こめかみにできるイボの原因と取る方法|皮膚科での治療も可能?
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こめかみのイボについて詳しく知りたい!
こめかみなど顔に出来るイボは、様々な種類があり原因も症状によって異なります。そのためイボの状態やできた部位を見極めることで、適切な治療方法を知ることができます。今回はこめかみにできるイボについて詳しくご紹介します!
そもそもイボの特徴とは
イボの原因となるウイルスは約100種類以上あり、イボといっても種類やできる部位や年齢、症状によって様々といわれています。こめかみに出来るイボは、ヒトパピローマウイルスというこのウイルスが傷口に入り込んで感染することで皮膚が隆起したものを言うようです。
イボの多くは良性の腫瘍なので、そのまま放置しても健康上は問題は無いといわれています。しかし見た目が悪いことや、老けた印象を与えることから治療を行う方が多いです。また、稀に悪性の腫瘍の可能性もあるので注意が必要です。
こめかみにイボが出来る原因
①青年性扁平疣贅によるもの
こめかみに出来るイボの一つとして挙げられるのが青年性扁平疣贅です。別名扁平疣贅と呼ばれており、その名前の通り青年期に顔や手の甲など、2~3ミリの平たいイボが出来る特徴があります。この症状はやや皮膚が隆起しており、薄い褐色の色味をしています。
一般的には体の成長によって自然に治癒していくので、そのまま放置しても問題ないとされています。
②老人性疣贅によるもの
年齢を重ねてから顔にイボが増えた問う場合は、老人性疣贅の可能性があります。老人性疣贅はその名の通り老化によって増える特徴があり、皮膚の老化現象で脂漏性角化症とも呼ばれています。
老人性疣贅は顔に限らず、全身のどこにでもできるのが特徴で、イボの発生した頃は1~2ミリと小さいですが、時間と共に大きくなっていくイボです。
③尋常性疣贅によるもの
こめかみに出来るイボの中でも特に一般的なのが、尋常性疣贅です。尋常性疣贅は皮膚を擦ったりケガをしやすい接触の多い場所にできやすい特徴があります。特に顔はカミソリを利用して産毛のシェービングを行う女性が多いことから、カミソリの刺激や皮膚ダメージがきっかけとなり、こめかみに尋常性疣贅が出来る原因になることもあるようです。
こめかみのイボの除去方法
①市販薬による治療
セルフケアでこめかみのいぼを除去したいという方には、市販の外用薬や内服薬を利用する方法があります。市販薬では貼るタイプと塗るタイプが販売されており、自分の症状に合わせて選ぶことが可能と言えるでしょう。
また、ひまし油・杏仁オイルをいぼに塗る方法も効果が高いとされているようです。
②漢方処方による治療
こめかみに出来たいぼの除去方法として、内服薬を利用する方法も利用されています。内服薬にはヨクイニンと呼ばれる漢方が配合されているタイプが多く、このヨクイニンにはタンパク質やビタミンやカルシウム、カリウム、鉄など高い栄養成分を含んでいます。体の免疫力を向上させていぼに限らず、肌のトラブルを改善をすることができるとされています。
②液体窒素での除去(皮膚科・美容皮膚科など)
医療機関で行われている主流のいぼ治療が、液体窒素を利用した冷凍凝固法が利用されています。隆起した部分に液体窒素を含ませた綿棒を押し当てることで、皮膚細胞を壊死させます。
時間と共に壊死した皮膚は黒く変色していき、最終的に自然に除去されます。施術には痛みが伴いますが、液体窒素でのいぼ治療の場合、1回の施術時間も短く保険治療内で施術が受けられるためコストも抑えることが可能です。
③レーザー治療での除去(皮膚科・美容皮膚科など)
短期間で確実にいぼを除去する方法として、美容皮膚科クリニックで受けることが出来るのがレーザー治療です。炭酸ガスレーザーを利用して水分が多いいぼを蒸散することが出来るので、周辺の皮膚にダメージを与える心配が無いことが大きな特徴です。
一度の治療でほぼいぼ全体を除去することが出来るので、綺麗な仕上がりにすることが可能です。しかし保険が利用できない自費診療となるので、液体窒素の治療に比べると費用が高くなる恐れがあります。
④イボを切除する方法(皮膚科・美容皮膚科など)
大きさのあるいぼの場合ハサミや冷凍療法、レーザー治療を利用することができない可能性があります。そこで皮膚科で行われる治療方法が切除を行う方法です。治療方法はイボの根元をメスで切除し、傷口を縫い合わせる簡単な手術なので、短時間で施術は終わります。
切除時は局所麻酔を行うので、痛みはほぼなく出血もほとんどありません。保険診療内で治療を受けることが出来るので、いぼの大きさによって5,000円〜15,000円ほどで受けられるようです。
イボを治すなら一度クリニックに自身の状態を相談しよう
こめかみに出来たいぼは、人によって症状や原因は異なるため、素人判断をせずに一度クリニックに相談をすることが大切です。また、治療方法によってクリニックに通う回数や、期間も異なってくるので適切なケアを行うためにも自分にあった治療方法を見つける必要があります。
医師の元で診察を受けることで、症状の適切な治療方法や薬の処方を出してもらえるので、自分で無理にセルフケアを行うよりも確実にいぼを綺麗に除去することができるでしょう
こめかみに気になるイボが出来たらクリニックに相談を!
こめかみに出来るいぼには複数種類がありますが、いぼはウイルスにより出来たタイプから、悪性腫瘍による他の病気が原因の場合もあります。症状を正しく理解して治療を受けるためにも医療機関を受診するようにしましょう。