ユベラ

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ユベラの内容・効果

ユベラは、有効成分トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)を主成分とする医療用医薬品です。美容皮膚科領域では、シミ・肝斑治療の補助血行改善による肌質向上抗酸化作用による老化予防を目的に処方されます。ユベラは、日本国内ではエーザイ株式会社が製造・販売しており、医療用医薬品として末梢循環障害、更年期障害、ビタミンE欠乏症などの適応で承認されています。

【重要なポイント】 シミ・肝斑改善や美肌を目的としたユベラの内服は、保険診療における適応外使用となります。ただし、十分な科学的根拠に基づき、多くのクリニックで美容内服セットの一環として処方されています。

有効成分と作用機序


ユベラの主成分であるトコフェロール酢酸エステルは、体内でα-トコフェロール(活性型ビタミンE)に変換される脂溶性の抗酸化物質です。ビタミンEは細胞膜に組み込まれ、以下の美容効果を発揮するといわれています。

  • 抗酸化作用:紫外線やストレスなどで発生する活性酸素種(ROS: Reactive Oxygen Species)を消去する作用があります。ビタミンEは自らが酸化されることで細胞膜の脂質を保護し、細胞の老化を抑制することにつながります。この作用により、メラノサイトの過剰活性化を抑制し、シミの発生予防に寄与することが期待されます。


  • 血行促進作用:ビタミンEは血管内皮細胞に作用し、一酸化窒素(NO)の産生を促進します。NOには血管平滑筋を弛緩させて血管を拡張させる作用があり血流量の増加をもたらします。また、皮膚の微小循環が改善することで、酸素や栄養素の供給が向上し、老廃物の排出が促進され、肌のくすみや冷えの改善につながります。


  • ターンオーバー正常化:血流改善により、表皮基底層の細部ケラチノサイトへの栄養供給が増加し、細胞分裂が促進されます。これにより、表皮のターンオーバー周期(通常28~45日)が適正化され、メラニン色素を含む古い角質が効率的に排出されるため、シミやくすみの改善につながると考えられます。


  • 抗炎症作用:炎症性メディエーターの産生を抑制する作用もあり、肝斑は慢性的な微弱炎症が関わる肝斑の悪化因子を抑えることに寄与する可能性があります。


  • 製剤の種類と用法・用量


    美容皮膚科で処方されるユベラには、主に以下の2種類があり、成分と適応に違いがあります。

  • ユベラ錠50mg:有効成分はトコフェロール酢酸エステルのみであり、主にシミ・そばかす予防や末梢循環障害の改善に用いられます。

  • ユベラNカプセル100mg/200mg:トコフェロール酢酸エステルに加え、ニコチン酸(ビタミンB群の一種)が配合されており、血流改善に加えて脂質代謝促進の作用も期待できるため、高血圧症や高脂質血症の治療にも使われる製剤です。


  • 美容目的での一般的な服用方法は、1日200~300mgを3~6ヶ月間継続することです。製剤ごとの目安は以下の通りです。

    ・ユベラ錠50mgの場合は、1日4錠〜6錠を2回〜3回に分けて食後に服用します。

    ・ユベラNカプセルの場合は、100mgまたは200mgの規格に応じて、1日1カプセル〜3カプセルを1回〜2回に分けて食後に服用することが一般的です。

    ユベラは即効性のある薬剤ではなく、効果を実感するまでに最低4週間から8週間を要します。そのため、医師の指示に従い、定められた用量を継続的に服用することが重要といえるでしょう。

    併用療法での位置づけ


    ユベラは単独では劇的な美白効果は示さないため、以下の治療と併用されることが多いです。

  • トラネキサム酸(抗プラスミン作用でメラニン産生抑制):肝斑治療の第一選択薬。ユベラと併用することで、抗炎症作用と血流改善が相乗効果を示します。

  • ビタミンC(アスコルビン酸):水溶性の抗酸化物質。酸化されたビタミンEを還元し抗酸化作用を再生するため、併用が推奨されます。

  • ハイドロキノン外用:メラニン合成酵素を阻害する外用薬。ユベラの内服で血流が改善し、ハイドロキノンの皮膚浸透が高まることが期待されます。

  • レーザートーニング:低出力レーザー治療。ユベラ内服により、レーザー後の炎症を抑制し、炎症後色素沈着(PIH)のリスクを軽減できます。
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    ユベラのメリット

