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585レーザーは、イタリアのQuanta System（クアンタシステム）社が開発した波長585nmの固体レーザー治療機器です。
機器名の「585」はレーザーの波長（ナノメートル）に由来しており、この波長は血液中のヘモグロビン（赤い色素）に特異的に吸収される特性を持っています。
そのため、赤ら顔・酒さ・赤いニキビ跡・毛細血管拡張症・血管腫など、血管由来の「赤み」に対して高い治療効果を発揮します。
ヘモグロビンに反応するレーザー波長は複数存在しますが、585nmは従来の577nmおよび595nm（Vビーム）と比較して優れた特性を持っています。
577nmと比較した場合、585nmの方がヘモグロビンへの吸収率が高く、かつ皮膚のより深い層まで到達できるため広範囲の血管病変に対応可能です。
595nm（Vビーム）と比較した場合も、585nmはヘモグロビンの吸光度ピークにより近い波長であり、効率的に血管壁を破壊できます。
585レーザーを照射すると、血液内のヘモグロビン（オキシヘモグロビン・デオキシヘモグロビンの両方）がレーザー光を吸収し、血流温度が上昇します。
この熱エネルギーにより血管壁が収縮・変性し、異常に拡張・増殖した血管が選択的に破壊されます。
破壊された血管は体内のマクロファージによって貪食され、数週間かけて正常な組織に置き換わります。
正常な血管にはほとんどダメージを与えないため、安全に赤みを改善できる仕組みです。
波長
585nm（ダイオードレーザー）
パルス幅
ミリ秒単位の可変式（長めのパルス幅設定により紫斑を軽減）
スキャナー機能
OPTISCAN搭載。8種類のスキャンパターンと4種類の充填モードにより、広範囲を均一かつ正確に照射可能
冷却機構
照射と同時にクーリングを行う機能を搭載し、痛み・ダウンタイムを軽減
赤ら顔・酒さ
毛細血管の異常拡張による顔面の慢性的な赤みを改善。3～5回の治療で目に見える効果が期待できます。
赤いニキビ跡
炎症性のニキビが治った後に残る赤み（炎症後紅斑）を軽減。活性ニキビに照射しても炎症を抑える効果があります。
毛細血管拡張症
鼻や頬に浮き出る糸状・クモ状の毛細血管（直径3mm以下の静脈を含む）を目立たなくします。
傷跡・ケロイドの赤み
手術痕・やけど跡・帝王切開の傷跡など、赤く盛り上がった肥厚性瘢痕やケロイドの赤みと盛り上がりを軽減します。
肝斑
肝斑が目立つ原因のひとつである「メラニンの下に広がる血管の赤み」を薄くすることで、肝斑の改善をサポートします。PICOトーニングとの併用治療が効果的です。
585レーザーには、従来の赤み治療レーザーと比較して以下のようなメリットがあります。
IPL（光治療）は複数の波長を広く照射するため、赤みに対する効果がマイルドで10回程度の継続治療が必要です。
一方、585レーザーは赤みに特化した単一波長のため、より少ない回数（3～5回）で効果を実感できます。
これは585nmの波長がヘモグロビンに対して高い吸収率を持つため、1回あたりの治療効率が高いことによります。
従来の色素レーザー治療では、照射後に「紫斑（あざのような痕）」が1～2週間続くことが課題でした。
585レーザーはパルス幅を従来より長く設定することで、血管を効率的に破壊しながらも皮膚表面へのダメージを最小限に抑えています。
Vビーム（595nm）と同等の治療効果を持ちながら、紫斑が出にくい設計となっています。
585レーザーはクーリング機構を搭載しており、レーザー照射と同時に皮膚を冷却します。
これにより表皮の温度上昇を抑え、輪ゴムで軽く弾かれる程度の痛みに軽減されています。
基本的に麻酔なしで施術可能であり、痛みに敏感な方には麻酔クリーム（別途5,000～5,500円程度）の使用も可能です。
585レーザーはハンドピースを交換することで、赤ら顔・毛細血管拡張症・傷跡の赤み・肝斑など、異なる症状に最適な照射設定が可能です。
スキャナータイプのハンドピースでは顔全体を均一に照射でき、ペンホルダータイプでは老人性血管腫やクモ状血管腫をピンポイントで治療できます。
585レーザーは比較的安全性の高い治療ですが、以下のリスク・副作用が起こる可能性があります。治療を検討する際は必ず理解しておきましょう。
血管を破壊する治療のため、照射部位に紫斑（あざのような痕）が出現することがあります。
なぜ起こるか
レーザーで破壊された血管から赤血球が漏出し、皮下で血液が固まることで紫色の痕が生じます。短いパルス幅や高出力での照射ほど起こりやすくなります。
対策
