エンブレイスRF

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エンブレイスRFの内容・効果

エンブレイスRFとは

エンブレイスRF(EMBRACE RF)は、イスラエルのインモード社が開発したRFAL(Radio-Frequency Assisted Lipolysis=RFアシスト脂肪分解)技術を搭載した、切らないたるみ治療機器です。
米国FDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を取得しており、世界中で広く使用されています。



施術のメカニズム

エンブレイスRFでは、直径約1mm〜1.3mmの極細カニューレ(管状の医療器具)を皮下に挿入し、カニューレ先端の電極から皮膚表面に設置した電極に向けてRF(高周波)エネルギーを照射します。
皮膚内部を約70℃に加熱することで、皮膚組織が1秒で熱収縮を起こします。

この「内側から外側へ」照射する独自のアプローチにより、脂肪層・線維組織・真皮という「たるみの3大原因」それぞれに最適な温度で効率良くエネルギーを届けることが可能です。
従来のハイフやサーマクールは皮膚表面からエネルギーを照射するため、脂肪層を十分に加熱しようとすると表皮が火傷するリスクがありましたが、エンブレイスRFは内部から直接加熱するため、この問題を解決しています。



ハンドピースの種類

フェイスタイト(FACEtite)

カニューレ直径1.3mmの顔専用ハンドピースです。
フェイスライン、顎下、頬、二重あご、マリオネットライン、ほうれい線周辺などの治療に使用します。
SMAS筋膜から浅層の脂肪層までアプローチ可能です。

ボディタイト(BODYtite)

カニューレ長17cmの全身用ハンドピースで、最大約6cmの深い脂肪層まで対応可能です。
二の腕、お腹、太もも、お尻、背中などの広範囲な部位に使用します。

アキュタイト(ACCUtite)

最も細いカニューレを使用し、目元(上まぶた・下まぶた)、メーラー、鼻など繊細な部位の治療に特化しています。



期待できる効果

皮膚収縮効果

海外の研究では、エンブレイスRFによる皮膚の表面積収縮率は約30〜42%と報告されています。
これはフェイスリフト手術に近い引き締め効果に相当します。

コラーゲン再生効果

RFの熱エネルギーによって線維組織や真皮が刺激を受けると、大量のコラーゲン・エラスチンが生成されます。
これにより引き締めと同時に、肌のハリや弾力も回復します。

脂肪分解・セルライト改善効果

RFALによって肥大化した脂肪細胞が分解(溶解)され、セルライトの原因である硬くなった結合組織(線維性隔壁)も正常な状態に戻ります。



効果の持続期間

脂肪・線維組織・真皮の3つの組織自体が収縮するため、一定期間が過ぎると元に戻ってしまうことはありません
さらに、熱エネルギーの副産物として生成されるコラーゲンによって、約6ヶ月間は引き締まり効果が持続し、その後も効果は長期間維持されます。

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エンブレイスRFのメリット

エンブレイスRFには、従来のたるみ治療にはない独自のメリットがあります。



切開不要で高い引き締め効果を実現

フェイスリフト手術は最も高いたるみ改善効果が期待できますが、顔や耳に長い傷跡が残り、ダウンタイムも数週間〜数ヶ月と長期にわたります。
エンブレイスRFは2〜3mmの針穴程度の傷のみで、フェイスリフトに近い約30〜42%の皮膚収縮効果を実現します。
「切るのは怖いけど、しっかりたるみを改善したい」という方に最適な選択肢です。



「面」でたるみにアプローチできる

ハイフは超音波を一点に集中させて「点」で熱損傷を与える施術のため、広範囲を均一に引き締めることには限界があります。
一方、エンブレイスRFはカニューレを動かしながら皮膚内部全体に熱を届けるため、たるんだ組織全体を「面」でタイトニングできます。
特に40代以上の方や、たるみが深刻化している方には、1回で高い効果を実感しやすい施術です。



精密な温度制御で安全性が高い

エンブレイスRFのハンドピースには、皮膚内部と皮膚表面の両方に高性能温度センサーが搭載されています。
設定温度を超えると自動的に照射が停止するため、火傷のリスクを大幅に軽減しながら最大限の効果を引き出すことができます。
この二重の安全機構は、従来の高周波治療機器には見られなかった特徴です。



