2018-01-17

ホクロがあってもレーザー脱毛は受けられる？術後のホクロへの影響とは

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ほくろがある方のレーザー脱毛について

クリニックのレーザー脱毛は効果の高い脱毛方法なのですが、脱毛したい部分にほくろがあって気になっているという人もいるでしょう。その場合は施術で使われるレーザーがどのように影響するのかについて知っておくことがポイントです。

レーザー脱毛とは

主に黒い色素に反応するレーザーを照射することで、毛根を破壊し、毛を生やさなくさせる施術方法です。比較的高い出力で施術が行われるため、基本的に医師の在籍しているクリニックでしか施術を行うことは出来ません。毛周期と呼ばれる、毛の生え方に合わせて複数回照射することで、永久脱毛も期待できる施術方法です。

ほくろがある場合の脱毛方法

ほくろがある部分への対応はクリニックによって異なっているため、まずはカウンセリングを受けてみると良いでしょう。カウンセリングの時に肌質や肌の状態をチェックしてもらえます。クリニックでは一人一人に合わせた施術を行ってくれますし、色素沈着している部分が多い人でも脱毛できることがあるのです。

ほくろの部分を避ける

ほくろの大きさがある程度のものや、数がそれほど多くない場合には、ほくろを避けて照射することが多いです。

シールを貼って保護する

「施術部位に近い」「数が多い」といった場合には、白いシールをほくろの上から張り付けた上でレーザーを照射します。保護シールが貼ってある部分にはレーザーが通過できませんし、安全に脱毛を受けることができるでしょう。サイズは色素沈着の部分に合わせることができるため、火傷のリスクを防ぎながらそれ以外の部分にはしっかりと効果が得られるのです。

レーザーの出力を下げて照射する

ほくろが薄かったり、小さい場合はレーザーの出力を下げて、ほくろにも照射したうえで施術を行うことがあります。また、自己申告したうえで、医師が照射可能と判断した場合はこうした対応を取るケースもあります。

先にほくろを除去する

ほくろがあまりにも大きく、隆起しているなどの状態のものは、取り除かないとレーザーを照射することは難しいとされています。よって、施術前にCO2レーザーなどで除去をしたのちに脱毛施術に入るケースも考えられます。

レーザーを照射しない

レーザーではどうしても反応してしまうほくろの大きさや形には、別の脱毛方法を提案される場合があります。特に効果的なのがニードル脱毛で、毛穴の一本一本に対応できる脱毛方法です。

レーザー脱毛によってほくろへの影響はある？

ほくろはメラニンが皮膚の一部の集中することで発生すると言われているので、このメラニン色素に使用するレーザー反応するので、ほくろへの影響がないか心配になる方も多いです。実際は、レーザー脱毛はあくまでムダ毛を無くす施術であり、ほくろを避けて行なったり、先に除去して行なったりするため、直接のほくろへの影響はほとんどないと言われています。ただし、まれにほくろへの薄くなったり、増えたと感じたりする場合があります。

「ほくろが薄くなった」と感じる場合がある

レーザー脱毛を受けたらほくろが薄くなったと感じることもあります。レーザー脱毛に使われているYAGレーザーやアレキサンドライトレーザーなどは、シミやそばかすの治療でも使われていて、その原理と同じようにほくろでも色の薄いものやかなり小さいものであれば消える場合があるのです。ほくろをなくすために脱毛を行うべきではありませんが、脱毛に使用するレーザーには色素沈着を薄くする効果もあると知っておきましょう。色素沈着といっても残したいものや薄くしたいものなどがあるかもしれません。そこでレーザー脱毛を受ける前にクリニックできちんと相談しておきましょう。

「ほくろが増えた」と感じる場合もある

レーザー脱毛を受けたらほくろが増えたと感じる場合もあります。その理由としては隠れていたシミが表面化したということが考えられます。レーザー脱毛を受けるとムダ毛を無くすことができます。しかし、ムダ毛によって隠れていたシミなどが表面に目立ちやすくなってしまうこともあるのです。薄い産毛でも密集していると皮膚のシミや着色を目立たなくするという効果がありますし、レーザー脱毛を受けて初めてシミに気付くということも多いです。

ほくろをレーザー照射するとガンになる？

「ほくろにレーザーを照射することで、がんを引き起こしてしまうのではないか？」といった声がいくつか見受けられます。理論上では、この医療レーザーを照射することで、ほくろががんになってしまう確率は極めて少ないとされています。しかし、レーザー脱毛の歴史はまだ浅く、今後どのような影響が出てしまうか、はっきりと断言することも難しいとも言われています。