  • 全身の血行改善により、肌だけでなく冷え性・肩こり・生理痛も軽減:ユベラの血管拡張作用は全身に及び、末梢血管の血流が改善することで、手足の冷え、肩こりが、月経困難症(生理痛)などの血行不良に伴う症状の軽減が期待できます。


  • 副作用が少なく、長期服用が可能:ユベラはビタミン剤であり、通常用量(200~300mg/日)であれば、重篤な副作用の報告はほとんどありません。トラネキサム酸などの他の内服薬と比較して、より安全に継続できる点が魅力の一つです。


  • 美容施術後の炎症抑制と回復促進:レーザーやピーリング後の皮膚の酸化ストレスと炎症を抑制し、炎症後色素沈着(PIH)のリスクを低減します。また、血流改善により創傷治癒が促進され、ダウンタイムの短縮が期待できるでしょう。
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    ユベラのデメリット・リスク

    ユベラは比較的安全な薬剤ですが、以下のリスクと注意点を理解しておく必要があります。

    主要なリスクとその発生機序



    1. 消化器症状(胃部不快感、下痢、便秘)

    約5%〜10%の方に、胃部不快感、下痢、便秘などの消化器症状が生じることがあります。ユベラは脂溶性ビタミンであるため、対処法として、必ず食後に服用し、油分を含む食事(魚、肉、ナッツなど)と一緒に摂取することで、吸収が向上し、症状が軽減されることが期待できます。

    2. 出血傾向

    ビタミンEには血小板凝集抑制作用があるため、高用量(600mg/日以上)や長期服用により出血時間の延長が起こる可能性があります。具体的には、鼻血が出やすい歯茎からの出血生理出血量の増加皮下出血(あざ)ができやすいなどの症状が現れることがあります。

  • 特に、抗凝固薬(ワルファリンなど)や抗血小板薬(アスピリンなど)を服用中の方は、出血リスクが著しく増大するため、併用は原則として避けるべきです。手術や抜歯の予定がある場合は、医師の指示に従い1週間程度休薬することが推奨されます。


  • 3. 妊娠中・授乳中の使用

    妊娠中の高用量(300mg/日以上)の安全性は確立されていません。妊娠の可能性がある、または妊娠中・授乳中の女性は、高用量の内服は避け、必ず医師と相談の上、慎重に判断することが求められます。

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    ユベラの痛み・麻酔

    ユベラは内服薬であるため、注射や施術に伴う痛みはありません。また、麻酔も不要です。

    服用時の違和感


    カプセル剤であるユベラNカプセルは、サイズがやや大きめ(長径約15mm)であるため、錠剤を飲み込むことに苦手意識がある方は、一時的に喉に引っかかる感じ飲み込みにくさを感じることがあります。対処法として、多めの水(150~200ml)で服用する、あるいはユベラ錠50mg(錠剤タイプ)への変更を医師に相談することで、改善が期待できます。

    まれに、服用直後に胃部不快感軽い吐き気を感じる方がいますが、脂溶性ビタミンによる胃粘膜への刺激が原因と考えられます。食後すぐに服用し、油分を含む食事と一緒に摂取することで、ほとんどの場合予防できます。

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    ユベラのダウンタイム

    ユベラは内服薬であり、レーザーや注射といった施術とは異なるため、ダウンタイムは基本的にありません。日常生活への制限もほとんどなく、服用開始後すぐに通常通りの生活が可能です。

    服用初期に起こりうる軽微な症状


    服用を開始した初期の期間に、体がビタミンEに慣れるまでの軽微な症状が出ることがありますが、これらは一時的なものです。

  • 服用開始~1週間:軽い胃もたれ便通の変化(下痢または便秘)といった消化器症状が生じることがあります。通常、1~2週間で自然に改善することがほとんどです。症状が強い場合は、1日の服用量を2~3回に分けて分割服用することで軽減できます。


