梅木健太医師(アーモンドクリニック)|クマ取り治療の全貌

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美容医療の分野で積み上げた豊富な経験を活かし、個々の状況に合わせた治療を提供している梅木先生。 その姿勢は「誠実な美容医療」を提供したいという強い信念から生まれ、細部にわたる心配りと高い技術を兼ね備えています。 今回のインタビューでは、梅木先生の「切らない美容医療」への情熱と、アーモンドクリニックならではの特徴について深くお話を伺いました。
編集部
本日はお時間をいただきありがとうございます。
編集部の松村と申します。
宜しくお願いします。

梅木先生
梅木です。
本日はよろしくお願いします。

編集部
では早速、インタビューを進めさせていただきたいと思います。

まず、先生がこの分野に携わるようになったきっかけを教えていただけますか?


梅木先生
はい、元々手を動かす事が好きで、手術をした結果がすぐにわかる外科治療に興味がありました。

その中でも、より結果が求められ、繊細な治療ができる美容に興味があり、この分野に携わるようになりました。

編集部
アーモンドクリニックに入職された経緯や、これまでのご経験についてもお聞かせください。

梅木先生
アーモンドクリニックで院長を務めている中山とは、順天堂大学病院の研修医時代の同期で、気が合う友人でもあり、お互い別々の診療科に進んだ後、それぞれ美容外科の分野で経験を積みました。

僕は大手美容クリニックで院長を務め、数多くの症例や患者様の声を聞くことができました。

その頃、中山も同じく大手美容クリニックで経験を重ねており、まだまだ不透明だった美容業界についてよく話していました。

そして、お互い「綺麗になりたい気持ちを大切にできる″誠実″な美容医療を提供したい」という想いが一致し、一緒に開業することになりました。

編集部
なるほど、お二人の強い想いが反映された開業の背景が伝わってきます。

目の下のクマやたるみに関する悩みを抱える方は多いと思いますが、どのような相談がよく寄せられますか?

梅木先生
コロナ禍以降、マスクをつける機会が増えたことにより、目元のクマが目立つと気にされる方が増えました。

お化粧をしても隠しきれないというお悩みも多く、特に「すっぴんでも若々しい目元になりたい」や「撮った写真を見返してみると、クマがあってそこから気にするようになった」というような内容の相談が多いです。

編集部
マスクをしていると目元に意識がいきやすくなりますよね。
特に、どのような年代やライフスタイルの方が多いのでしょうか?

梅木先生
今SNSでも話題になっているので、意外にも老若男女問わず多くの方がいらっしゃいますが、特に多いのは40代、50代くらいの主婦の方やお仕事をされている女性です。

編集部
目の下のクマは、何かが蓄積されてできるものなのでしょうか?

梅木先生
クマは、遺伝的な要因も多少関係していますが、加齢性による変化が大きく影響しています。

一般的には、年齢とともに目の下に膨らみができて影になってしまったり、あとは、脂肪の前にある筋肉自体が緩んできたりもします。

こうした要因が重なることで、クマとして目立ちやすくなって、老けて見えたり、疲れた印象を与えてしまうことがあります。

編集部
年齢とともにクマが気になりだして、来院される方が多いのでしょうか。

梅木先生
年齢というよりは「クマ取り」の認知度が上がったことが影響しているかもしれません。

「切らないクマ取り」というワードが広告でよく使われるようになり、以前からクマが気になっていた方も、美容医療で解消できることを知るようになったのは最近のことだと思います。
そこから「気軽に若見えする」「垢抜け効果が得られる」と話題になってきた印象です。

編集部
たしかに最近はクマ取りをした方の発信をSNSでよく見かけるようになりました。
わかりやすく印象が変わりますよね。

梅木先生
そうですよね。
あとは、クマ取りには涙袋形成の効果もあります。

涙袋はヒアルロン酸注射で形成するイメージが強いかもしれませんが、ヒアルロン酸の場合、定期的に注入を続ける必要があることもあります。

その点、クマ取りを行うことで、元々持っていた自身の涙袋が目立つようになり、半永久的な涙袋ができるということが、20代、30代の方のお悩み解消や仕上がりに好評をいただいていることが多いです。

