【インタビュー】大塚美容形成外科直撃!涙袋形成の効果と施術法について

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【インタビュー】大塚美容形成外科直撃!涙袋形成の効果と施術法について

この記事の監修医師

この記事は、石井秀典医師(大塚美容形成外科・歯科 大塚院)が監修しています。



Q.涙袋形成術とはどんな整形術ですか?

ここ数年流行している涙袋の整形ですが、当院の涙袋形成は涙袋部分にヒアルロン酸を注入し、ボリュームを持たせる施術です。涙袋があることで優しい印象を持たせたり、若々しい立体感のある表情や目の存在感が強調され大きく見せる効果もあります。
涙袋は、眼輪筋という目の周りを囲む目をぎゅっとつぶるための筋肉が膨らむことで成り立っているものなので、目元に力を入れるとできるくらいのボリュームがちょうどいい涙袋のサイズと言われています。ですので、ヒアルロン酸を注入しすぎてしまうと、かえって不自然になってしまいます。

注入するときには患者様の筋肉の状態やお顔のバランスを見ながら、膨らませたい大きさや場所に徐々に少しずつヒアルロン酸を注入します。施術は10分ほどで終わり、チクッとする程度の軽めの痛みを感じます。麻酔なしでできる施術ですが、必要であれば麻酔クリームを使うことも可能です。

ダウンタイムもほとんどなく、メスを使わないためプチ整形のジャンルに入る施術です。
注入後は数日から一週間は軽い腫れが起きますが、時間が経つとともに腫れは引いていきます。施術当日にメイクや洗顔もすることができ、通院の必要がないため身体への負担も軽いです。
個人差がありますが、ヒアルロン酸は体内に吸収される成分のため6カ月~24カ月ほどの持続性です。

Q.注入するヒアルロン酸はどんなものを使っていますか?

当院には、ジュビダームビスタウルトラ、ジュビダームビスタウルトラプラス、レスチレンシリーズ、クレヴィエルといったそれぞれ特徴の異なるヒアルロン酸を揃えています。
涙袋形成の場合、向いていないヒアルロン酸もありますので、それぞれの特徴を見極め、患者様の状態やご希望に合わせて使い分けるようにしています。

涙袋には2種類のヒアルロン酸を使うことが多いです。 自然な目元の涙袋にするには弾力性のあるベロテロ ソフトというものを、しっかり膨らませたいときは少し固めのベロテロ バランスを患者様の希望に沿って使い分けています。
ベロテロというのはドイツのメルツ社の製造メーカーが出しているヒアルロン酸のことで、過去にエセリスという名前で流通していたため、エセリスと呼ばれることもあります。エセリスがリニューアルされたものがベロテロです。ベロテロは、アメリカの食品医薬品局FDAの認可を受けていますので、安全性にも効果的にも定評があります。
均一ななめらかさと粘度が高いという部分で、「第四世代のヒアルロン酸」と呼ばれることもあります。なめらかさがあると馴染みやすく、粘度があると凝集して流れにくいです。

ベロテロ ソフトは、ほかのベロテロのヒアルロン酸と比べ一番なめらかで均一に注入できる利点があります。浅いしわや小じわ、目元のへこみ改善によく使われるもので、皮膚の薄い部分に使ってもぼこっと浮いてしまうことがなく、きれいになじみます。
ベロテロ バランスはソフトよりも固さがあり、浅めの額・ほうれい線・口元のしわ改善にも使われることのあるヒアルロン酸です。こちらも馴染みやすいため皮膚がぼこぼこしづらいです。
かかる費用は当院のヒアルロン酸は1本1ml80,000円(税別)となっています。

大塚美容形成外科・歯科
大塚美容形成外科・歯科は、1976年の大塚本院開設以来、「最小の手術で、最大の効果を」を基本理念として日々患者様と対峙しております。美容形成外科歴10年以上の医師が中心の当院では、皆様の美しくなりたいという気持ちを叶えるための努力を惜しみません。コンプレックスや悩みを解消した後の、心からの笑顔を見ることが私たちにとっての最大の喜びです。何か気になることがありましたら、お気軽に私たちにご相談ください。
月曜~金曜:10:00~18:30
土・日:10:00~17:30
石井 秀典先生
平成12年 帝京大学医学部 卒業
平成12年 帝京大学医学部形成外科 入局
平成12年 大塚美容形成外科 入局