チンセラプラス

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チンセラプラスの内容・効果

チンセラプラスとは

チンセラプラス(Cincelar+)は、韓国のKI Global社が開発した脂肪溶解注射です。脂肪を溶かす有効成分を皮下に注入し、脂肪細胞を分解・破壊して体外へ排出させることで、二重あごや頬のふくらみ、フェイスラインのもたつきなどを改善します。

チンセラプラスの最大の特徴は、デオキシコール酸を0.8%という高濃度で配合している点です。デオキシコール酸は米国FDA(アメリカ食品医薬品局)で脂肪分解効果が承認された成分で、世界中の脂肪溶解注射に使用されています。小顔注射として有名なBNLSneo(0.0001%)と比較すると、約8,000倍の濃度を誇ります。



チンセラプラスの作用メカニズム

チンセラプラスがどのように脂肪を減らすのか、そのメカニズムを解説します。

1. 脂肪細胞膜の破壊

チンセラプラスに含まれるデオキシコール酸は、脂肪細胞を覆っている細胞膜を溶解し、穴を開けて破壊します。細胞膜が破壊されると、脂肪細胞は内部に蓄えていた中性脂肪を放出して収縮します。

2. 脂肪細胞の壊死

細胞膜に穴が開いた脂肪細胞は、細胞としての機能を維持できなくなり壊死します。さらに、チンセラプラスには低張性脂肪分解促進作用があり、脂肪細胞内に水分を過剰に吸収させることで、分解をより効率的に促進します。

3. 老廃物としての排出

壊死した脂肪細胞は、白血球の一種であるマクロファージによって捕食・消化され、血管やリンパ管を通じて尿や汗とともに体外へ排出されます。この過程には数週間かかりますが、自然に脂肪が減少していきます。



チンセラプラスの配合成分

チンセラプラスには、デオキシコール酸以外にも効果を高める成分が配合されています。

デオキシコール酸ナトリウム(0.8%)

脂肪細胞の細胞膜を破壊し、脂肪を溶解させる主成分です。FDA承認の安全性の高い成分です。

L-カルニチン

脂肪を燃焼する場所であるミトコンドリアへと脂肪酸を運搬する役割があり、脂肪の代謝・燃焼を促進します。

ビタミンB

代謝をサポートし、脂肪の分解・排出を助けます。

これらの成分が相乗効果を発揮し、効率的な脂肪減少を実現します。



痛みと腫れを軽減する独自技術

デオキシコール酸は濃度が高いほど効果が高まりますが、同時に痛みや腫れも強くなるというデメリットがありました。チンセラプラスは独自の技術でこの問題を解決しています。

中性pH(pH7)設計

注入時の痛みは、薬剤と体液の濃度差(pH差)によって生じます。チンセラプラスはpH7(中性)に調整されているため、体液との差が最小限となり、痛みが軽減されています。

浸透圧の最適化

施術後の腫れの原因の一つは浸透圧の差です。チンセラプラスは体液に近い浸透圧に設計されているため、腫れが起こりにくくなっています。

これらの工夫により、デオキシコール酸1%配合のカイベラと比較して、痛みは50%軽減、脂肪溶解効果は80%を維持するという絶妙なバランスを実現しています。



期待できる効果と適応部位

チンセラプラスは主に顔の脂肪減少に使用されますが、ボディにも適応可能です。

顔の適応部位

・二重あご(顎下)

・頬のふくらみ

・フェイスライン

・ほうれい線周辺の脂肪

ボディの適応部位

・二の腕

・お腹周り

・太もも

効果は注射後1〜2週間で実感し始め、脂肪細胞自体を破壊するため、効果は半永久的に持続します。ただし、残った脂肪細胞が肥大化すれば見た目は変わりますので、施術後も適度な生活習慣の維持は必要です。

