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顎下腺切除術は、顎の下にある顎下腺(唾液腺のひとつ)の一部を外科的に切除し、フェイスラインをすっきりさせる美容整形手術です。
顎下腺は左右に1つずつ存在し、粘性のある唾液を分泌する器官ですが、加齢や体質により肥大・下垂すると顎下がもたついて見え、二重顎やフェイスラインのぼやけの原因となります。
この施術は主にフェイスリフトやネックリフトと同時に行われ、顎下の余分なボリュームを減らすことでシャープなフェイスラインを実現します。
加齢による下垂
若い頃は顎の骨に隠れて目立たない顎下腺ですが、加齢に伴い皮膚や筋肉の支持力が低下すると、顎下腺が下方に垂れ下がり、顎の骨の下から見えてくるようになります。
これにより顎下がたるんで見え、二重顎のような印象を与えます。
体質的に顎下腺が大きい
若い方でも生まれつき顎下腺が大きく発達している場合、顎下にふくらみが生じてフェイスラインがぼやけて見えることがあります。
このタイプは脂肪吸引やエラボトックスでは改善が難しく、顎下腺へのアプローチが必要となります。
輪郭整形後に顎下腺が目立つ
エラ削りやアゴ削りなど輪郭整形を受けて骨が小さくなった結果、相対的に顎下腺が露出して目立つようになるケースがあります。
骨格は改善したものの、顎下のふくらみが残ってフェイスラインの完成度が下がるため、追加で顎下腺切除が必要になる場合があります。
顎下腺切除術は、顎下に約4cmの水平切開を加え、広頸筋の下を剥離して顎下腺被膜に到達します。
顎下腺被膜に沿って上方へ剥離し、顎の骨の下から露出している下方部分を切除します。
顎下腺全体を摘出するのではなく、露出して目立っている一部を切除する部分切除術であるため、唾液分泌機能への影響を最小限に抑えることができます。
手術はフェイスリフトやネックリフトと同時に行うことが多く、皮膚・脂肪・筋肉を総合的に引き上げながら顎下腺のボリュームを減らすことで、より効果的なフェイスライン改善が可能となります。
顎下腺切除と同時に行われることが多い施術として顎二腹筋切除があります。
顎二腹筋は顎の下にある筋肉で、顎の動きに関与していますが、一部を切除しても機能的な問題はありません。
この筋肉のボリュームが大きい場合、顎下腺切除に加えて顎二腹筋の一部を切除することで、より引き締まったフェイスラインを実現できます。
広頸筋の直下で顎二腹筋を同定し、膨らみのある部分の表層を切除します。
フェイスラインのシャープ化
顎下の余分なボリュームが減り、横顔のラインがすっきりとシャープになります。
二重顎の改善
顎下腺の下垂によるふくらみが解消され、二重顎が目立たなくなります。
小顔効果
顎下から首にかけてのラインが引き締まり、全体的に顔が小さく見える効果があります。
若々しい印象
たるんで見えた顎下がすっきりすることで、フェイスライン全体が若返った印象になります。
顎下腺切除術には、他の施術では得られない以下のようなメリットがあります。
顎下腺を外科的に切除するため、一度手術を受ければ効果は半永久的に持続します。
顎下腺ボトックスのような注入治療は3〜6ヵ月ごとに繰り返し施術が必要ですが、顎下腺切除ならメンテナンスの必要がありません。
長期的なコストを考えると、手術による根本的な改善の方が経済的なケースも多いです。
顎下のふくらみが脂肪ではなく顎下腺の肥大が原因の場合、脂肪吸引や脂肪溶解注射では効果が得られません。
また、筋肉ではないためエラボトックスも効きません。
唾液腺ボトックスで一時的に縮小させることは可能ですが、切除術であれば確実にボリュームを減らすことができます。
これまで様々な小顔治療を受けても満足できなかった方にとって、根本的な解決策となります。
顎下腺切除はフェイスリフトやネックリフトと同時に行うことで、より高い効果を発揮します。
皮膚・SMAS(表在性筋膜)・脂肪を引き上げながら、同時に顎下腺のボリュームを減らすことで、立体的で引き締まったフェイスラインを実現できます。
複数の施術を一度に行うことで、ダウンタイムを1回にまとめられるメリットもあります。
