コラム
40代前半の女性です。
最近、頬や目もとのたるみが気になってきました。年齢のせいだとは思うのですが、同年代の女性よりもたるみがひどい気がします。エステや美顔器も試しましたが効果がでないので美容医療を考えているのですが、どのような方法があるのでしょうか。
クリニックで行う美容医療でのたるみ改善には、大きく「レーザー・光治療」「注入治療」「フェイスリフト」の4つの種類があります。
まずレーザー・光治療ですが、これはレーザーや高周波、IPLという光などを照射して、たるみやしわ、しみなどの肌トラブルを改善する治療法です。美容医療相談室にご相談いただいた方々の声では、たるみの改善には、高周波治療器の「サーマクールCPT」の評価が高いですね。劇的に変化するわけではありませんので「周囲にばれずに行いたい」「少し改善したい」「美容医療を試してみたい」という方によく選ばれています。また、一定期間で元に戻ってしまうため、定期的に治療を行う必要があります。
次に注入治療。これは、ヒアルロン酸やコラーゲンなどを皮膚下に注入する治療法です。最近では、自分の血液から抽出した成分を注入して、皮膚の再生、若返りを図る「PRP皮膚再生療法」や「セルリバイブ(W-PRP療法)」、「セルリバイブジータ(細胞成長因子添加W-PRP療法)」などの人気が高まっています。
最後にフェイスリフト。これは皮膚を切除したり皮膚の下に医療用の糸を埋め込んだりして物理的に引っ張り上げることでたるみを改善する治療法です。物理的にリフトアップするため、たるみ改善の効果は最も高く、即効性もあります。また、埋没する糸にもよりますが、かなり長期的なたるみ改善効果が期待できます。一方で、手術を行うことになりますので、腫れや痛みが続く期間が長かったり、失敗のリスクも他の治療法に比べ高くなっています。最近では「シルエットリフト」や「スプリングスレッドリフト」などが効果、安全性の面で優れているといわれています。
その他、少し特殊なのが「金の糸(ゴールデンリフト)」。これは、純金の糸を皮膚の下に埋め込んで、人間が持つ機能を活性化させて皮膚を若返らせる方法です。フェイスリフトと同様のリスクがあり、効果にも個人差が大きいのですが、実際に治療効果を得られた方からは「一番すぐれた美容医療」というお声もいただいています。
最後なりますが、どの治療法もドクターの技術と知識によって、たるみ改善の効果はもちろん、失敗のリスク、ダウンタイムの長さなどが大きく変わってきます。料金が安いなどの安易な理由でクリニックを選んで治療を行い「修正したい」というお声も多数いただいていますので、美容医療を検討する際は、治療法選び以上に、ドクター選びを慎重に行ってくださいね。
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┗PRP皮膚再生医療とは
┗セルリバイブ(W-PRP療法)とは
┗セルリバイブジータ(細胞成長因子添加W-PRP療法)とは
┗シルエットリフトとは
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