ワキガの皮膚科での治療方法は?皮膚科でチェックして根本治療なら美容外科へ
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皮膚科で行えるワキガ治療について
ワキガに悩んでいる時に利用できるセルフケアグッズは色々ありますが、
本格的なケアをしたいのなら皮膚科を受診するべきです。受診するとどの程度のレベルの臭いなのかもチェックしてもらえますし、根治できる方法もあります。
ワキガの症状とは
ワキガになると、ワキからつんと
鼻をつくような強烈な臭いがします。ただし、臭いの種類は皆が同じというわけではなく、生乾きの雑巾のようであったり、玉ねぎをきつくしたような臭いであったり、鉛筆の芯と形容されることもあります。他にも酸っぱい独特な臭いに悩まされることが多く、汗の付着した下着やシャツのワキ部分が黄色くシミになることもあります。臭いの強度がその時々のコンディションで変わるのもよく見られる特徴の一つです。
皮膚科でのワキガ治療方法
ワキガかどうかの診断
皮膚科を受診すると、まずは本当にワキガかどうかをチェックしてくれます。どのような診断方法かというと、問診を行ったり耳垢検査をしたり、ガーゼをワキに挟んで試臭検査を行います。ワキガになる生活習慣病をチェックするために血液検査が実施されるケースもあります。
内服薬や塗り薬の処方
皮膚科による治療を受ける場合、内服薬や外用薬が処方される場合があります。汗の量を抑える制汗作用を持つ薬や細菌の繁殖を防ぐ薬などが用いられ、自律神経を整えることでアプローチする方法もあります。どちらも即効性がありますのですぐに効き目を実感できますし、手術と違って手軽に行える治療法として人気があります。
皮膚科での費用の相場は?
内服薬や塗り薬を利用する場合にかかる費用は、多く見積もっても1万円以内で済むことも多いのでお手頃ですし、ボトックス注射は3万円くらいで行われています。ワキガのレベルによっても行うべき治療は異なりますが、選ぶ際には費用面も重要になります。費用が手頃なことからも、内服薬や塗り薬は非常に人気の高い方法です。
皮膚科でのワキガ治療の効果
塗り薬を使うと、ワキから出る汗の量を調節して大量の汗をかかないようにしてくれます。臭いの原因として深く関わっているのがアポクリン汗腺から出る汗ですので、汗の量を減らせれば症状は軽減されます。また、雑菌の繁殖を防げる効果があることもワキガの改善につながります。塗るとすぐに効果を実感できるのも大きなメリットです。
内服薬は汗の量を抑える効果がメインとなっていて、塗り薬と同じように即効性も期待できる方法です。
皮膚科以外でも形成外科、美容外科などでワキガ治療が行える
皮膚科以外の選択肢としては形成外科や美容外科でも治療を受けることができます。
ワキガの悩みを根本から解決したい場合には外科手術が選ばれることも多く、特に剪除法は重度のワキガにも優れた効果を発揮します。また、レーザー治療にはミラドライとレーザー・デオドラントの2種類があり、臭いの原因となるアポクリン汗腺やエクリン汗腺にレーザーを当てて汗腺を燃やします。高周波電流を流してアポクリン腺と皮脂腺を破壊する電気凝固もあります。
ご自身の体に合った治療法を選択することの大切さ
治療法を選ぶ時には効果や費用だけでなく、自分の体に合うものを選択することが大切です。本格的な治療法で満足度の高いものも多数ありますが、体に負担をかけてしまうケースもありますので、無理のない治療計画を立てるべきです。
ワキガで本当に気になるならお近くのクリニックへ
ワキガに悩んだら皮膚科を受診すると内服薬や外用薬を処方してもらえて、即効性のある治療が行えます。より本格的な治療を検討しているのなら形成外科や美容外科で外科手術やレーザーも受けられますが、体への負担を考えて自分に合った治療法を選択することが大切です。