※この記事はプロモーションを含みます
※金額は税込表記です
※モニター・キャンペーン詳細は各公式サイトをご確認ください
※施術の取り扱い院は各公式サイトをご確認ください
あざといっても、色合いに応じて特徴や治療についても違いがあります。特に人目に付く場所に出来た場合には、可能な限りメスを入れることなく治療を完遂させたいものです。今回はあざの種類別にレーザー治療について紹介します。
苺状血管腫も生まれつき、毛細血管が増殖することにより生じます。どうして毛細血管が増殖するのかは諸説あり、はっきりとは分かっていません。苺状血管腫は皮膚のできる部位に応じて、3種類のタイプが存在することが知られています。
特に多いのは皮膚の表面に出来る局面型苺状血管腫と、皮膚の表在部と皮下組織の下で毛細血管が増殖し腫瘤を形成する腫瘤型苺状血管腫の2つのタイプです。自然退色していくのが特徴で、2歳以降7歳ごろまでには75%は自然治癒するといわれています。
ただし、目や口の周りにできると視力障害や呼吸困難などの症状を引き起こすことがあり、状態に応じてVビームによるレーザー治療などが行われます。
青あざは別名「大田母斑」の名前をもっています。大田母斑は顔によく発生するのが特徴で、大きさには個人差があります。点のように見える程度の人もいる一方で、顔の大きな範囲にできることもあります。
多くの場合、額や頬、目の周辺や鼻の周辺に出来る傾向があります。大田母斑の青の色身の原因はメラニン色素ですが、シミと異なって紫外線による刺激で出てくるわけではなく、生後1年頃以降思春期にかけて、皮膚の奥深くの真皮層でメラニン色素が過剰に増殖していきます。
皮膚の奥深くでメラニン色素が増殖するので、黒味が薄れて青い色合いをしています。大田母斑の治療においては、アレキサンドロイトレーザーのような色素に反応するタイプのものが選択されます。
茶あざには数種類のタイプがあります。扁平母斑は皮膚の浅いところにメラニン色素が増殖して茶色を呈します。ベッカー母斑は胸や肩周辺に出来るタイプで表面に剛毛が生えていることが多いのが特徴です。いずれもメラニン色素が皮膚の浅い部位で増殖することにより生じる点では共通しています。
ただし、コーヒー色のものが多発するカフェオレ斑は別の病気が原因しているため注意が必要です。
治療においては、Qスイッチルビーレーザーなどが用いられますが、一定の治療効果が見られても再発することが多い傾向がみられます。特に毛穴周辺のメラニン細胞が再活性化することにより再発することが多いことから、照射部位の脱毛を同時に実施する施設もあるようです。
メラニン組織の異常増殖により発症するのが黒あざです。胎児期に発症し易いのが特徴で、身体の広範囲をしめるような巨大な母斑を伴うことも稀にはあります。
一般的には2つのタイプがあり、いわゆるホクロにあたるものと、皮膚組織の一定範囲以上に黒味をおびる状態を色素性母斑とがあります。メラニン組織は皮膚の基底層や皮下脂肪にまで分布しているものの、幼児期では皮膚再生が早く、色もきれいに取り除けることからレーザー治療が実施されています。
大人の方の場合では色味が黒色であることからファンデーションで隠すことが難しく、安全安心な方法で治療を進めることが重要になります。また指先や足裏などの色素性母斑は悪性化する恐れがあるため、注意が必要です。
あざは様々な種類に応じて、治療戦略を変える必要に迫られます。あざの種類を正確に把握し、患者のニーズにそった治療を提供するには豊富な治療経験が不可欠です。そのため医師を選ぶに際しては、症例の治療経過などを写真つきで説明しているようなクリニックがおすすめできます。
あざ治療の現在の主流はレーザー治療です。しかし、どの種類のものを使用するのかはあざの種類によって異なります。また保険適用できるかどうかも、費用負担の面からは確認しておくべき事項です。そして治療後の患部は紫外線に特に弱いので、色素沈着を防ぐためにも万全の紫外線対策を忘れないようにしましょう。
『本サービスは、医療機関・医師情報の提供を目的としているものであり、本サービスにおける情報提供・返答は診療行為ではありません。また、提供する情報について、正確性、完全性、有益性、その他一切について責任を負うものではありません。提供した情報を用いて行う行動・判断・決定等は、利用者ご自身の責任において行っていただきます様お願いいたします。』