豊胸・バスト形成
脂肪注入での豊胸を考えているのですが、しこりができたという口コミを見て不安になっています。しこりってどうして起こるのですか?防ぐにはどうしたらよいですか?
脂肪注入によるしこりは、注入した脂肪が壊死して、その後吸収されずに塊になって生着してしまうことで起こります。
脂肪は血液から酸素や栄養素を受け取って「生きて」います。外部から脂肪が注入されると、その脂肪にも酸素や栄養素が送られることで「生着」し、その部位の脂肪として生き続けることができます。
注入された脂肪に酸素や栄養素などが行き渡らなかった場合、その脂肪は生着できず、壊死してしまいます。壊死した脂肪は、ほとんどが体内に吸収・処理されるのですが、一部が塊となって残ってしまうことがあります。これが「しこり」です。
脂肪注入によるしこりは、一度に大量の脂肪を注入した時に起こりやすいと言われています。豊胸に限らず他の脂肪注入(お顔など)でも起こり得るのですが、特に豊胸の場合は大量の脂肪を注入するため、しこりが発生しやすいのです。
しこりを発生しにくくするには、「一度に大量の脂肪を注入しない(数回に分ける)」「同じ場所に大量に注入しない(注入する場所を分ける)」「酸素や栄養が届きやすい(血液が届きやすい)部位に注入する」などの方法がありますが、どれもドクターの技術次第です。
また、現在では生着率(注入した脂肪が壊死せず生きて定着する率)の高い「コンデンスリッチ豊胸(濃縮脂肪細胞注入)」「セリューション豊胸(脂肪幹細胞注入)」など)もありますので、これらの治療法を選択するのも、しこりを避ける方法と言えるでしょう。
ただし、コンデンスリッチ豊胸やセリューション豊胸も、治療を行うドクターの技術によってしこりができることもありますので、過度な信頼は禁物です。症例が多く、技術レベルの高いドクターに依頼するようにしましょう。
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