ピアス穴が腫れた時の対処法|腫れる原因や予防策も紹介!
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ピアス穴が腫れちゃった!
ピアス穴を新たに開けると、健康な細胞を壊していくことになり、炎症が起こって患部が赤く腫れあがることがあります。腫れの症状が長く続くようであれば痛みや発熱を伴うことになってしまうため注意が必要になってきます。
そこで今回はピアス穴が腫れてしまった時の正しい対処法について紹介していきます。
ピアス穴が腫れてしまう理由
金属アレルギー
そもそも、ピアス穴が腫れてしまう理由には複数のものが挙げられます。まず最初に挙げられるのが金属アレルギーです。ピアス穴のように傷が新たにできた部分であれば余計にアレルギー反応が起きやすくなっていくため、とりわけ注意が必要です。
もともとアレルギーを持っているという人であれば、使用するピアスの金属についてもしっかりチェックしていくようにしましょう。
重すぎるピアスの着用
そして、意外に見落としがちなのが肉芽が原因となっているケースです。肉芽は、重過ぎるピアスの負担、ピアス穴の不安定さが要因で発生していきます。ピアス穴にかかる負担を軽減していこうと、最初のうちは炎症を繰り返すようになりますが、それでもピアスが勝手に外れていくわけではありません。そこで肉芽をつくって患部を隔離していこうと体が反応していくわけです。
ピアス穴のケアを怠っている
ピアス穴が安定してからも注意が必要なのが、ピアスの皮下埋没です。例えピアスの穴が完全に開ききったからといって、ケアを怠っているとピアスが知らず知らずのうちに皮下埋没することがあります。
特に、就寝中もピアスを付けたままでいる人は注意が必要で、一度埋没してしまったピアスを無理に取り出そうとすることで傷を新たに作ってしまう恐れも出てきます。
ピアス穴に触れすぎてしまう
他にも、ピアス穴が腫れてしまう理由としてはピアス穴に必要以上に触れすぎてしまうという点が挙げられます。傷が治っていない状態で患部に刺激が加われば、当然のことながら炎症が長引くことになります。
せっかく患部にかさぶたが出来たとしても、それをとってしまえば一度ふさがった傷口も元に戻ってしまうというわけです。
未完成のピアス穴で着脱を行う
ピアス穴が完全に開ききっていないときや傷口が塞がりきっていないときにピアスの着脱を行うのも危険な行為です。こうした行為は傷口を新たに傷つけることになりますし、炎症を長引かせる要因にもなっていきます。
結果として腫れを引き起こすことになりますし、痛みや発熱を伴うことも考えられます。ピアスの穴を新たに開ける際には穴が完全に開ききるまでピアスの着脱は控えるようにしましょう。
腫れてしまった時の対処法
ピアスを外す
もしもピアスの穴が腫れてしまった場合、まずできる対処としてはピアスを外すことです。腫れを起こしているそもそもの原因を取り除くことによって大体の症状は治まっていきます。
特に金属アレルギーが腫れの要因となっている場合には、ピアスを付け続けている以上つらい症状が続くことになります。こうした事態を避けるためにも、この対処法は押さえておくといいでしょう。
アイシング
この他にも、代表的な腫れの対処法として知られているのがアイシングです。腫れの症状は、いわゆる患部が炎症を起こしている状態です。熱を持っていることもあるため、その熱をアイシングによって冷ましていくわけです。たったこれだけのことでも熱や痛みは軽減されていきますし、徐々に腫れも収まっていくこともあります。
クリニックで受診
こうした応急処置でも腫れが引かない場合には、最終的にクリニックを受診するのがおすすめになってきます。特に、症状が悪化して炎症が広がっている場合、痛みや発熱を伴う場合には早急にクリニックを受診していくようにしましょう。
症状が悪化してからだと治療にも時間がかかってしまうこともあるため、クリニックでの治療は早いに越したことはありません。
ピアス穴を腫らさないための予防策
腫れにくいピアスを選ぶ
そもそもピアス穴を腫らさないためには予防策も重要になってきます。まず1つの方法として挙げられるのが、腫れにくいピアスの素材、大きさを選んでいくという事です。
最初のうちはできるだけ傷が小さくてすむ、細いピアスを選んでいきましょう。また、金属の種類に関してもアレルギー反応が起きにくいものを選ぶと後々のトラブルを回避することが出来ます。
清潔に保つ
そして、ピアス穴を常にきれいに保つことも大切になってきます。ピアスの穴を新たに開けた状態のときは、傷口がまだ乾いていない状態です。その状態で患部に雑菌が繁殖してしまえば、新たな炎症を引き起こす可能性も出てきます。
できるだけ毎日消毒液を使うなどして患部の殺菌を徹底していくようにする、これだけでも腫れの症状を回避することが出来ますし、同時に傷の治りを早めていくことが可能です。
ピアスの付け替えは正しい頻度で行う
ピアス穴を腫らさないために、ピアスの付け替えの頻度についても着目していきましょう。よく世間ではピアスの付け替え時期は穴をあけてから1か月ほどたった頃だといわれています。ただし、この時期はいまだピアスホールに薄い皮が張っただけの状態なので、無理にピアスを付け替えると出血のリスクが高いので注意が必要です。
確実にホールが安定するまでというのであれば、少なくとも3か月ほどの時間を置くのがベストになってきます。
ピアス穴が腫れた時は正しい対処をしましょう!
ピアスの穴は新たに開けるとなると腫れが起きないようにプラスαの工夫が必要になってきます。炎症が一度起こると発熱や痛みなどの症状を伴うこともあるので、ピアスの種類を工夫したり消毒を徹底するなどしてしっかりと予防していくようにしましょう。ピアスの穴を新たに開けるという人はこうした点に注意していくことが大切です。