耳たぶにできる肉芽の原因と対処法・予防法について詳しく解説
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耳たぶの肉芽の原因や対処法について
ピアス穴の周辺にピンクの
丸いできものが発生することがあります。これは
肉芽と呼ばれるものであり、耳たぶにできやすいという特徴があります。
今回は、なぜこのようなできものが発生するのか、その原因や対処法について詳しく解説していきます。
そもそも肉芽とは?
耳たぶにはさまざまなできものが発生することがあります。
柔らかくて丸いタコのようなできものは肉芽と呼ばれるものです。
これは
炎症性の腫瘍であり、悪性ではないので放置しておいても問題ないとされています。痛みがない場合や小さい場合はあまり気にならないでしょう。しかし、
大きくなってきた場合は手術が必要になることもあります。大きくなると切除するのが難しくなってしまうこともありますし、
できるだけ早く皮膚科を受診した方が良いでしょう。
耳たぶにできる肉芽の原因の多くはピアス
耳たぶにできる
肉芽は主にピアスが原因と言われています。なぜこのようなものができてしまうの、その理由の一つとして挙げられるのが、
人間の体には免疫機能があるということです。
体内に異物が侵入すると
それを排除するための免疫が働き、
炎症を起こすことで異物を排除しようとします。
しかし、
ピアスはウイルスや細菌ではありませんし、免疫が働いても上手く排除することができません。そのため体は
最終手段としてピアスの周りに細胞をくっつけ、
物理的に外へ押し出そうとします。それによって
しこりのようなできものが発生するのです。
肉芽への対処法
①皮膚科や美容皮膚科で診察を受ける
耳たぶに肉芽ができてしまった場合、
皮膚科や美容皮膚科を受診しましょう。自力で治す方法などもありますが、
医療機関を受診した方が確実に治せるというメリットがあります。
炎症が発生している場合は
薬が処方されることになります。症状が悪化している場合は
手術を受けることになりますが、
保険が適用されるので費用はそこまで高くなりません。素人が間違った治療をすると
悪化させてしまう心配もありますので、最初から
医師の診察を受けたほうが安心できるでしょう。
②ホットソーク法
耳たぶの肉芽が気になるけれど、医療機関に行くのは抵抗があるという場合、
ホットソーク法を試してみると良いでしょう。
用意するものは36℃~40℃のお湯と天然の塩、患部を浸せる容器、棒、タオルです。
まずは容器にお湯と塩を入れますが、
お湯100ccに対して塩は0.9g程度にしましょう。そして、お湯と塩を棒でしっかり混ぜてから
患部を15分ほど浸します。それからシャワーでしっかり洗い流し、
タオルで優しく拭き取りましょう。
ホットソーク法は
手軽に行うことができますが、セルフケアなので
なかなか効果が得られないこともあります。1週間試しても効果がなかった場合、
医療機関を受診した方が良いでしょう。
肉芽は作らないようにすることが何よりも一番
適当な道具でピアスを開けたり、
きちんとケアをしなかった場合、耳たぶの肉芽ができやすくなります。このようなトラブルが発生すると見た目が悪くなりますし、耳を堂々と見せられなくなってしまうでしょう。そのため
きちんとケアして予防することが大切です。
肉芽を作らないために
①ピアスの穴あけは医療機関で
耳たぶの肉芽を予防したいという場合、
ピアスの穴あけを医療機関でしてもらうのがおすすめです。
自己流でピアスの穴を開けると失敗しやすいですし、ピアスホールが歪んでしまった場合は
肉芽ができやすくなります。医療機関ではドクターが丁寧に処置をしてくれますし、
綺麗なピアスホールを開けることができます。自己流の穴あけは
衛生面のデメリットも大きいですし、穴を開けた際に
細菌が入って化膿するリスクもあるので注意しましょう。
②ピアスホールのケアは怠らない
耳たぶの肉芽を防ぎたいという場合、
ピアスホールのケアをきちんと行うことが大切です。ピアスホールが汚れていると細菌が侵入しやすくなりますし、常に清潔に保つようにしましょう。
特に
ピアスホールを作ったばかりの頃は周りの皮膚が無防備ですし、細菌に感染しやすい状態です。そのため
殺菌や消毒のケアを丁寧に行うことが重要です。また、ピアスホールが開いているというのは怪我をしている状態であり、汚い手で耳たぶを触ったりすることも良くありません。
③金属アレルギーならば樹脂製のピアスなどを身につける
耳たぶの肉芽を防ぐためには
使用するピアスの種類にも気を付けましょう。ピアスは金属だけでなく
樹脂などで作られているものもあります。
金属アレルギーの人が金属製のピアスを身に着けると肉芽が発生しやすくなるため、
樹脂製のピアスなどを選んだ方が良いでしょう。
自身の肌に合った素材を選ぶことで
トラブルのリスクを避けることができるのです。ピアスというのは常に身に着けるものですし、アレルギーを起こしにくい素材でできたものを選ぶのがおすすめです。
さいごに
耳たぶに肉芽ができてしまうと
かなり目立ってしまいます。触って気になることもありますし、大きくなったら手術が必要になることもあるでしょう。しかし、
耳たぶのトラブルは事前に予防することもできます。そのためには、ピアスホールの周りを
清潔を保つように普段から心がけることが重要です。