編集部
何度も通わなくて良いのは嬉しいポイントですね。

目の下のクマやたるみの治療には、さまざまな方法があると伺っていますが、それぞれの特徴や違いについて教えてください。


梅木先生
まず、クマの種類は大きく3つのタイプに分けることができます。

ひとつは、黒クマです。
黒クマは、眼窩脂肪と言われる目周りの脂肪の膨らみが原因の方や、目の下の靭帯の引き込みが強かったり、頬の脂肪の減少による凹みが原因の方、また、その2つのどちらもが原因となっている方に分けられます。

次に、目の下の皮膚の筋肉や血管が透けて見えている事が原因でできる、赤・青・紫クマと表現される色クマ。

もうひとつは茶クマで、メラニンという色素が皮膚に沈着する事が原因でできるクマです。

以上の3つのタイプに分けられますが、それぞれ治療方法が異なってきます。

編集部
具体的にどのような施術があるのでしょうか?

梅木先生
クマやたるみ治療にはクマのタイプに応じた様々な治療方法があります。

黒クマで、眼窩脂肪の膨らみだけが原因の方には【目の下の脂肪取り】を行うことで改善が期待できます。

また、黒クマの中でも、目の下の靭帯の引き込みが強かったり、頬の脂肪の減少などによるくぼみが原因の方には、【ヒアルロン酸注入】や【脂肪注入】などを行い、減少したボリュームを補うことで改善を図ります。

さらに、膨らみとくぼみの両方が原因と考えられる方には、【目の下の脂肪取り】と【ヒアルロン酸注入】、【脂肪注入】を組み合わせて行うことで改善が期待できます。

編集部
黒クマの治療法の中でも、いくつかの選択肢があるんですね。
種類や原因に合わせて治療法を変えるって、すごく大切なポイントですね。

梅木先生
そうなんです。

一方で、色クマは色味を隠すことがなかなか難しいと言われています。
筋肉の色味を隠すために脂肪注入を行ったり、皮膚や皮下組織の厚みを増してその色味を隠す目的で、リズネ注射(次世代リジュラン)などを行って改善を図ります。

次に、茶クマですね。
茶クマは、お化粧を落とす際などに目の下をこすってしまうことなど、原因がさまざまですが、肌の保湿やトレチノイン&ハイドロキノンの外用治療やレーザー治療を行う事で改善を目指します。

さらに、3種類のクマが複合的に存在している方もいらっしゃいます。

編集部
えっ、そのような複雑なケースもあるんですか。

梅木先生
目の下のクマは、黒クマ、色クマ、茶クマが複合的に存在する方が多く、またその程度も人それぞれで異なります。
全く同じクマの方は一人もいらっしゃいません。

そのため、当院では一人ひとりに合った目元の治療をオーダーメイドで、施術を行う医師自らがカウンセリングを行い、誠実な美容医療を提供できるように工夫しています。

編集部
一人ひとりに真剣に向き合っている様子が伝わってきます!
それが患者さんにとって大きな安心感につながっているのでしょうね。


悩みを解消、若々しい目元に!オーダーメイドのクマ治療で差をつける


編集部
では次に、アーモンドクリニックの切らないクマ取りについてどのような施術か教えていただけますでしょうか。

梅木先生
アーモンドクリニックのクマ取りは、医療用語では経結膜脱脂術と呼ばれる脂肪取りをメインに行っています。

施術内容としては、目の裏側(結膜側)を小さく切開し、脂肪を取り除く方法です。
皮膚表面は切らないため、傷跡が残らず、ダウンタイムも短いのが特徴です。

また、どれだけ脂肪を取り除くかが非常に重要になってきます。

編集部
脂肪の量が仕上がりに大きく影響するなんて、細かい調整がとても重要なんですね。

梅木先生
はい。
脂肪の取り方には調整が必要で、バランスを見ながら適切に処置を行います。

他のクリニックのクマ治療との違いとしては、一般的な脱脂術では術後にクマの窪みや小じわが深くなってしまうことがあるのですが、当院では手術中に何回か上体を起こし、患者様と一緒に鏡で確認しながら、取る脂肪量を調整していきます。

