日台中の医師が一堂に会した、自由が丘クリニックの国際セミナー

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美容医療を受ける際、「どの先生にお願いすればいいの?」という悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。どんなに優れた施術であっても、結果を左右するのは医師の技術と哲学です。今回は、そんな「信頼できる先生に出会いたい」と願う方にこそ知っていただきたい、自由が丘クリニックで開催された国際セミナーの様子をご紹介します。
日本・台湾・中国の医師が共に学ぶ、自由が丘クリニックの国際的な取り組み
2025年4月11日・12日の2日間、自由が丘クリニックにて、『自由が丘クリニック』『NPO法人自由が丘アカデミー』『台湾のP.SKIN Aesthetics Institute』による「インターナショナルトレーニングコース」が開催されました。

会場には、大学教授の推薦を受けた専門医資格を持つ日本・台湾・中国の若手医師30名が参加。日台中の医師たちが先進技術を共有し合う、国境を越えた学びの場となりました。



1日目には、大慈弥裕之先生(福岡大学名誉教授)や河野太郎先生(東海大学 教授)、小室裕造先生(帝京大学 教授)、石川正志先生(東京リライフクリニック)、秋元峰克先生(自由が丘クリニック 院長)など、各分野で豊富な経験を持つ医師が登壇。古山登隆先生(自由が丘クリニック 理事長)や古山恵理先生(自由が丘クリニック 形成外科部長)とともに、注入治療やHIFU、スレッドリフトのライブデモンストレーションを通じて、臨床現場での知見を共有しました。

2日目は、古山恵理先生に加え、中北信昭先生(自由が丘クリニック 総院長)、兵頭徹也先生(自由が丘クリニック 副院長)、武田啓先生(北里大学 名誉教授)、台湾のアーロン・シェー先生(Dr. Aaron Hsieh)らが登壇。再生医療や解剖学的知識に基づいた注入技術など、より専門性の高い講義が展開されました。
ライブ施術で垣間見た、医師の「技」と「哲学」
初日は、非外科的施術を中心とした実技セッションが展開されました。
なかでも注目を集めたのが、自由が丘クリニック理事長・古山登隆先生によるヒアルロン酸、ボトックス、糸リフトのライブ施術です。


P.SKIN Professional Clinicのピーター先生は、古山先生の施術について「非常に細やかで学ぶべき点が多かった」とコメント。特に、眼球内に薬液が流れないように指で的確に抑える動作や、マリオネットライン付近への注入時に筋肉の走行を意識して斜め上から針を入れるなど、安全性への配慮にも感銘を受けたそうです。

古山先生自身も、「ヒアルロン酸を綺麗に仕上げるには、ゆっくりと丁寧に注入することがコツです」と語り、その一手一手に“美しくなるための哲学”が込められていることが伝わってきました。
「自然な美」を極める盆栽エステティックとは
セミナーの中で印象的だったのが、古山先生が提唱する「盆栽エステティック」という考え方。
一見無造作に見えて、実は緻密に計算されたデザイン。それはまるで、枝ぶり一つひとつに手をかけて美を整えていく盆栽のよう。

古山先生は「無作為の作為」と表現し、ナチュラルに見える美しさの裏には、徹底した観察と技術があることを強調されていました。 この思想は、いかにも「施術しました」という見た目ではなく、“その人らしさ”を活かした自然な仕上がりを求める現代のトレンドと深くリンクしています。
HIFUの可能性とリスクを改めて学ぶ

HIFU(高密度焦点式超音波)治療に関するセッションでは、自由が丘クリニック形成外科部長・古山恵理先生と、東海大学医学部外科学系形成外科学教授・河野太郎先生が登壇され、その有効性だけでなく、リスクについても具体的なデータが共有されました。

たとえば、深度4.5mmでの火傷発生率は46%、3mmでは25%にのぼるという報告。また、HIFUが引き起こす障害として、一般にはあまり知られていない“白内障”のリスクにも言及がありました。 骨は皮膚よりも50%も熱を吸収しやすいという情報も紹介され、治療における解剖学的知識とデバイス理解の重要性が再認識される場面となりました。
再生医療から目元の若返りまで
1日目午後のセッションでは、再生医療から目元の若返りまで、より専門性の高いテーマが扱われました。 東京リライフクリニックの石川正志先生は「再生医療」に関する知見を講義し、今後の美容医療への応用について熱心に語られました。
続いて、福岡大学名誉教授の大慈弥裕之先生は「上眼瞼の若返り」について解説。繊細な目元の施術に関する解剖学的視点や、長年の臨床経験を踏まえたアプローチに、参加者からも高い関心が寄せられていました。


また、自由が丘クリニック院長・秋元峰克先生は「ボツリヌストキシン製剤とフィラー注入のための解剖学」について登壇。注入のリスクを最小限に抑えるためのポイントや、表情筋・血管走行への配慮を交えた内容で、非常に実践的な講義となりました。
顔全体の構造理解と加齢に伴う治療アプローチ

2日目は、より学術的・技術的なアプローチに焦点が当てられました。 自由が丘クリニック総院長・中北信昭先生は「アジア人のための鼻整形」をテーマに登壇し、鼻の構造を理解した上での施術プラン設計について解説されました。

台湾のDr.アーロン・シェー(Aaron Hsieh)先生は、PDLLA製剤を活用したコラーゲンブースターおよび糸リフトに関する知見を共有し、自由が丘クリニック副院長・兵頭徹也先生とのライブデモンストレーションも実施されました。
最後は、北里大学名誉教授・武田啓先生が登壇し、「薄毛治療」について講義。臨床での実績と研究を交えた専門的な内容で締めくくられました。
医療に向き合う姿勢こそが“信頼”につながる

セミナー終了後には修了証の授与や集合写真撮影も行われ、会場には学びを終えた達成感と、次なるステップへの意欲が溢れていました。
自由が丘クリニック、NPO法人自由が丘アカデミーでは、今後もこうした国際的な教育プログラムを継続して実施していく予定です。
技術だけでなく、「患者に寄り添う姿勢」や「美容医療に対する哲学」が共有される場は、まさに“信頼できる先生と出会うためのヒント”になるはずです。
自由が丘クリニック
「美しさのその先へ」 当院では、それぞれ得意分野をもつ40名以上の医師が集結。 美容外科や美容皮膚科、美容内科、教授外来、エステ部門などを完備し、 最新の美容医療を追い求め、 「理想的な美と健康が叶う」チーム医療をご提供しています。 ラグジュアリーな空間とおもてなしの心で、 施術についても常に分かりやすい説明を心がけ、 患者さまが納得し、安心して通院いただける環境を整えた プライベート感のあるクリニックです。 美しさを追求し続けた自由が丘クリニックは、 ウェルビーイングな医療を目指し、日々努力してまいります。
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