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チンセラプラスのメリット

チンセラプラスには、他の脂肪溶解注射や痩身治療と比較して、以下のようなメリットがあります。



高い脂肪溶解効果でリバウンドしにくい

従来のダイエットでは脂肪細胞を小さくするだけで、細胞の数は変わりません。そのため、食生活が乱れるとすぐにリバウンドしてしまいます。

一方、チンセラプラスは脂肪細胞の細胞膜を破壊し、細胞そのものを壊死させて体外へ排出します。成人後は脂肪細胞の数が増えることはほとんどないため、一度破壊された脂肪細胞は再生しません。つまり、施術部位の脂肪細胞の数自体が減少するため、リバウンドしにくい痩身効果が得られます。



1回でも効果を実感できる即効性

チンセラプラスはデオキシコール酸0.8%という高濃度配合のため、1回の施術でも約6〜7割の方が効果を実感できます。

効果の出方には個人差がありますが、早い方では施術後2〜3日で成分が浸透し始め、1〜2週間後には目に見える変化を感じられます。複数回の継続が推奨されますが、「まずは1回試してみたい」という方にも向いています。



ダウンタイムが短く日常生活への支障が少ない

脂肪吸引などの外科手術と比較すると、チンセラプラスはダウンタイムが格段に短いのが特徴です。

施術当日から洗顔・メイク・シャワーが可能で、腫れも「お酒を飲んだ翌日程度」のむくみ感で済むことが多いです。腫れは通常数日〜1週間程度で落ち着くため、長期の休みを取れない方でも気軽に受けられます。

また、メスを使わない注射治療のため、傷跡が残らない点も大きなメリットです。



顔のダイエットでは落ちにくい脂肪にアプローチ

顔は体の他の部位と比べて筋肉が少なく、血行が活発ではありません。筋肉が少ないと脂肪が燃焼されにくく、血行が悪いと代謝がスムーズに行われません。これが、運動や食事制限では顔痩せが難しい理由です。

チンセラプラスは脂肪細胞に直接注入するため、ダイエットでは落ちにくい顔の脂肪にピンポイントでアプローチできます。二重あごやフェイスラインのもたつきなど、「顔だけ痩せたい」という悩みに適した治療法です。

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チンセラプラスのデメリット・リスク

腫れ・むくみ

チンセラプラスの施術後、最も多く見られる副作用は腫れです。注入部位に薬剤が広がり、一時的にむくんだような状態になります。

原因

デオキシコール酸が脂肪細胞を破壊する際に炎症反応が起こるためです。炎症は体が異物や損傷に反応する正常な過程ですが、その結果として腫れが生じます。

対策

チンセラプラスはpHと浸透圧の調整により腫れを最小限に抑えていますが、完全には避けられません。腫れは通常数日〜1週間で自然に落ち着きます。施術後は冷却することで腫れを軽減できます。大切なイベントの前は2週間以上余裕を持って施術を受けましょう。



内出血

注射による施術のため、内出血(青タン)が起こる可能性があります。

原因

注射針が皮下の毛細血管を傷つけることで内出血が発生します。発生率は約1%程度とされていますが、ゼロではありません。

対策

内出血が起きた場合、消失まで1〜2週間かかります。先端が丸いマイクロカニューレ(鈍針)を使用するクリニックを選ぶと、内出血のリスクを大幅に減らせます。内出血が起きてもメイクでカバーできる程度です。



硬さ・しこり

施術後、注入部位に硬さやしこりを感じることがあります。

原因

腫れが引いた後に、組織の修復過程で一時的に硬くなることがあります。これは破壊された脂肪細胞の代わりにコラーゲンが生成される過程で起こり得る現象です。

対策

硬さは通常1ヶ月程度で自然に改善します。ほとんどの場合、永続的なしこりにはなりません。気になる場合は施術したクリニックに相談しましょう。



アレルギー反応

稀にアレルギー反応が起こる可能性があります。

原因

薬剤に含まれる成分に対して、体が過剰に反応することで起こります。過去に脂肪溶解注射でアレルギーが出た方は特に注意が必要です。

対策

カウンセリング時にアレルギー歴を必ず伝えてください。過去に脂肪溶解注射でアレルギー反応が出た方は施術を受けられません。施術後に蕁麻疹や強い赤み・腫れが続く場合は、すぐにクリニックに連絡しましょう。