脂肪吸引・糸リフトとの相性が抜群

脂肪吸引後は皮膚が余ってたるみが生じやすいですが、エンブレイスRFを併用することで皮膚を引き締め、よりなめらかで自然な仕上がりを実現できます。
また、エンブレイスRF施術後は皮下組織に空洞ができて皮膚が動きやすくなるため、糸リフトで新しい位置に固定することでさらに高いリフトアップ効果を得られます。

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エンブレイスRFのデメリット・リスク

腫れ・むくみが1〜4週間程度続く

エンブレイスRFは皮下にカニューレを挿入する施術のため、ハイフやサーマクールと比べるとダウンタイムが長くなります。
腫れは1〜2週間程度、むくみは顔であれば約1ヶ月、ボディなど広範囲の場合は2〜3ヶ月程度続くことがあります。

これは皮下組織が熱ダメージを受けた後の自然な反応であり、時間の経過とともに落ち着いていきます。
術後に圧迫バンドを3〜7日間装着することで、腫れを軽減できます。



内出血のリスク

カニューレ挿入時に細かい血管が傷つくと、紫色の内出血が生じることがあります。
通常2〜3週間で消失しますが、体質によっては長引く場合もあります。

内出血を最小限に抑えるためには、術前1〜2週間は血液をサラサラにする薬(アスピリン、ワーファリンなど)やサプリメント(EPA、ビタミンEなど)の服用を控えることが重要です。



一時的なしびれ・知覚障害

施術部位周辺に麻痺やしびれが生じることがありますが、ほとんどの場合3〜12ヶ月程度で回復します。
これは熱エネルギーによる一時的な神経への影響であり、永続的な障害が残ることは稀です。

ただし、解剖学的知識が不十分な医師が施術を行うと、神経損傷のリスクが高まるため、経験豊富な医師を選ぶことが重要です。



火傷・色素沈着のリスク

温度センサーによる安全機構があるとはいえ、火傷のリスクは完全にゼロではありません。
特に皮膚が薄い部位や、脂肪が少ない部位では注意が必要です。
火傷が生じた場合、色素沈着(シミのような茶色い跡)が残ることがあります。

リスクを最小化するためには、施術経験が豊富で、エンブレイスRFのトレーニングを受けた認定医を選ぶことをおすすめします。



凹凸・引きつれのリスク

熱エネルギーの照射が不均一だった場合、皮膚に凹凸引きつれが生じる可能性があります。
これは医師の技術に大きく依存するリスクであり、症例数の多いクリニックを選ぶことで回避できます。



即効性がない(効果のピークまで時間がかかる)

エンブレイスRFの効果は施術直後から徐々に現れますが、最大効果を実感できるのは3〜6ヶ月後です。
コラーゲンの再生には時間がかかるため、「すぐに結果を出したい」という方には不向きです。
イベントや記念日に合わせたい場合は、最低でも6ヶ月前には施術を受けることをおすすめします。

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エンブレイスRFの痛み・麻酔

使用される麻酔の種類

局所麻酔

エンブレイスRFの施術では、基本的に局所麻酔を使用します。
施術部位に麻酔薬を注射することで、カニューレ挿入や照射中の痛みを感じないようにします。
局所麻酔の場合、施術中は意識がはっきりしており、医師との会話も可能です。

静脈麻酔(リラックス麻酔)

広範囲の施術や、痛みに敏感な方には静脈麻酔(点滴から鎮静剤を投与)を併用することがあります。
静脈麻酔を使用すると、うとうとした状態になり、施術中の不快感をほとんど感じません。
費用は15,000〜55,000円程度の追加料金がかかることが一般的です。



施術中の感覚

局所麻酔が十分に効いている状態では、カニューレ挿入時のチクッとした痛みはほとんど感じません。
RF照射中はじんわりとした温かさを感じる程度です。
ただし、骨に近い部位や脂肪が薄い部位では、熱感や鈍い痛みを感じることがあります。

施術時間は部位によって異なりますが、顔全体で約30〜60分、ボディ1部位で約60〜90分が目安です。



術後の痛み

麻酔が切れた後は、施術部位に筋肉痛のような鈍い痛みこわばり感が数日間続くことがあります。
これは皮膚が引き締まった反応であり、市販の鎮痛剤(ロキソニンなど)で十分にコントロール可能です。

