大場教弘医師(プリモ麻布十番クリニック)|形成外科の確かな手技。専門医として守り続ける「誠実な美容医療」の形

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美容医療が広く親しまれるようになった現代。その一方で、手術の結果に納得できず、一人で不安を抱えている方も少なくありません。特に顔の中心である「鼻」は、安易な修正がさらなる組織の損傷を招くこともある、極めて繊細な領域といえます。今回お話を伺ったのは、麻布十番で15年以上にわたり誠実な診療を続けている、プリモ麻布十番クリニックの大場教弘院長です。日本形成外科学会専門医としての確かな基盤は、国内屈指の名門クリニックでの研鑽を経て、現在は年間400件におよぶ修正手術の現場で活かされています。CTを用いた精密解析から、呼吸機能を守る耳鼻科領域の知見まで。医学的根拠に基づいたアプローチを貫き、迷える患者に真摯に向き合い続ける大場先生の、診療に対する信念に迫りました。

形成外科から美容外科へ:エキスパートのもとで磨いた研鑽の日々


編集部
大場先生の経歴を教えてください。

大場先生
私は大学病院で形成外科に入り、専門医を取得しました。
当時は主に再建外科や顕微鏡下手術(マイクロサージャリー)を中心に行っていました。

ただ、「見た目をより綺麗にしたい」という領域も、患者さんのQOLを上げることにつながるので、美容を専門にしたいと考えたのです。
大学で形成外科を経験した後、大阪市立大学の形成外科で9年ほど勤務しました。

その後、リッツ美容外科の廣比先生のもとで学ぶ機会をいただき、本格的に美容の世界に入りました。
目や鼻、バスト、脂肪吸引、輪郭まで、すべてを扱うクリニックだったので、非常に勉強になりました。

編集部
その後、現在のクリニックを開業されるまでにはどのような経緯があったのでしょうか。

大場先生
妻も形成外科医なのですが、当時一緒に開業をする機会がありました。
ただ、最初から2人で走り出すというより、まず妻が現場を守り、私は「もっと経験を積みたい」と思ったのです。
そこでヴェリテクリニックにお願いして、東京・大阪・名古屋の各院でお世話になりました。

編集部
美容外科のエキスパートといえるようなクリニックで経験を積まれたのですね。

大場先生
自分の中ではトップクラスの素晴らしいクリニックだと思っていました。
そういった場所に身を置いて学びたいと考えたのです。

編集部
麻布十番という立地を選ばれた理由はございますか?

大場先生
たまたま縁があって、すでにクリニックとして形がある物件の話が来ました。
場所も条件も良さそうで、物件も気に入り、スタートしました。

編集部
アクセス面での懸念などはなかったでしょうか?

大場先生
実際ありました。
加えて、開院を決めたあとにリーマンショックが重なり、最初は苦労しましたね。
ただ、「絶対にいけるだろう」という根拠のない自信を持って走り出しました。

年間400件以上に及ぶ修正手術:情報過多による期待値の上昇


編集部
修正手術については、どのようなご依頼が多いですか?

大場先生
修正はやはり、目の相談が多いですね。
上眼瞼、目頭、目尻、下眼瞼など、すべての部位で相談をいただきます。
鼻についても、鼻先や小鼻、鼻背や向きなど、さまざまな修正相談があります。

編集部
年間の修正手術件数はどのくらいでしょうか?

大場先生
当院では患者さんの比率として修正の方が多く、件数としては年間で400件前後かなと思います。

編集部
最近、修正のご相談が増えているのでしょうか。

大場先生
今すごく増えているというより、開院当初からそういう傾向があり、昔から一定数いらっしゃった印象です。

編集部
近年、美容整形が流行ってきて修正内容やお悩みの変化は感じますか?