エラ削りやアゴ削りなどの輪郭整形で骨を小さくした後、相対的に顎下腺が目立つようになるケースがあります。
このような場合に顎下腺切除を追加することで、骨格から軟部組織まで一貫したシャープなフェイスラインを完成させることができます。
輪郭整形の仕上げとして行われることも多い施術です。
顎下腺は唾液を分泌する器官のひとつであるため、切除後に唾液量が減少し口腔乾燥(ドライマウス)を感じる可能性があります。
ただし、唾液腺には顎下腺以外にも耳下腺や舌下腺、多数の小唾液腺が存在するため、顎下腺の一部を切除しても食事や日常生活に大きな支障が出ることは少ないとされています。
対策
切除範囲は露出して目立つ部分に限定し、必要最小限に留めることでリスクを低減します。術前に担当医と十分に相談し、切除量を慎重に決定することが重要です。
顎下腺の近くには顔面神経の下顎縁枝が走行しています。この神経が損傷されると、下唇や口角の動きに障害が生じます。
症状
口角が下がる、下唇が動かしにくい、表情が左右非対称になるなどの症状が現れます。
発生頻度と回復
熟練した医師による施術であれば発生頻度は低いですが、万一損傷した場合は数週間〜数ヵ月で自然回復することが多いです。稀に永続的な麻痺が残る可能性もあります。
顎下腺周囲には顔面動脈・静脈などの血管が走行しており、術後に出血して血腫(血液の塊)が形成されることがあります。
症状
術後に顎下の腫れが急激に増大したり、強い痛みを伴う場合は血腫の可能性があります。
対策
手術中は丁寧に止血を行いますが、少量の血腫であれば経過観察、多量の場合は血腫除去術が必要になることがあります。術後1〜2週間は激しい運動や飲酒を控え、出血リスクを低減することが重要です。
手術部位に細菌感染が生じると、発赤・腫脹・発熱・膿の排出などの症状が現れます。
対策
手術は消毒後、厳重な清潔操作のもとに行われますが、稀に術前後の局所や全身の状態により感染を起こすことがあります。感染が生じた場合は洗浄、抗菌薬の投与などの処置が必要となり、追加の通院が必要になることがあります。
顎下に約4cmの切開を行うため、皮膚に傷跡が残ります。
顎下の目立ちにくい位置に切開線を設定しますが、ケロイド体質の方は傷跡が目立つ肥厚性瘢痕になる可能性があります。
対策
術後のテーピングやシリコンシート貼付で瘢痕形成を抑制できます。フェイスリフトと同時に行う場合は、耳周囲の切開線を利用することで顎下の傷跡を最小限に抑えられることもあります。
顎下腺切除術は通常全身麻酔で行われます。
フェイスリフトやネックリフトと同時に行うことが多く、手術時間が2〜4時間程度になるため、患者の負担を軽減し安全に手術を行うために全身麻酔が選択されます。
麻酔科医が呼吸・循環を継続的に管理し、術中は完全に意識がないため痛みを感じることはありません。
全身麻酔下で行うため、手術中に痛みを感じることは一切ありません。
麻酔科医が適切な麻酔深度を維持し、術中に覚醒する心配もありません。
手術当日〜翌日
全身麻酔から覚醒すると、手術部位に痛みを感じ始めます。特に強い痛みは最初の2〜3日です。
口を開けたり、顎を動かしたりすると痛みが増すため、食事は流動食や軟らかいものから始めます。
処方される鎮痛剤で痛みは十分にコントロール可能です。
術後1週間
痛みは徐々に軽減していきます。日常的な動作では痛みをほとんど感じなくなりますが、触れると圧痛が残ることがあります。
術後2週間以降
多くの方で痛みはほぼ治まります。時間の経過とともに痛みの頻度・程度は改善していきます。
顎下腺切除術はフェイスリフトやネックリフトと同時に行うことが多いため、ダウンタイムは比較的長めです。以下は一般的な回復経過です。
手術当日
全身麻酔から覚醒後、病室またはリカバリールームで安静にします。
顎下から首にかけて圧迫バンデージを装着し、腫れや出血を抑えます。
当日は絶食または水分のみの摂取となることが多いです。
術後1〜3日
腫れのピークを迎えます。顎下から首にかけて強い腫れが生じ、内出血が現れることもあります。
痛みは鎮痛剤でコントロールし、流動食や軟らかい食事を摂取します。
