ピアス穴から出るリンパ液と膿の違い!正しい対処法も紹介!
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ピアス穴から出るリンパ液ってどうしたらいいの?
耳たぶにピアスの穴をあけて、お洒落をしたい!でも、耳たぶに穴をあけると、その後にリンパ液が出ると聞いて不安に思っている方も多いかもしれません。この液は、一体どうして出るのでしょうか。対処法や正しい穴の開け方はあるのでしょうか。
そこで今回はピアス穴から出るリンパ液の原因や特徴、また対処法などを紹介していきます。また、区別がしにくいリンパ液と膿の違いについても紹介してきます。
ピアス穴から出るリンパ液の特徴と原因
耳たぶに穴をあけた直後は、分泌物の様な液体がたくさん出ます。その中でも一般的なのがリンパ液です。無色透明から黄色に近い色をしていて、普通のものであれば臭いはほとんどありません。このリンパ液は血液中にある血漿(けっしょう)という成分から出来ていて、ピアスの穴を開けた時には大抵出るものです。このリンパ液が出る理由は、穴をあけた部分の傷口を修復するためです。なので特に体に害のあるものではなく、あまり心配することはないでしょう。
ただし、液体が透明ではなく、濃い目の黄色だったり、嫌な臭いがする場合は、細菌が繁殖して可能している場合があるので注意しましょう。リンパ液は、傷口が修復され、しっかりとふさがるまで出続けます。
ピアス穴から出てくるリンパ液以外の液体の種類
耳たぶに穴をあけた後には、リンパ液以外にもいくつかの液体が出ることがあります。まずひとつが、分泌液。傷口を治すために分泌される液体です。無色透明で無臭ですが、たまに白い分泌液が一緒に出る時があります。赤みや腫れ、痛みがある場合は注意が必要です。
次に出るのが、組織液です。こちらも傷口を修復している過程で分泌されます。色は無色透明で無臭。細胞を治している間、細胞組織を満たしている体液で出来た成分です。
その他には、浸出液という無色透明で無臭の液体があります。免疫細胞が集合した液体で、殺菌や細胞の再生をします。腫れや痛みがある場合は、化膿しているサインなので注意します。クラスティという粘りのある液体は、傷を治すために分泌された白血球や血小板などの成分です。少し臭いがしますが、化膿の心配はありません。
ピアス穴からリンパ液が出てきた場合の正しい対処法
触らずに安静にして様子をみる
ピアスの穴を開けた後の傷口を触ると、細菌が入って感染したり化膿する恐れがあります。リンパ液は、毎日優しく洗い落とすだけにしておきましょう。プールや海などへ行くのはできるだけ避けましょう。消毒をし過ぎたり、不潔な手などでむやみに触らない事が大切です。
しばらく経っても良くならない場合は医療機関で治療する
ご家庭で正しく消毒や洗浄を行い、安静にしていても良くならない場合は早めに病院に行って処置を受けましょう。赤くなって腫れてきたり、痛みのある場合は化膿している事が多いので、悪化させないうちに皮膚科で正しい治療を受けることが大切になります。
リンパ液に似ている膿(膿汁)の特徴
まず、体液から作られたリンパ液は、無色透明をしており、無臭です。そして液体自体はサラサラしたものです。それに比べ、炎症が悪化して化膿した時に出る膿汁は、黄色味の濃い色をしており、おまけに強い臭いがあります。液体はドロドロしていて、触るとネバネバとした嫌な感触があります。
さらに、傷口が化膿すると膿汁が出ると同時に耳たぶが赤くなったり、腫れたりします。化膿の進み具合により、強い痛みを伴う事があります。耳たぶにかゆみがある程度なら化膿はしていませんが、膿汁が出てきた場合は炎症が化膿して悪化しているというサインです。
ピアス穴が化膿してしまう原因と対処法
ピアスホールが化膿してしまう理由は、まず金属アレルギーということが挙げられます。この場合は、特定の金属に対して体が拒絶反応を起こしているので、アレルギー対策の素材を使ったピアスに付け替えましょう。アレルギーをお持ちでない場合に化膿してしまう原因は、細菌による感染です。開けたばかりのピアスホールの傷口が治らないうちに刺激を与えてしまう事で感染し、化膿してしまいます。化膿を避けるためには、傷口をしっかりと消毒することやむやみに触ったりすることを避けることが重要です。
また、自分の体調を整えておく事も大切です。免疫力が低下していると、感染しやすくなり化膿も悪化しやすくなるので注意しておきましょう。
化膿してしまった場合の対処法
傷口が化膿して、腫れや痛みがある場合は、早期に医療機関で適切な処置を受けましょう。傷口の治療をするため、最初のピアスを外した状態にしなければなりません。穴がふさがらない様に、シリコンのものをつけてくれるかをクリニックに聞いてみましょう。
ピアスの穴あけに失敗しないためにできること
医療機関なら知識や経験のある医師が穴を開けてくれるので自分で行うより安心して開けることができます。適切でバランスの良い位置に穴をあけてくれ、傷口からの感染など衛生上の心配も不要です。穴を開ける際には医療用の器具を使うので、自分やピアススタジオで開けるのと比べて安心して満足のいくピアス穴を手に入れることができる可能性が高いです。
ピアス穴を安定させるためにアフターケアをしっかりと!
正しくピアスホールを開けて、アフターケアをしっかりと行う事で、傷口の炎症や化膿は防げます。穴を開けてから化膿して痛い思いをしてしまったのでは、せっかくのお洒落も楽しめません。耳元のお洒落を楽しむためにも、少しでも不安な場合は医療機関で専門の医師によるピアッシングをおすすめします。