ハーブピーリング
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ハーブピーリングの内容・効果
ハーブピーリングとは、天然ハーブや植物由来成分を含む特殊な薬剤を皮膚に塗布・浸透させ、皮膚のターンオーバーを促し、古い角質や毛穴の詰まりを排出させる施術です。
一般的なケミカルピーリングが酸(AHA、BHAなど)の化学作用によって角質を溶解するのに対し、ハーブピーリングは主に物理的刺激と生化学的反応の組み合わせを利用する点が大きな特徴といえます。
主要成分と肌への作用
代表的な製剤には以下の成分が配合されています:
- スピキュール（海綿骨針）:直径約50～200μmの微細な針状構造体です。皮膚に塗布すると角質層から表皮上層部に刺入し、マイクロチャネル(微細な穴)を形成します。この物理的な創傷刺激が、肌本来の創傷治癒反応を誘発します。
- 植物由来酵素:パパイン、ブロメラインなどのタンパク質分解酵素が、古い角質層の細胞同士の接着を弱め、自然な剥離をサポートします。
- ビタミン・ミネラル複合体:ビタミンA誘導体(レチノール様物質)やビタミンC、亜鉛などが配合され、抗酸化作用と皮膚再生をサポートします。
この作用機序により、ハーブピーリングは角質除去に留まらず、真皮浅層におけるコラーゲンの再構築にまでアプローチすることが期待されるのです。
施術プロセスと期待される効果
施術は通常以下のステップで進行します:
- 前処理:クレンジングと消毒を行い、皮脂や汚れを除去。必要に応じてプレトリートメント剤で角質を軟化させます。
- 薬剤塗布:ハーブピーリング剤を専用ブラシまたはスパチュラで顔全体に均一に塗布。この際、圧をかけながらマッサージすることで海綿骨針を皮膚に刺入させます。施術者の手技により浸透深度が変わるため、技術差が出やすい工程です。
- 浸透時間:薬剤を5～15分間放置。この間、チクチクとした刺激感や熱感が生じます。製剤の種類により「洗い流すタイプ」と「塗布したまま帰宅するタイプ」があります。
- 中和・鎮静:洗い流すタイプの場合は専用中和剤で反応を停止させ、鎮静パックで炎症を抑えます。
期待される効果
ハーブピーリングは製剤によって「剥離ありタイプ」と「剥離なしタイプ」に分かれ、特に剥離ありタイプでは施術後3〜7日間で表皮が剥離（皮むけ）することが一般的です。
- ニキビ跡(色素沈着・浅いクレーター):ターンオーバーが促進されることで、表皮に沈着したメラニンの排出が促されます。また、浅いクレーターについては、真皮上層のコラーゲン再構築により凹凸が改善する可能性があります。ただし、深い瘢痕(2mm以上の陥凹)への効果は限定的です。
- 毛穴の開き:古い角栓が除去され、毛穴周囲の角化異常が正常化に向かうため、毛穴径が縮小することが期待されます。加齢による真皮のたるみが原因の毛穴には、他の施術との併用を検討することがポイントといえるでしょう。
- くすみ・色ムラ:古い角質とメラニンの排出により、肌の透明感が向上します。施術後2～3週間で効果が顕著になるケースが多いです。
- 肌質改善（ハリ・弾力）:真皮でのコラーゲン産生促進により、肌のハリや弾力が増す可能性があります。効果を持続・蓄積させるためには、1ヶ月間隔で3回～5回の施術が推奨されています。
なお、効果の持続期間は一般的に
1～3ヶ月とされますが、紫外線対策や保湿ケアといった日々の生活習慣に大きく左右されるでしょう。
ハーブピーリングのメリット
- レーザー治療に比べて熱損傷リスクが低い:レーザー治療のように真皮深層まで熱エネルギーを加えることがないため、照射ミスや出力過多による瘢痕化（傷跡）のリスクがほぼありません。作用が表皮から真皮浅層に限定されるため、肌の薄い方や過去にレーザーで色素沈着を起こした方にも比較的安全に施術できるといえます。
- 複数の肌悩みに同時アプローチできる:物理的刺激と生化学的作用の組み合わせにより、「色素沈着」「毛穴詰まり」「浅いクレーター」「くすみ」など、複数の肌悩みを同時に改善できる点が特徴です。