入院が必要な場合は1〜3泊程度です。
術後1週間
強い腫れは徐々に引いていきます。抜糸は7〜10日程度で行います(吸収糸の場合は不要)。
内出血は黄色く変色しながら吸収されていきます。
デスクワークなど軽い仕事であれば復帰可能ですが、マスクやスカーフで顎下を隠すことをお勧めします。
術後2〜3週間
腫れはかなり落ち着いてきますが、まだ若干のむくみが残ります。
日常生活にはほぼ支障がなくなります。
激しい運動や飲酒は引き続き控えます。
術後1ヵ月
大きな腫れは引き、フェイスラインの変化を実感できるようになります。
傷跡はまだ赤みがありますが、メイクで隠せる程度です。
軽い運動は再開可能です。
術後3〜6ヵ月
腫れが完全に引き、最終的な仕上がりが確認できます。
傷跡は成熟して白っぽく平坦になっていきます。
フェイスラインがすっきりと引き締まり、若々しい印象になります。
顎下腺切除術は美容目的で行われるため自由診療(保険適用外)となります。
単独での施術は少なく、フェイスリフトやネックリフトと組み合わせて行われることがほとんどです。
顎下腺切除単独
およそ15万〜30万円程度
顎二腹筋切除
およそ12万〜20万円程度(ネックリフトと同時施術)
ネックリフト+顎下腺切除+顎二腹筋切除
およそ80万〜150万円程度
フェイスリフト(SMAS法)
およそ100万〜150万円程度
フェイスリフト+ネックリフト+顎下腺切除
およそ150万〜250万円程度
フェイスリフトと同時に行うことで、顎下腺切除の追加費用は単独で受けるよりも抑えられることが多いです。
また、ダウンタイムを1回にまとめられるため、トータルでの負担軽減になります。
顎下腺ボトックスは1回あたり5万〜10万円程度で、効果持続期間は3〜6ヵ月です。
年間2〜4回の施術が必要となると、年間コストは10万〜40万円程度になります。
5〜10年の長期で考えると、顎下腺切除術の方がコストパフォーマンスに優れる場合があります。
ただし、ボトックスはダウンタイムがほぼなく、リスクも少ないというメリットがあるため、ライフスタイルや好みに応じて選択することが重要です。
クリニックによって異なりますが、一般的に以下の項目が含まれます。
手術費用に含まれることが多い項目
手術料、麻酔料、術後の薬剤(抗菌薬・鎮痛剤など)、術後検診
別途費用がかかることがある項目
術前検査(血液検査、心電図など)、入院費、圧迫バンデージ、術後ケア用品
カウンセリング時に総額を確認し、追加費用の有無を明確にしておきましょう。
顎下腺ボトックスは、肥大した顎下腺にボトックスを注射して萎縮させる非侵襲的な治療法です。
効果の持続期間
顎下腺切除は半永久的な効果が得られますが、顎下腺ボトックスの効果は3〜6ヵ月で、定期的な再注射が必要です。
ダウンタイム
顎下腺切除は1〜2週間の強い腫れ、完全回復まで3〜6ヵ月。顎下腺ボトックスはほぼダウンタイムがなく、施術直後からメイク可能です。
リスク
顎下腺切除は顔面神経損傷、出血、感染などのリスクがあります。顎下腺ボトックスは内出血程度で重篤な合併症は稀です。
向いている方
確実かつ永続的な効果を求め、ダウンタイムを取れる方は顎下腺切除。まずは手軽に試したい方、ダウンタイムが取れない方は顎下腺ボトックスが適しています。
顎下脂肪吸引は顎下の皮下脂肪を吸引して除去する施術です。
対象となる原因
脂肪吸引は皮下脂肪が原因のたるみに有効です。顎下腺の肥大が原因の場合は効果が得られません。顎下のふくらみの原因を正確に診断することが重要です。
ダウンタイム
脂肪吸引は1〜2週間の腫れ・内出血。顎下腺切除はフェイスリフトと同時に行うことが多いため、ダウンタイムはやや長めです。
併用の可能性
顎下の脂肪と顎下腺の両方がボリュームの原因となっている場合は、脂肪吸引と顎下腺切除を同時に行うことで、より効果的な改善が期待できます。
糸リフトやHIFU(ハイフ)は皮膚や皮下組織を引き上げる治療法です。
アプローチの違い
糸リフト・HIFUは皮膚のたるみを引き上げますが、顎下腺のボリュームは減らせません。顎下腺切除は顎下腺そのものを減量するため、本質的な原因解決が可能です。
