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カベリン(Kabelline)は、脂肪溶解成分「デオキシコール酸」を主成分とする脂肪溶解注射です。デオキシコール酸はアメリカFDA(食品医薬品局)によって脂肪溶解効果が承認された成分で、2年間の臨床試験により安全性と効果が証明されています。
カベリンにはデオキシコール酸0.5%が配合されており、これは植物由来の脂肪溶解注射BNLS neoと比較して約5,000倍の高濃度です。この高濃度配合により、従来の脂肪溶解注射では効果を感じにくかった方にも、しっかりとした痩身効果が期待できます。
さらに、腫れや痛みを抑えるためにL-カルニチンやアーティチョークエキスも配合されており、「効果の高さ」と「ダウンタイムの軽減」を両立した製剤として開発されました。
カベリンの主成分であるデオキシコール酸は、もともと人間の体内にも存在する胆汁酸の一種です。胆汁酸は食事で摂取した脂肪を乳化(細かく分散させる)して消化吸収を助ける役割を担っています。
この性質を利用し、デオキシコール酸を皮下脂肪に直接注入すると、脂肪細胞の細胞膜を破壊します。破壊された脂肪細胞から放出された中性脂肪は、血液やリンパ液に吸収され、老廃物として体外に排出されます。
通常のダイエットでは脂肪細胞が「小さくなる」だけで、細胞の数自体は変わりません。そのため、食事量が増えると脂肪細胞が再び大きくなり、リバウンドしてしまいます。一方、カベリンは脂肪細胞そのものを破壊して数を減らすため、一度減った脂肪は元に戻りにくく、リバウンドしにくいのが特徴です。
デオキシコール酸(0.5%)
脂肪細胞の細胞膜を破壊し、脂肪を乳化させて体外への排出を促進します。FDA承認の脂肪溶解成分で、再度脂肪を溜め込むことを防ぐ働きもあります。
L-カルニチン
アミノ酸の一種で、脂肪酸をミトコンドリア(細胞内でエネルギーを作る器官)へ運ぶ役割があります。脂肪の代謝を促進し、分解された脂肪を効率よくエネルギーに変換します。
アーティチョークエキス
植物由来の成分で、リンパ循環を促進し、溶解した脂肪の排出をサポートします。また、腫れやむくみを軽減する効果があり、ダウンタイムの短縮に貢献します。
カベリンは顔から体まで、皮下脂肪が気になる部位に幅広く施術可能です。
顔
頬、フェイスライン、顎下(二重あご)、鼻(団子鼻)、額、こめかみ
体
二の腕、肩、背中、脇腹、お腹、お尻、太もも(内側・外側)、ふくらはぎ、膝上
ただし、まぶた(上下)への施術は禁止されています。まぶたの膨らみは眼窩脂肪(眼球を包む脂肪)が飛び出したもので、ここに薬液を注入すると炎症反応が目の筋肉や視神経に及ぶ危険性があるためです。
部分痩せ・ボリュームダウン
通常のダイエットでは落ちにくい頬や二重あご、二の腕などの部分痩せが可能です。単回の注射で約60%の方がボリュームダウンを実感しています。
小顔効果
フェイスラインや顎下の脂肪を減らすことで、シャープな輪郭を目指せます。
リバウンド防止
脂肪細胞の数自体を減らすため、施術部位は将来的にも太りにくくなります。
たるみ予防
脂肪細胞を減らしておくことで、加齢による脂肪の下垂(たるみ)を予防する効果も期待できます。
カベリン注射には、他の痩身治療や脂肪溶解注射と比較して、以下のようなメリットがあります。
カベリンはデオキシコール酸0.5%という高濃度配合により、従来の植物由来脂肪溶解注射(BNLS neoなど)と比較して約5,000倍の脂肪溶解成分を含んでいます。
この高濃度配合により、これまで脂肪溶解注射で「効果を感じなかった」という方にも、目に見える変化が期待できます。実際に、単回の注射でも60%の方が小顔・顔痩せ効果を実感しており、3〜5回の施術で最大限の効果を引き出すことができます。