これにより、患者様が想像する術後の状態と、医師が想定している術後の状態とのギャップを減らし、その方に合った″オーダーメイド″のクマ治療を提供できるんです。

編集部
なるほど、患者さんのイメージに合わせて進めることで、より満足のいく結果を提供できるんですね。

梅木先生
あとは、クリニックによっては脂肪量に応じて料金が上乗せされるところもありますが、当院では脂肪量が多くても料金は変わりません。

また、痛みやダウンタイムを最小限に抑えるための工夫もしています。
通常、これらを軽減するためには、針を極細針に変更したり、追加で局所麻酔、笑気麻酔、ブロック麻酔を使用し、オプション料金が発生することがあります。

さらに「麻酔代込み」と表記されている場合でも、局所麻酔のみであるケースが多いのですが、当院では皆様の「痛みやダウンタイムを最小限に抑えたい」という想いから、医師が厳選したリスクの少ない3種類の麻酔と極細針を最初からすべてセットにしております。

また、一般的な手術よりも傷口を小さくすることで、術後の回復にも配慮した施術を行っております。
編集部
麻酔についても、最初からしっかりと準備されているのはとても配慮が行き届いていて、安心感がありますね。


専門にすることで、無駄を削り、質を保つ。アーモンドクリニックが実現する高技術×低価格の秘密


編集部
アーモンドクリニックは「高い技術を低価格で提供」していることが強みと伺っていますが、なぜ低価格で提供できるのでしょうか?

梅木先生
当院では切らない美容医療を専門に特化することで、無駄なコストをカットし、それをお客様に還元しています。
削減する箇所もこだわって厳選し、それを施術のクオリティや気軽に来院できる環境作りに活かせるよう心がけています。

皆様が「綺麗になりたい」という想いでご来院するのが美容クリニックです。 痛みやダウンタイムを少なくしたい、理想の仕上がりを求めたい、そんな理想を料金で諦めるべきではありません。

当院では医師が厳選したフルセットのオプションを最初から施術に組み込み、さらに採取する脂肪量の制限をなくしています。

それによって「料金は変わらず」「最小限のダウンタイムで」「なるべく理想に近付ける」″オーダーメイド仕上げ″が可能なのです。

編集部
理想に近づけるための工夫がたくさん詰まっていて、患者さんにとって選びやすいクリニックだと感じます。

梅木先生
分かりやすい料金設定で、患者さんに還元できる形で治療を提供したいという強い思いがあり、そのためにどんな工夫ができるか考えたときに、厳選した薬剤や器具のみにすること、そして、施術も、カウンセリングも、対応も、質の高さにこだわることでした。

当院では、使用する薬剤や器具を厳選し、患者様が迷わず皆様が持続力や安全性のクオリティが高いものを選べるようにしています。

また、仕上がりや対応の質としては、多くのカウンセラーやスタッフを在籍させるのではなく、知識や経験豊富な看護師やスタッフの方のみで、カウンセラーは在籍させず、施術のクオリティをあげる為に施術する医師や看護師、自らがカウンセリングから担当することを決めました。

編集部
その決断は、非常に大胆な選択ですね!

