キュアジェット

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キュアジェットの内容・効果

キュアジェットとは

キュアジェット(CUREjet)は、韓国ソウル大学航空宇宙工学部の研究者によって開発された世界初のニードルフリーエアジェット式医療機器です。
韓国のBAZ BIOMEDIC社が製造しており、韓国食品医薬品安全処(KFDA)から第2等級の医療機器として認証を受けています。

最大の特徴は、針を一切使わずに秒速500mの高速ジェット噴射で薬剤を皮膚内部に届ける点にあります。
この技術は航空宇宙工学から応用されたもので、第三世代では電磁石を使用した噴射システムにより、より強力かつ精密な照射が可能になりました。

1回の噴射量はわずか0.8〜1マイクロリットルと極めて微量で、1秒間に最大20回の連続照射が可能です。
この微細な噴射により、肌への負担を最小限に抑えながら、薬剤を表皮から真皮層まで均一に届けることができます。



2つの施術モード

キュアジェットには目的に応じた2種類の施術モードがあり、悩みに合わせて使い分けることで一人ひとりに応じた治療効果を得られます。

コンタクトモード(接触モード)

ノズルを肌に直接接触させて1ショットずつ薬剤を噴射する方法です。
ジェットの圧力が真皮層まで到達し、線維化した組織を断ち切る「マイクロサブシジョン効果」を発揮します。
クレーター状のニキビ跡、凹んだ傷跡、深く刻まれたシワ(ほうれい線、眉間、首、額)など、深部へのアプローチが必要な症状に適しています。

トーニングモード(中空照射モード)

ノズルを肌から5mm〜3cm程度離して広範囲に薬剤を噴射する方法です。
表皮から真皮浅層への浸透を目的とし、毛穴の開き、小じわ、くすみ、肌質改善など、顔全体のトーンアップに効果的です。
コンタクトモードに比べてダウンタイムが短く、肌から離す距離によって1日以内〜5日程度まで調整が可能です。



マイクロサブシジョン効果のメカニズム

キュアジェット最大の特長であるマイクロサブシジョン効果は、ニキビ跡のクレーター治療において革新的なアプローチを可能にしています。

ニキビの炎症が長期間続くと、皮膚の奥深くでコラーゲンが塊となって固まる「線維化」が起こります。
この線維化した組織が皮膚を内側に引っ張ることで、クレーター状の凹みが形成されます。

従来のサブシジョン治療では、専用の針を皮膚に挿入して物理的に線維化した組織を剥離していました。
しかし、この方法は出血や内出血のリスクが高く、ダウンタイムが1〜2週間と長期にわたるデメリットがありました。

キュアジェットは高圧のジェット噴射により、針を使わずに線維化した組織を微細に断裂させます。
同時に、コラーゲン生成を促進する薬剤(ジュベルック等)を注入することで、固く癒着した組織から柔らかい正常な皮膚組織への再構築を促します。

この「組織の剥離」と「薬剤注入」を同時に行えることが、ダーマペンやポテンツァなど他の治療では得られない独自の効果をもたらしています。



使用される薬剤

キュアジェットでは、治療目的に応じて複数の薬剤を使い分けます。
代表的な薬剤とその特徴を解説します。

ジュベルック(JUVELOOK)

主成分はPDLLA(ポリDL乳酸)で、コラーゲン生成を強力に促進するスキンブースター製剤です。
ニキビ跡のへこみ改善、毛穴引き締め、肌のハリ向上に効果を発揮します。
施術から約半年後に効果のピークを迎え、その後1〜2年かけて体内で自然に分解されます。

レニスナ(ジュベルックボリューム)

ジュベルックと同じPDLLA製剤ですが、微細な粒子構造により凹凸を抑えながらボリュームアップを実現します。
深いクレーターや傷跡の改善に特に適しています。

ポリヌクレオチド(リジュラン・リズネ)