デオキシコール酸はFDA(アメリカ食品医薬品局)が脂肪溶解効果を正式に承認した成分であり、科学的な裏付けのある治療といえます。
通常のダイエット(食事制限・運動)では、脂肪細胞が「小さくなる」だけで、細胞の数自体は変わりません。そのため、ダイエットをやめると脂肪細胞が再び大きくなり、リバウンドしてしまいます。
一方、カベリンは脂肪細胞の細胞膜を破壊して、細胞そのものを消滅させます。一度破壊された脂肪細胞は再生しないため、施術した部位の脂肪細胞の数が減少し、その部位だけ太りにくい状態が維持されます。
思春期以降、脂肪細胞の数はほぼ一定に保たれるといわれており、カベリンで減らした脂肪細胞が自然に増えることはありません。これが「リバウンドしにくい」といわれる理由です。
従来のデオキシコール酸系脂肪溶解注射は、高い効果が得られる反面、腫れや痛みが強いというデメリットがありました。カベリンはL-カルニチンやアーティチョークエキスといった炎症を抑える成分を配合することで、このデメリットを大幅に軽減しています。
施術直後の腫れは24時間以内に目立たなくなり、2〜3日でほぼ消失します。洗顔・メイクは施術当日から可能で、仕事を休まなくても施術を受けられます。
従来の脂肪溶解注射が2〜3週間に1回の施術間隔だったのに対し、カベリンは最短1週間で次の施術が可能。短期間で集中的に治療を進められるため、早く結果を出したい方にも向いています。
脂肪を減らす治療としては脂肪吸引がありますが、カニューレ(吸引管)を挿入するための切開が必要で、傷跡が残るリスクがあります。また、全身麻酔や静脈麻酔が必要で、術後のダウンタイムも1〜2週間以上と長くなります。
カベリンは注射のみの施術で、切開は一切不要。施術時間も5〜15分程度と短く、傷跡が残る心配がありません。「手術には抵抗がある」「傷跡を残したくない」と考えている患者さんにとって、検討しやすい選択肢の一つといえるでしょう。
カベリンは施術直後から効果が現れる治療ではありません。注入された薬剤が脂肪細胞を破壊し、その脂肪が体外に排出されるまでには時間がかかります。
メカニズム
脂肪細胞が破壊されてから、その内容物(中性脂肪)が血液やリンパ液に吸収され、肝臓で代謝されて体外に排出されるまで、2〜4週間かかります。そのため、1回の施術で劇的な変化は期待できません。
対策
効果を実感するには、1〜2週間間隔で3〜5回程度の施術を継続することが推奨されています。最大効果は5〜8回で得られることが多いです。「1回で終わらせたい」という方には向いていない治療です。
カベリンは従来の脂肪溶解注射よりダウンタイムが軽減されているとはいえ、腫れ・赤み・熱感が全くないわけではありません。
メカニズム
デオキシコール酸が脂肪細胞を破壊する際に、局所的な炎症反応が起こります。この炎症が腫れや赤み、熱感の原因です。また、注入した薬液の体積分だけ一時的に膨らんで見えることもあります。
対策
腫れは通常24時間〜2〜3日で落ち着きます。赤みは2〜7日、熱感は2〜3日程度で消失することがほとんどです。顔への施術の場合、マスクで隠せる程度ですが、念のため2〜3日のダウンタイムを確保しておくと安心です。
注射針が血管に当たると、内出血(青あざ)が生じることがあります。
メカニズム
皮下には毛細血管が網目状に走っており、どれだけ熟練した医師でも100%避けることは困難です。特に皮膚が薄い部位や血管が多い部位では発生しやすくなります。
対策
マイクロカニューレ(先端が丸くなった長い針)を使用することで、内出血のリスクを大幅に軽減できます。内出血が出た場合も、翌日からメイクでカバーでき、1〜2週間で自然に吸収されます。
デオキシコール酸系の脂肪溶解注射は、注射直後から数時間にかけて痛みや灼熱感を伴うことがあります。
メカニズム
