キャビテーションの副作用とは|7つの症状と受けてはいけない人の特徴!
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身体に負担をかけることなく、気になる脂肪を除去することが出来るキャビテーション。どの情報を見ても「大きなリスクは少ない」と書かれていますが、実際にいい口コミだけでなく、不安に感じてしまう声も見受けられます。
そこで今回は、そんなキャビテーションの副作用の有無など、これから受けたい人、または受けた後に気になる人に向けて、詳しい情報をご紹介していきたいと思います。
重篤な副作用はないとされている
キャビテーションは、
「切らない脂肪吸引」と形容されるように切開の必要もなく薬剤も使用しない施術であるため、強い痛みや感染症などに挙げられるような
大きなリスクや副作用が起きる可能性は
とても低い治療であると言われています。
このキャビテーションは
超音波を当てて脂肪細胞を破壊する治療法です。これまでも、命にかかわるような副作用の報告もなく、繰り返し臨床実験も行われています。なので、
医学的に安全性が証明されている治療法の一つとも言えるでしょう。
いくつかの体への変化が生じる
これまで重大なリスクや副作用の報告はされたことがない、とご紹介しましたが、それでも施術後には
体にいくつかの変化や違和感が起こることは
避けられない場合が多いです。
今回は、そうしたキャビテーションの施術後に起こってしまう可能性のある
症状や状況を「
副作用やリスク」と表現してご紹介していきます。
キャビテーション副作用一覧
①骨伝導音による不快感
キャビテーションの施術の特徴の一つに、施術中になる
「キーン」というような甲高い音があります。これは、
「骨伝導音」と呼ばれる音で、超音波が照射部位の骨に当たることによって出る音です。
つまりこの音は、
しっかりと脂肪が分解されているのだということを示す音です。ですが、骨を伝って耳に響くこのキーンという音が、
術後も頭のなかに
耳鳴りのように残ってしまうことがあります。
時間の経過とともに
自然と解消されていく症状なので過度な心配をする必要はありませんが、
日々の生活に支障をきたしてしまう可能性は否めません。
施術する部位によっても、
耳鳴りのような音の残り方に違いがありますので、心配な方は施術前の
カウンセリングで医師に相談するようにして下さい。
②肝臓への負荷
キャビテーションの施術によって
破壊された脂肪細胞は、リンパの流れにのって
肝臓へと運ばれ分解されます。そのため、分解する脂肪の量が多いことで、肝臓には
かなりの負担がかかります。
術後3日後くらいまでは
肝臓へ強い負荷がかけられることになるので、その間は
アルコールの摂取や喫煙など
さらなる負荷をかけるような行為は避けましょう。
③胃や腸の不調
基本的にキャビテーションの施術を受ける
前後1〜2時間は食事を控えることが推奨されています。なぜなら、キャビテーションの施術後は、普通よりも
栄養素の吸収がされやすい状態になるためです。
ですが、もしも施術の直前などに
食事をして施術に望んでしまうと、超音波の影響を受けて
胃や腸に不調が現れたり、
肝臓に負荷がかかりすぎることで
消化がうまく行かなくなってしまうことがあります。
施術前後の食事は避け、脂肪や糖分の多い食べ物や
アルコール類、タバコなど
肝臓への負担が大きい嗜好品は、
施術後の数日間控えることで予防することができます。
④血中の中性脂肪値の上昇
キャビテーションによって、
血中の中性脂肪血が上がることがあります。脂肪細胞から溶け出した脂肪は、リンパ液や血液に取り込まれて
肝臓に向かうためです。
一時的な症状であり、数日もすれば
自然に落ち着きます。 血液検査をしなければわからない程度なので、健康な人であれば
動脈硬化などの心配はありません。
ですが、健康診断などの関係で
血液検査の予定が施術後すぐにある場合は注意が必要です。
⑤皮膚のたるみ
キャビテーションの施術を続けた結果、
普通のダイエットよりも
効率的に脂肪細胞が減少することによって、その分
皮膚がたるんでしまうことがあります。
これはキャビテーションに限った症状ではなく、
急激なダイエットなどで
皮膚が余ってしまうことで起こる
たるみと似た原理です。
たるみの
引き締め効果のあるレーザーなどを
併用しながらキャビテーションを受けることで、たるみを予防することが可能です。
また他の施術を併用をしない場合でも、
自宅でエクササイズや筋トレを行うことで、自然と体が引き締まり
たるみの予防となる場合があります。
⑥内出血のようなあざ
大変稀にではありますが、場合によっては
施術部位に内出血のような字ができてしまうというケースがあります。本来キャビテーションの施術は、
あざが出来てしまう施術ではありません。
ですが施術者が
力加減を誤って強く押し付けてしまうことなどによって、
大変稀に内出血のようなあざが出来てしまう事があるようです。
施術慣れしている医師の下で受ければ起こる可能性はとても低い副作用の一つです。
また、キャビテーション後に
老廃物を排出しやすくするために
他の施術と組み合わせている場合、マシンやマッサージによってあざができる可能性があります。
⑦だるさや眠気