効果の持続
糸リフトは1〜2年、HIFUは6ヵ月〜1年程度の持続。顎下腺切除は半永久的です。
組み合わせ
顎下腺切除とフェイスリフトを行った後、メンテナンスとしてHIFUや糸リフトを行うことで、長期的に若々しいフェイスラインを維持できます。
▽詳しい情報を知りたい方はこちらでも解説しているので参考にしてください
┗スレッドリフト(糸リフト)
┗HIFU(ハイフ)
エラボトックスは咬筋にボトックスを注射してエラ張りを改善する治療です。
作用対象
エラボトックスは咬筋(噛む筋肉)を萎縮させます。顎下腺は筋肉ではないため、エラボトックスでは改善できません。エラボトックスで効果が得られなかった場合、顎下腺肥大が原因の可能性があります。
適応の見極め
フェイスラインが大きく見える原因が、骨格なのか、咬筋なのか、脂肪なのか、唾液腺なのかを正確に診断し、適切な治療を選択することが重要です。
▽詳しい情報を知りたい方はこちらでも解説しているので参考にしてください
┗エラボトックス(小顔注射)
手術を受けたものの、期待したほどのフェイスライン改善が見られないケースがあります。
原因
顎下のふくらみの原因が顎下腺だけでなく、皮下脂肪や皮膚のたるみ、顎二腹筋の肥大など複合的な要因であった場合、顎下腺切除だけでは十分な効果が得られないことがあります。
対策
術前のカウンセリングで、顎下のふくらみの原因を正確に診断することが重要です。必要に応じて脂肪吸引、顎二腹筋切除、ネックリフトなどを組み合わせた総合的なアプローチを検討しましょう。
術後に口の渇きを強く感じるようになったケースがあります。
原因
顎下腺は唾液分泌量の多い唾液腺であるため、切除範囲が大きすぎると唾液量が減少し、ドライマウスを引き起こすことがあります。
特にもともと唾液量が少ない方や、シェーグレン症候群などの基礎疾患がある方はリスクが高くなります。
対策
切除範囲は必要最小限に留め、顎下腺の機能をできるだけ温存することが重要です。術前に担当医と切除量について十分に相談し、リスクを理解した上で手術を受けましょう。
術後に下唇や口角の動きが悪くなり、改善しなかったケースがあります。
原因
顎下腺の近くを走行する顔面神経下顎縁枝が手術中に損傷されたことが原因です。
神経の走行には個人差があり、解剖学的に変異がある場合は損傷リスクが高まります。
対策
顎下腺切除の経験が豊富で、解剖学に精通した医師を選ぶことが最も重要です。神経損傷が生じた場合は、ビタミンB12製剤の投与やリハビリテーションで回復を促します。
顎下の傷跡がケロイドや肥厚性瘢痕になり、目立ってしまったケースがあります。
原因
ケロイド体質の方は傷跡が赤く盛り上がりやすく、治りにくい傾向があります。
また、術後の創部管理が不十分だった場合も傷跡が目立つ原因となります。
対策
ケロイド体質の方は術前に医師に申告し、傷跡のリスクについて相談しましょう。
術後はテープ固定やシリコンシートで瘢痕形成を予防し、傷跡が目立つ場合はステロイド注射やレーザー治療で改善を図ります。
顎下腺切除術は顔面神経に近い部位での手術となるため、医師選びが非常に重要です。以下のポイントを参考に信頼できる医師を選んでください。
形成外科専門医または美容外科専門医の資格を持つ医師を選びましょう。
特に顔面解剖学に精通し、フェイスリフトやネックリフトの経験が豊富な医師が適しています。
顎顔面外科のトレーニングを受けた医師は、神経や血管の走行を熟知しており、合併症のリスクを低減できます。
顎下腺切除はフェイスリフトやネックリフトと同時に行うことが多いため、これらの手術経験が豊富な医師を選ぶことが重要です。
年間50例以上のフェイスリフト・ネックリフトを行っている医師であれば、顎下腺周囲の解剖にも慣れており、安全な手術が期待できます。
症例写真(ビフォーアフター)を確認し、仕上がりの自然さや傷跡の目立たなさをチェックしましょう。
顎下のふくらみの原因を正確に診断できる医師を選びましょう。
触診やエコー検査などで、顎下腺の肥大なのか、皮下脂肪なのか、筋肉なのかを鑑別できることが重要です。