デオキシコール酸が脂肪細胞を溶解する際の化学反応により、局所的な刺激が生じます。濃度が高いほど効果も高まりますが、痛みも強くなる傾向があります。
対策
クリニックによっては、カベリンに局所麻酔薬を混ぜて注入することで、注射後の痛みを抑えています。また、局所麻酔薬が血管を収縮させることで、薬剤を注入部位に長く留め、効果を高める副次効果もあります。
同じ量を注入しても、効果の出方には個人差があります。
メカニズム
・脂肪の量・質:脂肪が多い部位や硬い脂肪(セルライト化した脂肪)は効果が出にくい
・代謝能力:溶解した脂肪を排出する代謝能力は人によって異なる
・生活習慣:施術後に暴飲暴食を続けると、残った脂肪細胞が肥大化して効果が相殺される
対策
施術後は軽い有酸素運動(ウォーキング・ジョギング)を行うと、脂肪の代謝が促進されて効果が高まります。また、施術部位を軽くマッサージすることで、薬剤が行き渡りやすくなります。
カベリン注射の痛みは、一般的に「軽度」と表現されることが多いです。注射針を刺す際のチクッとした痛みと、薬液が注入される際のジワッとした圧迫感があります。
痛みの感じ方には個人差がありますが、多くの方が「我慢できる程度」と回答しています。特に顔への注射は、体と比較して神経が敏感なため、若干痛みを感じやすい傾向があります。
注入量が多い場合(6cc以上など)は、施術時間も長くなるため、麻酔の使用を検討することをおすすめします。
アイシング(冷却)
施術前に注入部位を冷却パックで冷やすことで、皮膚の感覚を鈍らせて痛みを軽減します。軽度の施術であればアイシングのみで十分対応可能です。
表面麻酔(麻酔クリーム)
リドカインなどを配合した麻酔クリームを施術部位に塗布し、20〜30分程度置いてから施術します。皮膚表面の感覚が鈍くなり、針を刺す際の痛みが大幅に軽減されます。多くのクリニックでオプションとして用意されています。
局所麻酔薬の混入
カベリンの薬液に若干の局所麻酔薬を混ぜて注入する方法です。注射後の痛みや灼熱感を抑える効果があります。また、局所麻酔薬が毛細血管を収縮させることで、薬剤をその場に長く留め、脂肪溶解効果を高めるメリットもあります。
笑気麻酔
痛みに敏感な方や注射への恐怖心が強い方には、笑気ガスを吸入してリラックスした状態で施術を受けることも可能です。意識はありますが、不安や痛みが和らぎます。
施術直後〜数時間
注入部位に痛み・灼熱感・ジンジンする感覚を感じることがあります。これはデオキシコール酸が脂肪細胞に作用している証拠でもあります。通常、数時間〜翌日には落ち着きます。
翌日以降
痛みはほぼ解消されます。触ると軽い圧痛や違和感を感じることがありますが、日常生活に支障が出るレベルではありません。
1週間後
痛みや違和感はほぼなくなります。腫れも落ち着き、次の施術が可能な状態になります。
痛み止めが必要になることはほとんどありませんが、痛みが強い場合は市販の鎮痛剤を服用しても問題ありません。
カベリン注射のダウンタイムは比較的短く、半日〜1週間程度です。従来のデオキシコール酸系脂肪溶解注射と比較して、L-カルニチンやアーティチョークエキスなどの炎症抑制成分が配合されているため、腫れや痛みが軽減されています。
施術直後
注入した薬液の体積分だけ、施術部位が腫れて膨らんで見えます。また、軽度の赤み・熱感・痛みを感じることがあります。これは薬剤が脂肪細胞に作用している正常な反応です。
数時間後
灼熱感やジンジンする感覚は徐々に落ち着いてきます。腫れはまだ残っていますが、薬液が吸収されるにつれて徐々に軽減します。洗顔・シャワーは当日から可能です。
翌日(24時間後)
腫れの大部分が引き、目立たなくなる方がほとんどです。メイクは翌日から可能で、内出血がある場合はコンシーラーでカバーできます。入浴も翌日から可能です。
2〜3日後
腫れ・赤み・熱感はほぼ消失します。内出血がある場合は、青紫色から黄色へと変化しながら徐々に吸収されていきます。