  • 服用開始~2週間:血行促進作用により、一時的に顔のほてり軽い発汗を感じることがあります。これは血管拡張による正常な反応であり、通常は数日から2週間程度で慣れるでしょう。


  • 生活上の注意点


  • 運動・入浴:制限なし。通常通り可能です。

  • 飲酒:制限なし。ただし、過度な飲酒は肝臓でのビタミンE代謝に影響を与える可能性が考えられるため、適量に留めることが推奨されます。

  • 化粧:制限なし。内服薬であるため、化粧やスキンケアへの影響はありません。

  • 紫外線対策:日焼け止め(SPF30以上)の使用が必須です。ユベラは内側から抗酸化作用を発揮しますが、ビタミンE単独では紫外線による直接的な皮膚ダメージを完全に防ぐことはできないため、外側からの防御も徹底することが重要です。


  • 効果発現までの期間


    ユベラの美肌効果は、効果を実感するまでに以下の期間を要します。
  • 血行改善(冷えの軽減):服用開始から2~4週間

  • 肌のくすみ改善:服用開始から4~8週間

  • シミ・肝斑の改善(他の治療との併用の場合):服用開始から8~12週間


  • 効果を正しく判定するためにも、最低3ヶ月は継続して服用することが推奨されています。

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    ユベラの料金・費用

    ユベラは保険適応自費診療で料金が大きく異なります。

    保険適応での処方


    ユベラは以下の疾患に対して保険適応があります。
    ・末梢循環障害(冷え性、しもやけ)
    ・更年期障害
    ・月経困難症
    ・ビタミンE欠乏症

    これらの疾患と診断された場合、保険適応でユベラが処方され、3割負担での費用は以下の通りです。
  • ユベラ錠50mg 30日分(90錠):約400~600円(薬剤費のみ、診察料別)

  • ユベラNカプセル100mg 30日分(30カプセル):約600~900円


  • ただし、「美容目的」では保険適応外であり、医師が「冷え性」「更年期障害」などの病名をつけて処方する場合のみ保険適応となります。

    自費診療(美容目的)での処方


    美容皮膚科・美容外科で「シミ・肝斑治療」「美肌目的」として処方される場合、全額自費となります。料金はクリニックにより異なりますが、相場は以下の通りです。
  • ユベラ錠50mg 30日分:2,000~4,000円

  • ユベラNカプセル100mg/200mg 30日分:3,000~6,000円


  • 併用治療を含めた総費用


    ユベラ単独ではなく、トラネキサム酸やビタミンCと併用されることが一般的であるため、内服薬の月額合計は11,000円〜23,000円程度となることが多いでしょう。

    ジェネリック医薬品の有無


    ユベラには「トコフェロール酢酸エステル錠」がなどのジェネリック医薬品(後発品)が存在し、先発品の50%〜70%程度の価格で処方されることがあります。費用を抑えたい場合は、医師に相談してみるのがポイントといえます。

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    ユベラと他の施術の比較

    トラネキサム酸との比較


    トラネキサム酸は、抗プラスミン作用によりメラノサイト(メラニン産生細胞)の活性化を直接抑制する働きがあり、主に肝斑治療の第一選択薬とされています。作用機序は「メラニン産生の抑制」に特化しており、効果発現は4~8週間とユベラとほぼ同等です。一方、ユベラは「抗酸化」「血行改善」「抗炎症」という間接的な作用を通じてメラニン代謝を促進します。トラネキサム酸が「攻め(メラニン抑制)」の役割を担うのに対し、ユベラは「守り(細胞保護・環境改善)」の役割を果たすといえるでしょう。

    併用のメリット:トラネキサム酸とユベラを併用することで、「メラニン産生抑制+抗酸化・血行改善」の相乗効果が得られ、単独使用よりも15~20%高い改善率が報告されています。