効果が出にくいケース

チンセラプラスは高い効果を持つ製剤ですが、すべての方に同等の効果が出るわけではありません

原因

脂肪量が極端に多い場合:注射で対応できる量には限界があり、脂肪吸引の方が適している場合があります。

皮膚のたるみが主な原因の場合:脂肪ではなく皮膚のたるみが目立つ場合、脂肪を減らしても改善しにくいことがあります。

施術回数が不足している場合:1回で十分な効果が出ない場合もあり、3回以上の継続が推奨されています。

対策

事前のカウンセリングで、自分の状態にチンセラプラスが適しているか、必要な回数はどの程度か、医師としっかり相談しましょう。

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チンセラプラスの痛み・麻酔

施術中の痛みの程度

チンセラプラスの施術中は、注射針を刺す際にチクッとした痛みを感じます。痛みの感じ方には個人差がありますが、「我慢できる程度」という声が多いです。

チンセラプラスが痛みを軽減できる理由は、pH7(中性)に調整されているためです。通常、薬剤と体液の濃度差が大きいほど注入時の痛みが強くなりますが、チンセラプラスは体液に近い中性に設計されているため、デオキシコール酸1%配合のカイベラと比較して痛みが約50%軽減されています。

ただし、デオキシコール酸0.5%配合のカベリンや、植物由来成分が主体のBNLSアルティメットと比較すると、痛みはやや強めです。効果と痛みはトレードオフの関係にあることを理解しておきましょう。



使用される麻酔の種類

チンセラプラスの施術では、基本的に麻酔なしでも受けられます。多くの方が麻酔を使わずに施術を完了しています。

痛みに敏感な方や不安がある方には、以下の麻酔オプションが用意されているクリニックもあります。

麻酔クリーム(表面麻酔)

施術部位に塗布して皮膚表面の感覚を鈍くします。施術の15〜30分前に塗布し、痛みを軽減します。別途費用がかかることが多いです。

局所麻酔

薬剤と一緒に局所麻酔薬を混ぜて注入する場合もあります。注入時の痛みをより確実に抑えられます。

冷却

施術前後に注入部位を冷却することで、痛みと腫れを軽減します。多くのクリニックで標準的に行われています。



施術後の痛みと経過

施術直後

注入部位に軽い鈍痛熱感を感じることがあります。強く押すと痛みを感じる程度です。

数時間後〜翌日

痛みは徐々に落ち着きます。腫れやむくみは残りますが、痛みはほとんどなくなることが多いです。

2〜3日後以降

痛みはほぼ解消されます。脂肪が溶解・排出される過程での痛みはほとんどありません。内出血があった場合も、痛みは伴わないことがほとんどです。

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チンセラプラスのダウンタイム

チンセラプラスのダウンタイムは、BNLSアルティメットカベリンよりはやや長めですが、FatX coreや脂肪吸引と比較すると短いのが特徴です。施術当日から日常生活を送れますが、腫れのピークと回復期間を把握しておくと安心です。



施術直後

注入部位に軽い腫れ赤みが見られます。薬剤が浸透し始めるため、少しむくんだような感覚があります。洗顔・メイクは当日から可能ですが、注入部位を強くこすらないよう注意してください。


数時間後〜翌日

腫れが若干増すことがあります。「お酒を飲んだ翌日」程度のむくみ感です。赤みは徐々に落ち着いてきます。シャワーは当日から可能ですが、高温の入浴やサウナは1〜2週間控えてください。


2〜3日後

腫れのピークを迎え、その後徐々に引き始めます。成分が浸透し、脂肪細胞の分解が本格的に始まります。内出血が起きた場合は、この頃から青タンとして見えることがあります。