585レーザーは長めのパルス幅を採用しているため紫斑リスクは低減されています。治療前に紫斑が出にくい設定を希望することも可能です。万が一出現しても1～2週間で自然に消失します。
照射直後に施術部位の赤みや軽度の腫れ、ヒリヒリ感が生じることがあります。
なぜ起こるか
レーザーによる熱エネルギーが皮膚に作用し、一時的な炎症反応が起こるためです。
対策
クーリング機構により軽減されており、通常は数時間～翌日で落ち着きます。施術後に保冷剤で冷やすとより早く改善します。
治療後に照射部位が一時的に茶色く色素沈着することがあります。
なぜ起こるか
レーザーによる炎症反応に伴い、メラノサイト（色素細胞）が活性化してメラニンを過剰産生するためです。日焼けした肌や色黒の方に起こりやすい傾向があります。
対策
治療前後の徹底した紫外線対策が重要です。ハイドロキノンやトラネキサム酸内服を併用することで予防・軽減できます。出現しても通常3～6ヶ月で自然に消退します。
まれに照射部位にやけどが生じることがあります。
なぜ起こるか
肌の状態に対してレーザー出力が過剰な場合や、日焼け直後の肌に照射した場合に起こりやすくなります。
対策
経験豊富な医師による肌質の見極めと適切な出力設定が重要です。施術前2週間は日焼けを避け、カウンセリングで肌状態を正確に伝えましょう。
症状や体質によっては期待した効果が得られない場合や、時間経過とともに赤みが再発することがあります。
なぜ起こるか
毛細血管拡張症や酒さは慢性的な疾患であり、根本的な原因（紫外線・寒暖差・飲酒・ホルモンバランスなど）が解消されなければ新たな血管拡張が生じる可能性があります。
対策
定期的なメンテナンス治療（3～6ヶ月に1回程度）の継続と、生活習慣の改善が効果維持に重要です。
585レーザーの照射時の痛みは、輪ゴムで軽く弾かれる程度と表現されることが多いです。
これはレーザーがヘモグロビンに吸収されて熱に変換される際に生じる瞬間的な刺激によるものですが、クーリング機構が同時に作動するため痛みは大幅に軽減されています。
顔全体への照射でも我慢できるレベルであり、ほとんどの方が麻酔なしで施術を受けています。
基本方針
585レーザーは痛みが軽度なため、基本的に麻酔は使用しません。施術時間も顔全体で15～20分程度と短く、冷却しながらの照射で十分に耐えられるレベルです。
麻酔クリーム（リドカインクリーム）
痛みに敏感な方や広範囲・高出力での照射が必要な場合は、局所麻酔クリームを塗布することが可能です。施術の30～60分前に塗布し、皮膚表面の感覚を鈍らせます。別途5,000～5,500円程度の費用がかかります。
笑気麻酔
クリニックによっては笑気麻酔（吸入麻酔）を併用できる場合があります。リラックス効果により痛みや不安を軽減できますが、別途5,500円程度の費用が必要です。
施術直後は照射部位にヒリヒリとした熱感を感じることがありますが、これは正常な反応であり数時間以内に自然と落ち着きます。
翌日以降に痛みが続くことは通常ありません。万が一、強い痛みや水ぶくれが生じた場合は速やかにクリニックに連絡してください。
585レーザーは従来の色素レーザーと比較してダウンタイムが短く、日常生活への影響が少ない治療です。以下に時系列で経過をまとめます。
施術直後
照射部位に軽度の発赤と熱感が生じます。クーリングにより軽減されていますが、肌がほんのり赤くなった状態です。この時点でメイク可能であり、そのまま外出できます。
数時間後
発赤は徐々に落ち着き、ヒリヒリ感も軽減します。保冷剤で冷やすと回復が早まります。入浴・サウナ・飲酒・激しい運動は当日は控えてください。
1～3日後
ほとんどの方は通常の肌色に戻ります。ホクロやイボを高出力で照射した場合は、照射部位に薄いかさぶたが形成され始めることがあります。
1週間後
赤ら顔や軽度の血管拡張症であれば、この時点で赤みの軽減を実感し始める方もいます。かさぶた（できた場合）は無理に剥がさず自然脱落を待ちます。
2～3週間後
ホクロ・イボ・傷跡の赤みを治療した場合、薄いかさぶたが洗顔などで自然に剥がれ落ちます。下から新しいピンク色の皮膚が現れ、徐々に周囲の肌色になじんでいきます。
1ヶ月後以降
次回の治療が可能となる時期です。赤ら顔や酒さの場合、3～5回の継続治療で効果が安定していきます。傷跡の赤みも回数を重ねるごとに目立たなくなります。
585レーザーは自由診療（保険適用外）となるため、クリニックにより料金設定が異なります。以下は2025年現在の一般的な料金相場です。
顔全体（1回）
33,000～55,000円程度。赤ら顔や酒さなど広範囲の赤み治療に適用されます。
部分照射（面積別）
20㎠未満：20,000円程度
26～50㎠：30,000円程度
小鼻の赤み、ニキビ跡のピンポイント照射などに適用されます。