1週間後
ほとんどの症状が完全に落ち着き、次の施術が可能な状態になります。ただし、効果を正しく判定するためには、3週間程度開けることを推奨するクリニックもあります。
施術当日〜3日間
・施術部位を強くこすらない、圧迫しない
・飲酒・サウナ・激しい運動を控える(血行促進により腫れ・内出血が悪化するリスク)
・施術部位への直射日光を避ける
施術後に推奨されること
・施術部位を軽くマッサージする(薬剤が行き渡り効果が高まる)
・ウォーキング・ジョギングなど軽い有酸素運動(脂肪代謝を促進)
・水分を十分に摂取する(老廃物の排出を促す)
これらを守ることで、ダウンタイムを最小限に抑え、効果を最大化できます。
カベリン注射の料金は、クリニックや注入量によって大きく異なります。1ccあたり3,000〜8,000円が一般的な相場です。
1ccあたりの価格帯
・格安クリニック:3,000〜4,000円/cc
・標準的なクリニック:5,000〜7,000円/cc
・大手美容クリニック:6,500〜8,500円/cc
大量に注入する場合は、10cc以上で1ccあたりの単価が下がる割引制度を設けているクリニックもあります。例えば、10cc以上で1ccあたり3,300円、20cc以上で2,750円といった設定です。
施術部位によって必要な注入量が異なります。以下は一般的な目安です。
顔
・両頬/フェイスライン:6〜8cc(約20,000〜60,000円/回)
・顎下(二重あご):4〜8cc(約15,000〜60,000円/回)
・鼻:1〜4cc(約5,000〜30,000円/回)
・こめかみ(片側):2cc(約8,000〜15,000円/回)
体
・二の腕:8〜16cc(約30,000〜100,000円/回)
・お腹:8〜16cc(約30,000〜100,000円/回)
・太もも(片側):10〜20cc(約40,000〜150,000円/回)
・ふくらはぎ:8〜16cc(約30,000〜100,000円/回)
注入量の目安として、OKサイン(親指と人差し指で作る輪)1個分の範囲に2〜3ccが必要です。
カベリンは複数回の施術で効果を最大化するため、総額で考えることが重要です。
顔(小顔・二重あご改善)の場合
・1回の注入量:約8cc(約40,000円)
・推奨回数:3〜5回
・総額目安:120,000〜200,000円
二の腕の場合
・1回の注入量:約16cc(約80,000円)
・推奨回数:3〜5回
・総額目安:240,000〜400,000円
施術料金以外に、以下の費用がかかる場合があります。
・初診料・カウンセリング料:無料〜5,000円
・表面麻酔:1,000〜3,000円(施術料金に含まれる場合も)
・笑気麻酔:3,000〜5,000円
・マイクロカニューレ:無料〜3,000円(内出血リスク軽減)
・再診料:無料〜2,000円
見積もりの際は「総額でいくらになるか」を必ず確認し、追加費用の有無もチェックしましょう。セットプランや回数割引を設けているクリニックもあるため、複数回の施術を前提に比較検討することをおすすめします。
どちらも脂肪溶解注射ですが、主成分の濃度と効果の出方に大きな違いがあります。
主成分(デオキシコール酸)の濃度
カベリンはデオキシコール酸0.5%配合、BNLS アルティメットは0.02%配合。カベリンはBNLSの約25倍の高濃度です。
効果の強さ
高濃度のカベリンの方が脂肪溶解効果が高く、しっかりとしたボリュームダウンが期待できます。BNLSは植物由来成分がメインで、効果はマイルドです。
ダウンタイム
カベリンは腫れ・痛みが2〜3日程度、BNLS アルティメットはほぼなし〜1日程度。ダウンタイムを最小限にしたい方はBNLSが向いています。
施術間隔
どちらも最短1週間で次の施術が可能です。
選び方の目安