サーモン由来のDNA成分で、皮膚の再生と保湿効果に優れています。
2024年の韓国での臨床研究では、針注入と比較してキュアジェットでの注入の方がシワや毛穴の改善効果と満足度が高く、痛みも明らかに少なかったと報告されています。

ボツリヌストキシン

中空モードで皮膚の浅い層に均一に届けることで、スキンボトックス(マイクロボトックス)と同様の効果が得られます。
毛穴、皮脂、汗、赤みの改善に効果的で、針による注入より肌質改善効果が長く持続するとされています。



期待できる効果

キュアジェットは幅広い肌悩みに対応できる治療法です。
それぞれの効果が得られるメカニズムを解説します。

ニキビ跡(クレーター)の改善

特にアイスピック型、ボックスカー型のニキビ跡に高い効果を発揮します。
マイクロサブシジョン効果で線維化した組織を断裂させ、同時に注入した薬剤がコラーゲン生成を促進することで、凹んだ皮膚が徐々に持ち上がっていきます。
従来のTCA(トリクロロ酢酸)クロスやフラクショナルレーザーで問題となっていた長引く赤みや炎症後色素沈着が生じにくいのも利点です。

毛穴の開きの改善

ジェット噴射が真皮層の線維芽細胞を刺激し、コラーゲン生成を促進します。
内側からふっくらと皮膚が持ち上がることで、毛穴がキュッと引き締まり目立たなくなります。

小じわ・ハリの改善

刺激を受けた真皮層でコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、内側から持ち上げるようなハリ感が得られます。
首の横じわ、額のシワ、眉間のシワなど、刻まれたシワにも対応可能です。

傷跡・瘢痕の改善

ニキビ跡だけでなく、外傷や水疱瘡、手術後の傷跡など様々な瘢痕に対しても効果が期待できます。
真皮層への直接アプローチにより、深部にダメージが及んでいる場合にも効果的です。

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キュアジェットのメリット

針を使わない施術

キュアジェットの最大のメリットは針を一切使用しないことです。
これにより、従来の注入治療では施術を受けられなかった方にも対応可能になりました。

針を使った注射が苦手で美容医療を敬遠していた方でも、ジェット噴射による施術なら心理的なハードルが大幅に下がります。
また、金属アレルギーやステンレスアレルギーをお持ちの方でも安心して施術を受けることができます。

針による穴を開けないため、感染症のリスクも従来の注入治療と比較して低減されています。
チップは使い切りの衛生的な仕様で、施術ごとに新しいものに交換されます。



ダウンタイムが短い

キュアジェットは針を使わずジェット噴射で薬剤を注入するため、従来のサブシジョン治療と比較してダウンタイムが大幅に短縮されています。

従来の針を使ったサブシジョン治療では、ダウンタイムが1〜2週間と長期にわたることが課題でした。
しかしキュアジェットでは、多くの場合数日〜1週間程度でほとんどの症状が落ち着きます。

コンタクトモードとトーニングモードの使い分けや、肌からの距離調整によってダウンタイムをコントロールできる点も大きな利点です。
スキンケアは施術当日から可能で、メイクも翌日から再開できるため、日常生活への影響を最小限に抑えられます。

ダーマペンやポテンツァと同程度のダウンタイムでありながら、CO2フラクショナルレーザーのような長いダウンタイムは生じません。
初めてのクレーター治療として取り組みやすい治療法といえます。



均一な薬剤浸透

キュアジェットはジェットの力で薬剤を皮膚の浅い層に均一に拡散させることができます。
これにより、従来の手打ち注射では難しかった広範囲への均一なアプローチが可能になりました。

手打ち注射やダーマペンでは、薬剤を肌表面に塗布してから穴を通じて浸透させるため、浸透量にムラが生じやすいという課題がありました。
キュアジェットでは噴射圧やノズル形状、角度などを調整することで、狙った深度に正確に薬剤を届けることができます。

ポテンツァと比較しても、より細かく分散した微細な注入が可能なため、しこりが生じるリスクがほとんどありません。
この均一な薬剤分布により、効果にムラが出にくく、効率的な肌質改善が期待できます。



