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上まぶたの筋力が落ちてしまい、まぶたが下がってしまっている状態を、眼瞼下垂(がんけんかすい)と呼びます。
目をはっきり開けていてもまぶたが黒目の上まで持ち上がらず、眠そうな目、元気がなさそうなトロンとしている目は、眼瞼下垂の可能性があります。
この挙筋前転法は腱膜性眼瞼下垂に効果があると言われています。これには先天性と後天性のものがあり、先天性眼瞼下垂は、生まれつき眼瞼挙筋(まぶたを持ち上げる筋肉)が不全でまぶたが瞳孔(黒目)の上まで上がらない状態、後天性眼瞼下垂は、上まぶたの外相やコンタクトレンズによる刺激、老化などにより眼瞼挙筋が衰えてしまった状態です。
挙筋前転法とは、眼瞼挙筋(まぶたを持ち上げる筋肉)を切除するのではなく、緩んでしまった鋸筋腱膜と瞼版とを再度固定して、眼瞼下垂を改善する美容整形術です。信州大学病院の松尾教授が広めたことから、松尾式治療法とも呼ばれています。
個人差はありますが、下がっていた瞼が上がり黒目がはっきりと出ることで、目がパッチリと開き本来の目の大きさに戻ります。
挙筋短縮法(眼瞼下垂)に対して、ミュラー筋(自律神経とも連動している、まぶたの裏にある筋肉)を傷つけるリスクが低いとされている術式です。
また、まぶたの表面から施術を行いますので、同時に二重まぶた形成の施術が可能です。
眼瞼下垂の症状によって肩こりや頭痛に悩まされる場合もあり、それらも施術により改善することが出来ます。
まぶたの切開を伴いますので強い腫れが出ますしダウンタイムが長引きます。
挙筋前転法は非常に高度な技術を必要とする術式ですので、万が一失敗した場合目が半開きの状態になってしまい閉じなくなってしまったという症例もあります。
医師の高い技術を必要としています。最近では、挙筋前転法をうたっているクリニックが多くありますが、高度な技術、経験が必要で、実際には正しい方法で治療されていないケースもあるそうです。
手術の結果によっては日常生活に支障をきたす恐れもありますので、慎重にご検討ください。
一般的には、注射による局所麻酔を行なってからの手術となります。クリニックによっては、希望すれば静脈麻酔での手術が可能な場合もあります。静脈麻酔での手術の場合、意識がない状態での手術となります。
どちらも麻酔がしっかり効いていれば術中の痛みは少なく、手術後2~3時間ほどで麻酔が切れたとしても処方された頓服薬を服用することでわずかな痛みで済むようです。
個人差はありますが、術後5~7日程度で抜糸、強い腫れは1~2週間続きます。
内出血や結膜浮腫などが出てしまった場合はダウンタイムは長引いてしまいます。
皮膚表面から切開を行いますので結膜側から手術する場合の挙筋短縮法(眼瞼下垂)に比べダウンタイムは比較的長くなる傾向にあります。
自由診療の場合、50万~70万円程度が目安となります。
眼瞼下垂の状態やクリニックによっては、保険の適用が可能な場合もありますので、カウンセリングの際にドクターに必ず確認しましょう。(生活に支障がでるなど重度の眼瞼下垂は保険適用が可能です。その場合の自己負担は4~8万円程度となります。)
保険を適用できるかどうか不安な方は、お気軽にご相談ください。
また、手術中の麻酔の種類によって値段が前後する場合があります。
眼瞼下垂とは一般的に黒目がまぶたによって見えにくくなってしまっていることを指しますが、その原因がまぶたを上げ下げする挙筋が原因であるのか、それともまぶたの皮膚自体が厚すぎたりたるんでしまったりしたことが原因なのかで治療法が違います。
