眼瞼下垂手術の費用とは|保険適用の条件や安く受けるためのポイントを紹介

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たくさんの100ドル札視野が狭い・眠たそうな目をしている・肩こりや偏頭痛があると言った場合は「眼瞼下垂」かもしれません。 手術をすれば症状・状態を改善することはできますが、その費用が気になる方はいます。 今回はそんな眼瞼下垂の手術にかかる費用について詳しく紹介していきます。 ▽眼瞼下垂ついてさらに詳しい情報を知りたい方はこちら眼瞼下垂とは|手術費用から原因・クリニックや名医など様々な情報を紹介

眼瞼下垂とは

眼瞼下垂とは、まぶたを持ち上げる腱膜の力が弱まり、まぶたが垂れ下がることで目の開きが悪くなってしまっている状態の事を指します。 これらはコンタクトレンズの使用や加齢などの後天的な要因によって起こる場合もありますが、生まれつきこうした症状を持っている場合もあります。 眼瞼下垂の状態にあると眠そうな印象を相手に与えたり、また狭い視界を広げようとまぶたに力を入れようとしたりすることから目の疲労や肩こり・頭痛の要因になることもあります。

眼瞼下垂の施術内容

眼瞼下垂の具体的な施術法としては、まぶたの一部を切開し、問題が起こっている挙筋腱膜を引き上げます。 それらをしっかりと張りのある状態で瞼板に縫い付け、挙筋腱膜の機能を回復させます。「挙筋腱膜前転法(挙筋前転法)」「挙筋短縮法」などと呼ばれる施術です。

眼瞼下垂手術の相場

眼瞼下垂は、症状によっては保険が適用される場合があります。よって、美容医療の一環として自由診療で施術を受けた場合と保険適用の範囲内で施術を受けた場合ではその金額・相場に大きな差が出ることになります。 それでは保険が適用された場合、されなかった場合それぞれの相場を見てみましょう。
 費用
健康保険適用
(3割負担の場合)
片目2〜3万円
両目
4〜6万円
保険適用外
片目
20万〜35万円
両目
35万〜60万円
※この相場はあくまでも参考です。 このように、保険が適用されるかされないかでは、場合によっては金額に10倍近い差が生まれることになります。

眼瞼下垂手術が保険適用外のクリニック別相場

続いて、保険適用外の場合の施術費用について見てみましょう。 こちらは、他の美容医療と同じく自由診療という枠組みになりますので、クリニックによって施術費用に差が出ます。
クリニック名 施術部位・表記 費用(税込)
大塚美容外科 片目 378,000円
両目 540,000円
聖心美容クリニック 埋没法 216,000円
切開法/腱膜縫縮法 518,400円
ヴェリテクリニック 挙筋短縮法 648,000円
筋膜移植術 648,000円
※価格は各クリニックのHPから引用致しました。 ※2019年4月現在の価格です。

眼瞼下垂の手術を保険適用で受ける場合

・メリット

保険適用の最大のメリットは、眼瞼下垂手術の費用を大幅に抑えることができるということです。 保険の種類のもよりますが、3割から1割の負担で済むので、出費が少ないです。 数十万円となると施術を断念してしまう人も多いかもしれませんが、数万円程度で手術が可能ならなら受けやすいでしょう。

・デメリット

眼瞼下垂手術は、手術内容の性質上、どうしても二重になってしまいます。 特に保険適用の場合は、術後の目の仕上がりよりも、視野を回復したり、眼瞼下垂からくる不調を改善させたりすることが目的として行われています。 そのため、美的観点を含めての手術は難しいです。保険適用の場合、二重の幅が左右で異なったり、傷跡が目立ってしまったりといった失敗・トラブルも少なくありません。 術後、そういった失敗・トラブルが起こっても、「見た目」を理由にした再手術は保険適用では不可能です。 機能回復と見た目、どちらにもこだわる場合には、自由診療で受けた方が、再手術による支払いも減らせるでしょう。

眼瞼下垂の手術が保険適用のケース

なるべく価格を抑えて眼瞼下垂の治療を行いたい方であれば、保険適用の施術を受けたいですよね。 では、ここからどういったケースであれば保険適用で施術が受けられるのかを解説していきます。 まず、基本的に基準が明確に決まっている訳ではありません。なぜなら、その多くが主治医の主観によって判断されるからです。ある医師のもとでは保険の適用外と言われたが、別の医師のもとへ行って話を聞くと、こちらでは保険の適用が可能と言われた。こういったことが起こる場合があるのです。 このように、具体的で明確な基準がある訳ではありませんが、その中でもどういったケースだと保険が適用される場合が多いのかを挙げていきます。

健康保険による施術が可能なクリニックであること

まず大前提として必要な項目です。 健康保険は、病気や怪我の治療の為に使うことが出来ます。つまり、整形手術のみを目的としているクリニックでは、前提として健康保険の適用が出来ません。 よって、健康保険の適用が出来るクリニックであるかどうかを事前にしっかりと確認しておく必要があるでしょう。

瞳孔までまぶたが下がってきている場合

眼瞼下垂とは、まぶたを引き上げる筋肉の力が弱まってまぶたが下に垂れさがって来てしまっている状態を指します。 よって、垂れ下がっているまぶたのレベルがどれくらいかが、保険が適用されるか否かの判断基準の一つになる場合が多いです。 多く言われているのは、瞳孔にまでまぶたが垂れ下がってきてしまっている場合、つまり黒目の半分くらいまでまぶたが被さってしまっている場合は、保険の適用がされるケースが多いと言われています。 しかし、これも医師によって判断基準が大きく異なることが多く、黒目の1/3程にまぶたが垂れ下がってきている状態でも保険の適用がなされる場合もあります。

