脂肪吸引後の体重の変化について|減量できない理由と脂肪吸引の効果・目的を紹介
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脂肪吸引で体重は減らないって本当!?
脂肪吸引では脂肪細胞そのものを除去するため、体重も減ると思ってしまいますが、実際、脂肪吸引で大幅な減量をすることは難しいと言われています。
確かに、脂肪細胞を取り除くので痩身効果が期待できますが、目的はあくまでも「
ボディラインを整える」ことです。
今回は、
脂肪吸引で体重の変化が見られない理由についてご紹介します。
脂肪吸引とは?
脂肪吸引は、超音波や高周波の熱などを利用し皮下脂肪を柔らかくしてから、2mm〜4mmぐらいの細い管を使って、
細くしたい部位の脂肪細胞を直接吸引することができるので、ボディラインを整えることができるでしょう。
脂肪細胞そのものを吸い出すので、
再び脂肪がついてしまうこと(リバウンド)が少ない方法と言われています。
脂肪吸引をしても体重に変化がみられることはほとんどない
脂肪吸引は脂肪細胞を直接除去する方法ですが、
見た目に反して、大きな体重の変化はみられません。
そもそも脂肪は水よりも軽いと言われており、大幅な減量ができるほどの脂肪を一度に取り除いてしまうのは危険を伴います。
脂肪吸引は
”減量”が目的ではなく、「ボディライン」を整えることが目的ということを、十分に理解しておきましょう。
脂肪吸引で減るのは皮下脂肪だけで内臓脂肪は減らせない
体につく脂肪には、
皮下脂肪と
内臓脂肪があります。
脂肪吸引できるのは皮下脂肪で、
腸間膜や肝臓・筋肉の隙間にたまっている内蔵脂肪は吸引する際に破損する可能性があり、健康上問題となるので吸引することができません。
男性の場合は内蔵脂肪がつきやすい体質になりますが、女性の場合は皮下脂肪がつきやすい体質なので,
脂肪吸引をするには向いていると言えるでしょう。
ダイエット(減量)と脂肪吸引(部分痩せ)は目的が違う
ダイエットとは減量を目的にしていて、
体重を落とすことによって全身をすっきりすることが可能でしょう。
脂肪吸引の場合は、
お腹や太ももなどの気になる部位だけを部分痩せすることができ、スピーディに痩身を手に入れることが期待できます。
脂肪吸引を受けることが難しい体重・BMIなどの条件がある
脂肪吸引は誰でも受けられるというわけではありません。
・体重が100kg以上の方
・肥満指数のBMIが30を超えている方
・18未満などの成長期を過ぎていない方
・体重が軽い、BMIの指数が低すぎる方
特に、体重が100kg以上の方やBMIが30を超えている方は、
麻酔の効き目の関係から脂肪吸引ができないクリニックもあります。
また、反対に、痩せ過ぎている方も吸引するほどの脂肪が無い場合が多く、脂肪吸引が受けられない可能性もあるでしょう。
脂肪吸引後に体重が増えることがある
脂肪吸引を行うと体重が増加する場合がありますが、これは
むくみが関係しているようです。
脂肪吸引後は、受けた箇所の様々なところに穴が開いている状態になるので、細胞が傷ついていたり炎症を起こしたりしていることがあります。
この炎症を鎮めようと組織を修復するため、リンパ液を出し、冷やそうとする働きによって
むくみが発生してしまうでしょう。
落ち着くまでには個人差がありますが、
約1ヶ月程度で目立つむくみは落ち着いていくようです。
脂肪吸引後に体重を増やさないためにできること
有酸素運動をする
脂肪吸引を行った後に体重を増やさないよう、有酸素運動をすることが重要です。
例えば
ジョギングや
水泳、
エアロビクス、
サイクリング、
ウォーキングなどです。
有酸素運動で酸素を多く取り入れることによって、取り入れた酸素を使って体内の脂肪を燃やすことが期待できます。
低カロリーでバランスがとれた食事をする
脂肪吸引後に体重を増やさないためには、食事管理も大切になってきます。
たんぱく質やカルシウム、鉄分や食物繊維・ビタミン類などを低カロリーでバランスを意識して食事をしましょう。
例えば
サラダチキンや湯豆腐などの
豆腐料理、ヨーグルトやチーズなどの
乳製品、
野菜、
果物が良いと言われています。
脂肪吸引は体重の減量が目的では無いことを理解しよう
「
脂肪吸引をすれば痩せられる」と思ってしまっている方も多く、せっかく脂肪吸引を受けたのに減量できなかったという声は少なくありません。
しかし、脂肪吸引の目的はあくまでも
”ボディライン”を整えることです。まずは、脂肪吸引の目的を理解してから受けることが重要です。
また、脂肪吸引で脂肪細胞を除去したからといって、全くリバウンドをしないというわけでもありません。以前と同じような生活をしていたり、油断して食べ過ぎてしまうなどすると、太る可能性が考えられます。
脂肪吸引後は太らないように、食事を管理したり、適度な運動したりするなどして体重を管理してくださいね。