目・目元・二重形成
もともと若いころから目の下にクマがありましたが、30代を超えたころから、たるみと併せてクマの症状が酷くなってきました。調べてみると、脂肪を取る方法や、逆に注入する方法など色々ある様ですが、どのような方法が自分に合っているのか分かりません。
どの様な種類の施術があり、どう選べばいいのかアドバイスをお願いします。
まず目の下のクマには実は色々種類(原因)があり、ご自分の症状をしっかり把握した上で施術方法や医師を考えることが大切です。
クマの症状を引き起こす主な原因は、大きく分類すると次の3つに分けられます。
★くぼみやたるみによるクマ
★色素沈着によるクマ
★血行不良によるクマ
まずはご自身の症状がどのどれに当てはまるのか、原因を特定する必要があります。原因が分かれば、次は適した施術方法を検討しましょう。施術の種類は様々ですが、主な方法を簡単にご説明しますね。
▼脱脂術
目の下の余分な脂肪を取り除き、たるみを目立たなくすることですっきりした目元を作りクマを改善することを目的した施術です。同じ目的で、これを瞼の裏側から施すことで傷口を目立たなくする施術方法を取り入れているクリニックもあります。
デメリットとしては、目の下が窪んでしまい、かえって気になってしまったという例もあります。目は一番気になるといわれている部分です、僅かな失敗でも大きく見た目の印象を変えてしまうことがあります。
▼ヒアルロン酸注入
切開がなく、ダインタイムも殆どないという点から気軽さで人気のある施術です。
目の下にヒアルロン酸を注入することで「くぼみ」や「たるみ」が目立たなくなり、ぷっくりとした涙袋を作れるのも人気の理由の1つです。ただ、ヒアルロン酸は多くの会社で開発されており、粒子の大きさや持続効果も様々です。事前に使うヒアルロン酸の種類を確認し、医師からの説明をしっかり理解することを心がけてください。
▼レーザー治療
クマの症状の「色素沈着」に向いていると言われています。その原因の1つとして加齢に伴うヒアルロ酸やコラーゲンの減少や日焼けによるメラニン色素の沈着といわれています。
そこで目元にレーザー充てることで失ったヒアルロン酸やコラーゲン産生を促し肌を活性化させ、目元の若返りを図ります。レーザーには様々な種類がありますので、病院を選ぶときには「どんな機械や方法を導入しているか」をよく確認すると共に、切開しない施術であるため経験の浅い医師が担当する場合もあるので「担当医」についてもしっかり確認することをおすすめします。
▼脂肪注入
質問の中に「脂肪注入」とありましたが、一般的にはご自分の脂肪を抽出してから、目元にもう一度注入するので上記の「脱脂術」と併用して行われることが多いようです。太ももやお腹から脂肪を抽出するし、注入する場合もありますので、この場合には脂肪吸引のリスク(吸引箇所の凹凸や色素沈着など)もリスクの一つとして認識しておく必要があります。
以上、代表的な施術を簡単に説明致しましたが、これはあくまでも一例です。施術の種類も多く、また、効果には個人差がありますことをご理解ください。
まずは、ご自分の症状に合った方法や、その施術を得意とする医師を見つけることが重要ですので慎重に考えてください。
また、施術する前に目元のマッサージや生活習慣でもクマの改善が可能という声もありますので、一度そういったところから試されるのも良いかもしれませんね!
▽関連施術はこちら
┗ヒアルロン酸注入(顔)
┗下眼瞼脱脂(経結膜脱脂)
┗ライムライト(IPL光治療)
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