梅木先生
オーダーメイド治療を提供する以上、カウンセラーの考えと私たちの考えが完全に一致するのは難しい部分もあります。

さらに、多くのスタッフを雇わないことから、人件費も抑えられるため、その分を患者さんに還元できる形で治療を提供しています。

カウンセリングは、外科の医師施術は医師が、美容皮膚の看護師施術は看護師が対応することで、お悩みをそのまま施術に反映させることができます。

これにより、人件費を抑えながらも、質の高い治療を患者さん一人ひとりに提案できる体制を整えています。

編集部
カウンセラーを挟まないことで、患者さんとの情報共有がスムーズになり、費用も抑えられるなんて。
まさに一石二鳥の工夫だと思います。

梅木先生
あと、もうひとつは当院は切らない美容医療専門というところです。
切らない美容医療に特化することで、余分な機材費を削減し、低価格を実現しています。

医師が得意とする施術に絞ることで、症例豊富なメニューのみで自信をもって提供できますし、不要な機材費の管理費などを抑えることができます。

そして、本当に効果がある機材や器具、薬剤の知識があるからこそ厳選ができています。

編集部
なるほど、切らない美容医療に特化することで、余分なコストを抑えながらも質の高い治療を提供できるんですね。


梅木先生
さらに、美容クリニックに対してギラギラしたイメージをもたれる方も多いかもしれませんが、当院ではジュエリーデザイナー監修のもと、4階はアーモンドのニュアンスカラーでリラックス空間に、8階は落ち着いたシックな内装にし、お洒落さにこだわり通っていただきやすく工夫しながらも、不要な高価な内装にしていません。

さらに、時間枠にもこだわり完全予約制の個室にし、一人一人に十分な時間をかけることで、デザインへのこだわりやお客様との擦り合わせ、その方に合った医師の解説ができるようにしています。

また、美容クリニックは待ち時間も長いイメージですが、当院では待ち時間もなく、他の患者様とも会わないように配慮した導線を確保しています。

編集部
落ち着いた空間作りやプライバシーへの配慮がされていることで、患者さんがリラックスできる環境が整っているように感じます。

梅木先生
そうした環境を整えつつ、当院は高技術で分かりやすい料金設定、ホームページ通りの低価格、また医師や看護師、スタッフのクオリティを維持しているのです。


患者様ファーストの信頼関係。カウンセリングから術後ケアまで徹底サポート


編集部
アーモンドクリニックでは、カウンセリングをとても大切にされていると聞きました。

実際にカウンセリングでは、どのような点を特に重視されていますか?
また、患者さんとの信頼関係を築くために、どのような工夫をされていますか?

梅木先生
まず、当院ではカウンセラーを設けず、実際に施術を行う医師や美容皮膚科では看護師が直接カウンセリングを担当しています。
実際に患者様のお悩みを聞き、その部位を拝見しながら、本当に必要な施術のみを提案させていただいています。

カウンセリングを医師や看護師が担当することで、治療内容について直接説明できる点が、患者様との信頼関係を築く上で重要だと考えています。

そして、患者様の理想を直接聞くことで、一人ひとりに合ったオーダーメイド施術が可能になります。

編集部
確かに、医師や看護師から専門的な説明を直接聞けることは信頼感に繋がりそうです。

梅木先生
一般的な美容クリニックでは、患者様がカウンセラーさんと一番時間をかけて相談をし、そのままメニューや料金が決まり、肝心の医師と話す時間はわずか1〜2分程度という場合が多いです。
そのため、実際に施術を行う医師や医療知識を持つ医師からのアドバイスやデザインの擦り合わせ時間が非常に少ないです。

それにより、不要な施術を勧められたり、ホームページと料金が違う、リスクを知らなかった、仕上がりが理想とかけ離れていた、といった問題が発生することがあります。

また、美容クリニックでは、安価な広告で集客し、来院後に料金を引き上げて売上を増やしている現状も見受けられます。
このような状況は非常に残念です。

当院ではそのようなことがないよう、医師が仕組み作りから力を入れております。


編集部
広告で安さに引き寄せられてしまう方も少なくないと思いますが、その後、料金が変動するのではないかと不安に感じることもあるかもしれませんね。

梅木先生
当院では、広告やホームページにオプション料金なく全て込みの価格を記載しています。

そうすることで、カウンセリング時にお出しする見積書と実際の料金に差が生じることなく、不信感を無くしています。
もちろん治療を強制することもありません。

編集部
最初から全て込みの価格を記載しているのは、患者さんにとって大きな安心材料になると思います。

梅木先生
はい、理想の仕上がりに合わせてご予算やご事情をしっかり考慮し、患者様ファーストの考え方を大切にしています。
治療方針や施術内容も、それに基づいて決めています。