しっかり効果を出したい方はカベリン、ダウンタイムを極力抑えたい方はBNLS アルティメットがおすすめです。
FatX coreはカベリンよりもさらに高濃度のデオキシコール酸を含む脂肪溶解注射です。
主成分(デオキシコール酸)の濃度
カベリンは0.5%、FatX coreは1.0%配合。FatX coreはカベリンの2倍の濃度です。
効果の強さ
FatX coreの方が1回あたりの脂肪溶解効果は高く、より少ない回数で効果を実感できる可能性があります。
ダウンタイム
FatX coreは濃度が高い分、腫れ・痛みがより強く出る傾向があります。カベリンの方がダウンタイムと効果のバランスが良いといえます。
選び方の目安
最大限の効果を求める方はFatX core、効果とダウンタイムのバランスを重視する方はカベリンが適しています。
チンセラプラスはデオキシコール酸0.8%配合の脂肪溶解注射で、カベリンとFatX coreの中間に位置します。
特徴的な違い
チンセラプラスはpH7(中性)の薬剤で、体液に近いため組織への負担が少なく、腫れや炎症が起こりにくいとされています。
施術間隔
カベリンは1〜2週間ごと、チンセラプラスは4週間ごとの施術が推奨されています。
選び方の目安
短期間で集中的に治療したい方はカベリン、1回あたりの効果を重視し、ダウンタイムも抑えたい方はチンセラプラスが向いています。
施術方法
カベリンは注射のみ、脂肪吸引は皮膚を切開してカニューレ(吸引管)を挿入し、物理的に脂肪を吸い出します。
効果の大きさ
脂肪吸引の方が1回で大量の脂肪を除去でき、劇的な変化が期待できます。カベリンは緩やかな変化で、複数回の施術が必要です。
ダウンタイム
カベリンは2〜3日、脂肪吸引は1〜2週間以上(部位により異なる)。脂肪吸引は術後の圧迫固定や痛み・腫れも長期間続きます。
リスク
脂肪吸引は全身麻酔のリスク、感染、血栓、皮膚の凹凸などのリスクがあります。カベリンは重篤な副作用のリスクが低いです。
費用
脂肪吸引は部位にもよりますが300,000〜800,000円程度。カベリンは総額で100,000〜400,000円程度。
選び方の目安
大量の脂肪を一気に減らしたい方は脂肪吸引、メスを使いたくない・ダウンタイムを抑えたい方はカベリンが適しています。
「何回か施術を受けたけれど、思ったほど痩せない」という声があります。
原因
・施術回数が不足:1〜2回で効果を判断してしまっている
・注入量が不足:予算を抑えるために必要量より少なく注入している
・脂肪ではなくむくみ:太って見える原因が脂肪ではなくむくみだった場合、カベリンは効果がない
・生活習慣の問題:施術後も暴飲暴食を続けている
対策
効果を判断するには最低3〜5回の施術を受ける必要があります。カウンセリングで適切な注入量を確認し、医師が推奨する量をしっかり注入しましょう。また、施術後は軽い運動を取り入れ、脂肪の代謝を促進することも重要です。
通常2〜3日で引くはずの腫れが1週間以上続くケースがあります。
原因
・注入量が多すぎた:一度に大量の薬液を注入した
・血行促進行為:施術後に飲酒、サウナ、激しい運動をした
・体質:もともと腫れやすい体質
対策
初めての施術では少量から始めて反応を見ることをおすすめします。施術後3日間は飲酒・サウナ・激しい運動を控え、血行を促進しすぎないよう注意してください。腫れが長引く場合はクリニックに相談しましょう。
施術後に皮膚の凹凸や左右差が目立つようになるケースがあります。
原因
・注入部位の偏り:特定の部位にだけ集中して注入した
・技術不足:脂肪層への均一な注入ができていない
・元々の左右差:顔の左右は元々対称ではない
対策
解剖学的知識と注入技術を持った医師を選ぶことが重要です。皮下脂肪は「浅い層」と「深い層」に分かれ、小部屋構造になっているため、適切な部位に適切な量を注入する技術が求められます。症例写真で仕上がりを確認し、経験豊富なクリニックを選びましょう。