1週間後

腫れはほぼ落ち着きます。効果を実感し始める方も多いです。内出血がある場合は、まだ残っていることがありますが、メイクでカバーできる程度です。


2週間後

内出血も消失し、見た目はほぼ通常の状態に戻ります。脂肪細胞の排出が進み、フェイスラインがすっきりしてきたと感じる方が増えます。


1ヶ月後

最終的な効果が見え始めます。硬さを感じていた場合も、この頃には改善していることがほとんどです。次回の施術を受ける場合は、このタイミングが目安です。



ダウンタイム中の注意事項

激しい運動

施術当日は汗をかくような運動を避けてください。血流が良くなると腫れが増す可能性があります。

飲酒

施術当日の飲酒は控えてください。アルコールは血管を拡張させ、腫れや内出血を悪化させる可能性があります。

マッサージ

施術後2日間は治療部位のマッサージを避けてください。脂肪細胞の破壊を妨げる可能性があります。

高温環境

熱いお風呂、サウナ、スチームルームは1〜2週間控えてください。

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チンセラプラスの料金・費用

料金相場

チンセラプラスは自由診療のため、クリニックによって料金設定が異なります。一般的な相場は以下のとおりです。

1ccあたり

5,000〜8,000円

1本(8cc)あたり

40,000〜60,000円

顔全体1回の目安

50,000〜165,000円

1回に使用する量は部位や脂肪の量によって異なりますが、顎下のみなら4〜8cc、頬+顎下なら8〜16ccが目安です。



施術回数と総額の目安

チンセラプラスは1回でも効果を実感できますが、より確実な効果を得るためには複数回の施術が推奨されています。

顔の場合

4週間ごとに2〜3回の施術が推奨されています。
総額の目安:100,000〜300,000円

ボディの場合

4週間ごとに5〜6回の施術が推奨されています。
総額の目安:300,000〜500,000円

複数回コースで契約すると、1回あたりの料金が割引になるクリニックも多いです。例えば、1回49,500円の施術が、3回コースでは133,650円(1回あたり約44,550円)になるケースもあります。



追加費用の確認

施術費用以外に、以下の費用がかかる場合があります。事前に総額を確認しておきましょう。

・初診料/カウンセリング料:無料〜5,000円

・再診料:1,000〜3,000円

・麻酔クリーム:1,000〜3,000円

・マイクロカニューレ(鈍針):無料〜2,000円



コストパフォーマンスの考え方

脂肪吸引との比較

顔の脂肪吸引は200,000〜400,000円程度かかりますが、1回で大量の脂肪を除去できます。チンセラプラスを複数回受ける場合と総額は同程度になることもありますが、ダウンタイムの長さや侵襲性を考慮して選択しましょう。

他の脂肪溶解注射との比較

BNLSアルティメットは1本10,000円前後と安価ですが、効果がマイルドなため6〜8回の施術が必要です。総額で考えるとチンセラプラスと大差ない場合もあります。

1回の効果を重視するならチンセラプラス、とにかく腫れを避けたいならBNLSアルティメットなど、優先事項に合わせて選ぶことが重要です。

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チンセラプラスと他の施術の比較

カベリンとの比較

カベリンは、デオキシコール酸を0.5%配合した脂肪溶解注射です。チンセラプラスと同様にデオキシコール酸系の製剤ですが、濃度が異なります。

デオキシコール酸濃度

チンセラプラスは0.8%、カベリンは0.5%。カベリンはチンセラプラスの約63%の濃度です。

効果の強さ

カベリンはチンセラプラスと比較して効果は約80%とされています。より強い効果を求めるならチンセラプラスが優れています。

腫れの程度

カベリンの腫れはチンセラプラスの約半分。ダウンタイムを最小限にしたい方にはカベリンが向いています。

施術間隔

チンセラプラスは4週間ごと、カベリンは1週間ごとに施術可能。早く効果を出したい方にはカベリンの頻回投与も選択肢です。



BNLSアルティメットとの比較

BNLSアルティメットは、植物由来成分を主体とした脂肪溶解注射で、デオキシコール酸は0.02%と低濃度です。

デオキシコール酸濃度

チンセラプラスは0.8%、BNLSアルティメットは0.02%。チンセラプラスは約40倍の濃度です。

効果の強さ

BNLSアルティメットはマイルドな効果のため、しっかりとした変化を感じるには6〜8回の施術が必要です。チンセラプラスは2〜3回で効果を実感できる方が多いです。

腫れの程度

BNLSアルティメットは腫れがほとんどなく、翌日には引きます。まぶたや鼻など繊細な部位にも使用可能です。チンセラプラスは1週間程度腫れが続くため、まぶたへの使用は推奨されていません。