- ダウンタイム中も薬剤が作用し続ける(剥離タイプの場合):剥離タイプの場合、塗布した薬剤が24～72時間皮膚内で作用し続けるため、クリニック滞在時間が短くても高い効果が期待されます。ただし、この間は見た目の赤みや皮むけが顕著になるため、社会生活への影響は考慮が必要です。
ハーブピーリングのデメリット・リスク
ハーブピーリングは比較的安全な施術ですが、以下のリスクと対処法を理解しておく必要があります。
主要なリスクとその発生機序
1. 炎症後色素沈着(PIH: Post-Inflammatory Hyperpigmentation)
施術による炎症刺激でメラノサイトが活性化し、
茶色いシミが残るリスクがあります。特に
スキンタイプIII~IV(日本人に多い肌タイプ)では発生率が10~20%程度とされます。原因は「過剰な圧での塗布」「施術後の紫外線暴露」「炎症を抑える処置の不足」です。対処法として、施術後の
徹底した紫外線対策（SPF50+を2時間おきに塗布）、トラネキサム酸やハイドロキノンの外用を行うことが重要です。
2. 細菌感染・ヘルペス再発
微細な創傷が、細菌やウイルスの侵入経路となる可能性があります。特に
ヘルペスの既往歴がある方は、施術の刺激で再発リスクがあります。予防として、施術前3日~施術後7日間の
抗ウイルス薬（バラシクロビルなど）の予防内服が推奨されます。
3. 過剰な皮膚剥離による皮膚バリア障害
薬剤の放置時間が長すぎたり、連続して施術を受けすぎると、表皮が過度に薄くなり、
乾燥、赤み、ヒリつきが慢性化する可能性があります。角質層の厚さは通常
10~20μmですが、過度なピーリングでこれが5μm以下になると、外部刺激(紫外線、化粧品)に対する耐性が著しく低下します。回避策として、
最低4週間の施術間隔を空け、ホームケアでは「セラミド」「ヘパリン類似物質」などの保湿剤で皮膚バリアを補強することが重要です。
4. アレルギー反応
ハーブ成分や保存料に対するアレルギーで、
蕁麻疹、強い浮腫、呼吸困難が生じる可能性があります。特に植物アレルギー(キク科、イネ科など)の既往がある方は要注意です。初回施術前には必ず
パッチテスト(上腕内側などに少量塗布し24~48時間観察)を実施すべきです。
ハーブピーリングの痛み・麻酔
ハーブピーリングの痛みは「施術中」と「施術後」で性質が異なります。
施術中の痛み
薬剤塗布時に
チクチクとした刺激感やピリピリ感が生じます。これは、海綿骨針が皮膚に刺入する物理的刺激と、酵素やビタミンA誘導体による化学的な刺激が複合的に作用するためです。痛みの強さは、個人差がありますが、
一般的に「輪ゴムで弾かれる程度」と表現されることが多いです。ただし、
目の下や頬骨上といった皮膚の薄い部位や、炎症性のニキビがある部位では刺激を強く感じることがあります。
麻酔の使用
多くの場合、
麻酔なしで施術を受けることが可能です。痛みに敏感な方に対しては、施術の20分～30分前に
表面麻酔クリーム(リドカイン、プリロカインなど)を塗布することで、刺激を軽減できる場合があります。ただし、麻酔クリームの塗布時間が長すぎると、皮膚が膨潤し、薬剤の浸透が不均一になるリスクがあるため、塗布時間は
クリニックの指示に従うことが大切でしょう。
施術後の経過と痛み
施術後2~3日間は、
ヒリヒリ感、熱感、軽い腫れが持続することがあります。これは皮膚の正常な炎症反応によるものであり、通常は「日焼け後のヒリつき」に近い程度といえます。多くの場合、市販の
アセトアミノフェン(カロナールなど)で対処が可能ですが、非ステロイド性抗炎症薬（NSAIDs、例：ロキソニン）は創傷治癒のプロセスを遅らせる可能性があるため、内服の際は事前に医師に確認することが重要です。もし、痛みが
5日以上続く、あるいは
増悪する場合は、感染や過度な炎症反応といったリスクが考えられるため、速やかに施術を受けたクリニックを受診することが求められます。
ハーブピーリングのダウンタイム
