鼻プロテーゼ後のダウンタイム|必要な日数と過ごし方とは?

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鼻プロテーゼのダウンタイムに必要な日数は?

ベッドで寝ている女性理想的な鼻筋を手に入れることができる鼻プロテーゼ術。ですが、鼻の中にプロテーゼという異物を体内に入れる施術であるため、術後のダウンタイムがどの程度のものなのか気になる方も多いはず。 今回は、鼻プロテーゼの施術を受けた際にどのくらいのダウンタイムが必要になるのかや、ダウンタイム中の過ごし方など、鼻プロテーゼのダウンタイムについて詳しくご紹介していきます。

鼻プロテーゼとは

鼻プロテーゼのダウンタイムについてご紹介する前に、まずは鼻プロテーゼの施術の内容について簡単にご紹介します。 鼻プロテーゼは、一般的にシリコン素材で出来ているプロテーゼを鼻に挿入することで鼻に高さを出したり鼻筋の形を整える施術です。 昔はL型のプロテーゼが使用されることが多かったのですが、鼻先からプロテーゼが飛び出してしまったり鼻先が赤くなってしまうなどのトラブルが起こりました。そのため現在では、直線状の形をしたI型のプロテーゼが使用されることが多くなっています。 ▽もっと読む▽ 鼻プロテーゼ(施術カタログ) 鼻プロテーゼの値段はいくら?

鼻プロテーゼのダウンタイム中の症状

クリニックで鼻の毛穴パックをしている女性

腫れのピークは翌日〜2日ほど

鼻プロテーゼの術後は腫れの症状がおこります。術後直後から腫れが出始めます。腫れのピークは施術の当日から2日後くらいまで。3日目ほどでピークはすぎ大きな腫れは徐々に引き始めます。 術後1週間ほどでは完全にひいたとまでは言えませんが、メイクをすれば周囲の人から見ても違和感を感じないくらいにまで腫れは引くでしょう。 1ヶ月ほど経てば完全に腫れが引いたと感じるほどまで回復します。

内出血

鼻全体に内出血の症状がでます。術後直後から内出血が始まります。 最初は鼻周辺にうっすらと内出血が現れる程度ですが、術後日を経つにつれて段々と黄色っぽい内出血が鼻から頬にかけて広がります。 術後2〜3週間ほどで自然に吸収されていき、だんだんと薄くなっていきます。

痛み

術後、麻酔が切れ始めると段々痛みを感じ始めます。鼻プロテーゼの挿入は一般的に左右どちらかの鼻の穴の中から小さく切開して行われます。まずこの切開を行った傷口に痛みや違和感がありますが、小さな傷であるため数日間もすると徐々に慣れていきます。 術後3日ほどは鼻全体に鈍痛のような痛みを感じますが、これも1週間ほどで落ち着いて行きます。痛みや腫れをとめる薬が処方されるため、痛みが強い場合は無理をせずに痛み止めを服用しましょう。

学校や仕事はどのくらい休めば良いのか

前述の通り、鼻プロテーゼのダウンタイム中には腫れや内出血などの症状が起こりますが、術後1週間ほどで徐々に引いていきます。 ですの、一般的には1週間〜2週間ほどのダウンタイムを確保をしておくのが望ましいでしょう。

《マスクの着用が可能な場合》

もしも余りお休みが取れないという場合、かつ、職場や通学の際にマスクを着用しても問題無いという場合は、早くて3日間ほどのダウンタイムでも復帰が可能です。 ですが、術後は何が起こるかわかりません。余裕をもったスケジュールを確保しておくと安心です。

鼻プロテーゼのダウンタイム中の過ごし方

固定が必要になる場合がある

クリニックによっては、術後腫れなどを予防するためにテーピングやギブスなどによって固定をする場合があります。術後2日〜3日間ほどは、24時間固定を外さずに行う事が多いです。 クリニックによって固定を行う場合と行わない場合がありますが、もしも固定を行う場合はそれぞれのクリニックの指示にしっかりと従うようにしましょう。

濡らさないように冷やす

術後、腫れや内出血が引くまでは、患部をしっかりアイシングすることが大切です。ですがこの時、鼻の中にある傷口に水が触れてしまうと、そこから感染症を発症してしまうおそれがあります。 ですので保冷剤などをガーゼでしっかりとくるんで水が傷口を刺激しないように注意しながら、患部の周辺をアイシングするようにして下さい。

血行促進・温めるような食事や行動は控える

術後のダウンタイム中に血行を促進するような行動をしてしまうと、腫れが強く出てしまう原因となります。 そのためダウンタイム中は、スポーツ、サウナ、アルコール、辛い食事など血行を促進するような行動はできるだけ控えましょう。

安静にする

あたりまえのことですが、どんな施術にもかかわらずダウンタイム中はしっかりと体を休めるようにしましょう。 鼻プロテーゼのように切開をともない、かつ体内に異物を挿入するような施術は体に大きな負担をかけています。ダウンタイム中はしっかりと睡眠を多めにとり、リラックスして過ごすことで体を十分に休めましょう。

鼻をかむ時の注意

鼻プロテーゼの施術は、術後鼻の中に傷口が残ります。術後1週間ほどが経過するまでは、鼻の中の傷口は安定していません。なので、その間は鼻を強くかまないようにしながら生活したほうが良いでしょう。鼻水が出てきてしまった場合は、かむのではなく鼻水を優しく拭うようにしましょう。 もしも花粉症や鼻炎などのアレルギー症状をお持ちの方はその時期を避けて施術を計画するか、鼻炎薬などを服用して鼻水を抑えましょう。 術後1週間以上が経過したころからは、鼻の中の傷口も安定していきます。ですが鼻をかむ際は強くかむのではなく、負担をかけないように控えめにしましょう。目安としては、術後3週間ほどが経てば通常のように鼻をかんでも問題ないことが多いです。ご自身の傷口の様子をみながら、鼻をかむようにしましょう。