向いている人

チンセラプラス:少ない回数で効果を出したい方、多少の腫れは許容できる方

BNLSアルティメット:とにかく腫れを避けたい方、まぶたや鼻に使用したい方


▽詳しい情報を知りたい方はこちらでも解説しているので参考にしてください
BNLS注射

FatX coreとの比較

FatX coreは、デオキシコール酸を1%という最大濃度で配合した脂肪溶解注射です。

デオキシコール酸濃度

FatX coreは1%、チンセラプラスは0.8%。FatX coreが最も高濃度です。

効果の強さ

FatX coreは現在の脂肪溶解注射の中で最も強力とされています。1〜2回で大きな変化を期待できます。

腫れの程度

FatX core1〜2週間腫れが続くことがあり、ダウンタイムはチンセラプラスより長めです。

向いている人

チンセラプラス:効果とダウンタイムのバランスを重視する方

FatX core:ダウンタイムは気にせず、とにかく強い効果を求める方


▽詳しい情報を知りたい方はこちらでも解説しているので参考にしてください
FatXCore

脂肪吸引との比較

脂肪吸引は、カニューレを挿入して物理的に脂肪を吸い取る外科手術です。

効果の確実性

脂肪吸引は1回で大量の脂肪を確実に除去できます。チンセラプラスは効果に個人差があり、複数回の施術が必要な場合もあります。

ダウンタイム

脂肪吸引2週間〜1ヶ月程度の腫れ・内出血があり、圧迫固定が必要です。チンセラプラス数日〜1週間で日常生活に戻れます。

傷跡

脂肪吸引はカニューレ挿入部に小さな傷跡が残る可能性があります。チンセラプラスは注射のみなので傷跡は残りません。

向いている人

チンセラプラス:ダウンタイムを抑えたい方、メスを入れたくない方

脂肪吸引:1回で確実に大量の脂肪を取りたい方、ダウンタイムを確保できる方


▽詳しい情報を知りたい方はこちらでも解説しているので参考にしてください
脂肪吸引・医療痩身に関する美容整形情報まとめ

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チンセラプラスの失敗・修正

効果を感じられない

「チンセラプラスを受けたが、変化がわからない」という声があります。

原因

施術回数が不足している:1回でも約6〜7割の方が効果を実感できますが、脂肪量によっては複数回必要な場合があります。

注入量が少ない:コスト重視で注入量を減らすと、十分な効果が得られないことがあります。

脂肪以外の原因:顔のふくらみの原因が脂肪ではなく、咬筋の肥大やむくみ、皮膚のたるみの場合、脂肪溶解注射では改善しません。

対策

事前のカウンセリングで、顔のふくらみの原因を正確に診断してもらいましょう。咬筋が原因ならエラボトックス、たるみが原因なら糸リフトHIFUなど、別の治療が適している場合もあります。また、医師の推奨する回数と注入量を守ることも重要です。



腫れが長引いた

「1週間以上腫れが続いて困った」というケースがあります。

原因

体質的に腫れやすい:むくみやすい方、炎症反応が強く出やすい方は腫れが長引く傾向があります。

施術後のケアが不適切:高温の入浴やサウナ、激しい運動、飲酒などは腫れを悪化させます。

対策

施術後のケア指導をしっかり守りましょう。腫れやすい体質の方は、まずカベリンBNLSアルティメットなど腫れにくい製剤で様子を見るのも一つの方法です。また、大切な予定の前は最低2週間の余裕を持って施術を受けてください。



左右差が出た

「施術後に顔の左右のバランスが崩れた」という失敗例があります。

原因

もともとの左右差を考慮していない:顔はもともと完全な左右対称ではありません。同量を注入すると、かえってアンバランスになることがあります。

医師の技術不足:注入量や注入位置の判断には高い技術と経験が必要です。

対策

症例数が豊富で、輪郭形成の経験が豊かな医師を選びましょう。カウンセリング時に、もともとの左右差を医師と共有し、どのように調整するか相談することが重要です。仕上がりイメージをしっかり伝え、医師の見立てとすり合わせておきましょう。