強い痛みが1週間以上続く場合や、施術部位に激しい痛み・発熱がある場合は、感染の可能性があるためすぐにクリニックに連絡してください。

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エンブレイスRFのダウンタイム

エンブレイスRFのダウンタイムは、切開を伴うフェイスリフト手術よりは短いものの、ハイフやサーマクールよりは長くなります。以下は一般的な経過の目安です。



施術直後〜当日

施術部位に軽度の発赤、熱感、腫れが生じます。
麻酔が切れると鈍い痛みを感じることがありますが、処方される鎮痛剤で対処可能です。
圧迫バンドを装着して帰宅します。当日のシャワーは避けてください。



翌日〜3日目

腫れが徐々に増してきます。特に頬まで施術した場合は、他人から見ても分かる程度の腫れが出ることがあります。
内出血が現れ始めることもあります。
洗顔・シャワーは翌日から可能ですが、施術部位を強くこすらないように注意してください。
メイクは施術部位を避ければ翌日から可能です。



4日目〜1週間

腫れのピークは過ぎ、徐々に落ち着いてきます。
内出血がある場合は、黄色っぽく変色しながら吸収されていきます。
圧迫バンドは医師の指示に従い、通常3〜7日で外します。
この時期から長時間の入浴や激しい運動が可能になります。



2週間目

腫れ・内出血はほぼ落ち着きます
職場復帰や人前に出る予定は、最低でも施術後2週間は空けることをおすすめします。
この時点で引き締め効果を実感し始める方もいます。



1ヶ月目

顔の施術の場合、むくみがほぼ解消します。
引き締め効果がより明確になってきます。
レーザーなどの美容施術も1ヶ月後から可能です。



3〜6ヶ月目

コラーゲンの再生が進み、引き締め効果が最大になります。
ボディの場合は、この時期にむくみが完全に解消し、最終的な仕上がりが確認できます。

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エンブレイスRFの料金・費用

エンブレイスRFの料金相場

エンブレイスRFの料金は、施術部位・範囲クリニックによって大きく異なります。
以下は2024〜2025年時点での一般的な相場です。

【顔(フェイスタイト)】

・頬全体:148,000〜180,000円

・顎下:148,000〜180,000円

・頬〜顎下:248,000〜330,000円

・全顔(頬・こめかみ)+顎下:189,800〜350,000円

・全顔+顎下+首:219,800〜400,000円

【目元(アキュタイト)】

・目の下または上まぶた:49,000〜120,000円

・目元全体(上下):98,000〜200,000円

【ボディ(ボディタイト)】

・二の腕:140,000〜250,000円

・お腹:200,000〜400,000円

・太もも:200,000〜400,000円

・1部位あたり:140,000〜330,000円



追加費用の内訳

麻酔費用

・局所麻酔:施術料金に含まれていることが多い

・静脈麻酔(リラックス麻酔):20,000〜55,000円

術後ケア

・圧迫バンド:施術料金に含まれていることが多い

・内服薬(抗生剤・鎮痛剤):3,000〜10,000円

・術後点滴(浮腫軽減点滴など):10,000〜30,000円



コスパの考え方

エンブレイスRFは1回あたりの費用は15〜35万円と高額ですが、以下の点を考慮すると長期的なコストパフォーマンスは優れています。

1. 効果の持続期間が長い

ハイフは3〜6ヶ月ごと、サーマクールは半年〜1年ごとの施術が推奨されますが、エンブレイスRFは1回の施術で長期間効果が持続します。
組織自体が収縮するため、元に戻りにくいのが特徴です。

2. 他施術との比較

・ハイフ(顔全体):4〜10万円/回 × 年2〜4回 = 年間8〜40万円

・サーマクール(顔全体):8〜12万円/回 × 年1〜2回 = 年間8〜24万円

・エンブレイスRF:20〜35万円で数年間効果持続

3. モニター価格の活用

多くのクリニックでは10〜20%割引のモニター価格を設定しています。
症例写真の提供やアンケート回答が条件となりますが、費用を抑えたい方は検討してみてください。

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エンブレイスRFと他の施術の比較

エンブレイスRF vs ハイフ(HIFU)

エネルギーの種類と到達深度

エンブレイスRFは高周波(RF)を使用し、カニューレを挿入して皮膚内部(脂肪層〜真皮)を内側から加熱します。
一方、ハイフは高密度焦点式超音波を皮膚表面から照射し、深さ1.5〜4.5mmのSMAS筋膜をピンポイントで加熱します。

