美容整形で保険が適用になるケースについて|保険適用になる施術とは!

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美容整形でも保険適用で受けられる場合もある

何かを思いついた女性 美容整形は基本的に自由診療扱いになりますが、中には保険が適用されるものもあります。 ただし、機能回復が目的のため、仕上がりを求めることが難しいことと、保険診療を扱っているクリニックが限られているなどのデメリットもあります。 今回は、美容整形で保険適用での治療が受けられる症状・状態と受ける前に押さえておきたいポイントを紹介します。

ただし「美容目的の施術」は保険を使うことは難しい

頭を抱えて悩んでいる女性基本的に公的医療保険は健康上の問題について改善する施術に適用されることになります。 美容整形などの自分自身の美意識を優先するために行われるような施術に関しては保険が適用されないでしょう。 また、仕上がりにこだわる場合も保険適用内では限界があり、保険適用が難しいケースも出てきます。 とはいえ例外的に保険が適用される美容整形もあるので、事前に医師と施術内容はもちろん、費用に関しても相談してみるのが良いかもしれません。

例外的に保険適用される美容整形

人差し指を立ててポイントや注意点を示している女性

眼瞼下垂手術

例外的に保険が適用される施術には眼瞼下垂手術があります。 眼瞼下垂の治療法にはさまざまな方法があり、それぞれにメリットやデメリットがあります。 例えば、皮膚切除術(上眼瞼切開)埋没式眼瞼下垂(切らない眼瞼下垂)眉毛下切開などです。 メリットとして長期的な効果持続が見込めたり、症状の重さによって保険が適用されます。方法によってはダウンタイムが長めになるので、仕事などと調整してきちんと施術スケジュールを組むと良いでしょう。

逆さまつげ修正術

逆さまつげによって眼球が刺激され、涙や目やにがでる・目が充血する・眩しく感じる・角膜を傷つけて視力を低下させてしまうなどが引き起こります。 逆さまつげは、まつげが内向きに生える病気で睫毛乱生と眼瞼内反症があります。睫毛乱生はまつげの毛根部の炎症や不揃いの生え方が原因になるでしょう。眼瞼内反症は先天的に生じるものや加齢によって生じるものなどです。 逆さまつげを治療するには大きく分けて切開法と埋没法の2つがあります。切開法は、まぶたの皮膚を切開し、内向きのまつげを正常な位置にする方法で、埋没法はまぶたに二重の筋を作り、縫い合わせ角膜にまつげがつかないようにする方法で、いずれも改善に高い効果が見込めるでしょう。

ほくろ除去

ほくろ除去も保険が適用されることがあります。 以前はほくろやソバカス、シミなどを除去するには切開手術などを行っていましたが、最近ではレーザー治療が主流になってきています。 レーザー治療では、患部だけを瞬時に蒸発させることにより、傷跡をほとんど残さずにダメージを軽減させてほくろを除去できるでしょう。

ワキガ治療

美容外科で行われているワキガ治療には様々な方法がありますが、剪除法(せん除法)のみ保険が適用されます。 これは脇を数センチ切開をして皮膚を裏返し、ワキガの原因となるアポクリン汗腺を目視しながら直接取り除いていく方法です。目で見て確認しながらアポクリン汗腺を除去するので、高い改善効果が見込めます。 ただし、保険診療を行なっていない美容外科では、自由診療となるケースもあるので、保険適用での治療を望んでいる場合には、事前に確認してから受けるようにしましょう。

立ち耳形成術

立ち耳は耳が正面を向き頭から離れて立った状態のことを言います。 立ち耳形成術には切開法と理没法の2通りがあります。 切開法は耳の後ろに数cmの皮膚切開を行い、軟骨自体に部分的に割を入れ軟骨を糸で形成します。術後1週間ぐらいで皮膚縫合部の抜糸を行うことが可能でしょう。 理没法は切開しない形成術で、麻酔が効いた状態において皮膚の表面から針を使い、軟骨が希望するデザインになるよう割を入れていきます。糸を使用し軟骨を皮膚の下で固定するので抜糸の必要はありません。

眼瞼外反修正術

眼瞼外反修正術にはいくつか種類があり、例えば瞼板全層横方向短縮と皮膚の吊り上げや、眼輪筋の眼窩外側縁骨膜への吊り上げ固定などがあります。 下まぶたにある赤い結膜が露出している状態を改善することができ、空気に触れないようにすることが期待できるでしょう。 原因として加齢・顔面麻痺などが考えられ、これには保険が適用されます。 ただし、技術力が求められる難しい施術になるので、カウンセリングで医師としっかりと話し合うようにしてくださいね。

傷跡の修正

例外的に保険適用される施術にはいくつかありますが、ひきつれや運動障害を伴う傷跡の修正の場合には、保険適用で治療を受けることができるでしょう。 外傷後の傷跡だったり、手術を受けた後の傷跡が目立ったりする場合に、レーザー治療や特殊な対応することが可能なようです。 外傷後の傷跡や手術を受けた後の傷跡が目立っている場合に、レーザー治療や特殊な形成外科的縫合法などを利用して傷跡を目立ちにくくさせられそうです。

保険診療を扱っていないクリニックもあるので注意しよう

人差し指を立てて注意点を示している女性 これらの施術は美容外科で治療が行われており、症状・状態によって保険を適用することができるでしょう。 ただし、どこの美容外科クリニックでも保険適用で治療を受けられるというわけではなく、保険診療を扱っているクリニックも限られています。 もちろん、保険適用ができるかできないかは医師の判断によりますが、保険適用で治療を希望する場合には、まずは保険診療を扱っているかどうか確認することからはじめてみてくださいね。

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