日常生活に支障をきたしている場合

眼瞼下垂の症状が進むと、日常生活に様々な支障をきたします。 例えば、視界が狭まってしまうことで、目を見開こうとまぶたに力を入れる癖がつき、目の疲労や頭痛・肩こりなどが挙げられます。 このように日常生活に深刻な問題が生じてしまっている場合は保険適用がされる場合が多いといえるでしょう。

《眼瞼下垂の場合の口コミ・体験談もチェック!》

大満足しています。(挙筋短縮法)
  • ちよこ さん からいただいた口コミ・体験談
  • クリニック名:イセアクリニック 銀座院 医師名:古種克之先生 状況:施術を受けた 費用:22万円(両目の手術費用として22万円を支払いました。他のクリニックでも同等の価格で施術をしているので高いとは感じません。) 50歳を過ぎた頃からまぶたの皮膚が垂れてきて視界を妨げていました。たった半日で終わる手術で今では若い頃と同じように目がパッチリして視界も良好になり大満足しています。抜糸は1週間で行なえて日常生活に支障はまったくきたしませんでした。
  • アフターケアもしっかりしていました。
  • 匿名さん からいただいた口コミ・体験談
  • 挙筋前転法を受けたが、左右差が出てしまい片目のみ複数回の修正を行い、今回やっと挙がった。原因を色々考えてくれて、本当に頑張ってくれた。最後まで匙を投げる事なく真摯に向き合ってくれる、素晴らしい医師。今後またヘリングの法則で左右差が現れない事を祈る…。 確かな技術と沢山の症例数で信頼できるので、私はここが好き。アフターケアがかなりしっかりしていて、左右差の修正は無料。同箇所を数回目なので瘢痕を気にされて、今回は瘢痕を抑える薬(術前から服用し術後しばらく服用)や腫れを抑える薬なども特別に処方してくれた(無料) (注)上記の特別対応は、長年で築いた仲のお陰かもしれないので、全員が受けられるケアかどうかは分かりません。
  • オペの担当医が…。
  • 匿名さん からいただいた口コミ・体験談
  • 3年前に眼瞼下垂の手術を受けました。カウンセリングをしてくれた医師がもちろんオペをしてくれるとおもっていましたが オペ台で待っていると入ってきたのは 新米の初めてのオペです。の医者。カウンセリングをした医師に色々指図されながらで…やっぱり下手くそでした。確認しないのが悪かったのかもしれませんが2度と行きたくないです。
  • すごく自然ですが
  • ゆりさん からいただいた口コミ・体験談
  • すごく自然だし確かに目もやる前よりは大きくなったけどもっとデカ目にしてもらいたかったのでちょっと不満です。
  • 形も見え方も自然です
  • 白米さんからいただいた口コミ・体験談
  • 医師名:分からない 状況:施術を受けた 費用:約60万(思ったより高いなと思った。) スタッフが優しくてかんじのいい方だったので、良かったです。目の形も、見え方も自然で満足しています。晴れがひいたら、アイプチしていたときと変わらないかんじになるのかなと思っています。手術は痛みが少しありましたが、大丈夫でした。
  • 眼瞼下垂手術の費用を安くする方法

    さて、ここまで眼瞼下垂の施術費用について解説してきました。 それでは、眼瞼下垂の治療を安く受けるには、どういった選択をすればよいのでしょうか?

    安さを求めるなら保険適用

    なんといっても、安さを求めるならば、保険の適用内で施術を受けることが一番施術料を安く抑えられるでしょう。場合によっては、自由診療と10倍近くの差が出てしまう事も考えられます。 しかし、保険が適用出来るか出来ないかは医師の判断に依るものですし、自由診療である美容医療とは異なるいくつかの点があります。

    自由診療と保険適用の差があることも知っておこう

    自由診療の施術と保険適用による施術にはいくつかの大きな違いがあります。 まず、保険適用による施術は当たり前ですが美容を目的としているものでなく、日々の生活での支障を取り除くために行われます。 よって、美容医療のように、希望の見た目を要求したり、術後の見た目のイメージに満足が行かなかったりした場合でも、施術を受けたクリニックで再手術を受けることができるケースは少ないです。 これに対し美容医療の場合は、見た目の希望を伝える事ができますし、術後の見た目が不満足であった場合、再手術を受けられる場合が多いです。 さらに、美容医療の場合は他の美容整形手術を同時に受けることが出来ますが、保険適用の手術ではそういったことはほぼ不可能です。

    眼瞼下垂の手術はどちらを選ぶべき

    眼瞼下垂手術は、保険が適用されるかどうかによって金額に大きな差が出ます。しかし、その施術内容は必ずしも自由診療のものと同じとは言えません。 とにかく眼瞼下垂の症状に悩まされ、余りお金をかけずに一刻も早く症状の解消を求めている方は、保険の適用手術が向いているといえるでしょう。 反対に値段が高くても日常生活の支障を解消しつつ見た目にしっかりとこだわった施術を希望する方は、美容医療として自由診療による施術を選択することが好ましいでしょう。 値段が安いからと言って、保険適用を選び術後の完成形が自分の理想とかけ離れていたら後悔の原因になってしまうこともあります。術後に後悔がないように、ご自身の希望と予算をしっかりと照らし合わせて施術を決めましょう。

    ▽ドクターインタビュー

    【ドクターインタビュー】佐藤英明医師(自由が丘クリニック)|眼瞼下垂 【ドクターインタビュー】石井秀典医師(大塚美容形成外科・歯科)|眼瞼下垂

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