「顔痩せしたかったのに、あまり変わらなかった」というケースがあります。
原因
・脂肪ではない:太って見える原因が脂肪ではなく、骨格、むくみ、筋肉(エラの咬筋など)だった
・適応外の部位:眼窩脂肪(まぶた)など、カベリンが使用できない部位だった
対策
カウンセリングで「太って見える原因が脂肪かどうか」を正確に診断してもらうことが重要です。エラが張って見える場合はボトックス注射、むくみが原因の場合はリンパマッサージなど、原因に応じた適切な治療を提案してもらいましょう。
稀に注入部位にしこり(硬結)ができることがあります。
原因
・薬液の偏り:一箇所に大量の薬液が溜まった
・炎症反応:体質により炎症が強く出た
対策
施術後に軽くマッサージすることで、薬液を分散させてしこりを予防できます。しこりができても、時間の経過とともに自然に吸収されることがほとんどです。長期間残る場合は医師に相談してください。
カベリン注射は注射のみのシンプルな施術ですが、効果を最大化し、リスクを最小化するためには医師の技術と知識が重要です。以下のポイントでクリニック・医師を選びましょう。
顔の皮下脂肪は「浅い層」と「深い層」の2層構造になっており、さらに小部屋のように区画分けされています。例えば、ほうれい線周りの脂肪(Nasolabial fat)、頬の深部脂肪(Deep medial cheek fat)、口角横の脂肪(Superior jowl fat)など、それぞれの区画に適切に注入する必要があります。
この解剖学的構造を理解している医師であれば、狙った部位にピンポイントで薬剤を届け、効率的なボリュームダウンを実現できます。カウンセリングで「どの脂肪層にアプローチするか」を具体的に説明してくれる医師は信頼できます。
カベリンの効果の出方は、注入量・注入部位・注入深度によって大きく変わります。症例数が豊富な医師は、さまざまなケースを経験しているため、個々の患者さんの状態に合わせた適切な治療プランの提案が期待できるでしょう。
クリニックのホームページやSNSで症例写真を確認しましょう。施術直後だけでなく、1ヶ月後・3ヶ月後の経過写真があるクリニックは、効果の持続性を確認でき、信頼性が高いです。自分と似た悩み(二重あご、頬の脂肪など)の症例があるかどうかもチェックしてください。
「太って見える原因」は必ずしも脂肪とは限りません。むくみ、骨格、筋肉(咬筋)が原因の場合、カベリンを打っても効果は出ません。
優れた医師は、触診や視診で「脂肪が原因かどうか」を正確に診断し、脂肪が原因でない場合は別の治療を提案してくれます。「どんな悩みにもカベリンを勧める」ようなクリニックは避けましょう。
「絶対に効果が出ます」「リスクはありません」という説明をするクリニックは避けてください。カベリンには即効性がない、複数回の施術が必要、効果に個人差がある等のデメリットがあります。
これらを正直に説明した上で、対策や代替案を示してくれる医師は信頼性が高いです。また、施術を受けられない方の条件(妊娠中、授乳中、自己免疫疾患、甲状腺疾患など)をしっかり確認してくれることも重要です。
施術後にトラブルが起きた場合、迅速に対応してもらえる体制があるかも重要です。
・施術後の経過観察を行ってくれるか
・腫れや内出血が長引いた場合の無料診察があるか
・連絡手段(電話、メール、LINEなど)が明確か
複数回の施術が前提となる治療なので、通いやすさも考慮してクリニックを選びましょう。

出展先:https://www.tokyoisea.com/
東京イセアクリニックは2007年の開院以来、18年以上にわたって美容外科・美容皮膚科の診療を続けているクリニックです。