即効性と持続性

キュアジェットは1〜2週間で効果を実感できる即効性が特徴のひとつです。
施術後数日から変化を感じる方も多く、継続的な治療によってさらなる改善が期待できます。

ジュベルックを使用した場合、施術から約半年後に効果のピークを迎え、その後1〜2年かけて体内でゆっくりと分解されていきます。
美しい肌状態を長く維持するためには、6か月〜1年ごとの定期的なメンテナンスが推奨されています。

針による注入と比べて、ジェット注入による再生効果は長期間持続し、肌質改善効果も針による注入より長く続くとされています。


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キュアジェットのデメリット・リスク

内出血・赤みが生じる可能性

キュアジェットは低侵襲な治療ですが、ジェット噴射による刺激で内出血や赤みが生じる可能性があります。

発生メカニズム

高圧のジェットが皮膚を通過する際に、微細な血管にダメージを与えることがあります。
特にコンタクトモードで強い出力を使用した場合や、もともと血管が弱い方は内出血が起こりやすくなります。

経過と対処法

内出血が生じた場合、完全に引くまで1週間〜10日程度かかることがあります。
施術当日の飲酒、激しい運動、サウナなどは血流を促進して内出血を悪化させるリスクがあるため控えてください。
赤みは通常2〜3日で目立たなくなり、1週間以内にほぼ消失します。
メイクでカバーできる程度であることがほとんどです。



腫れ・むくみが生じる可能性

施術後に腫れやむくみが生じることがあります。
これはジェット噴射による物理的な刺激と、注入された薬剤に対する正常な反応です。

発生メカニズム

ジェットの圧力で皮膚に微細な刺激が加わると、その部位に炎症反応として血流が増加し、腫れが生じます。
また、注入された薬剤が周囲の組織に浸透する過程で一時的なむくみを引き起こすことがあります。

経過と対処法

施術直後はみみず腫れのようになることがありますが、多くは数時間で収まります。
数日間むくみによる違和感を感じる場合もありますが、自然に改善していきます。
冷やしすぎると薬剤の効果を妨げる可能性があるため、強い冷却は避け、清潔に保つことが大切です。



硬結(しこり)が生じる可能性

稀に施術部位に硬結(しこり)が生じることがあります。

発生メカニズム

PDLLAなどのフィラー製剤を使用した場合、薬剤が局所に集中することで一時的なしこりが形成されることがあります。
手打ち注射と比較して、キュアジェットは微細な注入を多くの部位に分割して行うため、しこりのリスクは大幅に低減されています。

予防と対処法

適切な出力設定と均一な照射により、しこりの発生リスクを最小限に抑えることができます。
万が一しこりが生じた場合も、多くは時間の経過とともに自然に吸収されます。
中空モードで真皮浅層に少量の薬剤を届ける施術では、しこりのリスクはほとんどありません。



色素沈着が生じる可能性

稀に施術後に炎症後色素沈着が生じることがあります。

発生メカニズム

ジェット噴射による刺激で皮膚に炎症が起こり、その治癒過程でメラニン色素が沈着することがあります。
日本人を含むアジア人の肌は、炎症後に色素沈着を起こしやすい傾向があります。

予防と対処法

施術前後は紫外線対策を徹底することが重要です。
施術後は肌が敏感になっているため、日焼け止めの使用と直射日光を避けることを心がけてください。
色素沈着が生じた場合も、通常は3〜6か月程度で自然に改善していきます。
必要に応じてビタミンCの内服やハイドロキノン外用薬などで対処することも可能です。

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キュアジェットの痛み・麻酔

施術中の痛み

キュアジェットは針を使った注入治療と比較して痛みが少ない施術とされています。
ただし、無痛というわけではなく、施術モードや部位によって感じ方が異なります。

痛みの程度と種類

トーニングモードでは、パチパチと弾かれるような刺激を感じます。
「ヒゲ脱毛と同じくらいの痛み」「ピコフラクショナルと痛みの種類が似ている」と表現する方もいます。
コンタクトモードでは、より強い圧力がかかるため、トーニングモードより痛みを感じやすい傾向があります。