皮膚がたるんだ

「脂肪は減ったが、皮膚がたるんでしまった」というケースがあります。

原因

脂肪がなくなると、その分の皮膚が余ってたるみになる可能性があります。特に加齢により皮膚の弾力が低下している方や、大量の脂肪を一度に減らした場合に起こりやすいです。

対策

チンセラプラスは脂肪を徐々に減らすため、脂肪吸引と比較するとたるみのリスクは低いですが、ゼロではありません。皮膚のたるみが心配な方は、糸リフトHIFUなど引き締め効果のある施術との併用を検討しましょう。

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チンセラプラスの名医

チンセラプラスは注射による施術ですが、注入量・注入位置・注入深度によって結果が大きく変わります。満足のいく効果を得るためには、クリニック・医師選びが非常に重要です。



顔の脂肪溶解注射の症例数が豊富

チンセラプラスを含む脂肪溶解注射は、医師の経験と技術によって結果が左右されます。ホームページで症例写真を公開しているクリニックを選び、自分と似た悩みの症例があるか確認しましょう。

特に、二重あごフェイスラインなど、あなたが改善したい部位の症例が豊富かどうかをチェックしてください。また、ビフォーアフター写真だけでなく、同じ角度・同じ照明で撮影されているか、信頼性のある写真かどうかも確認ポイントです。



適切な診断力を持っている

顔のふくらみの原因は、脂肪だけとは限りません。咬筋の肥大(エラ張り)、皮膚のたるみむくみなど、さまざまな要因が考えられます。

優れた医師は、顔のふくらみの原因を正確に診断し、チンセラプラスが適しているかどうかを判断できます。「とりあえず脂肪溶解注射を打ちましょう」ではなく、原因に応じた最適な治療法を提案してくれる医師を選びましょう。

エラ張りにはボトックス、たるみには糸リフトHIFUなど、他の治療が適している場合もあります。複数の選択肢を提示してくれるクリニックは信頼できます。



使用する製剤と器具を明示している

脂肪溶解注射にはチンセラプラスカベリンBNLSアルティメットFatX coreなど多くの種類があり、それぞれ特徴が異なります。

クリニックがどの製剤を使用しているか、なぜその製剤を選んでいるかを明確に説明してくれるところを選びましょう。また、内出血を防ぐマイクロカニューレ(鈍針)を使用しているかどうかも確認ポイントです。



リスクや限界をきちんと説明してくれる

「チンセラプラスで必ず痩せます」「絶対に効果が出ます」といった説明をする医師は避けましょう。どんな施術にも効果に個人差があり、リスクや副作用が存在します。

信頼できる医師は、期待できる効果だけでなく、腫れや内出血のリスク効果が出にくい可能性必要な回数の目安などを正直に説明してくれます。デメリットも含めて丁寧に説明してくれる医師こそ、患者のことを考えている医師です。