睡眠時の注意

鼻への施術ですので、睡眠時にもいくつかの注意点があります。まずは、うつ伏せに寝ないように注意することです。ダウンタイム中はできるだけ鼻への負担を減らしながら過ごす必要があります。 うつ伏せで眠ることは鼻に大きな負担をかけます。できるだけ仰向けまたは横向きで眠るように意識しましょう。少なくとも施術部位が安定し始める1ヶ月ころまではうつ伏せで眠らないようにして下さい。 また、まだ腫れや内出血などの症状が出ている間は、仰向けで寝る際に枕を普段よりも高くして眠ると良いでしょう。患部が心臓よりも低い位置にならないようにすることで、内出血や腫れを最小限に抑えることが出来ます。

ダウンタイム中の日常生活について

タオルで顔を拭いている女性
メイク術後2日ほどはメイクは避けると良い ・その後メイクは可能だが、患部は不安定なため優しくメイクするように注意する ・メイクを落とす際も同様で、メイク落としなどが鼻の中の傷跡に触れないように気をつける
入浴・血行を促進してしまうため、術後1週間ほどの間はシャワーだけにするのが無難 ・固定が終わり次第洗顔は可能だが、術後1週間ほどの間は鼻の中の傷口に水が触れないように注意する
運動・術後1週間くらいの間は激しい運動は避けた方が良い
メガネ  ・患部はとてもデリケートであるため、術後1週間位まではかける必要がない間はなるべくかけない方が良い ・どうしてもかけなければならない場合は長時間の着用は避け、なるべく鼻に負担がかからないようにする

ダウンタイムの長さを左右するもの

医師の技量

ダウンタイムの長さを左右するものとしてまず挙げられるのが、医師の技術力です。これは鼻プロテーゼだけでなくどのような施術でも言えることですが、施術は手術時間は短く出血も少ない方が術後の腫れは少なくなります。 医師の技術力や経験は、術後のダウンタイムを左右する重要な要素の一つです。

プロテーゼ自体のデザイン

鼻プロテーゼのダウンタイムの長さを左右する次の要素として挙げられるのが、プロテーゼ自体のデザインです。 挿入するプロテーゼのデザインを決める際に一番大切なのは、もちろんご自身が望む理想の鼻の形に合うデザインのプロテーゼを選ぶことです。ですが、プロテーゼの形が厚いほど、または長いほど腫れは強く出てしまう傾向があります。 理想のデザインの希望も大切ですが、術後のダウンタイムがどれくらいになるかも考慮しながらプロテーゼのデザインを選択すると良いでしょう。

体質

ダウンタイムの長さにはもちろん、ひとりひとりの体質も関係します。 普段から、どこかにぶつけた時に内出血やアザが出やすかったり、れが出やすい場合は、プロテーゼ挿入後のダウンタイムも長引きやすい傾向にある可能性があります。

ダウンタイムを少しでも短くするために

ポイントや注意点を教えている女性医師【医師選びは慎重に】 術後のダウンタイムをすこしでも短くするために出来ることとして、まずは技量が高く信頼できる医師のもとで施術を受けることが大切です。これは同時に失敗のリスクを低くすることにも繋がります。事前にいくつかのクリニックでカウンセリングを受けたりして、しっかりと信頼できるクリニックを探しましょう。 【プロテーゼのデザイン】 次に、プロテーゼのデザインを無理のないものにするという点もあげられます。いくら理想の鼻に近づけたいからと言って、極端に鼻に合わないプロテーゼを選んでしまっては術後のダウンタイムは長引きますし、完成した際のデザインも違和感のあるものになってしまう可能性があります。医師とのカウンセリングを通して、ご自身の鼻に合ったデザインのプロテーゼを選びましょう。 【ダウンタイム中は安静に】 最後に、ダウンタイムを短くするためにはダウンタイムを安静に過ごすことが挙げられます。 施術を受けたことで体はかなりの負担を受けています。ですので、その後のダウンタイムで無理に体を動かしてしまったりするとその分ダウンタイムは長引くことになります。不要なストレスを体に与えず、ゆっくりと体を休めることがダウンタイムを短くするための近道です。

鼻プロテーゼ後の痛み・腫れ・違和感が治らない時はどうすれば良い?

医療機関に相談する

術後2週間以上がたっても強い痛み・腫れが引かない場合、または違和感を感じる場合は、施術部位に何らかの異変が起こっている可能性があります。 そのまま放置してしまうと後になって重大な症状を招いてしまう可能性もあるため、こういった場合はできるだけ早めに施術を受けたクリニックへ相談するようにしましょう。

鼻プロテーゼのダウンタイムは余裕をもって

クリニックの女性医師鼻プロテーゼの施術は、切開を伴う施術ですし、なにより体内に異物を挿入する施術です。ですので、ダウンタイムは余裕を持ったスケジュールで組み、体をゆっくりと休ませてあげることが大切です。 もしもどうしてもダウンタイムの確保が難しい場合は、最低でも鼻に余計な負担をかけないように十分な配慮をした上で生活を送るようにしましょう。

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