キャビテーションの施術後に、
だるさや眠気を感じることがあります。だるさは、なんとなく
体が重く感じる程度ですが、これは溶けた脂肪を排出するために代謝機能が働き、
内臓への負担が増えたことによるものです。
眠気も同様の理由です。
体内の老
廃物を排出するためのエネルギーを使っているので、好転反応と考えましょう。脂肪の排出が終われば、
自然に治まる症状です。
効果が実感できないケースも
キャビテーションの施術を受けた方々の体験談からよく耳にするのは、施術を受けたにもかかわらず
効果を実感出来なかったというものです。
考えられる原因と、
効果を高めるためのポイントについて紹介していていきます。事前に知っておくことで、
効果を得られなかったという事態を避けることができる可能性があります。
キャビテーション後の過ごし方が間違っている
キャビテーションの施術を受けた後の
術後2日間ほどを普段通りの生活をしていては、
効果を実感できない場合があります。
キャビテーション後の
2〜3日間の期間は脂肪が燃焼しやすくなるゴールデンタイム。このころは食事による
摂取カロリーを基礎代謝(=女性の場合1400カロリー前後)に
抑えたり、有酸素運動を行って
脂肪の燃焼を更に促したり、施術部位をリンパに沿ってマッサージすることで
脂肪の排出を促す必要があります
キャビテーションの
効果を最大限高めるために、術後にできることについてより詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみて下さいね。
▽もっと読む▽
・キャビテーション痩せた人が実践した8つの方法
・キャビテーション後の過ごし方を徹底解説
誤解されがちなリスク
ここからは
キャビテーションのリスクとして
誤解されがちな症状をいくつかご紹介していきます。
やけどのリスクはない
キャビテーションの施術は超音波の
振動を利用して
脂肪細胞の破壊を行う施術です。熱を利用した施術であっても、その温度は
最高でも約40度ほどなので、
火傷(ヤケド)のリスクが伴う可能性は
極めて低いです。
強い痛みや傷が残ることはない
超音波を利用しての施術であるため、
キャビテーションによって強い痛みや傷が残るような心配も
ありません。
もしも痛みが残ったというケースがあれば、それは施術の前後に行われた
マッサージやその他の
併せて行われた施術の影響である可能性が高いでしょう。
キャビテーションの施術が受けられないケース
妊娠中や生理中の場合
キャビテーションは
妊娠中であったり妊娠の可能性がある場合は原則
施術を受けられません。
本来キャビテーションは
肌表面から数センチまでしか効果がないので、子宮内へ影響が出ると考えにくいのですが、母体の体温上昇が5度以上になると
胎児に影響が出る可能性がでてきます。
また
骨伝導が起こす胎児への影響なども
ゼロであるとは言えないため、
万が一のリスクを避けるために妊娠中のキャビテーションは受けられません。
また、
ホルモンバランスや血液循環の乱れが起こりやすい
生理中も施術が避けられる事が多いです。特に
腹部周辺への施術の際は、注意が必要です。
ペースメーカーを使っている場合
ペースメーカーを使用している人もキャビテーションの施術を受けられません。
キャビテーションは
超音波の振動によって脂肪細胞に作用する施術です。
超音波の振動を受けて、
ペースメーカーが異常や誤作動の原因になる恐れがあります。
万が一の場合を考えて、施術を受けることができません。
内蔵系の疾患がある場合
内臓系の疾患、特に
肝機能に疾患を抱えている場合もキャビテーションの施術が受けられない場合があります。
この施術を行うことで、一気に脂肪の分解が進み
肝臓やその他の内蔵へ負荷をかけることになります。
それによって、
さらなる体調悪化を招いてしまう可能性がありますので、
内臓系の疾患を抱えている場合は施術を受けないようにしましょう。
摂食障害の場合
摂食障害を抱えている人も、キャビテーションの施術を避けたほうがよいといわれています。
摂食障害などで
すでに痩せている人にとって、脂肪をさらに減らすということは
健康を害する恐れがあったり、栄養不足で
骨がもろくなっている可能性もあるからです。
糖尿病、骨粗鬆症や血管に疾患がある場合
糖尿病の人は、キャビテーションを受けることによって
血糖値が上がってしまう可能性があります。
糖尿病の薬を飲んでいる人も
施術を受けることができません。キャビテーションによって肝臓に負荷がかかることで
糖尿病を悪化させる恐れがあるからです。
骨粗鬆症の人は、
骨伝導の影響を骨が受けてしまう可能性があります。
また、血液に乗って溶け出した
脂肪が肝臓に運ばれるので、
血栓や静脈瘤など
血管に疾病がある人も同様です。
副作用を知ってから施術を検討することが大切
キャビテーションはこれまで
重篤な副作用や命にかかわるようなリスクが報告された例はありません。
ですが、
体への異変を伴う施術であることは確かです。今回は、こうしたキャビテーションの治療後に
起こりうる体への異変を「
副作用」や「
リスク」という言葉で紹介してきました。
施術を受ける前にこうした
キャビテーションで起こりうるリスクや副作用の可能性について
理解を深めておくことはとても大切です。