痛みを感じやすい部位

皮膚が薄い部位(目の周り、こめかみなど)は痛みを感じやすくなります。
また、ニキビ跡や傷跡など組織が硬くなっている部分も、ジェットが通過する際に刺激を感じやすいです。



麻酔の種類と使用

キュアジェットの施術では、モードや施術範囲に応じて麻酔を使い分けます。

表面麻酔クリーム

トーニングモードや軽度の施術では、表面麻酔クリームを使用します。
施術前に20分程度塗布して浸透させることで、痛みを軽減できます。
別途3,300円程度の費用がかかるクリニックが多いです。

局所皮下麻酔

コンタクトモードで深いクレーターや傷跡を治療する場合は、局所皮下麻酔を使用することがあります。
医師による施術の場合は特に、局所麻酔を併用することで痛みなく施術を受けられます。

麻酔なしでの施術

施術範囲が狭い場合や軽い設定の場合は、麻酔なしでも施術可能なケースがあります。
痛みへの耐性には個人差があるため、不安な場合は事前に医師に相談してください。



術後の痛み

施術後の痛みは軽微で、通常は当日〜翌日程度で落ち着きます。

施術直後

軽度のほてりや熱感を感じることがありますが、数時間で収まります。
強い痛みが続くことはほとんどありません。

翌日以降

コンタクトモードで強く施術した部位には、触れると軽い圧痛を感じることがあります。
これも数日で改善するため、特別な痛み止めは通常不要です。

注意点

施術当日は熱いお湯での洗顔やサウナ、激しい運動は控えてください。
これらは血流を促進し、痛みや内出血を悪化させる可能性があります。


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キュアジェットのダウンタイム

ダウンタイムの経過

キュアジェットのダウンタイムは施術モードや出力設定によって異なりますが、一般的な経過は以下の通りです。

施術直後

軽度の赤みとほてりが生じます。
コンタクトモードで強く施術した部位はみみず腫れのようになることがありますが、多くは数時間で落ち着きます。
スキンケアは当日から可能です。

1〜3日後

赤みは徐々に軽減し、2〜3日で目立たなくなります。
メイクは翌日から可能で、赤みはメイクでカバーできる程度です。
小さなカサブタが形成されることがありますが、無理に剥がさず自然に脱落するのを待ちます。

5〜7日後

赤みはほぼ消失し、カサブタも自然に取れていきます。
この頃から肌の変化を実感し始める方が多いです。

1〜2週間後

内出血が生じた場合は、この頃までに完全に改善します。
肌のハリ感や毛穴の引き締まりを実感できるようになります。



アフターケアの注意点

ダウンタイムを短くし、効果を最大限に引き出すために、以下の点に注意してください。

紫外線対策

施術後の肌は敏感になっているため、紫外線による色素沈着リスクが高まります。
外出時は日焼け止めを必ず使用し、帽子や日傘で直射日光を避けてください。

保湿ケア

肌の再生を促すため、保湿力の高いスキンケア製品を使用してバリア機能をサポートしてください。
施術後は肌が乾燥しやすくなるため、いつも以上に丁寧な保湿を心がけましょう。

避けるべき行動

施術当日の飲酒、激しい運動、サウナ、長時間の入浴は内出血や腫れを悪化させる可能性があるため控えてください。
また、施術部位を強くこすったりマッサージしたりすることも避けてください。

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キュアジェットの料金・費用

料金相場

キュアジェットの料金は施術モード、範囲、使用薬剤によって大きく異なります。

トーニングモード(中空照射)全顔

1回あたり33,000〜49,000円程度が相場です。
肌質改善や毛穴ケアを目的とした軽めの施術向けです。
3回コースで147,000円前後のクリニックもあります。

