大人のでべその治し方|でべそになる原因や治療法を紹介!

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大人のでべその治し方とは?

何かを思いついた女性 おへそは、普段洋服で隠されているので常に人の目に触れる部分ではありませんが、でべその人は水着の着用や温泉で人目を気にしてしまうものです。 大人のでべそは自然に治ることは難しいですが、治療をすることで改善ができるでしょう。 今回はそんな悩みの改善が期待できる大人のでべその治し方について紹介します。

大人のでべその原因

顎に手をついて考えている女性

臍突出症

おへその穴は閉じたけれども、臍がおへその窪みに収まりきらずに膨らみが残っている状態を「臍突出症」といいます。 おへその中央に膨らみが残るケースや周りの皮膚が余り、飛び出しているようなケースがあります。 臍突出症は、おへその穴は閉じているため腸がはみ出したりすることはありませんが、おへその穴の縁の皮膚や皮下の瘢痕組織が余っており引っ込まず、でべそになっている状態です。

臍ヘルニア

赤ちゃんとお母さんはへその緒でつながっています。へその緒がなくなると穴の状態になります。通常この穴は、瘢痕組織や筋膜により覆われていきます。しかし、この穴が閉じないと「臍ヘルニア」と呼ばれる状態になります。 臍ヘルニアは放置した場合でも2歳までくらいには穴は自然と閉じていくといわれています。しかし、時間が経過しても穴が閉じずにそのまま残る場合には、手術を必要とする可能性があります。

でべそは大人になってからなることもある

びっくりして驚いている顔 先天的な理由ででべそになるだけでなく、大人になってからでべそになる場合があります。 妊娠で腹圧が高くなり、負荷がかかってしまうことで臍ヘルニアになったり、同じように肥満による腹圧の高まりで臍ヘルニアを起こすことがあるようです。 また、お腹に水が溜まる腹水の症状においても、中から圧がかかってでべそになるケースがみられます。

大人のでべその治し方

ポイントや注意点を教えている女性医師

でべそを治すには「手術」が必要

大人のでべその治し方は、傷を臍の中におさめてしまう「臍内法」という治し方が一般的といわれています。おへその穴自体が小さくて形を変える必要がない場合に用いられるようです。 臍内法は、傷が臍の中だけに収まる治し方なので手術後の傷が目立つ心配が少ないでしょう。局所麻酔や軽い静脈麻酔で行われるケースが多く、手術自体も約1時間程度で終了するようです。 日帰りの手術が可能で、術後の痛みも痛み止めを服用すれば問題ない程度で済むことがほとんどです。糸で縫った場合には約1週間後に抜糸が必要です。 小児の大きなでべその場合や臍の横幅を短くしたい場合には「臍外法」という方法が取られるようです。 傷跡が外側に出てしまう臍外法は、大人のでべそを治す方法として用いられることは少なく、臍内法できれいな臍を形成することができない場合のみ採用していることが多いと言われています。

手術で大人のでべそを治すメリット

喜んでいる女性 手術を受けるメリットは、見た目のコンプレックスを解消できることという点です。特に女性の場合は、水着やお腹が見えるようなファッションをする場合には気になってしまう方が多いです 普段は隠れる部分とはいえ、自分では意識してしまうコンプレックスをずっと抱えることから解放されるでしょう。 また、手術後の傷跡も臍の中なのでほとんど目立つことがないようです。

手術で大人のでべそを治すデメリット

デメリットとしては、臍の皮膚が一時的に茶色く色素沈着してしまうことがあります。 また、手術を受けたからと言って、症状・状態によっては必ずしもきれいな臍を形成することができないという可能性も0ではないため、注意が必要です。

手術で大人のでべそを治す時のダウンタイム

時計を指さしている女性 でべその手術は1時間〜1時間半程で終了します。 抜糸は手術から1週間前後に行われ、痛みは2~3日程度腫れは1週間程度で落ち着くようです。 クリニックによって多少期間が異なりますが、入浴は1週間〜2週間程度は控える必要がでてきます。 また、手術から1ヶ月程度は、傷口が開いたり元に戻ってしまったりする可能性も0ではないため、激しい運動も控える方が望ましいでしょう。

手術で大人のでべそを治す時にかかる費用

施術にかかる費用と予算を比較して悩んでいる女性 穴が空いたままで閉じない「臍ヘルニア」の場合、穴に腸がはまり込む重大な症状を起こす可能性があるため、保険適用で手術を受けることもできます。 しかし、穴は閉じたけれども臍の膨らみが残った「臍突出症」については健康保険は適用されません。 臍ヘルニアの手術を保険適用で受ける場合には10万円以下であることが多いようです。 臍突出症の場合、または臍ヘルニアを自由診療で受ける場合には、約10〜30万円前後かかると考えておいたほうが良いでしょう。

でべそは大人になってからでも治せる

海の近くで水着を着ているスタイルのいい女性 へそは普段衣服で隠れていない部分ですが、着替えや水着の着用、お腹を出すファッションなどといった場合には、子供でも大人でもでべそはコンプレックスになりがちです。 特に大人の場合は、でべそになったとしても自然に形が変わるというわけではありません。 気になる場合には、一度クリニックで相談してみましょう。

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