さらに、当院では術後ケアにも力を入れており、公式LINEからいつでもご相談をお送りいただけます。

経過や医療に関するご相談は、我々医師が確認、返答しているので安心してご連絡いただければと思います。
患者様が術後の経過をお写真で送ったり、不安な点を気軽に相談できるので、こうしたサポートが安心感や信頼につながっていると感じています。

編集部
術後の不安って本当に大きいと思うので、そういったサポートがあるのは非常に魅力的ですね。


メリットもリスクも明確に伝える。安心してクマ取り治療を受けるために


編集部
クマやたるみ治療には多くのメリットがありますが、一方でリスクや副作用について気になる方も多いと思います。
具体的にどのようなメリットがあり、どのようなリスクが考えられるのでしょうか?

梅木先生
クマ取りのメリットとして、目の下のクマが改善されることで若返った印象を与えることができる点がまずひとつ大きなメリットです。

また、涙袋と一体化しているクマの場合、膨らみを取り除くことで目の下がスッキリし、涙袋との段差がくっきりと浮き上がります。
これにより、涙袋がしっかりと強調され、涙袋形成効果も期待できます。

編集部
クマ取りをすることで、目元がより魅力的になるんですね。

梅木先生
そうですね。
それだけでなく、将来的な目の下のたるみ予防にもつながります。

あとは、目の下の切らないクマ取りは皮膚にメスを入れないため、傷跡が表に残る心配がないので、人にバレにくいという点もメリットの一つです。

編集部
そのようなメリットを踏まえると、患者さんもより安心して治療に臨むことができると感じます。

梅木先生
リスクとしては、骨格によってはクマ取り(脂肪取り)だけでは、目の下の窪みや小じわ、色味の改善が難しい場合があります。
そのため、理想に近付けるために、注入治療などを組み合わせて治療を検討していただくことがあります。

こうしたリスクは事前にしっかりとお伝えし、万が一そのリスクが生じた場合には、どのような対応策があるかについても丁寧に説明することを心掛けています。

編集部
確かに、事前にリスクについてもしっかりと説明していただけると、患者さんも納得した上で治療を進めることができますね。

梅木先生
そうですね。
ご予算等に合わせて、まずはクマ取りを行い、その後の様子を見ながら少しずつ治療を進めるかどうかをご判断いただいても構いませんので、お気軽にご相談いただければと思います。

編集部
柔軟に対応してもらえるのは、患者さんにとって心強いと思います。

続いて、治療後の回復期間や注意点についてもお聞きしたいのですが、通常どのくらいの期間で日常生活に戻れるのでしょうか?

梅木先生
皮膚表面は切らないため、手術直後からメイクが可能で、外出できないほどの大きなダウンタイムは一般的にありません。

当院ではなるべく最小限に抑えるよう工夫はしていますが、一定期間のダウンタイムはございます。
腫れは、マスクで隠せる程度のことが多く、金曜日の夜や土曜日の朝に手術を受けて、月曜日には仕事に復帰される方が多い印象です。

編集部
日常生活に支障が出にくく、忙しい方にも嬉しいポイントですね。

梅木先生
個人差はありますが、腫れのピークは通常2〜3日程度で、その後1週間ほどで8割〜9割程度改善されることが多いです。

内出血に関しては出ない方も多いですが、もし出た場合、通常1週間をピークに2〜3週間程度で回復します。
ただし、内出血はお化粧で隠せる程度であることが多いため、2〜3日後には職場復帰される方もいらっしゃいます。