まぶたの皮膚自体の厚さやたるみが原因の場合、挙筋の機能が正常であれば、挙筋短縮法や挙筋前転法などの手術ではなく、上眼瞼切開(上瞼たるみ取り)や眉毛下切開(上眼瞼リフト)、ブローリフトなどが適用になる場合があります。
まぶたの皮膚自体でなく、瞼を上げ下げする挙筋が原因の場合は挙筋短縮法(眼瞼下垂)、または挙筋前転法が適用になります。
挙筋短縮法(眼瞼下垂)は、挙筋自体を切除したり縫い縮めたりすることにより眼瞼下垂を治療しますが、目の挙筋には「ミュラー筋」という体の交感神経などに影響する大切な筋があり、その筋を傷つけてしまうリスクがある非常に高度な手術精度を求められる術式です。
そのため、挙筋前転法などの腱膜を瞼板に固定しなおす方法では改善が見込めなかった方には有効な方法ではありますが、そのリスクを考えると症状の軽い方は挙筋前転法での施術となる場合が多いです。
また、万が一挙筋自体が機能していない場合は、太ももなどの筋膜をまぶたに移植する「筋膜移植」という方法があります。こちらは非常に高度な施術になるため、技術力も確かな信頼できるドクターに施術してもらう必要があります。
挙筋前転法の失敗の多くは、眼瞼下垂の治療法の多さに由来します。なぜ眼瞼下垂が起きているのかの判断ミスや医師の技量により、効果が得られない、引っ張られすぎて目が閉じない、目の形が変わってしまう、などといったことが挙げられます。
また、安いから、保険が効くからなどといった安易な理由でクリニックを選んでしまうことも失敗の大きな原因の一つとなります。
「挙筋前転法(眼瞼下垂)に失敗してしまった」「挙筋前転法(眼瞼下垂)の修正をしたい」と感じた時は、まずは治療・手術を行ったクリニック宛に相談をしてください。一時的な腫れであったり、無料で修正手術を行える場合があります。
「治療・手術を行ったクリニックに行きたくない」「取り合ってくれない」という時は、美容医療相談室にご相談ください。修正が可能なドクターの紹介・診察の調整などをさせていただきます。
挙筋前転法は医師の判断力と技術力の両方が問われる非常に高度な術式ですので、仕上がりや効果に大きな差が出る手術であり行っているクリニックも限定されてきます。
また、ただ眼瞼下垂を治せばいいというものでもありません。目元はお顔の印象の大半を左右する大事な場所です。
保険が適用となる場合はその方が金銭的な負担は減りますが、保険適用の場合は機能回復を目的としているため、挙筋前転法で切開した際の二重の幅や二重の形の修正、皮膚の手術痕などに関してはやはり美容整形のほうが適していると言えます。
美容医療相談室では、挙筋前転法(眼瞼下垂)など、目・目元・二重形成やその他の美容医療の名医紹介をおひとりおひとりに合わせて行っています。
ドクターのご経歴や学会発表だけでなく、実際に治療を受けた方の体験談、ドクターが評価・信頼するドクターなどの情報を集め、独自の基準をクリアした名医をご紹介していますので、お気軽にご相談くださいね。
Q.眼瞼下垂と診断されましたが、治療すると二重になりますよ、と言われました。なぜですか?
挙筋前転法に関わらず、皮膚表面を切開して行う眼瞼下垂の治療では、まぶたの表面に切開のラインが残るため、目を開ける際そこが折りたたまれ結果的に二重のラインを形成することになります。
ラインの位置は調節できます。もしあまり二重になりたくない、ということでしたら限りなくまぶたの際の近くで切開すれば奥二重になります。
Q.私は先天性の眼瞼下垂で小さなころから目つきが悪いと言われ、大人になってから手術をしました。娘も同じ目をしており、なんとかしてあげたいのですが何歳から手術できますか?