    ビタミンC(アスコルビン酸)との比較


    ビタミンCは、水溶性の抗酸化物質であり、以下の作用を持ちます。
  • メラニン合成酵素(チロシナーゼ)の阻害:ユベラにはない直接的な美白作用を持ちます。

  • コラーゲン合成促進:線維芽細胞でのコラーゲン産生を促進します。

  • ビタミンEの再生:酸化されて効力を失ったビタミンEを還元し、抗酸化作用を持続させる役割があります。


  • ユベラとビタミンCは作用部位と性質が異なるため、併用が強く推奨されます。ビタミンCは「細胞質(水溶性部分)」で、ユベラは「細胞膜(脂質部分)」で作用し、全方位的な抗酸化防御が実現するといえます。

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    ユベラの失敗・修正

    ユベラの服用における失敗例やトラブルとしては、以下のようなケースが挙げられます。

    ・早期中断による効果の喪失
    ユベラは血行改善や抗酸化作用を通じて間接的に肌質を改善するため、即効性があるわけではありません。最低でも4週間〜8週間で徐々に効果が現れるため、1ヶ月未満で「効かない」と自己判断して服用を中断すると、血中濃度が十分に上がらず、本来期待できる美肌効果を得られずに終わってしまうことがあります。

    ・空腹時服用による胃腸症状の発現
    ビタミンEは脂溶性ビタミンであり、空腹時に服用すると吸収効率が下がるだけでなく、胃粘膜への刺激となり、胃部不快感や吐き気、下痢などの消化器症状を引き起こすことがあります。これを副作用と誤解し服用を継続できなくなるケースがありますが、食後すぐに服用すれば予防できる症状です。

    ・併用薬申告漏れによる出血リスクの増大
    ビタミンEには血小板凝集を抑制する作用があるため、抗凝固薬(ワルファリンなど)や抗血小板薬を服用している方がユベラを併用すると、出血リスクが増大する可能性が指摘されています。服用中の薬剤を医師に正確に申告しなかった場合、鼻血や皮下出血の頻発など予期せぬトラブルにつながることがあります。必ず服用前に薬剤情報をすべて共有する必要があります。


    服用後に後悔しないためにも、カウンセリングでユベラの特徴をしっかり理解しておく事と、信頼のおけるクリニックを選ぶことが重要と言えます。

    しかし、どこのクリニックで相談するのがいいのか迷ってしまいますよね。

    そんな時は私達、美容医療相談室が親身にアドバイスさせていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。

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    ユベラの名医

    聖心美容クリニック


    出展先:https://www.biyougeka.com/

    聖心美容クリニックは、美容外科と美容皮膚科を併設し、皮膚の悩みに幅広く対応する医療機関です。

    肌質改善、エイジングケア、くすみや色ムラの治療など、複数の領域の施術を専門的に取り扱い、個々の患者さんの状態や生活背景を考慮した治療プランが検討されます。

    診療は医師が責任を持って行い、施術前後の丁寧な説明と継続的なフォローアップ体制にも配慮が見られます。

    長期的に相談しながら落ち着いて通いたい方にとって、心強いクリニックといえるでしょう。

    聖心美容クリニックの名医

    【聖心美容クリニック 熱海院 医師】 小林 美幸先生
    小林先生は、皮膚科専門医および熱海院院長として長年の実績を持ち、美容皮膚科の指導責任者も兼任しています。

    施術前の診察では丁寧に説明し、治療後の経過まで見据えた相談ができる体制を大切にしています。

    その細やかな姿勢は、初めて美容内服薬の服用を検討する方にも大きな安心感を与えるでしょう。

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    ユベラのよくある質問と回答

    ユベラを飲むと痩せますか?ダイエット効果はありますか?


    ユベラに直接的なダイエット効果は期待できません。ユベラは血行改善や抗酸化作用を持つ内服薬であり、体重を減らすための薬剤ではありません。ただし、血流が改善し代謝効率がわずかに向上する可能性は考えられます。

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    ユベラの口コミ・体験談

    美容医療相談室に届いたユベラの美容医療&美容整形の口コミ・体験談です。
    ※当相談室でご紹介しているクリニックの口コミではございません。クリニック・医師によりスキルは異なりますので、慎重にお選びください。

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