編集部
個人差もあると思いますが、見た目にもあまり影響を与えず負担も少ないのは助かりますね。
では、術後のケアで特に気をつけるべきポイントがあれば教えてください。

梅木先生
気をつけるべきこととして、入浴や汗をかく程度の運動、辛い・塩味の強い食事、サウナ・顔エステ・顔マッサージなどはダウンタイム中の腫れや内出血を長引かせる原因となるため、術後1週間は特に避けていただくようお願いしています。

また、腫れや内出血を早くひかせる工夫として、枕を高めにして寝ていただくことをお勧めしています。

編集部
具体的な注意点を教えていただきありがとうございます。


目元の手術、成功へ導くために知っておくべき条件とは


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編集部
ここまでお話を聞いて、アーモンドクリニックの切らないクマ取りはとても魅力的だと感じますが、どのような人が手術に適しているのでしょうか?

逆に、手術をおすすめしないケースについても教えてください。

梅木先生
基本的には、目の下にしっかりと膨らみがあったり、影の凹凸がある方は手術に適していると考えられます。

逆におすすめできないケースとしては、色味が強すぎる方が挙げられます。
特に、茶クマや色クマが強い方の場合、クマ取り手術だけでは満足のいく結果が得られないこともあります。

編集部
色味が強すぎる方には、クマ取り手術だけでは難しい場合があるというのは意外でした。

梅木先生
そういった方には、事前にその点についてしっかりと説明させていただいています。

一方で、膨らみや谷の凹凸がある場合は、手術による効果が得られやすいですが、その際に小じわや皮膚のたるみが出る可能性もあります。
目の下の皮膚のたるみが強い方については、皮膚を切除する手術が必要となる場合があり、術後の結果に納得できない可能性が高いため、手術をおすすめしないことがあります。

また、目の下の凹凸よりも皮膚のたるみの改善を希望される方には、手術をお断りすることもあります。

編集部
患者さんの満足度を重視してお断りすることもあるということで、一貫した誠実さを感じます。

皮膚のたるみの改善を希望される方には、別のアプローチが必要になるということでしょうか?

梅木先生
皮膚のたるみには注射やレーザー治療である程度の改善が可能ですが、目の下のクマ取りだけでは十分に改善できないことがあります。

術前にモニター写真をお見せし、膨らみの改善具合や小じわ・たるみへの影響を説明した上で、その後の選択肢について十分に相談させていただいています。

編集部
実際にモニター写真を見せて説明していただけることで、イメージがつかみやすく、患者さんが納得した上で治療方法を決めることができるんですね。

梅木先生
全ての人の顔が違うように、クマも一人一人違うので、医師が実際にクマを診察してみないと、適用かどうかの判断が難しいため、当院では医師によるカウンセリングを無料で行っています。

気兼ねなく来ていただけるよう、来院から約1時間でご帰宅いただけるようにしていますので、ぜひお気軽にお越し下さい。

また、ご予約前でも公式LINEからのご質問を受け付けておりますので、こちらもぜひご活用いただければと思います。

編集部
次に、手術の成功のために患者さんが事前に準備できることがあれば教えてください。

梅木先生
事前に特別な準備が必要というわけではありませんが、術後のダウンタイムが長引きやすいのは、高血圧や糖尿病などの基礎疾患がある方です。

特に高血圧の方で薬を服用している場合、血圧のコントロールがうまくいっていないと、ダウンタイムが長くなることがあります。
そのため、そういった方には手術前に薬の管理をしっかりと行ってから手術を受けることをおすすめしています。

術後の結果に大きな影響を与えるわけではありませんが、ダウンタイムをできるだけ短くするためにはコントロールが重要です。

編集部
これまでの患者さんの中で特に印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

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梅木先生
特定の患者様というのはプライバシーでお伝えしづらいのですが、当院でクマ治療をやって本当に良かったという方が親戚や家族、お知り合いの友達を連れてきてくださるケースが本当に多いです。