ハーブピーリングのダウンタイム長さや程度は、使用する製剤の種類(剥離タイプか非剥離タイプか)と個人の肌質によって大きく異なります。ここでは、剥離タイプの一般的な経過を時系列で解説します。
時系列でみるダウンタイムの推移
- 施術直後~24時間:顔全体に強い赤み(紅斑)や熱感が出現します。見た目としては「ひどい日焼け」に近い状態です。この段階ではまだ皮むけは始まっていません。洗顔はぬるま湯(30~32℃)のみとし、タオルでこすらず押さえるように優しく水分を取ることが大切です。
- 2~3日目:赤みがピークに達し、皮膚の乾燥やつっぱり感が顕著になる時期です。この頃から皮むけが始まることが多く、特に口周り、鼻、額といった動きの多い部位から剥離が始まる傾向があります。無理に皮を剥がすと色素沈着や瘢痕のリスクが高まるため、触らずに自然に剥がれ落ちるのを待つことが重要です。保湿剤(ヘパリン類似物質、セラミド配合クリームなど)を1日5~6回こまめに塗布し、皮膚を柔らかく保つよう努めます。
- 4~7日目:皮むけが本格化し、顔全体から角質が剥離します。この期間は「見た目のダウンタイム」が最も大きくなるため、仕事や学校といった社会生活への影響を考慮し、施術時期を調整することが推奨されます。皮むけが落ち着くと、下からピンク色をした新しい皮膚が現れるでしょう。
- 7~14日目:赤みが徐々に治まり、肌のトーンが明るくなります。ただし、この時期の皮膚は非常に薄く敏感な状態にあるため、紫外線や刺激性の化粧品、サウナや長風呂といった熱による刺激は避ける必要があります。
- 14日目以降:見た目はほぼ通常の状態に戻りますが、完全な皮膚バリアの回復には4~6週間かかるといわれています。この間は、レチノールやAHA・BHA配合の化粧品の使用は避け、シンプルな保湿とサンスクリーン（日焼け止め）によるケアに徹することが重要です。
ダウンタイム中の制限事項
- 紫外線対策:剥離期間中およびその後の4週間は、色素沈着のリスクを高めるため、徹底的な防御が必要です。
- 化粧:施術後24時間はノーメイクが推奨されます。
- 運動・入浴:発汗により炎症が悪化するリスクがあるため、施術後3日間はシャワーのみとし、激しい運動は1週間控えることが望ましいです。
- 飲酒・喫煙:血管拡張により赤みが増悪し、創傷治癒の遅延につながるため、施術後3日間は避けることが推奨されます。
ハーブピーリングの料金・費用
ハーブピーリングの料金は、使用される製剤のブランド、施術範囲、クリニックの所在地域など、いくつかの要因によって大きく変動します。
料金の一般的な相場
- 顔全体1回:15,000~40,000円
- 顔+首1回:25,000~60,000円
- 部分施術(頬のみ、額のみ等):10,000~20,000円
料金差が生じる主な要因
1. 製剤の種類と品質
海外製の特定のブランド（例：ドイツ製、イスラエル製など）のハーブピーリング剤は、1回あたりの原価が高めに設定されている傾向があります。一方、国内製やアジア製の製剤の中には比較的安価なものもあります。安価な製剤の場合、成分濃度や海綿骨針の品質が一定ではないケースもあり、期待される効果に差が出る可能性が考えられます。
2. 施術者の資格と場所
医療機関（美容皮膚科、美容外科）では、医師または看護師が施術を行うため、料金は比較的高めに設定されることが一般的です。しかし、万が一肌トラブルが発生した場合、ステロイド外用薬や抗菌薬の処方など、迅速な医療的対応が可能というメリットがあります。一方、エステサロンは医療行為ができないため料金は安い傾向がありますが、副作用発生時の対処は限定的にならざるを得ません。
3. セット料金・回数券
多くのクリニックでは、
3回セット:40,000~100,000円、
5回セット:60,000~150,000円といった回数券を提供しています。セットで購入することで、1回あたりの単価が割引される場合が多いでしょう。契約前には、途中で肌トラブルにより施術を中断せざるを得なくなった場合の返金規定を事前に確認しておくことが大切です。
