米製のバッグは欧米人の広い胸郭に合わせた設計のため、アンダーバストが細い日本人が使用すると不自然な形になりやすい傾向がありました。ベラジェルは日本人の体型に馴染みやすく、より自然な仕上がりを実現しやすいのが特徴です。
ベラジェルは密度がやや高めのジェルを使用しつつも、外膜の弾力性が高いため、柔らかく自然な触感を実現しています。数あるシリコンバッグの中でも、そのなじみの良さは多くの患者さんから支持されている魅力の一つです。姿勢によって自然に形が変わるため、立っている時と横になっている時で胸の形が自然に変化します。
ベラジェルは高密度ゲルを使用しているため、形状を長時間維持できます。立ち姿勢でも胸の形が崩れにくく、バストトップの位置が安定します。柔らかさと形状保持力を両立している点が、他のシリコンバッグと比較した際の強みです。
100種類以上のサイズ・形状から選べるため、「あと少しだけ大きくしたい」「左右差を調整したい」といった細かい要望にも対応できます。患者一人ひとりの体型や希望に合わせたオーダーメイド感覚の施術が可能です。
被膜拘縮とは、体がシリコンバッグを異物と認識し、バッグの周囲に線維性の被膜(カプセル)を形成する反応です。この被膜が過剰に厚く硬くなると、バストが不自然に硬くなったり、形が球状に変形したり、痛みを感じたりすることがあります。発生率は約5〜15%と報告されており、発症までの期間は数ヶ月〜数年と様々です。
原因
明確な原因は解明されていませんが、術中の微細な出血、細菌感染、バッグ表面への異物付着などが関与すると考えられています。体質的に瘢痕(傷跡)が硬くなりやすい方はリスクが高い傾向があります。
対策
無菌操作の徹底、ケラーファンネル(バッグ挿入用の滅菌器具)の使用、術後の適切なマッサージ指導などで予防します。発症した場合は、被膜切開・切除術やバッグ入れ替え術で対処します。
リップリングとは、バッグ表面のシワが皮膚の上から波打って見える現象です。特に痩せ型で皮下脂肪が少ない方や、乳腺が薄い方に起こりやすいです。
原因
ベラジェルはジェルの充填率がモティバなどに比べてやや低めであるため、柔らかい反面、姿勢によってはバッグ表面にシワが寄りやすくなります。皮膚とバッグの間に十分な脂肪や組織がないと、このシワが外から見えてしまいます。
対策
挿入層を大胸筋下にする、またはハイブリッド豊胸(シリコンバッグ+脂肪注入の併用)でバッグの上に脂肪を注入してカバーする方法が有効です。
術後の安静が不十分だったり、激しい運動をしたりすると、バッグが本来の位置からずれたり、アナトミカル型の場合は回転して形が崩れることがあります。
原因
術後早期に腕を大きく動かしたり、胸に衝撃を与えたりすることで、バッグを固定するポケット(空間)が広がってしまうことが原因です。
対策
術後1ヶ月間は激しい運動や腕を大きく上げる動作を控え、医師の指示に従ってバストバンドを装着します。
術後の傷口から細菌が侵入し、感染を起こすリスクがあります。発生率は1%未満ですが、重症化するとバッグの抜去が必要になる場合があります。
原因
術中の無菌操作が不十分、術後の傷口管理が不適切、または免疫力低下時に起こりやすいです。
対策
術後の抗生剤内服、傷口を清潔に保つこと、抜糸までの入浴禁止(シャワーのみ可)を徹底します。発熱・強い痛み・赤みの増強などの症状があれば、すぐにクリニックに連絡してください。
ベラジェルを使用した豊胸手術では、一般的に静脈麻酔(セデーション)または全身麻酔が使用されます。静脈麻酔は点滴から鎮静剤を投与し、眠っている間に手術が終わる方法で、全身麻酔より体への負担が軽いのが特徴です。不安が強い方や長時間の手術になる場合は全身麻酔が選択されることもあります。手術時間は約60〜90分です。