コンタクトモード(接触モード)

部位や範囲により1回あたり41,800〜132,000円と幅があります。
5mm範囲の小さなクレーター治療で41,800円、広範囲の場合は132,000円程度になります。
ジュベルック等の薬剤込みの料金設定が一般的です。

薬剤追加料金

ジュベルック導入は1回あたり47,000円程度の追加料金がかかるクリニックが多いです。
使用する薬剤の種類や量によって料金は変動します。



料金の内訳

キュアジェットの施術費用には、以下の項目が含まれるか確認しておくことが重要です。

基本施術費

機器の使用料、チップ代(使い捨て)、施術者の技術料が含まれます。
モード(コンタクト/トーニング)、ショット数、施術範囲によって変動します。

薬剤費

ジュベルック、レニスナ、リジュランなど使用する薬剤の費用です。
薬剤込みの料金設定か、別途追加料金がかかるかはクリニックによって異なります。

麻酔費

表面麻酔クリームは別途3,300円程度かかるケースが多いです。
局所麻酔を使用する場合は追加料金が発生することがあります。

初診料・再診料

初回カウンセリング料や診察料が別途かかるクリニックもあります。
無料カウンセリングを実施しているクリニックを選ぶとコストを抑えられます。



コストパフォーマンスの考え方

キュアジェットの費用対効果を評価する際のポイントを解説します。

推奨回数との総額

1回の効果を維持するというよりも、3〜5回程度の継続治療で改善を目指す施術です。
重度のクレーターでは5〜10回以上必要なケースもあります。
1回の費用だけでなく、推奨回数での総額を確認して計画を立てましょう。

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キュアジェットと他の施術の比較

他施術との比較

ダーマペン(1〜3万円/回)と比較すると1回の費用は高めですが、効果の即効性や対応できる症状の幅を考慮する必要があります。
ポテンツァ(7〜15万円/回)と比較すると同程度〜やや安価で、針を使わない利点があります。

メンテナンス費用

効果のピークは約半年後で、1〜2年かけて分解されていきます。
長期的に美しい肌を維持するには、6か月〜1年ごとのメンテナンス施術が推奨されます。
この維持費用も含めて検討することが大切です。



ダーマペンとの比較

ダーマペンとキュアジェットは、どちらもニキビ跡や毛穴の改善に用いられる治療ですが、アプローチ方法が大きく異なります。

施術方法の違い

ダーマペンは先端の16本の極細針(マイクロニードル)が1秒間に1,920個もの穴を開け、創傷治癒力を利用してコラーゲン生成を促します。
キュアジェットは針を使わず、ジェット噴射で薬剤を注入しながら線維化した組織を断裂させます。

対応できる症状

ダーマペンは浅いニキビ跡、毛穴の開き、肌のハリ改善に適しています。
しかし、線維化(コラーゲンが固く密集した状態)を起こして引きつれを起こしたクレーターでは、ニードルが届かず改善がみられないことが多いです。
キュアジェットは浅い層から深い層まで対応でき、特に線維化した組織への直接アプローチが可能です。

費用と回数

ダーマペンは1回1〜3万円で5〜10回程度の継続が必要です。
キュアジェットは1回3〜13万円で3〜5回程度が目安となります。
総額ではやや高くなりますが、深いクレーターへの効果を考慮すると選択肢として有効です。



ポテンツァとの比較

ポテンツァは「ダーマペンの進化版」とも呼ばれ、キュアジェットと並んでニキビ跡治療の選択肢として注目されています。

施術方法の違い

ポテンツァは極細針で肌に穴を開けた後、針先から高周波(RF)を照射して熱エネルギーを与えます。
さらにドラッグデリバリーシステムにより、針を抜く際に空気圧で薬剤を真皮層まで浸透させます。
キュアジェットは針を使わずジェット噴射のみで薬剤注入と組織剥離を同時に行います。

