ほくろ除去の6つの失敗例|原因・対処法・失敗しないためのポイントを紹介
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目立つほくろを除去することで起こる失敗とは?
衣服で隠すことができない顔などに、大きなほくろがあったり、ものすごい数のほくろがあったりすることで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実際にほくろを除去することは可能ですが、それによって起こる失敗も存在します。
そこで今回は、受ける前に知りたい、ほくろ除去で起こる失敗例について紹介していきます。
ほくろ除去で起こりうる失敗例
赤みが残る
ほくろ除去では、赤みが残ることがあります。
特に、肌が白い人の方が長引く傾向です。
そもそも、ほくろ除去では治療の過程で赤みが出ます。通常であれば時間の経過とともに赤みが落ち着いていきますが、色白の方は目立ちやすくなるのが原因です。
半年以上の時間が経っても赤みが目立っている場合には、医師に相談しましょう。
術後の黒ずみ
ほくろ除去の失敗例では、赤みが出る他に、黒ずんでしまうという失敗もあります。
この原因として、1回のレーザー治療では除去できないほくろであったために取りきれていないほくろが残っている場合、取ったほくろが再発した場合、レーザーの刺激によって色素沈着が起きた場合などが考えれます。
1回では取ることのできないほくろや再発したほくろは、再度治療を行うことでほくろ除去が期待できますが、色素沈着が起きているケースには、色素沈着の治療が必要です。
ほくろ除去した部分が陥没してしまう
せっかくほくろ除去をしたのにも関わらず、施術部位が陥没してしまう失敗があります。
これ、1回では取りきれないようなほくろを無理に1回のレーザー治療で除去しようとした場合、術後にできたかさぶたを無理に剥がした場合、医師の指示ではなく自己判断でアフターケアをやめてしまった場合などが原因になるようです。
患部が盛り上がってしまう
ほくろ除去の失敗である患部の盛り上がりは、3つの原因が考えられます。
原因として、傷を回復させるために皮膚の繊維組織が蓄積されて盛り上がった肥厚性瘢痕、ケロイド体質・アフターケア不足があげられるようです。
肥厚性瘢痕の場合、通常半年〜1年で治っていくことが多いと言われていますが、体質によるケロイド状の傷跡は、赤く盛り上がったまま長期間残り続けてしまいます。
また、テープで患部を保護するなどのアフターケアが必要ですが、これを自己判断でやめてしまったりすると、通常なら怒らない患部の盛り上がりを引き起こしてしまう可能性が高まるので注意が必要です。
切除法によりもとのほくろよりも3倍ほどの傷跡が残ってしまう
ほくろ除去といっても除去する方法にはいくつか種類がありますが、その中でも切除法という方法によって、もとのほくろよりも3倍ほどの傷跡が残ってしまう失敗が存在します。
この原因は医師の技術力が関係しており、縫合の仕方が悪いと傷口が開いてしまったり、しっかりと閉じずに開いたままに治ってしまったりすることで、傷跡が大きくなってしまうでしょう。
この治療方法は傷跡が残りやすいものですが、傷が治りにくい体質によっても起こる可能性があるということを知って起きましょう。
再発してしまう
ほくろ除去の失敗例である再発は、ほくろ細胞を完全に除去できなかったことが原因です。医師は目視してほくろ細胞を確認して除去していきますが、なくなったように見えても皮膚の奥にあると残ってしまう場合があります。
ほくろ除去の失敗例でよくある「再発」は、ほくろの細胞を完全に除去できていないことが関係してきています。
施術は目視してほくろの細胞を確認して除去していきますが、なくなったように見えても皮膚の奥にあると残ってしまう場合があるようです。
これは医師の技術力ではどうしようもない失敗例ですが、目視でも確認できるであろうほくろの細胞が残って再発していた場合には、医師の技術力が関係してきているため、診療に医師を選ばなければなりません。
ほくろ除去で失敗した時の対処法
色素沈着にはシミや色素沈着の治療を行う
ほくろ除去で失敗し色素沈着が起こった場合には、まずリスクが低い方法として、ビタミンやトラネキサム酸が含まれた薬を服用したりクリームで患部に塗り込んだり、ハイドロキノン・トレチノインを使用したりすることで、患部の黒ずみを改善することができるでしょう。
これらの薬は市販薬でも含まれている成分ですが、クリニックで処方してもらった方が高濃度のものを使用できるため得られる効果も高くなります。
ケロイドはケナコルト注射などのケロイド治療を行う
ほくろ除去で失敗してケロイドになった場合の対処方法にケナコルト注射があります。
これはステロイドの一種であり、ケロイドの勢いを抑えられる作用があります。
また、テープを使った圧迫固定を併用するとより効果的とも言われています。
目立つ傷跡は切開した部分を再び切開して縫合する
ほくろ除去の失敗で傷跡が残ってしまった場合、その部分を再び切開し、縫合して治療を行うこともあります。傷跡修正とも呼ばれる方法であり、治療を受けたクリニックで対処していない場合でも他院に行って受けることができます。
切除法でほくろ除去をして目立つ傷跡が残ってしまった場合には、その部分を再び切開し縫合するという方法があります。
ただし、これは傷跡修正とも呼ばれる方法で、形成外科的縫合が求められます。
一度施術を行なっている部分は新規の施術よりも難易度が高いため、慎重に医師を選びましょう。
ほくろ除去で失敗しないためのポイント
専門性・技術力の高い医師・クリニックを選ぶ
ほくろ除去といっても、レーザーによる方法や切開をしてほくろと除去する方法まで様々です。
特に切開をする方法は傷跡が残ってしまうリスクが高い方法でもあります。
今現在、手術経験がなくても医師免許さえあれば誰でも美容外科医になれるため、クリニックによっては経験の浅い未熟なドクターが存在しているのも事実です。
その医師が施術を行うことで失敗するリスクを高めてしまうので、失敗をしないためにはほくろ除去であっても専門性・技術力の高い医師を選ぶようにしてください。
医師選びのポイントは、美容外科医として最低でも5年以上の経験があり、美容外科のベースとも言える形成外科出身でかつ日本形成外科学会認定専門医を取得しているのかどうかが目安になります。
また、ほくろ除去などの皮膚変に関して研究や発表を積極的に行なっているかもポイントです。
クリニックのホームページなどでこれまでの経歴を確認し、気になった医師がいれば、まずは実際のカウンセリングを通して信頼できる医師か見分けましょう。
ほくろ除去で失敗しないためには費用の安さでは選ばないようにしよう
ほくろがあってもそのまま何もしないのが一般的ですが、特に顔など衣服で隠すことのできない場所に大きなほくろがあったり、ものすごい数のほくろがあったりすると目立ってしまうため、ほくろ除去を希望する人は少なくありません。
特に、数が多い・大きいという場合には費用が高額化するため、できる限り費用を抑えたいと思ってしまうのが現実です。
しかし、施術を受ける以上、多かれ少なかれリスクが伴うので、費用の安さだけで医師・クリニックを選んではいけません。
費用が極端に安いクリニックの中には、経験の浅い未熟なドクターの症例・技術向上のために安い料金で設定をしていることも。その場合、通常よりも失敗するリスクが高まるでしょう。
よって、ほくろ除去で失敗を引き起こさないためには費用の安さではなく、医師の技術力の高さで選ぶようにしてくださいね。