効果の違い

ハイフはSMAS筋膜を収縮させることで「引き上げ(リフトアップ)」を得意とし、フェイスラインの引き上げに効果的です。
エンブレイスRFは脂肪・線維組織・真皮を収縮させることで「引き締め(タイトニング)」を得意とし、皮膚全体のハリ改善や脂肪減少に効果的です。

ダウンタイム・痛み

ハイフはダウンタイムがほぼなく、施術直後からメイク可能です。
エンブレイスRFは腫れや内出血が1〜2週間続くため、ダウンタイムが長くなります。

おすすめの選び方

・たるみ初期〜中期、定期的なメンテナンスを希望 → ハイフ

・40代以上の深刻なたるみ、1回でしっかり効果を出したい → エンブレイスRF



エンブレイスRF vs サーマクール

エネルギーの照射方法

サーマクールは皮膚表面から高周波を照射し、真皮層(深さ2〜3mm)を加熱します。
エンブレイスRFは皮膚内部から高周波を照射するため、より深い脂肪層まで効率良く熱を届けられます。

収縮効果の違い

サーマクールの皮膚収縮率は約10〜15%程度とされています。
エンブレイスRFは約30〜42%の収縮効果があり、より強力な引き締めが可能です。

火傷リスク

サーマクールは表面から加熱するため、出力を上げすぎると表皮が火傷するリスクがあります。
エンブレイスRFは内部から加熱し、温度センサーで皮膚表面温度も監視するため、火傷リスクが低減されています。

おすすめの選び方

・顔全体の軽度〜中度のたるみ、肌のハリ改善 → サーマクール

・中度〜重度のたるみ、脂肪減少も同時に希望 → エンブレイスRF



エンブレイスRF vs 糸リフト

施術方法の違い

糸リフトは溶ける糸(PDO、PCL、PLAなど)を皮下に挿入し、物理的にたるみを引き上げて固定します。
エンブレイスRFは熱エネルギーで組織を収縮させるため、「引き上げ」というより「引き締め」の効果が主体です。

効果の持続期間

糸リフトは1〜2年で糸が溶けて効果が薄れてきます。
エンブレイスRFは組織自体が収縮するため、より長期間効果が持続します。

相乗効果

エンブレイスRFで皮下組織を緩めた後に糸リフトで固定すると、より高いリフトアップ効果を得られます。
多くのクリニックでは両施術の併用を推奨しています。



エンブレイスRF vs フェイスリフト手術

効果の違い

フェイスリフト手術は耳の周囲を切開し、余った皮膚を切除してSMAS筋膜を引き上げる外科手術です。
たるみ改善効果はフェイスリフトが最も高く、エンブレイスRFはその約70〜80%程度の効果といわれています。

ダウンタイム・傷跡

フェイスリフトは傷跡が耳周囲に残り、ダウンタイムは2〜4週間以上必要です。
エンブレイスRFは2〜3mmの針穴程度の傷跡のみで、ダウンタイムも2週間程度で済みます。

おすすめの選び方

・傷跡を絶対に残したくない、切開に抵抗がある → エンブレイスRF

・60代以上の重度のたるみ、最大限の効果を希望 → フェイスリフト手術

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エンブレイスRFの失敗・修正

効果が実感できなかった

原因

・照射温度が低すぎた(安全優先で出力を下げすぎ)

・照射時間・範囲が不十分だった

・もともと脂肪が少なく、収縮する組織が限られていた

・期待値が高すぎた(フェイスリフト並みの効果を期待)

対策

カウンセリング時に自分のたるみの状態を正確に伝え、期待できる効果の範囲を確認しましょう。
エンブレイスRFは「切らない施術の中では最高レベルの効果」ですが、外科手術には及ばないことを理解しておくことが重要です。
また、症例数の多い医師を選ぶことで、適切な出力設定と照射技術が期待できます。



左右差が出てしまった

原因

・照射量や照射範囲が左右で異なっていた

・もともとの脂肪量や皮膚の状態に左右差があった

・術後の腫れの引き方に左右差があった

対策

完全な左右対称は難しいですが、経験豊富な医師は左右差を最小限に抑える技術を持っています。
術前にもともとの左右差を確認し、施術計画を立ててもらいましょう。
腫れが引く過程で一時的に左右差が目立つこともありますが、3ヶ月以上経過を見てから判断してください。