効果の特徴

ポテンツァは高周波による熱作用があるため、肌の引き締め・リフトアップ効果が期待できます。
また肝斑や赤ら顔など、キュアジェットでは対応しにくい症状にも効果があります。
キュアジェットは線維化した組織への直接的なアプローチ(マイクロサブシジョン)が得意で、深いクレーターへの効果に優れています。

痛みとダウンタイム

ポテンツァは針を刺す痛みに加えて高周波の熱刺激があるため、キュアジェットより痛みを感じる方が多いです。
ただし高周波には止血作用があるため、ダウンタイムはポテンツァの方が短い傾向があります。

費用

ポテンツァは1回7〜15万円とやや高額です。
キュアジェットは1回3〜13万円で、同程度〜やや安価です。



従来のサブシジョンとの比較

従来のサブシジョン治療とキュアジェットによるマイクロサブシジョンの違いを比較します。

施術方法の違い

従来のサブシジョンは、専用の太い針を皮膚に挿入して物理的に線維化した組織を剥離する方法です。
術者が手で針を操作するため、挿入角度や深度によって効果にばらつきが生じる可能性がありました。
キュアジェットは均一なジェット噴射により、安定した組織剥離効果が期待できます。

アプローチする層

従来のサブシジョンは皮膚深層の線維化に直接アプローチするため、重度のクレーターに効果的です。
キュアジェットは皮膚浅層の微細な凹凸や、従来の方法ではアプローチが難しかった細かな線維化に効果を発揮します。
両方を併用することで、より高い効果を得ることも可能です。

ダウンタイム

従来のサブシジョンは出血や内出血が多く、ダウンタイムが1〜2週間と長期にわたります。
キュアジェットは針を使用しないため、出血・内出血のリスクが大幅に軽減され、ダウンタイムは数日〜1週間程度に短縮されます。

使い分け

深部の線維化はサブシジョンで、側面の壁にある線維化はキュアジェットで治療するなど、症状に応じた使い分けが効果的です。

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キュアジェットの失敗・修正

効果が出ない・改善が不十分

キュアジェットの施術を受けても期待した効果が得られないケースがあります。原因と対策を解説します。

回数不足

1回の施術でも一定の効果は期待できますが、明確な改善には3〜5回、重度のクレーターでは5〜10回以上の継続が必要です。
効果が不十分と感じる場合は、推奨回数まで継続することで改善がみられる可能性があります。

症状に合わない選択

キュアジェットは浅い〜中程度のクレーター(ボックスカー型、ローリング型)に適していますが、非常に深いアイスピック型や、皮膚深層の強い線維化には従来のサブシジョンとの併用が必要なケースがあります。
施術前に医師による正確な診断を受け、症状に合った治療法を選択することが重要です。

術後ケアの不足

施術後の紫外線対策や保湿ケアが不十分だと、効果が十分に発揮されなかったり、色素沈着などのトラブルを招く可能性があります。
アフターケアの指示を守り、肌の再生をサポートすることが大切です。



ダウンタイムが長引く

想定より長くダウンタイムが続くケースもあります。原因と対処法を解説します。

出力設定が強すぎた

コンタクトモードで強い出力を使用したり、肌に近い距離でトーニングモードを行うと、ダウンタイムが長くなります。
次回の施術では設定を調整してもらうよう相談しましょう。

体質的な要因

もともと内出血しやすい方、アレルギー体質の方、傷の治りが遅い方は、ダウンタイムが長引くことがあります。
施術前に体質について医師に伝えておくことで、適切な設定で施術を受けられます。

アフターケアの問題

施術当日の飲酒や激しい運動、サウナなどは内出血を悪化させ、ダウンタイムを延長させます。
指示されたアフターケアを守り、肌を刺激しないよう注意してください。

対処法

2週間以上経過しても症状が改善しない場合は、施術を受けたクリニックに相談してください。
稀に薬剤へのアレルギー反応や感染症の可能性もあるため、早めの受診が安心です。