アフターフォロー体制が整っている

施術後に予期せぬトラブルが起きた場合に、迅速に対応してもらえるかも重要なポイントです。

・施術後の経過観察をしてくれるか

・トラブル時の連絡体制は整っているか

・追加費用なく診察してもらえるか

これらを事前に確認しておくと、万が一の際にも安心です。



チンセラプラスを受けるのにおすすめのクリニック・名医


聖心美容クリニック

出展先:https://www.biyougeka.com/

聖心美容クリニックは「とことん真面目に美容医療」をモットーに、全国11院を展開する美容医療クリニックです。

形成外科出身の医師が多数在籍し、外科的アプローチと美容皮膚科的アプローチの両方を提供できる体制を整えています。

チンセラプラスによる脂肪溶解注射では、カウンセリングから施術までを医師が一貫して担当し、患者さんの顔の脂肪の付き方に合わせた注入量の調整を行います。

完全予約制でプライバシーに配慮された個室・半個室での待合を用意しており、他の患者さんと顔を合わせることなく施術を受けられる環境が整っています。

聖心美容クリニックのチンセラプラスの名医

【聖心美容クリニック 熱海院 医師】 小林美幸先生

小林先生は聖心美容クリニック熱海院の院長であり、同グループの美容皮膚科指導責任者を務めています。

日本皮膚科学会専門医の資格を保有し、皮膚科医としての知見を活かした美容施術に定評があります。

東京女子医科大学病院皮膚科での勤務経験を経て、2006年より聖心美容クリニックで美容皮膚科診療に従事しています。



自由が丘クリニック

出展先:https://jiyugaokaclinic.com/

自由が丘クリニックは、形成外科・美容外科・皮膚科・美容皮膚科・美容内科・再生医療の診療とメディカルエステを提供する美の総合クリニックです。

大学教授を含む40名以上の各科専門医が在籍し、120種類以上のメニューから患者さんに合わせたオーダーメイド治療を提案しています。

チンセラプラスでは先端が丸いマイクロカニューレを使用し、従来の針と比較して注射時の痛みを軽減し内出血しづらい施術を実現しています。

北里研究所病院との連携で設立されたKJC北里美容医学センターを通じて、質の高い美容医療の提供と医師教育にも取り組んでいます。

自由が丘クリニックのチンセラプラスの名医

【自由が丘クリニック 医師】 佐々木駿先生

佐々木先生は日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医に加え、美容皮膚科・レーザー指導専門医の資格を保有する希少な医師です。

医学博士号も取得しており、学術的な裏付けに基づいた美容皮膚科治療を得意としています。

脂肪溶解注射のような注入系施術においても、皮膚科専門医としての深い知識を活かした安全性の高い施術を提供しています。



チンセラプラスの施術を成功させるには


チンセラプラスの施術を成功させる鍵は、経験豊富な名医に依頼することです。

名医であれば、患者さん一人ひとりの状態や悩みに合わせた細やかな対応が可能です。

また、トラブルを未然に防ぎ、安心して施術を受けられる点も大きなメリットと言えるでしょう。

美容医療相談室では、ドクターのご経歴や学会発表だけでなく、実際に治療を受けた方の体験談、ドクターが評価・信頼するドクターなどの情報を集め、独自の基準をクリアした名医をご紹介していますので、お気軽にご相談くださいね。

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チンセラプラスのよくある質問と回答

Q.チンセラプラスは何回受ければ効果が出ますか?

A.顔の場合、4週間ごとに2〜3回の施術が推奨されています。1回でも約6〜7割の方が効果を実感できますが、より確実な効果を得るためには複数回の継続が有効です。ボディの場合は5〜6回が目安です。脂肪の量や施術部位によって必要な回数は異なりますので、カウンセリングで医師と相談しましょう。



Q.チンセラプラスを受けられない人はいますか?

A.以下に該当する方は施術を受けられません。

妊娠中・授乳中の方

妊娠の可能性がある方(妊活中を含む)

・過去に脂肪溶解注射でアレルギー反応が出た方

・施術部位に感染症や皮膚疾患がある方

重度の糖尿病など全身疾患のある方

また、金の糸によるリフトアップをされている方も、施術前に医師にお伝えください。



Q.チンセラプラスとカベリン、どちらを選べばいいですか?

A.両者は同じデオキシコール酸系の脂肪溶解注射ですが、濃度が異なります。チンセラプラスはデオキシコール酸0.8%で効果が高い分、腫れが1週間程度続きます。カベリン0.5%で効果はチンセラプラスの約80%ですが、腫れは翌日〜数日で引きます。

効果を重視するならチンセラプラス、ダウンタイムを最小限にしたいならカベリンがおすすめです。どちらが自分に合っているかは、医師と相談して決めましょう。

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チンセラプラスの口コミ・体験談

美容医療相談室に届いたチンセラプラスの美容医療&美容整形の口コミ・体験談です。
※当相談室でご紹介しているクリニックの口コミではございません。クリニック・医師によりスキルは異なりますので、慎重にお選びください。

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