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脱毛施術はより安全にムダ毛を処理することができる便利な方法ですが、時に危険性やリスクが懸念されることもあります。具体的に、施術の際にはどんな危険があるのでしょうか?施術を受ける前にはそのリスクについてしっかり把握していくようにしましょう。
参照:国民生活センター
現在、国民生活センターには脱毛によるトラブルの声が、一定数寄せられています。ここ5年間のデータを確認すると、増加傾向ではないものの、常に170件~210件ほどが上がってきており、サロンやクリニック側との契約トラブルだけでなく、施術後の副作用や肌への後遺症などが報告されています。
脱毛施術の後には肌表面がひどく傷ついた状態になっていきます。肌への負担が少ない方法だとは言いつつも、多少のダメージは強いられることになるわけです。肌表面が傷ついた状態になれば、当然のことながら肌の乾燥が促され、肌荒れの症状があらわれていきます。
肌荒れはひどくなると見た目にも影響がでてくることがあるため、とりわけ注意が必要です。施術の前後で肌のダメージを軽減するための保湿ケアを徹底する、これが大切になってきます。
脱毛施術によって陥りやすい脱毛のリスクとして、毛嚢炎の症状が挙げられます。毛嚢炎は施術によって毛穴奥の細胞が傷つけられ、そこに皮脂汚れや雑菌が入りこんでしまうことで引き起こされていきます。
健康な状態の肌であればなんの問題も起きないのですが、施術によって弱ってしまった肌細胞だとその症状が顕著にあらわれてしまうことになります。 対処法としては、医療機関での治療を受けるなどして炎症を抑えていくことが挙げられます。
こうした施術の後には、肌が乾燥しやすくなっていく危険があります。施術によってダメージを受けた肌細胞、その影響で肌の保湿力は非常に低くなっています。肌内部の水分は荒れた肌表面からどんどんと抜けていってしまいます。
乾燥が顕著になると肌の突っ張りがひどくなっていきますし、しわがひどくなるなどプラスの症状があらわれることもあります。その都度保湿ケアを徹底するなどして、このダメージを軽減していくことが大切になってきます。
施術後のムダ毛処理の方法にも注意が必要になってくることがあります。先にも挙げたように、施術後は肌表面がひどく傷ついた状態です。
ここで毛抜きやカミソリを使った自己処理を続けてしまうと、ダメージが倍増してしまい、肌の炎症を悪化させてしまう危険性があります。
もちろん、すべてのケースがそうというわけではありませんが、施術の後は電気シェーバーを使って肌への負担を最小限に抑えていくようにしましょう。たったこれだけでも毛穴や肌表面への刺激を減らしていくことが可能です。
サロンで行われるのは主に光脱毛で、ムダ毛に含まれるメラニン色素に反応する特殊な光を肌にあてて施術を行っていきます。
痛みや負担は少ないのですが、その分施術回数を増やしていかなければいけないのがデメリットとなってきます。また、負担は少ないとは言いつつも肌質が弱い人にとってはダメージが大きくなることもあるので、時に注意が必要です。
施術を受ける方法としてクリニックを利用する方法も挙げられます。クリニックで行われている施術はレーザーを用いたものとニードルを用いたものが挙げられます。レーザーを用いた方法だとサロンに比べてパワーは強いのですが、その分肌への負担が懸念されることもあります。
また、ニードルによる施術は毛穴に直接電流を流してムダ毛を処理していく為、その分痛みが強くあらわれてしまいます。 しかし、クリニックによっては麻酔を使用したまま施術を受けることが可能なクリニックもあるので、あらかじめチェックをしたうえで受けることが重要になります。
クリニックやサロンによっては、思わぬ肌トラブルに対して、アフターフォローを行ってくれる場合もあります。事前に契約を行う際に、あらかじめ保証の内容をしっかりと確認しておくことが大切になってきます。
脱毛は、一般的な施術方法と比較しても、安全性の高い施術と言えます。しかし、どのような方法にもリスクも存在しており、そうした点をしっかりと把握した上で施術に臨む必要があります。『本サービスは、医療機関・医師情報の提供を目的としているものであり、本サービスにおける情報提供・返答は診療行為ではありません。また、提供する情報について、正確性、完全性、有益性、その他一切について責任を負うものではありません。提供した情報を用いて行う行動・判断・決定等は、利用者ご自身の責任において行っていただきます様お願いいたします。』