しこりや硬結が残る

施術部位にしこりや硬結が生じ、なかなか消えないケースがあります。

原因

PDLLAなどのフィラー製剤が局所に集中して注入された場合に起こりやすくなります。
特に手打ち注射と比較してキュアジェットではリスクが低いですが、コンタクトモードで同一箇所に繰り返し照射した場合などに起こる可能性があります。

経過

多くの場合、時間の経過とともに自然に吸収されていきます。
ジュベルックの場合、1〜2年かけて体内で分解されるため、その過程でしこりも軽減していきます。

対処法

しこりが気になる場合は、医師に相談してマッサージ指導を受けたり、分解を促進する処置を検討することができます。
次回以降の施術では、出力設定や照射方法を調整してもらうよう伝えてください。

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キュアジェットの名医

施術実績と症例数

キュアジェットはまだ日本に導入されて間もない施術のため、クリニックの施術実績を確認することが重要です。

確認すべきポイント

キュアジェットの導入時期と総施術件数を確認しましょう。
症例写真を多数公開しているクリニックは、施術経験が豊富で効果に自信を持っている証拠です。
術前術後の写真撮影・評価を実施しているクリニックは、治療効果を客観的に管理しています。

医師の経験

キュアジェットは2つのモードと複数の薬剤を組み合わせて使用するため、医師の経験と判断力が効果を左右します。
ニキビ跡治療やサブシジョン治療の経験が豊富な医師を選ぶことが大切です。



カウンセリングの質

キュアジェットは症状に応じた適切な設定と薬剤選択が効果を左右するため、丁寧なカウンセリングを行うクリニックを選びましょう。

良いカウンセリングの条件

十分な時間を確保し、悩みや希望を丁寧にヒアリングしてくれるクリニックが理想です。
肌の状態を詳しく診察し、ニキビ跡の種類(アイスピック型、ボックスカー型、ローリング型)を正確に診断することが重要です。

確認すべき内容

期待できる効果とリスクについて、具体的な説明があるかどうかを確認してください。
自分の症状に対して、なぜキュアジェットが適しているのか(または他の治療が適しているのか)を論理的に説明してくれる医師を選びましょう。

避けるべきクリニック

カウンセリングを短時間で済ませようとするクリニックは要注意です。
「必ず効果がある」「絶対に治る」など断定的な説明をするクリニックは避けてください。
極端に安い価格で集客し、カウンセリング時に高額なコースを勧めてくるクリニックにも注意が必要です。



医師の専門性

キュアジェットの施術を担当する医師の専門性を確認することも重要です。

確認すべき資格

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医は、皮膚の構造や疾患に関する深い知識を持っています。
日本美容皮膚科学会会員や日本形成外科学会専門医も、美容医療に関する専門的なトレーニングを受けています。

施術者の確認

クリニックによっては、カウンセリングは医師が行い、施術は看護師が担当するケースがあります。
コンタクトモードなど高度な技術を要する施術は医師が行うクリニックを選ぶと安心です。
看護師が施術する場合は、専門的なトレーニングを受けた熟練した看護師であることを確認しましょう。

アフターフォロー体制

施術後に問題が生じた場合、すぐに相談できる体制があるかどうかを確認してください。
皮膚科専門医による診察が受けられるクリニックは、万が一のトラブル時にも安心です。