原因を誤って判断すると、手術をしても期待した効果が得られない可能性があります。
手術のメリットだけでなく、顔面神経損傷、ドライマウス、傷跡などのリスクについて詳しく説明してくれる医師は信頼できます。
「絶対に大丈夫」「リスクはほとんどない」など過度に楽観的な説明をする医師には注意が必要です。
質問に対して丁寧に回答し、不安を解消してくれる姿勢があるかを確認しましょう。
術後の経過観察やトラブル対応がしっかりしているクリニックを選びましょう。
術後検診のスケジュールや、万一の合併症が起きた場合の対応体制を確認しておくことが大切です。
24時間連絡可能な緊急連絡先があると安心です。

出展先:https://www.veriteclinic.or.jp/progress/body/neck-sag-remove/
ヴェリテクリニックは、東京・名古屋・大阪に展開し、輪郭形成やエイジングケアを含む幅広い相談に対応しています。
顎下全体のバランスを整える「ペリカン手術」を提供しており、脂肪や皮膚の状態だけでなく、必要に応じて顎下腺の関与まで含めて原因を細かく分析する方針を大切にしています。
多角的な視点から一人ひとりに適した解決策を提示する姿勢は、納得のいくアプローチを検討したい患者さんにとって、心強い存在といえるでしょう。
【ヴェリテクリニック 東京銀座院 医師】 福田 慶三先生
福田慶三先生は、日本美容外科学会(JSAPS)専門医であり、形成外科専門医の資格も有しています。
輪郭形成やたるみ治療においては、顎下を含む顔面・頸部の解剖を踏まえた診察を行い、手術の必要性や範囲について丁寧に整理しながら説明する姿勢が特徴です。
仕上がりの方向性だけでなく、リスクや制限についても事前に共有しながら検討できるため、納得感を重視して治療方針を決めたい方にとって相談しやすい医師といえるでしょう。
Q.顎下腺を切除すると唾液が出なくなりますか?
A.顎下腺の一部を切除しても、唾液分泌に大きな問題が生じることはほとんどありません。唾液は左右の顎下腺、耳下腺、舌下腺、および多数の小唾液腺から分泌されており、残りの唾液腺が代償的に機能します。美容目的の顎下腺切除では、露出して目立つ部分のみを切除する部分切除術を行うため、機能への影響は最小限に抑えられます。ただし、まれに口の渇きを感じることがあるため、術前に担当医とリスクについて十分に相談してください。
Q.顎下腺切除とボトックス、どちらがおすすめですか?
A.それぞれにメリット・デメリットがあり、ご自身の状況や希望に応じて選択することが重要です。顎下腺切除は半永久的な効果が得られ、メンテナンス不要ですが、全身麻酔を要する手術で1〜2週間のダウンタイムがあります。顎下腺ボトックスはダウンタイムがほぼなく手軽に受けられますが、効果持続は3〜6ヵ月で定期的な再注射が必要です。まずはボトックスで効果を確認し、満足できれば切除術を検討する、という段階的なアプローチもお勧めです。
Q.フェイスリフトと同時に受けないと効果がないですか?
A.顎下腺切除は単独でも効果がありますが、フェイスリフトやネックリフトと同時に行うことでより高い効果を発揮します。顎下腺のボリュームを減らしても、皮膚のたるみが残っていると十分なフェイスライン改善が得られないことがあるためです。また、同時施術であれば切開線を共有できるため傷跡を最小限に抑えられ、ダウンタイムも1回で済むというメリットがあります。担当医と相談の上、適切な施術プランを決定してください。
美容医療相談室に届いた顎下腺切除の美容医療&美容整形の口コミ・体験談です。
※当相談室でご紹介しているクリニックの口コミではございません。クリニック・医師によりスキルは異なりますので、慎重にお選びください。
美容医療相談室では、みなさまからお寄せいただいた体験談やご意見を元に、治療法に関する情報提供や名医の紹介を行っています。 「治療を受けたことがある」「カウンセリングに行ってみた」「友人が治療を受けた」など、ぜひ口コミ・体験談情報をお寄せください!
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