重度の眼瞼下垂の場合を除いて、麻酔に耐えられる年齢が大体小学校高学年からになりますので、その頃までに改善されていなければ治療を考えてもいいかもしれません。
大人になるにつれ目の状態も変わる可能性もあります。また、一時的な対処法として埋没法などで一旦二重を形成し目をパッチリさせるという方法もあります。
美容医療相談室に届いた挙筋前転法(眼瞼下垂)の美容医療&美容整形の口コミ・体験談です。
※当相談室でご紹介しているクリニックの口コミではございません。クリニック・医師によりスキルは異なりますので、慎重にお選びください。
〈不満点〉
初診(カウンセリング)時:
目の開きを測定するなどの検査はなし。医師の視診のみ。
今の私の目がどういう状況で、どういう選択肢があるのかといった説明はなし。あとで自分で調べた限りでは、偽眼瞼下垂でだったのだと思うが、そういう話もなかった。「手術するなら切開になりますがどうされますか?」という確認のみで、同意すると淡々と事務手続きをされた。
手術当日:二重ラインの幅に問題がないかという確認なしでデザインが決定。
手術中、痛みが走ったので2回麻酔を足してもらった。
とにかく説明を省いて進める先生だったので術前〜術後1ヶ月くらいは失敗だったらどうしようという不安が大きかった。
〈良かった点〉
手術そのものはうまくいったと感じられている。目の開きが大きくなり、夕方から夜にかけて目が疲れることがなくなった。
また、術後1ヶ月が経ち、腫れが落ち着いてきたことで二重幅が自然になってきた。結果的にデザインに間違いはなかったのだと思う。
翌日の消毒や、翌週の抜糸も問題なく処置してもらえ、傷の経過もいいので腕はいい先生なのだと思う(形成外科の専門医であることも踏まえ)。
〈総評〉
担当医に信頼感を持てるかどうかが重要とされる目の手術をお願いするには不安が大きかった。
結果的に手術はうまくいっているが、他の人に積極的に推薦はしない。
他より安いから埋没法したくてここに行ったけど、切らない眼瞼下垂の手術を勧められてやった。静脈麻酔やられて麻酔がなかなか覚めず…怖かった。1週間以上腫れ続けるし、腫れが収まってしばらくしても全然変化なし。
他の美容外科で見てもらったら、これ意味ないからやり直してもらった方が良いという回答。ラクルに行って、看てもらったら、ぱっちりしましたね~~って、メイクしてるから当たり前だよと思って、いや、全然変わってないと言うと豹変!すごいいろいろ言われ、写真を撮る事に。写真撮ったらあれ…って感じで、マツエクが付いてるからわからない誤魔化されました。マツエクなんて、お休みしようと思ってたから数本も付いてないのに。
結局写真撮ったのに比べて見せてくれなかったです。変わってなかったからでしょうね。急に態度悪くなるわ最後はテキトーな事言って帰されました。
27万無駄にして目が1週間以上腫れて終わった嫌な思い出。
その後、他の美容外科で埋没法やってもらったら腫れもほとんどなく綺麗に仕上がりました。
ここはほんとオススメしません!金儲けの事しか考えてない腹黒医院長。
今思えば、受付もみんな整形丸出しの顔だし腕が悪いのは明らかでした。
クリニック名:共立美容外科 大阪院
医師名:分からない
費用:約20万円(割高だが出来が本当に自然でよかったと思う)
出来が本当に自然です。もともとアイプチをしていたのですが、整形をした、とバレたことがありません。翌日の腫れもほとんどなく実生活に影響もほとんどありませんでした。2年経った今でも綺麗なままで、崩れたり、不調があったりもありません。
スタッフ、ドクターの対応も良く、スタッフさんも施術を受けた方が多くおられ、体験談などを事前にお話ししてくれましたので安心して手術を受けることができました。費用は割高でしたが受けて良かったと思っています。
テレビ等でも眼瞼下垂について説明されている先生で、沢山手術も手がけており何の不安もなく手術を受けました。ところが、手術後ひと月近くなって腫れが引いてくると、特に気になっていた右側の方の瞼のたるみが手術前と同じような状態になってしまい、再手術を受けました。現在、再手術からひと月経過しましたが、多少たるみはあり完全にきれいな状態ではない(満足いくような状態ではない)です。これ以上切るとびっくり目のような不自然な目になりこれ以上の修正はできないと言われました。又、瞼に縦ジワが入り、そのことについて先生に尋ねたところ、若いうちの手術ならそういうことは起こらないが、ある程度の年齢になってからの手術は仕方ないと言われました。年齢を増したことによって起きた眼瞼下垂で、若いうちは手術の必要がなかったから今したのに、そのようなことを言われがっかりしました。手術前に、もう少し詳細な説明があったら良かったと思いますし、もっと他院のことも調べて手術をすれば良かったと後悔しております。
とても不満です。腫れが少なく、手術もスムーズに進んだので満足していました。しかし腫れが引いてみると、左の瞼が引き込んだように窪んでしまいました。他医院での修正を考えています。
保険が使えることを知らず有名なクリニックで普通にお金を払って手術しました。この方法かどうかはわかりません。一応すっきりはしました。
眼瞼下垂は保険適用で治療できると聞きました。挙筋前転法というのが一般的な治療方法なのでしょうか?どこかおすすめのクリニックがあれば紹介していただきたいです。宜しくお願いします。
美容医療相談室では、みなさまからお寄せいただいた体験談やご意見を元に、治療法に関する情報提供や名医の紹介を行っています。 「治療を受けたことがある」「カウンセリングに行ってみた」「友人が治療を受けた」など、ぜひ口コミ・体験談情報をお寄せください!
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