キュアジェットを受けるのにおすすめのクリニック・名医



ヴェリテクリニック

出展先:https://www.veriteclinic.or.jp/

ヴェリテクリニックは、形成外科の知見に基づく美容医療を幅広く提供しています。

肌治療ではジェット水流で美容液を導入する「ジェットクリア」を用いたコースの掲載があり、針を使わない導入ケアを検討する患者さんにも選択肢が用意されています。

キュアジェットと同様に空圧・ジェット式で薬液を届ける考え方に近く、ダウンタイムを抑えたケアを希望する方に検討余地があるでしょう。

ヴェリテクリニックの【キュアジェット】の名医

【ヴェリテクリニック 医師】 福田 慶三先生

日本美容外科学会(JSAPS)専門医・日本形成外科学会専門医の資格を有し、外科・皮膚の両面から施術選択を行う先生です。

針を使わない導入系ケアの相談でも、肌状態や既往に応じて手技・機器の適否を丁寧に検討してくれるでしょう。



銀座S美容・形成外科クリニック

出展先:https://www.ginza-s.jp/

銀座S美容・形成外科クリニックは、形成外科専門医による施術を特徴とし、肌領域ではハイドラフェイシャル(ウォータージェット型の洗浄・導入ケア)を案内しています。

キュアジェットのようなニードルレスで薬液を届けるアプローチに関心がある患者さんの比較検討先として挙げられるでしょう。

施術可否や注意点はカウンセリングで個別に確認するのがおすすめです。

銀座S美容・形成外科クリニックのキュアジェットの名医

【銀座S美容・形成外科クリニック 医師】 酒井 直彦先生

日本形成外科学会専門医・日本美容外科学会(JSAPS)専門医の資格を有し、外科系から機器治療まで幅広く対応する先生です。

ジェット式の導入系ケアについても、肌質や通院歴に合わせた施術選択を提案してくれるでしょう。



キュアジェットの施術を成功させるには


キュアジェットの施術を成功させる鍵は、経験豊富な名医に依頼することです。

名医であれば、患者さん一人ひとりの肌質や症状、悩みに合わせた細やかな対応が可能です。

また、トラブルを未然に防ぎ、安心して施術を受けられる点も大きなメリットと言えるでしょう。

美容医療相談室では、ドクターのご経歴や学会発表だけでなく、実際に治療を受けた方の体験談、ドクターが評価・信頼するドクターなどの情報を集め、独自の基準をクリアした名医をご紹介していますので、お気軽にご相談くださいね。

▽ニキビ跡、クレーターなど肌の治療に関する詳しい情報を知りたい方はこちらでも解説しているので参考にしてください
【サブシジョンの名医】と呼ばれる7人の医師!国内でも有数の高い技術を持った先生を厳選して紹介
【ニキビ跡治療の名医】と呼ばれる10人の医師!国内でも有数の高い技術を持った先生を厳選して紹介

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キュアジェットのよくある質問と回答

Q.キュアジェットは何回くらい施術を受ければ効果が出ますか?

A.施術回数は症状の種類と重症度によって異なります。
毛穴の開きや浅いニキビ跡であれば3〜5回程度で効果を実感できることが多いです。
深いクレーター(アイスピック型など)の場合は5〜10回以上の治療が必要になることもあります。
施術間隔は2〜4週間が推奨されており、継続的に受けることで徐々に改善していきます。
1回の施術でも変化を感じる方はいますが、根本的な改善には複数回の継続が必要です。



Q.キュアジェットを受けられない人はいますか?

A.以下に該当する方は施術を受けられない、または慎重な判断が必要です。
妊娠中・授乳中の方は安全性が確立されていないため施術をお断りしているクリニックがほとんどです。
ケロイド体質の方は傷跡が盛り上がるリスクがあるため要相談です。
施術部位に炎症や傷がある方は、症状が落ち着いてからの施術が推奨されます。
また、使用する薬剤にアレルギーがある方、皮膚疾患の治療中の方は事前に医師に相談してください。
持病や服用中の薬がある場合も、カウンセリング時に必ず申告しましょう。



Q.キュアジェットの効果はどのくらい持続しますか?

A.効果の持続期間は使用する薬剤によって異なります。
ジュベルックを使用した場合、施術から約半年後に効果のピークを迎え、その後1〜2年かけて体内でゆっくりと分解されていきます。
つまり、効果は徐々に現れて半年後に最大となり、その状態が1〜2年続くイメージです。
美しい肌状態を長期間維持するためには、6か月〜1年ごとの定期的なメンテナンス施術がおすすめされています。
また、日々の紫外線対策やスキンケアも効果の持続に影響するため、アフターケアを継続することが大切です。

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