セット料金
複数回のセット契約で割引となるクリニックもあります。例として3回セット：60,000～80,000円程度など。
初診料・再診料
初診料3,300～5,500円、再診料1,100～3,300円程度が別途かかる場合があります。
麻酔クリーム
希望者のみ。5,000～5,500円程度。
笑気麻酔
対応クリニックのみ。5,500円程度。
アフターケア用品
美白剤（ハイドロキノン・ルミキシルなど）やビタミンC美容液を処方されることがあります。5,000～15,000円程度。
585レーザーはフォトフェイシャル（IPL）と比較して1回あたりの料金は高めですが、必要回数が3分の1程度で済むため、トータルコストで見ると同程度またはそれ以下となるケースが多いです。
例えば、フォトフェイシャルが1回15,000円×10回＝150,000円に対し、585レーザーは1回40,000円×3回＝120,000円となり、費用対効果で優れる場合があります。
また、通院回数が少なくて済むため、時間的コストも軽減できます。
585レーザーと同じく「赤み」にアプローチする代表的な治療法と比較します。症状や目的に応じて最適な治療法を選択することが重要です。
波長の違い
585レーザーは585nm、Vビームは595nmの波長を使用します。585nmの方がヘモグロビンへの吸収率がやや高く、血管に対する効率は理論上優れています。ただし、595nmも十分な効果があり、臨床的な差は大きくありません。
保険適用
Vビームは単純性血管腫・いちご状血管腫などの治療で保険適用が認められています（3割負担で6,000～21,000円程度/回）。585レーザーは現時点で保険適用外のため、血管腫治療を保険で受けたい場合はVビームが選択肢となります。
ダウンタイム
両者ともクーリング機構を搭載し紫斑リスクを軽減していますが、Vビームは高出力照射時に1～2週間の紫斑が出やすい傾向があります。585レーザーはパルス幅設定により紫斑が出にくい設計です。
エネルギーの種類
585レーザーは単一波長のレーザー光、フォトフェイシャルは515～1200nmの幅広い波長を含む光（IPL）を使用します。
赤みへの効果
585レーザーはヘモグロビンに特化した波長のため、赤みに対する効果が1回あたり高いです。フォトフェイシャルは赤み以外にもシミ・くすみ・毛穴など複合的な効果がありますが、赤みへの効果はマイルドで回数が必要（8～10回程度）です。
適応の違い
赤みを集中的に治したいなら585レーザー、シミ・赤み・くすみなど複合的な肌悩みを同時に改善したいならフォトフェイシャルが適しています。
波長と深達度
ロングパルスYAGレーザーは波長1064nmで、585nmより深い層まで到達します。そのため、太い血管や深部の血管病変に対してはYAGレーザーが有効です。
表在血管への効果
顔の表面近くにある毛細血管拡張症や赤ら顔には、ヘモグロビン吸収率の高い585レーザーの方が効率的です。
使い分け
表在性の細い血管→585レーザー、深部の太い血管（下肢静脈瘤など）→YAGレーザー、というように症状に応じた使い分けが理想的です。
585レーザー治療で起こりうる「失敗」と感じるケースについて、原因と対策を解説します。
数回照射しても赤みが改善しないと感じるケースがあります。
原因
出力設定が低すぎる、または症状に対して585レーザーが最適な治療法ではない可能性があります。例えば、深部にある太い血管が原因の赤みには585nmの波長では到達しにくい場合があります。また、酒さの場合は血管だけでなく炎症や皮脂分泌異常が関与しているため、レーザー単独では改善しにくいことがあります。
対策
治療前にダーモスコピー（皮膚拡大鏡）で血管の太さ・深さを確認してくれるクリニックを選びましょう。酒さの場合はイベルメクチンクリームなどの外用薬を併用すると効果が高まることが報告されています。
照射部位にやけど症状や水疱が形成されるケースです。
原因
肌の状態に対して出力が高すぎた、または日焼け直後など肌のメラニン量が増加した状態で照射した場合に起こりやすくなります。施術者の経験不足も要因となります。
対策
施術前2週間は日焼けを避け、カウンセリングで肌状態を正確に伝えてください。医師自らが照射を行うクリニックを選び、症例数の多い経験豊富な医師を選択することが重要です。
治療後に照射部位が茶色くシミのようになるケースです。
原因
炎症後色素沈着（PIH）と呼ばれる反応で、レーザーによる刺激でメラノサイトが活性化することで生じます。日本人をはじめとするアジア人は欧米人と比較してPIHを起こしやすい傾向があります。治療後の紫外線曝露も悪化要因です。
対策