大場先生
今は情報が溢れていますよね。
SNSで症例公開も当たり前になり、求めるレベルが上がってきているのかなとも感じます。
調べているうちに「私のここ、おかしいのかな」と感じて、修正先を探すなかで、選択肢が限られてくるという流れもあります。

特に形成外科のバックグラウンドがある方が、術式や考え方、経験を活用できる場面が多く、修正の対応がしやすいと思います。

鼻の修正が難しくなる理由:複雑化する術式と組織不足


編集部
鼻の修正は難しいと言われていますが、具体的にはどのような難しさがありますか?

大場先生
昔の鼻整形は比較的シンプルで、損傷も少なく直しやすい面がありました。
ただ、今は組織移植や異物が多くて、どんどん複雑になっています。

そうすると、組織が足りない、瘢痕(はんこん)が強い、拘縮(こうしゅく)しているなど、難易度の高いケースが増えていると思います。

編集部
他院だとどういう手術をしてきたのかわからない、というところが難しいのでしょうか。

大場先生
そうですね。「取りすぎた」「切りすぎた」など、組織が足りないというところが一番難しいです。

ただ形成外科では、組織移植は通常行う手技です。
軟骨移植や複合組織移植、皮膚移植など、再建外科的な要素を取り入れて修正を行っています。

編集部
なるほど。そうなってくると、やはり技術や資格などベースがある医師でないと対応が難しいのですね。

トラブル時の動き方:セカンドオピニオンと海外手術への対応


編集部
治療を受けて「失敗かもしれない」と感じた際、クリニックへの相談はどのような基準で判断したら良いでしょうか?

大場先生
もし問題があると感じたら、まずは施術を受けたところに早めに相談した方がいいですね。
ただ「修正は3か月、半年待って」と言われてすぐに見てもらえない話も聞きます。

そういう場合は、修正を行っているクリニックにセカンドオピニオンとして問い合わせてみてもいいと思います。
早い方が直しやすかったり、精神的・肉体的負担が減る場合もあります。

編集部
一般的には数か月様子を見て、という場合も多いですよね。海外で手術するとすぐに行けるわけでもありませんし。

大場先生
特に韓国で手術される方も多くなってきています。韓国での修正も、うちは多いですね。
海外での手術は情報が限られ「何をしたのか」をご本人が把握していないこともあります。
その場合は当院にあるCTを撮って客観データを集めますが、分からない場合は「開けてみないと」ということもあります。

編集部
鼻整形において「この施術は慎重に検討した方がいい」という施術はありますか?

大場先生
鼻先に糸を入れると一瞬高くなるけど、戻りやすいことがあります。
繰り返すと痕が残って変形につながったり、組織を痛めたりもします。

分かった上で上手に使う先生もいますが、私は糸系は一切使いません。

編集部
メッシュやオステオポールなどはどうでしょうか?

大場先生
「変に入ってずれている」「飛び出しそう」といったトラブルを直す機会が多いため、当院では採用していません。

初回の成功率を高める:事前のすり合わせとオーダーメイド


編集部
1回で終わるに越したことはないと思いますが、鼻整形は何回までに抑えるべきですか?

大場先生
おっしゃる通り、初回で決まるのが一番ですので、その成功率を上げる努力が大切です。

例えば、シミュレーションソフトを使ったり、好みの写真をいろいろな角度から集めてもらったりと、事前のすり合わせを大切にしています。
プロテーゼも既製品はほとんど使わず、CTを撮って実体模型から完全にフィットするオーダーメイドのものを使っています。

そうすると曲がったりずれたりしにくく、将来的に長持ちしやすいですね。

編集部
徹底的に事前の準備を行うことで、1回目での満足度を高めていくのですね。

大場先生
基礎工事が初回でしっかりなされていれば、適切に修正をやる限りは、何度変えてもリスクが大きくならない場合もあります。

また修正回数についても、問題がなく理想に近づけるなら、4回目でも5回目でもやってよいと考えています。
鼻だけでなく、ほうれい線周りや口元、輪郭まで見て最短で理想に近づける提案を心がけています。

編集部
なるほど。鼻修正などで「何回もしているから難しいかも」と思っている方も、必ずしも回数ではないということなのですね。

機能を犠牲にしない鼻整形:呼吸の通りへのこだわり


編集部
弊社にプリモ麻布十番クリニックの高い評価が数多く届いています。この理由についてどのように考えていますか?

