1995年の開院以来、美容医療のパイオニアとして歩んできた自由が丘クリニック。
40名以上の専門医が在籍する美の総合クリニックは、創立30周年を機に、美容医療と再生医療を融合させた新構想「Longevity Tokyo」を打ち出しました。
テーマとなった"未来へつなぐ 美と再生の医療"のもと、東京リライフクリニックとともに描く「生涯にわたって美しく生きる」ための医療ビジョンが、スピーチや会場演出を通じて印象的に示されました。
会場にはステージを囲むように円卓が配置され、大型スクリーンには自由が丘クリニック30年の歩みを振り返る映像や、「美」と「再生」をイメージしたビジュアルが映し出されていました。
落ち着いた照明と音楽が織りなす空間は、祝賀ムードに満ちつつも、「ここから新しい医療の物語が始まる」という期待感を漂わせていました。
来場者への感謝を込めたオリジナルギフトセットが用意されていたことも含め、特別な一夜にふさわしい“おもてなし”が細部に感じられました。
オープニングを飾ったのは、自由が丘クリニック理事長の古山登隆先生です。
30年間にわたってクリニックを支えてきた患者さんや医療スタッフ、パートナー企業への感謝が述べられるとともに、「自由診療の美容医療を通して、“美しく生きる”ことを支える医療を追求してきた」というこれまでの歩みが振り返られました。
あわせて、形成外科・美容外科・美容皮膚科・美容内科・再生医療など幅広い診療科を備え、40名以上の専門医が在籍する美の総合クリニックとして発展してきた自由が丘クリニックの現在地が紹介されました。
今後は「見た目の美しさ」だけでなく、「健康寿命」や「生き方」までを視野に入れた医療をめざすとし、その象徴として新構想「Longevity Tokyo」や、東京リライフクリニックとの戦略的パートナーシップが位置づけられました。
ステージでは、自由が丘クリニックと東京リライフクリニックによる新たな医療構想「Longevity Tokyo」が発表されました。
「Longevity Tokyo」は、人生の時間軸全体を見据え、見た目の若々しさだけでなく心身の健康や生活の質までを支えていくことをめざすプロジェクトです。
美容医療と再生医療を組み合わせた、新しい医療モデルの構築を目標としています。
会場スクリーンに映し出された映像では、加齢とともに変化する心身の状態を、次の2つの柱で表現していました。
これらを統合した考え方として「Longevity Medicine」というコンセプトが示され、老化指標の研究や幹細胞・エクソソームなどを用いたエビデンスの蓄積、国内外の医療機関・研究機関との連携強化などを進めていく方針が語られました。
単に「若さを取り戻す」のではなく、「人生のどの時期も自分らしく美しく生きる」ことを目標に据えた長期的なビジョンは、今後の自由が丘クリニックと東京リライフクリニックの方向性を象徴しているようでした。
式典の合間には、記念パーティーを華やかに彩るステージパフォーマンスも行われました。
力強い響きが会場を包み込む和太鼓演奏でオープニングを飾った後、ヴァイオリニスト・川井郁子氏による演奏、ジャズシンガー・noon氏のライブステージが続きます。
クラシックとジャズ、それぞれ異なる音楽の世界観が重なり合うことで、「伝統と革新」を掲げるクリニックの姿勢を象徴するようなひとときとなっていました。
続いてマイクを握ったのは、総院長の中北信昭先生です。壇上には自由が丘クリニックの常勤医師が登壇し、一人ひとりが来場者に紹介されました。
秋本院長、兵頭副院長、大慈弥眼瞼下垂主任、武田毛髪外来主任、古山恵理形成外科部長、坂田医師など、専門分野の異なる医師が並ぶ姿は、「チーム医療」としての自由が丘クリニックの強みを象徴するシーンでもありました。
自由が丘クリニックには、常勤・非常勤を含め40名以上の医師が在籍し、美容外科・美容皮膚科・美容内科・メディカルエステなど、多様なニーズに対応する体制を整えています。
また、会場では国内外の医師からの祝辞も紹介されました。形成外科医スティーブン・リウ医師(オーストラリア)、皮膚科医アルビナ・カジャイア医師(ジョージア)、形成外科医ハン・ワン医師(中国)、形成再建外科医アリ・ピラエッシュ医師(オランダ)、そして同院の指導教授でもある心臓血管外科医・渡邊剛医師から温かいメッセージが寄せられ、30年の歩みと今後の挑戦に対する期待が語られていました。
パーティーの締めくくりとして登壇したのは、東京リライフクリニック CEO の古山喜章氏です。
再生医療の臨床と研究に携わる立場から、幹細胞治療やエクソソーム療法、エピジェネティクスなど、近年注目される技術の可能性について触れつつ、「生命の再生」を軸にした医療の将来像が語られました。
自由が丘クリニックとのパートナーシップにより、美容医療で培われた審美的な視点と、再生医療で蓄積された科学的エビデンスを組み合わせることで、「見た目」と「健康」の両方を長期的に支える「Longevity Tokyo」のビジョンを、より具体的な医療モデルへと発展させていく。会場には、そんな力強いメッセージが印象深く響いていました。
今回の創立30周年記念パーティーは、これまでの30年を祝う場であると同時に、美容医療と再生医療を統合した「Longevity Tokyo」の始動と、国内外の医療機関・研究機関との連携をさらに広げていくという宣言でもありました。
自由が丘クリニックは、古山登隆理事長、中北信昭総院長、秋本峰克院長をはじめとする医師陣、そして再生医療を担う東京リライフクリニックの古山喜章CEOらのもと、「美容医療×再生医療×アカデミア」が連携した新たな医療モデルの構築に挑もうとしています。
“美しく生きる”という普遍的なテーマに対し、見た目だけでなく健康や生き方まで含めて応えていくこと。そのためのアプローチとして、「Longevity Medicine」を掲げる自由が丘クリニックと東京リライフクリニックの歩みは、今後も美容医療の未来を考えるうえで注目すべき存在と言えるでしょう。
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