治療前からトラネキサム酸内服やビタミンC美容液を使用してメラニン生成を抑制し、治療後はSPF50+の日焼け止めを毎日塗布してください。万が一色素沈着が生じても、通常3～6ヶ月で自然消退します。
照射後の紫斑（あざ）が2週間以上残るケースです。
原因
血管を強く破壊する設定で照射した場合や、血液をサラサラにする薬（抗凝固薬・抗血小板薬）を服用している方に起こりやすくなります。
対策
服用中の薬があれば必ず申告してください。紫斑が気になる場合は、紫斑の出にくい長めのパルス幅設定を希望することも可能です。出現しても通常2～4週間で消失しますが、気になる場合は遮光テープやコンシーラーでカバーできます。
585レーザーを安全に使うためには、信頼できるクリニック選びが重要です。
以下のポイントをチェックしましょう。
585レーザー治療で満足のいく結果を得るためには、クリニック・医師選びが極めて重要です。以下のポイントを参考に、信頼できる医師を見つけてください。
レーザー治療は「誰が照射しても同じ」ではありません。出力設定・パルス幅・照射角度・重ね打ちの有無など、細かい技術の違いが効果とリスクに直結します。
「治療原理」と「肌構造」を深く理解した医師が直接施術するクリニックを選びましょう。看護師やスタッフが照射を行うクリニックでは、効果が出にくかったり副作用が生じやすくなる可能性があります。
585レーザーに関連する専門資格として、以下のような資格を持つ医師は信頼性が高いと言えます。
日本レーザー医学会専門医
レーザー治療に関する専門的な知識と技術を認定された医師です。
日本形成外科学会専門医
皮膚や血管の解剖学に精通し、傷跡や瘢痕治療の経験が豊富です。
日本皮膚科学会専門医
皮膚疾患全般の診断と治療に精通しています。
適切な治療設定を決めるには、肌状態の正確な評価が必要です。
VISIA（ビジア）
肌診断装置により、隠れた血管拡張やシミ、毛穴の状態を可視化できます。
ダーモスコピー
皮膚拡大鏡で血管の太さ・深さを確認し、最適な出力設定を決定できます。
これらの機器を使用して客観的に診断するクリニックは、適切な治療計画を立てられる可能性が高いです。
585レーザーの症例写真（Before/After）をホームページやカウンセリング時に確認しましょう。同じような症状の症例があり、自然な仕上がりになっているかをチェックします。
また、年間・累計の症例数が多いほど経験値が高く、様々なケースに対応できる可能性が高まります。
万が一のトラブル時にどのような対応をしてくれるか、事前に確認しておきましょう。
24時間緊急対応があるか、再診・追加治療の費用はどうなるか、保証制度があるかなどをチェックポイントにしてください。
Q.585レーザーは1回で効果を実感できますか？
A.症状の程度によりますが、軽度の赤みであれば1回目から変化を感じる方もいます。ただし、赤ら顔や酒さなどの慢性的な症状の場合は3～5回の継続治療が推奨されています。治療間隔は1ヶ月以上空けて行い、徐々に血管が減少していくことで効果が安定します。1回で劇的な変化を期待するより、複数回かけて着実に改善させていく治療と捉えてください。
Q.585レーザーは保険適用になりますか？
A.現時点では585レーザーは保険適用外（自由診療）です。血管腫の治療で保険を使いたい場合は、保険適用が認められているVビーム（色素レーザー）が選択肢となります。ただし、Vビームの保険適用は「単純性血管腫」「いちご状血管腫」など一部の疾患に限られ、赤ら顔や酒さ、ニキビ跡の赤みなどは保険適用外となります。費用対効果を含めて医師と相談してください。
Q.585レーザー治療後にメイクや洗顔はできますか？
A.照射直後からメイク・洗顔とも可能です。585レーザーは皮膚表面を傷つけないノンアブレイティブ治療のため、ダウンタイムが短いことが特徴です。ただし、洗顔時は照射部位を強くこすらないように注意してください。入浴・サウナ・飲酒・激しい運動は当日は控え、翌日から通常通りの生活が可能です。紫外線対策としてSPF50+の日焼け止めを毎日使用してください。
美容医療相談室に届いた585レーザーの美容医療＆美容整形の口コミ・体験談です。
※当相談室でご紹介しているクリニックの口コミではございません。クリニック・医師によりスキルは異なりますので、慎重にお選びください。
美容医療相談室では、みなさまからお寄せいただいた体験談やご意見を元に、治療法に関する情報提供や名医の紹介を行っています。 「治療を受けたことがある」「カウンセリングに行ってみた」「友人が治療を受けた」など、ぜひ口コミ・体験談情報をお寄せください！
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