追加費用
以下の項目が別途かかる場合があります:
- 初診料・カウンセリング料:2,000~5,000円
- パッチテスト:3,000~5,000円
- アフターケア用品(鎮静パック、保湿剤):5,000~15,000円
- 炎症後色素沈着予防の内服薬(トラネキサム酸、ビタミンC):月3,000~8,000円
ハーブピーリングと他の施術の比較
ハーブピーリングは、他の美容皮膚科の代表的な施術と、作用する深さや機序が異なります。それぞれの特徴を論理的に比較することで、ご自身の肌悩みに最適なアプローチを見つけることにつながるでしょう。
ケミカルピーリングとの比較
ハーブピーリングは、酸で角質を溶解するケミカルピーリングとは異なり、物理的な刺激も加えることで、真皮浅層のコラーゲン再構築まで促進できる点が優位性の一つといえます。ダウンタイムはハーブピーリングの方が長くなりますが、効果の持続期間はやや長い傾向があります。
フラクショナルレーザーとの比較
フラクショナルレーザー（CO2レーザー、エルビウムYAGレーザーなど）は、真皮中層から深層にまで熱エネルギーを加え、コラーゲン再構築を強力に促進する施術です。深いニキビ跡クレーターに対しては、真皮深層までアプローチできるフラクショナルレーザーの方が効果的です。しかし、レーザー治療は熱損傷のリスクがあり、ダウンタイムも長く高額になります。肌が薄い方や色素沈着を起こしやすい方にとっては、作用が限定的なハーブピーリングの方が安全性が高いといえるでしょう。
ダーマペンとの比較
ダーマペンは、極細針(直径0.25mm)を高速で刺入し、創傷治癒反応を誘発する施術です。作用機序はハーブピーリングと同様に物理的刺激によるコラーゲン産生促進ですが、針の刺入深度を0.25~2.5mmまで細かく調整できる点が特徴です。ダーマペンは特定のクレーター部分に集中して治療を行う場合に適しているのに対し、ハーブピーリングは全体的な肌質改善に向いています。
選択基準のまとめ
- 軽度の色素沈着・毛穴の開き・くすみ:ケミカルピーリングまたはハーブピーリング
- 浅いニキビ跡(1mm未満のクレーター)+ 複数の肌悩み:ハーブピーリング
- 深いクレーター(2mm以上):フラクショナルレーザーまたはダーマペン
- レーザーのリスクを避けたい敏感肌:ハーブピーリング
ハーブピーリングの失敗・修正
ハーブピーリングは比較的安全性の高い施術ですが、施術後に予期せぬトラブルが発生するリスクも存在します。ここでは、よくある事例とその原因、そして予防・対処策について解説します。
失敗例1:炎症後色素沈着（茶色いシミ）の発生
原因:施術時に過度な圧が加わり炎症が強く生じた場合や、施術後の紫外線対策の不徹底によりメラノサイトが活性化し、色素沈着（PIH）が引き起こされる可能性があります。特に夏場の施術や、日焼け直後の肌に施術を行うと、リスクが高まることが知られています。
予防策:施術は肌の露出が少ない秋から冬に行うことが理想的といえます。施術後は、SPF50+、PA++++のサンスクリーンを2時間おきに塗り直すなど、徹底した紫外線対策を行うことが不可欠です。色素沈着のリスクが高い方（既往歴ありなど）は、施術前からトラネキサム酸の内服を開始することも検討されます。
失敗例2:慢性的な赤みや乾燥の継続
原因:4週間未満の短期間で複数回施術を受けた場合や、自宅でレチノール製品や強力な洗顔料を併用した場合に、皮膚バリアが過度に破壊されることがあります。角質層が薄くなりすぎると、外部刺激への防御機能が失われ、慢性的な炎症状態に陥るリスクがあります。
予防策:施術間隔は
最低4週間空けるようにします。ホームケアにおいては、施術後2週間はセラミドやヘパリン類似物質などのシンプルな保湿剤のみを使用し、ピーリング作用のある化粧品（AHA、BHA、レチノール）は4週間は避けることが大切です。万が一、慢性的な赤みが出た場合は、医師の診察のもと、弱〜中程度のステロイド外用薬やセラミド補給で治療を行う必要があります。