静脈麻酔・全身麻酔いずれの場合も、術中は完全に意識がない状態で手術が行われるため、痛みを感じることはありません。麻酔から覚めた後も、すぐに強い痛みを感じることは少なく、当日中に帰宅できるクリニックがほとんどです。
術後の痛みは挿入層によって大きく異なります。
乳腺下法
乳腺と大胸筋の間にバッグを挿入する方法です。筋肉を剥がす操作がないため、痛みは比較的軽く、筋肉痛程度と表現されることが多いです。
大胸筋下法・デュアルプレーン法
大胸筋の下にバッグを挿入するため、筋肉を剥離する操作が必要です。術後は強い筋肉痛のような痛みが生じ、腕を上げたり深呼吸をしたりすると痛みが増します。痛みのピークは術後2〜3日で、その後徐々に軽減し、1〜2週間で日常生活に支障がない程度になります。
痛みは処方される鎮痛剤(ロキソプロフェンなど)でコントロール可能です。痛みが強い方には、術後に神経ブロック注射や持続硬膜外麻酔を併用するクリニックもあります。
ベラジェルを使用した豊胸手術のダウンタイムは、約1〜3ヶ月で完全に落ち着きます。以下は回復の目安です。
手術当日
麻酔から覚めた後、バストバンドを装着して帰宅します。胸に重だるい感覚や軽い痛みがありますが、処方された鎮痛剤で対処可能です。当日は安静にして過ごしてください。
術後1〜3日目
痛み・腫れのピークです。胸が張って硬い感覚があり、腕を上げる動作がつらく感じます。内出血が出る場合もありますが、2週間程度で消失します。この時期は鎮痛剤を定期的に服用し、なるべく安静に過ごしてください。
術後1週間
痛みは徐々に軽減し、抜糸を行います(溶ける糸を使用する場合は不要)。抜糸後から入浴が可能になります。軽いデスクワークであれば復帰できる方が多いです。
術後2〜4週間
腫れやむくみが引いてきて、バストの形が徐々に整ってきます。バストバンドの装着は約1ヶ月間継続します。ワイヤー入りのブラジャーはまだ避け、カップ付きキャミソールなどで過ごしてください。
術後1〜3ヶ月
バッグが周囲の組織に馴染み、最終的な仕上がりに近づきます。この頃から激しい運動も可能になります。傷跡は半年〜1年かけて徐々に白く目立たなくなります。
ベラジェルを使用した豊胸手術の総額は、約70万〜150万円が相場です。料金はクリニックや挿入方法、追加オプションによって大きく異なります。
バッグ代
ベラジェル本体の価格は約16万5,000〜22万円(両胸分)です。モティバ エルゴノミクスとほぼ同等か、やや高めの価格設定のクリニックが多いです。
手術費用
バッグ挿入の技術料として約40万〜80万円がかかります。挿入方法(乳腺下法・大胸筋下法・デュアルプレーン法)によって費用が異なる場合があります。
麻酔代
静脈麻酔で約5万〜10万円、全身麻酔で約10万〜15万円程度です。手術費用に含まれているクリニックと別途請求されるクリニックがあります。
その他
初診料・再診料、術後の処方薬代、バストバンド代、ケラーファンネル使用料などが別途かかる場合があります。事前に総額を確認しましょう。
ベラジェルによる豊胸は半永久的な効果が期待できます。ヒアルロン酸豊胸(1回約30万〜50万円、持続1〜2年)を繰り返すよりも、長期的にはコストパフォーマンスが良い場合があります。ただし、シリコンバッグの寿命は一般的に約10年が目安とされており、将来的に入れ替えが必要になる可能性があることも考慮に入れてください。入れ替え費用は約40万〜80万円程度です。
モティバ エルゴノミクスは、アメリカFDA認可のジェルを使用した豊胸バッグで、世界的に高い使用実績があります。
柔らかさ・触感
ベラジェルの方が柔らかく、より自然な触り心地と評価されることが多いです。モティバはジェルの充填率が100%と高いため、やや弾力が強い印象です。
形状保持力
モティバは充填率が高いため、リップリング(波打ち現象)が起きにくいです。ベラジェルは柔らかい分、痩せ型の方ではリップリングが起きやすい傾向があります。