皮膚に凹凸・引きつれができた

原因

・照射が不均一だった

・出力が高すぎて一部の組織が過度に収縮した

・脂肪吸引との併用時に、吸引量と引き締めのバランスが取れていなかった

対策

この失敗は医師の技術に大きく依存します。
エンブレイスRFの公式トレーニングを受けた認定医や、インモード社のインターナショナルトレーナーから指導を受けた医師を選びましょう。
万が一凹凸が生じた場合は、脂肪注入やフィラー注入で修正できることもあります。



長引く腫れ・しびれ

原因

・圧迫バンドの装着が不十分だった

・術後に飲酒・喫煙をした

・熱エネルギーによる神経への一時的ダメージ

・感染を起こした

対策

術後の圧迫・安静の指示を守り、飲酒・喫煙は最低1週間は控えてください。
しびれが3ヶ月以上続く場合は、神経回復を促す内服薬(ビタミンB12など)を処方してもらえることがあります。
発熱や激しい痛み、膿が出るなどの症状がある場合は、感染の可能性があるためすぐに受診してください。



火傷・色素沈着が残った

原因

・温度設定が高すぎた

・皮膚が薄い部位への過剰照射

・日焼けした肌への施術

対策

施術前後は日焼けを避け、肌が落ち着いた状態で施術を受けましょう。
色素沈着が生じた場合は、美白剤(ハイドロキノン、トレチノイン)やレーザートーニングで改善できることがあります。
肌の色が濃い方は色素沈着リスクが高いため、医師に事前相談してください。

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エンブレイスRFの名医

エンブレイスRFィを安全に使うためには、信頼できるクリニック選びが重要です。
以下のポイントをチェックしましょう。



エンブレイスRFの公式トレーニング修了医を選ぶ

エンブレイスRFは高度な技術を要する施術であり、インモード社の公式トレーニングを受けた医師を選ぶことが重要です。
特に、世界的権威であるPier Paolo Rovatti医師(イタリア、1000症例以上の実績)やクリストファー・チア医師(アメリカ)から直接指導を受けた医師は、高い技術力を持っています。
クリニックのホームページで「インモード認定医」「エンブレイスRF研修修了」などの記載を確認しましょう。



症例数の多いクリニックを選ぶ

エンブレイスRFの効果は医師の技術に大きく依存します。
年間50症例以上、できれば累計100症例以上の実績があるクリニックを選ぶことをおすすめします。
症例写真が豊富に掲載されており、Before/Afterが明確に分かる写真があるかどうかも重要なチェックポイントです。

同じ年代・同じ部位の症例写真を複数確認し、仕上がりのイメージを掴んでおきましょう。



脂肪吸引・輪郭形成の専門性があるか

エンブレイスRFは脂肪吸引との併用で最大の効果を発揮します。
そのため、脂肪吸引輪郭形成を得意とするクリニックは、皮下組織の構造や解剖学に精通しており、エンブレイスRFの技術も高い傾向があります。

以下の資格を持つ医師は専門性が高いといえます:

