永久脱毛を受けられるのは何歳から?18歳未満が受けても大丈夫?
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永久脱毛が18歳未満でも受けられるの?
美容皮膚科などの美容系クリニックでは、医療レーザーを使った永久脱毛の施術を受けられます。最近は毛深いことに悩み、脱毛を希望する女子小学生が増えているといった話がありますが、永久脱毛はいったい何歳から受けることができるでしょうか。
そもそも永久脱毛とは
実は、日本では永久脱毛の明確な定義がありません。そこでよく用いられるのが、FDA(米国食品医薬品局)による「長期にわたって減毛状態が維持されること」という定義です。つまり、永久脱毛と言っても、一生つるつる肌でむだ毛が二度と生えてこない状態になるというわけではないのです。
しかし実際には、クリニックで脱毛施術を完了させた場合は永久に近い長い年月にわたってむだ毛がほぼ再生してこない状態になることが可能です。
脱毛治療自体は小学生からでも脱毛することが可能
クリニックによる永久脱毛は、黒い色素に反応する性質をもったレーザーを肌に照射して毛根に熱エネルギーを集中させ、毛根組織を破壊することで、生えている毛が抜けて次の毛も生えてこないようにするというしくみです。
医療レーザーは色素にのみ反応し肌組織などには作用しないため、例えば女子小学生が受けても身体に害を与えたり成長を阻害するといった心配は一切ありません。そのため、施術自体は何歳からでも受けることが可能と言えます。
ただし、18歳未満の脱毛はあまり効果がない
18歳未満の方が永久脱毛を受けても効果が少なくなってしまうと言われています。ホルモンバランスや毛質、肌質などの様々な原因によって大人よりも効果が薄くなってしまうようです。
18歳未満での脱毛があまり効果がないと言われる理由
①ホルモンバランスが不安定なため、再び生えてくることがあるから
ただし、一般には18歳未満で永久脱毛を受けても効果が出にくいと言われています。その理由のひとつとしてあげられるのが、18歳未満の子どもはまだ身体が成長途上にあり、ホルモンバランスが不安定だということです。
クリニックでは医療レーザーで毛母細胞や毛乳頭などの発毛にかかわる毛根組織を破壊して脱毛効果を得ます。ところが、まだ子どものうちは、身体同様に毛も成長を続けているために、新たに毛母が形成されて毛が生えてくる可能性があるのです。
②毛がまだ薄いため効果が出にくい
また、子どもの体に生えるムダ毛は、細くて色素が薄いことが多いものです。この毛の薄さも永久脱毛の効果が出にくい理由のひとつとなります。というのも、医療レーザーは黒い色素に反応する性質を生かして毛根に熱を集中させ、毛乳頭や毛母細胞を破壊させます。
ところが毛の色素が薄いと医療レーザーが十分に作用せず、結果として毛根組織を破壊するにいたらないことがあります。そのため、医療レーザーは産毛や細い毛には脱毛効果があまり期待できないのです。
③肌にダメージを受けやすい・痛みを感じやすいため
医療レーザーを用いた脱毛は、いわば高温のエネルギーで組織の一部を焼き切るようなものです。そのため、部位にもよりますが、強い痛みを感じることがあります。
また肌へのダメージも大きく、大人が受けた場合でもまれに火傷のような症状や肌の炎症、毛嚢炎などを招くことがあります。18歳未満のデリケートな肌ではよりダメージを受けやすく、痛みも強く感じやすくなります。痛みに耐えられず脱毛治療を継続できないという可能性も考えられます。
永久脱毛の施術を受けるのは20歳以降がいいと言われている
こういった理由から、何歳から永久脱毛を受けるのがベストかというと、ホルモンバランスも安定した20歳以降と考えられています。ホルモンバランスが安定する年齢は個人によって異なりますので、20歳以下でも施術が受けられるクリニックもあります。
その場合は親権者の同意書の提出が必要となり、また入念なカウンセリングの結果まだ早いと判断されて脱毛を受けられないこともあります。脱毛施術は費用と時間がかかりますので、確かな脱毛効果を得たいのであれば、やはり20歳以上で受けるのがいいでしょう。
18歳未満の方で永久脱毛を受ける際にはまずクリニックに相談してみましょう!
永久脱毛は何歳から受ければ良いかについて見てきました。理論上は早くから受けても問題はありませんが、強い痛みを我慢して受けてもホルモンの関係でムダ毛が再び生えてくる可能性があることがわかりました。望ましいのは20歳以上からですが、それ以下の年齢で施術を希望する場合はクリニックによく相談しましょう。