大場先生
希望をできるだけ汲み取って、現状を正しく把握し、提案を適切に出すことを大事にしています。
形成外科ベースだと、傷も丁寧に縫いますし、材料もこだわって良いものを使います。

説明も丁寧に時間をかけ、お互いが納得するまで手術には進まないことも大切だと思っています。

編集部
カウンセリングの際、仕上がりイメージのすり合わせはどのようにされていますか?

大場先生
シミュレーションソフトで数値を確認し、そのデータを手術室の壁に貼って、術中も確認しながら現場合わせする材料にしています。

編集部
自分の顔で似合うのかどうかを事前に確認できるのは、大きな安心材料になると思います。

大場先生
あと、鼻は機能的にも大事です。
鼻中隔延長をするときも、CTで内部の曲がりを確認し、できるだけ真っすぐにしながら伸ばす工夫をします。

大学時代に耳鼻科領域と近いところで学ぶ機会があり、鼻から喉の方まで見てきました。
粘膜を適切に処置してスペースを作るなど、機能を温存しつつ通りを良くする治療も取り入れています。

耳鼻科の知見があるからこそ、鼻の通りを良くする手術も当院ではやっています。

クリニックとしてのこだわり:「気になることないです」を目指して


編集部
治療で失敗しないために、患者さん側でできることはありますか?

大場先生
先生との信頼関係や、カウンセリングでの話、どういう手術をするか具体的に比較することですね。
実績として、ホームページの症例がどのくらいあるか、テイストが自分の好みに合うか。

そういった点も含めて、いくつか比較するのが良いと思います。

編集部
カウンセリングで聞いておくべきことはありますか?

大場先生
例えば、良いことばかり言う先生なら「悪いところも教えてください」と聞くことです。
合併症やリスクをどれだけ丁寧に説明してくれるかが大事になります。

また「ここまでなら可能」「ここから先は難しい」という限界ラインも確認するといいと思います。

編集部
プリモ麻布十番クリニックが高い評価を受けているのも、そうした誠実な姿勢があるからなのですね。
では、患者さんからもらったうれしい言葉やエピソードがあれば教えてください。

大場先生
嬉しい手紙をいただくこともありますし、術後の検診で「何も気になることないです」と言われると嬉しいですね。
うちはそのための「気になることないとのこと」の判子を作っていて(笑)。
それを押すのが目標で、しょっちゅう使っています。

結果に満足してくれている言葉や笑顔は、本当に力になります。




編集部
それだけ「満足」という結果にこだわり抜いているのですね。
最後に、鼻整形や修正で悩まれている方へメッセージをお願いします。

大場先生
当院では、正確に状況が分かるようにCTを入れたり、内視鏡を揃えたりと設備にもこだわっています。
動線もすべて個室でプライバシーに配慮し、スタッフも一丸となって学んでいます。
また、メール問い合わせの返信もドクターとして私自身が内容を確認して返す形にしています。
できるだけクオリティ高く、満足していただける美容医療を心がけて、切磋琢磨していきたいです。

編集部
いろいろなお話を聞けて、私自身も勉強になりました。本日はありがとうございました。

大場先生
ありがとうございました。
プリモ麻布十番クリニック
プリモ麻布十番クリニックは、高度な専門性を要する修正手術から美容外科診療まで、全国から相談が寄せられるクリニックです。 大きな特徴は、客観的なデータに基づいた「可視化」へのこだわりといえます。院内のCTや内視鏡を駆使して内部構造を正確に把握し、シミュレーションを通じて患者さんと理想を共有。 また、プライバシーを重視した完全個室の動線や、一人ひとりに寄り添う誠実な環境も魅力。 耳鼻科領域の知見を活かした機能面の温存にも注力しており、多角的な視点から健やかな美しさを提供しています。
診療時間:10:00〜19:00
大場教弘医師