日本形成外科学会の教育関連施設にも認定されており、形成外科専門医や皮膚科専門医が中心となって質の高い医療提供に取り組んでいます。
カベリン注射(カベルライン)においては、FDA(米国食品医薬品局)承認成分であるデオキシコール酸を高濃度に配合した製剤を採用しています。
顔の脂肪吸引を得意とするクリニックであるため、脂肪の厚みや皮膚のたるみを的確に見極め、患者さん一人ひとりの状態に合わせた多角的な小顔アプローチが期待できるでしょう。
【東京イセアクリニック 権東容秀医師】 権東容秀先生
日本形成外科学会認定専門医と日本皮膚科学会認定専門医の両資格を保有しており、外科的技術と皮膚科学の知識を兼ね備えています。
さらに日本創傷外科学会専門医、日本熱傷学会認定熱傷専門医の資格も持ち、組織への影響を考慮した施術判断が可能な医師です。

THE CLINICは、脂肪吸引と脂肪注入の分野に特化した美容外科クリニックとして、東京や大阪、名古屋など全国に展開しています。
脂肪に関する症例数は22,600件を超えており、膨大な知見に基づいた高度な専門性を備えているのが特徴です。
カベルラインを含む脂肪溶解注射について詳細な情報発信を行っており、患者さ他院での脂肪吸引後の修正治療にも積極的に取り組んでいるため、仕上がりのバランスを何よりも重視したい患者さんに向いているクリニックといえるでしょう。
【THE CLINIC 大橋昌敬医師】 大橋昌敬先生
THE CLINICの総院長を務める大橋先生は、日本美容外科学会(JSAPS)の専門医であり、学会長という重責も担う美容医療界を牽引する医師の一人です。
脂肪吸引・脂肪注入において長年の臨床経験を持ち、脂肪溶解注射の効果やリスクについても医学的根拠に基づいた誠実な説明を行っています。
Q.カベリン注射は何回で効果が出ますか?
A.個人差はありますが、3〜5回の施術で効果を実感する方が多いです。単回の注射でも約60%の方がボリュームダウンを感じますが、最大効果を得るには5〜8回の施術が推奨されます。施術間隔は1〜2週間が目安で、短期間で集中的に治療を進めることで、より早く結果を実感できます。なお、薬剤メーカーにより「同じ場所への注射は6回まで」と定められています。
Q.カベリン注射を受けられない人はいますか?
A.以下に該当する方は施術を受けられません。
・妊娠中・授乳中の方
・自己免疫疾患のある方
・甲状腺疾患のある方
・心疾患・腎疾患・肝疾患のある方
・糖尿病の方
・施術部位に皮膚炎・感染症がある方
・免疫不全の方
また、まぶた(上下)への施術は、眼窩脂肪に薬液を注入すると目の筋肉や視神経に炎症が及ぶ危険性があるため禁止されています。該当する疾患がある方や不安がある方は、カウンセリング時に必ず医師に申告してください。
Q.カベリンで溶かした脂肪はリバウンドしますか?
A.カベリンで破壊された脂肪細胞は再生しないため、施術部位の脂肪細胞の数は減少したままです。そのため、その部位だけリバウンドしにくい状態が維持されます。ただし、施術後に暴飲暴食を続けると、残っている脂肪細胞が肥大化したり、施術していない部位に脂肪がつく可能性はあります。効果を長持ちさせるためには、バランスの良い食事と適度な運動を心がけましょう。
美容医療相談室に届いたカベリン注射(カベルライン)の美容医療&美容整形の口コミ・体験談です。
※当相談室でご紹介しているクリニックの口コミではございません。クリニック・医師によりスキルは異なりますので、慎重にお選びください。
美容医療相談室では、みなさまからお寄せいただいた体験談やご意見を元に、治療法に関する情報提供や名医の紹介を行っています。 「治療を受けたことがある」「カウンセリングに行ってみた」「友人が治療を受けた」など、ぜひ口コミ・体験談情報をお寄せください!
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