実際に施術したご本人様もクマ治療の施術後にボトックスやヒアルロン酸注射、皮膚科施術などで通ってくださっています。
身近の方にお勧めいただけるというのは、本当に信頼して下さっているんだなと嬉しく思います。

編集部
クマ治療だけでなく、トータルでのケアにも満足されているということだと思います。
それだけ信頼を寄せていただいているのは、とても励みになりますね。

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梅木先生
当院ではモニターの方に術後のアンケートをとらせていただいているのですが、[施術満足度]と[友人や家族に勧めたい]という方、どちらも97%越えで、実際のお客様のお声での満足度が高く、開業した目的を実現できているように思えて嬉しいです。


梅木先生が伝える、美容医療における信頼と安心感を得るためのポイント

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編集部
では最後に、目の下のたるみやクマに悩んでいる方へ、先生からのアドバイスやメッセージをお願いいたします。

梅木先生
最近では、SNSなどを通じてクマ取り治療の存在を知り、クリニックで簡単に改善できると考える方が増えています。

その影響もあり、クマ取りを扱うクリニックも増えてきました。
しかし、同じようなクマの悩みでも、目元の状態は一人ひとり異なります。

そのため、的確な診断をもとに、その方に最適な治療を提案できる医師を選ぶことが大切です。

また、クリニックによって診療の進め方やアフターケアの体制が異なります。
例えば、カウンセリングの際に医師ではなくカウンセラーが対応するクリニックもありますが、その場合、カウンセラーの意見が治療方針に影響を与えることもあります。
さらに、施術後のケアが十分でないと、満足のいく仕上がりにならない可能性もあります。

そのため、医師選びだけでなく、クリニックの診療体制やアフターケアの充実度も含めて、自分に合ったクリニックを見極めることが重要です。
しっかりと納得できるまで相談し、不安なく施術を受けられる環境を選んでください。

編集部
たしかに、ドクターの腕だけではなく、サポート体制やシステムも安心できる要素だと思います。
患者さんが納得いくまで相談できる環境が整っているクリニックを選ぶことが大切ですね。

その姿勢が患者様に伝わっているからこそ、信頼して通われている方が多いのだろうと感じます。

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梅木先生
ありがとうございます。

当院の名前にも思いが込められています。
アーモンドクリニックの由来は、アーモンドの花言葉「希望」です。
寒い冬から春にかけて可憐な花を咲かせるところからきています。

長年のお悩みから解放されて美しい花を咲かせる場にして欲しい、という想いで名付けました。

高いクオリティに加え、クリニックの仕組み作りからこだわり、「綺麗になりたい」というお気持ちのきっかけを大切に、不安に変えることのない美容クリニック作りをしています。

少しでもお悩みがございましたら、まずはお気軽に医師の無料カウンセリングへお越し下さい。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。

編集部
クリニックの名前にも深い意味が込められているんですね。
梅木先生のお話を聞いて、日頃から患者さんに対して真摯に向き合っている様子が強く伝わってきました。

また、安心して治療を受けられる環境が用意されていることに、非常に信頼感を抱きました。
本日は貴重なお話をありがとうございました。

アーモンドクリニック
アーモンドクリニックは、「切らない美容医療」に特化し、患者様一人ひとりに合った治療を提供するクリニックです。 医師と看護師が直接カウンセリングから施術までを担当し、優れた技術力で対応しています。 「高い技術を低価格で提供する」という理念のもと、無駄なコストを削減し、明確な料金設定で安心して治療を受けられる環境を整えています。 理想の仕上がりを目指すオーダーメイド治療を提供し、リラックスできる空間作りやプライバシーにも配慮しています。 患者様との信頼関係を大切にし、治療後のサポート体制も万全です。
診療時間 : 10:00~18:00/不定休
梅木健太医師