安全性・実績
モティバは世界70カ国以上で使用され、長期的なデータも豊富です。ベラジェルは韓国を中心にアジアでの実績が多いですが、欧米での使用実績はモティバに劣ります。
価格
両者ともバッグ代は約16万〜22万円と同程度です。
メスモはドイツ製のシリコンバッグで、CEマーク(欧州安全基準)を取得しています。
耐久性
メスモの外膜は7層構造で、今回比較しているバッグの中で最も層が多く、耐久性に優れています。ベラジェルは5層構造です。
触感
メスモは粘度の高いジェルを使用しており、ややハリのある硬めの触感です。ベラジェルの方が柔らかく自然な触り心地です。
仕上がり
メスモはくっきりとしたバストラインを出したい方向け、ベラジェルは自然で柔らかい仕上がりを求める方向けです。
脂肪注入豊胸は、自分の体から採取した脂肪をバストに注入する方法です。
サイズアップ量
ベラジェルは2カップ以上のサイズアップが可能。脂肪注入は1回で1〜1.5カップ程度が限界です。
触感・自然さ
脂肪注入は自分の組織を使うため、最も自然な触り心地です。ベラジェルも柔らかいですが、人工物である以上、脂肪には及びません。
適応
痩せ型で注入する脂肪が少ない方は脂肪注入が難しく、ベラジェルなどのシリコンバッグ豊胸が適しています。
術後数ヶ月〜数年経ってから、バストが不自然に硬くなり、形が球状に変形してしまうケースです。
原因
体がシリコンバッグを異物と認識し、周囲に厚い被膜を形成する被膜拘縮が原因です。術中の微細な出血や細菌感染、体質が関与すると考えられています。
対策
無菌操作の徹底されたクリニックを選び、術後のマッサージ指導に従います。発症した場合は被膜切除術やバッグ入れ替えで対処可能です。
特に痩せ型の方で、バッグ表面のシワが皮膚の上から波打って見える状態です。
原因
ベラジェルは柔らかさを重視した設計のため、ジェルの充填率がモティバなどより低めです。皮下脂肪が少ないとバッグのシワが直接見えてしまいます。
対策
術前のカウンセリングで体型を正確に評価してもらい、必要に応じて挿入層を大胸筋下にする、または脂肪注入を併用するハイブリッド豊胸を選択します。
術後に左右の大きさや形が揃わない、または希望した形と違う仕上がりになるケースです。
原因
術前のカウンセリング不足、バッグサイズの選択ミス、または施術者の技術不足が考えられます。元々の胸の左右差を考慮せずに同じサイズのバッグを入れると、術後も左右差が残ります。
対策
術前にシミュレーションで仕上がりイメージを確認し、左右差がある場合は異なるサイズのバッグを選択します。経験豊富な医師を選ぶことが最も重要です。
傷口から細菌が侵入し、赤み・腫れ・発熱・痛みの増強などが起こる状態です。重症化するとバッグの抜去が必要になります。
原因
術中の無菌操作不足、術後の傷口管理不十分、または免疫力低下時に起こりやすいです。
対策
術後は処方された抗生剤を必ず服用し、傷口を清潔に保ちます。異常を感じたらすぐにクリニックに連絡してください。
ベラジェルによる豊胸手術は、バッグの選択から挿入位置・層の決定まで、医師の経験と技術が仕上がりを大きく左右します。以下のポイントを参考に、信頼できる医師を選びましょう。
豊胸手術を安全に行うためには、日本美容外科学会(JSAS/JSAPS)や日本形成外科学会の専門医資格を持つ医師が望ましいです。これらの資格は一定の研修・試験をクリアした証であり、基本的な技術と知識が担保されています。また、乳房手術に関する学会発表や論文を持つ医師は、より専門的な知見を有している可能性が高いです。
シリコンバッグ豊胸は経験が仕上がりに直結する手術です。年間100件以上の豊胸手術実績があるクリニック、または累計1,000件以上の経験を持つ医師を目安にしましょう。ホームページやカウンセリング時にビフォーアフター写真を確認し、自分の希望する仕上がりに近い症例があるかをチェックしてください。