・日本美容外科学会(JSAPS)専門医

・日本形成外科学会専門医

・脂肪吸引のエキスパートドクター認定

・VASER脂肪吸引認定医



カウンセリングの質を確認する

良いクリニックの特徴

・医師自身がカウンセリングを行い、十分な時間を取ってくれる

・たるみの原因(脂肪・皮膚・筋膜のどれが主因か)を具体的に説明してくれる

・エンブレイスRF以外の選択肢(ハイフ、糸リフト、手術など)も提示し、メリット・デメリットを比較してくれる

・リスクや副作用について正直に説明してくれる

・「絶対に成功する」「リスクはない」など、過度な期待を煽らない

避けるべきクリニックの特徴

・カウンセラーのみで、医師と話す機会がない

・「今日契約すれば割引」など、即決を迫る

・症例写真が極端に少ない、または加工されている可能性がある



アフターケア体制を確認する

施術後のトラブル対応ができるかどうかも重要です。

・術後の経過観察(1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後など)が含まれているか

・24時間対応の緊急連絡先があるか

・修正施術の対応や費用について事前に説明があるか

これらを確認し、長期的に信頼できるクリニックを選びましょう。



THE CLINIC 東京院

出展先:https://www.theclinic.jp/

THE CLINICは、脂肪吸引・豊胸・エイジング治療に特化した美容外科グループです。

エンブレイスRFを用いたタイトニング治療では、脂肪吸引との併用による複合的なアプローチを得意としており、顔から体まで幅広い部位に対応しています。

東京・名古屋・大阪・広島・福岡の5拠点を展開し、ドクターによるカウンセリングから術後ケアまで一貫したサポート体制を整えています。

THE CLINICのエンブレイスRFの名医

【THE CLINIC 東京院 医師】 大橋昌敬先生

THE CLINIC総院長を務め、日本美容外科学会専門医(JSAS)の資格を持つドクターです。

脂肪吸引の累計症例数は13,000例を超え、2024年にはAMWC Japan(美容・アンチエイジング国際学会)でエンブレイスRFに関する講演も行っています。

脂肪施術のスペシャリストとして、たるみ改善と痩身を同時に叶える治療設計を提案しています。


加藤クリニック麻布 東京院

出展先:https://www.katoclinic.jp/

加藤クリニック麻布は、恵比寿・広尾エリアで30年以上の診療実績を持つ美容形成外科クリニックです。

インモード社製のフェイスタイトとモフィウス8を組み合わせたエンブレイスRF治療を日本で初めて導入したパイオニアとして知られています。

40代以降のエイジング治療に力を入れており、カウンセリングを重視した丁寧な診療スタイルが特徴です。

加藤クリニック麻布のエンブレイスRFの名医

【加藤クリニック麻布 東京院 医師】 加藤一実先生

加藤クリニック麻布の総院長で、形成外科専門医・麻酔科標榜医の資格を有しています。

美容医療に30年以上従事し、脂肪吸引とRFタイトニング治療で豊富な症例経験を持ちます。

美容医療情報サイト「KIREI」でエンブレイスRFの監修記事も担当するなど、この分野における深い知見を持つドクターです。



エンブレイスRFの施術を成功させるには


エンブレイスRFの施術を成功させる鍵は、経験豊富な名医に依頼することです。
名医であれば、患者さん一人ひとりの状態や悩みに合わせた細やかな対応が可能です。
また、トラブルを未然に防ぎ、安心して施術を受けられる点も大きなメリットと言えるでしょう。
美容医療相談室では、ドクターのご経歴や学会発表だけでなく、実際に治療を受けた方の体験談、ドクターが評価・信頼するドクターなどの情報を集め、独自の基準をクリアした名医をご紹介していますので、お気軽にご相談くださいね。


▽エンブレイスRFの類似施術や治療に関する詳しい情報を知りたい方はこちらでも解説しているので参考にしてください
インモード
【銀座 2025年度版】インモードが安いおすすめのクリニック|ダウンタイム・効果的な間隔やデメリットも紹介

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エンブレイスRFのよくある質問と回答

Q.エンブレイスRFとフェイスタイトは同じものですか?

A.フェイスタイトはエンブレイスRFの「顔用ハンドピース」の名称です。
エンブレイスRFという機器システムの中に、フェイスタイト(顔用)、ボディタイト(体用)、アキュタイト(目元など繊細な部位用)という3種類のハンドピースがあります。
クリニックによっては「フェイスタイト」「ボディタイト」という名称でメニューを掲載していることもありますが、いずれもエンブレイスRFの施術です。



Q.エンブレイスRFは何回受ける必要がありますか?

A.基本的には1回の施術で効果を実感できます。
ハイフやサーマクールのように定期的な施術は必須ではありません。
ただし、加齢によるたるみは進行するため、3〜5年後に再施術を検討する方もいます。
また、より高い効果を求める場合や、初回の効果に満足できなかった場合は、6ヶ月以上間隔を空けて追加施術を受けることも可能です。



Q.エンブレイスRFの施術後、いつから仕事に復帰できますか?

A.事務作業など人前に出ない仕事であれば翌日〜3日後から復帰可能です。
ただし、顔に目立つ腫れが出る場合があるため、接客業や営業職など人と対面する仕事の場合は最低1〜2週間の休みを確保することをおすすめします。
在宅勤務やマスク着用が可能な環境であれば、1週間程度で通常業務に戻れることが多いです。
大切なイベントや撮影がある場合は、最低3ヶ月前には施術を終えておくことを推奨します。

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エンブレイスRFの口コミ・体験談

美容医療相談室に届いたエンブレイスRFの美容医療&美容整形の口コミ・体験談です。
※当相談室でご紹介しているクリニックの口コミではございません。クリニック・医師によりスキルは異なりますので、慎重にお選びください。

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