失敗例3:口周りのヘルペスの多発
原因:施術による強い刺激が引き金となり、体内に潜伏していた単純ヘルペスウイルスが再活性化したことが考えられます。ヘルペスの既往歴があるにもかかわらず、その情報を医師に伝えなかったために予防内服が行われなかったケースで見られます。
予防策:カウンセリング時に、
ヘルペスの既往を必ず申告することが重要です。既往がある場合は、施術前3日~施術後7日間のバラシクロビル（バルトレックスなど）の内服が推奨されます。ヘルペスが発症した場合は、速やかに抗ウイルス薬による治療を開始し、早期に対処することで痕が残るリスクを軽減することにつながります。
失敗例4:期待した効果が感じられない
原因:使用された製剤の品質が不十分であったり（海綿骨針の含有量が少ないなど）、施術者の手技が未熟で薬剤が皮膚に十分に浸透しなかったことが考えられます。特に安価なエステサロンなどでは、廉価版の製剤を使用しているケースも報告されています。
予防策:施術前に、使用する製剤のブランド名や成分を確認します。「海綿骨針5%以上配合」など、具体的な数値が明示されているかチェックします。また、施術者の
経験年数(最低3年以上が望ましい)や
症例数(年間100例以上が目安）を質問するなど、技術力を見極めることも重要なポイントといえるでしょう。
ハーブピーリングの名医
ハーブピーリングの効果と安全性を高めるためには、施術を行うクリニック・医師選びが重要です。特に、ハーブピーリングは手技による差が出やすい施術であるため、以下の点に注目して選ぶことが大切です。
1. 医師の専門資格と経験
- 皮膚科専門医または形成外科専門医の資格有しているか、美容皮膚科での臨床経験が最低3年以上あるかを確認することがポイントです。経験豊富な医師は、肌の状態を正確に診断し、適切な圧や浸透時間を判断することにつながります。
2. 使用製剤の明示と品質
- カウンセリング時に、使用するハーブピーリング剤のブランド名、製造国、主要成分と濃度を明確に説明してくれるかを確認します。「企業秘密」として情報を開示しないクリニックは避けるべきでしょう。
3.リスクとアフターフォロー体制の確認
- ダウンタイムの具体的な症状や期間、発生しうるリスク（色素沈着、感染など）について、具体的な数値や期間を用いて説明があるかを確認します。また、施術後の24時間緊急連絡先の有無や、トラブル発生時の治療費負担についても、事前に説明がある体制が信頼性につながります。
5.肌診断機器の活用
- 主観的な判断だけでなく、肌診断機器（マイクロスコープ、肌画像解析装置など）を用いて現在の肌状態を客観的に評価し、施術の適応を判断するクリニックを選ぶことをおすすめします。
ハーブピーリングのよくある質問と回答
Q1. ハーブピーリングは何回受ければ効果が出ますか?
A. 軽度のくすみや毛穴の開きであれば、多くの方が1回の施術で改善を実感できることが多いです。しかし、ニキビ跡の色素沈着や浅いクレーターを根本的に改善し、効果を持続させたい場合は、3~5回(4~6週間間隔)の施術が推奨されます。コラーゲン再構築には複数回の刺激が必要であるため、医師と相談しながら最適な回数を決定することが重要です。
Q2. ハーブピーリング後、いつから化粧（メイク）ができますか?
A. 剥離ありタイプの場合、皮膚バリアが一時的に破壊されているリスクを避けるため、施術後24時間はノーメイクが推奨されています。24時間以降は、ミネラルファンデーションなどの低刺激な製品であれば使用が可能です。リキッドファンデーションなどは炎症を悪化させる可能性があるため、1週間程度は避ける方が安心でしょう。洗顔についても、施術当日はぬるま湯のみとし、摩擦を避けて優しく行うことが大切です。
ハーブピーリングの口コミ・体験談
美容医療相談室に届いたハーブピーリングの美容医療＆美容整形の口コミ・体験談です。
※当相談室でご紹介しているクリニックの口コミではございません。クリニック・医師によりスキルは異なりますので、慎重にお選びください。