良い医師は、メリットだけでなくリスクやデメリットについても正直に説明してくれます。「ベラジェルは柔らかい反面、痩せ型の方ではリップリングのリスクがある」「モティバの方が適しているケースもある」など、ネガティブな情報も伝えてくれる医師は信頼できます。術前に実際のバッグサンプルを触らせてくれたり、シミュレーションで仕上がりイメージを見せてくれたりするクリニックもおすすめです。
豊胸手術は術後のフォローも重要です。術後の再診料が無料、24時間相談対応、保証制度(被膜拘縮などの合併症に対する再手術保証)があるクリニックを選ぶと安心です。万が一の際にすぐに相談できる体制があるかどうかを事前に確認しましょう。

東京美容外科は、美容医療において20年以上の歴史を刻んできた大手クリニックです。
豊胸手術では、アジア人女性の体型に配慮して設計された「ベラジェル」シリーズを採用しているのが特徴です。この製剤は5層のバリア構造を持つコヒーシブジェルで、自然な感触や身体の動きに合わせた変化を追求しています。
在籍医師は「10年以上の美容外科経験を持つ医師」または「形成外科学会認定医」のみが執刀を許されるという厳しい基準を設けており、患者さんの安心感につながる体制づくりに力を入れているといえるでしょう。
【東京美容外科 医師】 麻生泰先生
麻生泰先生は東京美容外科の統括院長を務め、医学博士(慶應義塾大学)・慶應義塾大学医学部非常勤講師の資格を保有しています。
豊胸手術において15,000件以上の症例実績を持ち、ベラジェルを含むシリコンバッグ豊胸のエキスパートとして知られています。
他院修正手術といった難易度の高い症例も数多く手がけており、確かな解剖学的知識に基づいた精密なアプローチは、多くの患者さんから支持される魅力の一つでしょう。
Q.ベラジェルの寿命はどのくらいですか?入れ替えは必要ですか?
A.ベラジェルを含むシリコンバッグの寿命は、一般的に約10年が目安とされています。10年経ったら必ず入れ替えが必要というわけではありませんが、被膜拘縮やバッグの破損リスクが高まるため、定期的なエコー検査で状態を確認することが推奨されます。問題がなければそのまま使い続けられるケースもありますが、異常が見つかった場合は入れ替えや抜去が必要になります。
Q.ベラジェルで豊胸すると乳がん検診に影響がありますか?
A.シリコンバッグが入っていると、マンモグラフィ検査でバッグが写り込み、乳腺の一部が見えにくくなる場合があります。ただし、超音波(エコー)検査やMRI検査であれば問題なく乳腺を観察できます。検診の際は必ず豊胸していることを事前に伝えてください。近年は豊胸患者向けの乳がん検診サービスを提供するクリニックも増えています。
Q.ベラジェルは授乳に影響しますか?
A.ベラジェルを含むシリコンバッグ豊胸は、基本的に授乳に影響しないとされています。バッグは乳腺の下または大胸筋の下に挿入されるため、乳腺組織自体を傷つけることはありません。ただし、まれに乳頭の感覚が鈍くなるケースがあり、その場合は授乳時の乳頭刺激による射乳反射が弱くなる可能性があります。将来の授乳を考慮している方は、術前に医師に相談してください。
美容医療相談室に届いたベラジェルの美容医療&美容整形の口コミ・体験談です。
※当相談室でご紹介しているクリニックの口コミではございません。クリニック・医師によりスキルは異なりますので、慎重にお選びください。
美容医療相談室では、みなさまからお寄せいただいた体験談やご意見を元に、治療法に関する情報提供や名医の紹介を行っています。 「治療を受けたことがある」「カウンセリングに行ってみた」「友人が治療を受けた」など、ぜひ口コミ・体験談情報をお寄せください!
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