軟骨のピアスホールに肉芽ができた時の治し方|開ける前に知っておきたい基礎知識
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軟骨のピアスホールに肉芽ができた時の治し方はあるの?
軟骨のピアスホールのトラブルとして多いのが、「
肉芽」です。ピアスホールに出来物が出来てしまったという場合、適切な処置が必要になります。
しかし、どんな方法があるのか気になりますよね。
今回は、軟骨のピアスホールにできた肉芽の治し方について紹介します。
肉芽とは?
「
肉芽」という言葉を聞いたことが無いという人もいるかもしれませんが、これはピアスホールの横に出来た木の芽のような見た目をしているデキモノです。
ピアスは体にとっては異物です。その異物を取り除こうとして、免疫細胞を出す、体温を上げるという手段をとってもピアスを排除することが出来ないため、最終手段として物理的に軟骨にあるピアスを押し出そうとして出来たのが肉芽というものです。
肉芽ができてしまう原因
肉芽ができてしまう原因として、
サイズの合わないピアスの使用、
重いピアスの使用など、
ピアスホールに負担がかかっている状態になったことが挙げられます。
軟骨のピアスホールのほうが耳たぶのピアスホールよりも肉芽が出来やすいと言われていますが、軟骨はその名の通り硬い骨ですので、伸び縮みをしません。それにより、耳たぶのピアスホールよりも負荷がかかりやすい傾向にあります。
軟骨のピアスホールにできた肉芽の治し方
ピアス着用を中止する
軟骨のピアスホールに肉芽ができてしまったということに気がついた時の治し方としては、まず最初にピアスを外しましょう。
せっかく開けたのに外すというのは、抵抗を感じる人もいるかもしれません。
しかし、その状態を放置することは決して良い決断であるとは言えません。
負荷がかかっている状態が続けば、肉芽が更に大きくなり、腫れや痛みなどを伴うようになる可能性もあるため、外す方が良いです。
ホットソーク
肉芽ができたけれど、ピアスを外したくないという場合には、自宅で行うことが出来る治し方として、「
ホットソーク」という方法があります。
用意するものは、ぬるま湯と塩、適度な大きさの容器、タオルです。
やり方は、清潔な状態にした容器にぬるま湯と塩を入れて混ぜ、患部を浸すというものです。15分ほど浸したら、綺麗に洗い流し、水分を拭きとり終了です。
クエン酸療法
軟骨のピアスホールに出来た肉芽の治し方として、「
クエン酸療法」があります。殺菌作用や代謝促進作用により、肉芽の回復をサポートしてくれるようです。
水にクエン酸を入れ、半日ほど放置しクエン酸を溶かします。クエン酸が溶けた液体をガーゼに浸し、患部に10分ほどあてます。10分経過後、ガーゼを取り除き、綺麗に洗い流し拭き取り、終了です。
痛みを感じる場合には、すぐにクエン酸療法を注意してください。
医療機関で治療を受ける
軟骨のピアスホールにできた肉芽の治し方として、皮膚科・美容皮膚科・美容外科などの医療機関で治療を受けましょう。
大きさにもよりますが、患部を切り取る、化膿をしている場合には内服薬を使用するなど、症状に合わせた治療を行うことになります。
悪化する前に治療することで、最小限の治療で留められるでしょう。
軟骨のピアスホールに肉芽ができたら早めに病院へ相談しよう
軟骨のピアスホールは他の部位に比べて肉芽が出来やすい部位と言われています。
トラブルを起こさないためにも、ピアスホールを開けた時には、ケアを必ず行いましょう。
それでも肉芽などのトラブルが起きてしまった場合には、自己判断で直そうとはせず、医療機関で適切な治療を受けるようにしてくださいね。