※この記事はプロモーションを含みます
ボルハイフとは、RF(高周波)治療機器「ボルニューマ」と超音波治療機器「ウルトラフォーマー3(HIFU)」を組み合わせた複合たるみ治療です。
2つの異なるエネルギーを使い分けることで、肌の浅い層から深い層まで満遍なく熱を届け、従来の単独治療では難しかった多層的なリフトアップ効果を実現します。
ボルニューマは韓国CLASSYS社が開発したモノポーラ式のRF(高周波)治療機器で、6.78MHzという高出力の周波数を採用しています。
一般的なたるみ治療機器の周波数が16Hz〜1MHz程度であるのに対し、約6倍もの高出力です。
この強力な高周波エネルギーが真皮層から脂肪層の中層(皮膚表面から約2〜3mm)まで広範囲に熱を伝え、コラーゲン線維やエラスチンを収縮させて即時的な引き締め効果をもたらします。
さらに、熱刺激によって線維芽細胞が活性化し、新しいコラーゲンやエラスチンの生成が1〜3ヶ月かけて促進されます。
ウルトラフォーマー3はHIFU(High Intensity Focused Ultrasound:高密度焦点式超音波)治療機器の一種で、超音波エネルギーを皮膚の深部にピンポイントで照射します。
虫眼鏡で太陽光を一点に集めると紙が焦げる原理と同じで、超音波を一点に集束させることで目標の深さのみに65〜75℃の熱凝固点を作り出します。
照射深度は1.5mm・3.0mm・4.5mmなどカートリッジによって調整可能で、最深部のSMAS筋膜(皮膚表面から約4.5mm)にまでアプローチできます。
SMAS筋膜は表情筋を包む膜で、加齢によってこの筋膜が緩むとたるみの根本原因となります。
ボルニューマとHIFUでは、熱の届く深さと伝わり方が異なります。
ボルニューマは真皮層から脂肪層の中層まで「面」で広く均一に熱を加えるのに対し、HIFUは脂肪層からSMAS筋膜まで「点」でピンポイントに熱を届けます。
この2つを組み合わせることで、肌の表層から深層までもれなく熱エネルギーが行き渡り、単独治療よりも高いリフトアップ・タイトニング効果が期待できます。
1. フェイスラインの引き締め・引き上げ
頬のもたつき、フェイスラインのぼやけ、二重あごなど、輪郭に関する悩みを改善へ導きます。
2. ほうれい線・マリオネットラインの軽減
頬の脂肪を支える力が回復することで、溝の目立ちが和らぎます。
3. 肌のハリ・弾力アップ
コラーゲン・エラスチンの新生により、施術後1〜3ヶ月でハリ感が増していきます。
4. 小顔効果
脂肪層が引き締まりボリュームダウンすることで、全体的にすっきりとした印象になります。
ボルハイフには、単独治療にはない複合施術ならではのメリットがあります。
HIFUだけではSMAS筋膜など深い層へのアプローチは得意でも、真皮層への作用は限定的です。
一方、ボルニューマだけでは脂肪層の奥やSMAS筋膜への到達は難しいとされています。
ボルハイフではこの2つの弱点を相互に補い合うため、1回の施術で肌全体にバランスよく熱を届けられます。
結果として、「引き締め」と「引き上げ」の両方を効率的に叶えることができます。
メスを使用しないため、施術直後からメイクが可能です。
赤みや軽い熱感が出る場合もありますが、多くの場合は数時間〜翌日には落ち着きます。
仕事や外出への影響が少なく、周囲にバレにくいたるみ治療として人気です。
施術直後から肌の引き締まり感を実感できることが多く、これはコラーゲン線維や脂肪組織が熱収縮したためです。
加えて、1〜3ヶ月かけて新しいコラーゲンが生成されることで、効果のピークは施術後3〜4ヶ月に訪れます。
効果の持続期間は6ヶ月〜1年程度とされ、定期的なメンテナンスで良い状態をキープできます。
ボルニューマは、特許取得済みの丸みを帯びたチップ形状、水冷式システム、4段階の振動機能により、高周波治療の課題であった「痛み」を大幅に軽減しています。
同じ6.78MHzの周波数を持つサーマクールと比較しても、痛みが少ないと評価されることが多いです。
また、希望に応じて笑気麻酔を併用できるクリニックもあります。
ボルハイフは比較的安全性の高い施術ですが、いくつかのリスクと注意点があります。
施術直後に赤みや軽い腫れ、ほてり感が生じることがあります。
これは皮膚の深部に熱が加わったことによる一時的な血管拡張反応で、通常は数時間〜1日程度で自然に落ち着きます。
冷やしたタオルで軽く冷却し、十分な保湿を行うことで回復を早められます。
稀に、骨に近い部位(額、頬骨、顎ライン)へ照射した際、超音波が骨に反射してマイクロバブルが発生し、水ぶくれができることがあります。
これは照射角度やパワー設定が不適切な場合に起こりやすいため、解剖学の知識と豊富な経験を持つ施術者を選ぶことが重要です。
万が一水ぶくれができた場合は触らず、自己判断で潰さずにクリニックへ相談してください。
顔には多くの神経が走っており、不適切な照射により神経が熱損傷を受けると、一時的なしびれや知覚鈍麻が生じる可能性があります。
特に顔面神経が浅い位置を通る部位(耳の前、頬骨弓付近)は注意が必要です。
症状は多くの場合、数週間〜数ヶ月で自然回復しますが、リスクを最小化するためには適切な照射深度と部位の選定が欠かせません。
たるみの程度が重度の場合や、皮下脂肪が極端に少ない方は、効果を感じにくいことがあります。
ボルハイフは軽度〜中等度のたるみに適した治療であり、皮膚の余りが大きい場合はフェイスリフト手術など外科的治療の方が適応となることがあります。
カウンセリングで自身のたるみの状態を正確に評価してもらうことが大切です。
以下に該当する方は施術を受けられません。
ペースメーカーなど体内に金属や電子機器を埋め込んでいる方、妊娠中・授乳中の方、治療部位に感染症や重度の皮膚疾患がある方、ケロイド体質の方、1週間以内にヒアルロン酸やボトックスを注入した方などです。
持病や服用中の薬がある場合は、必ず事前に医師へ申告してください。
ボルハイフの施術中は、骨に近い部位でチクチク・ピリピリとした刺激を感じることがあります。
特に頬骨付近や額、顎ラインでは骨への超音波の反響があるため痛みを感じやすい傾向があります。
一方、頬の中央など脂肪が厚い部位では痛みを感じにくいです。
ボルニューマは水冷式の冷却システムと振動機能により、高周波の熱感を軽減する設計になっているため、従来の高周波治療(サーマクールなど)と比較すると痛みは抑えられています。
多くのクリニックでは笑気麻酔(ガス麻酔)をオプションで用意しています。
笑気麻酔は鼻から吸入するタイプで、ぼんやりとリラックスした状態になり痛みを感じにくくなります。
局所麻酔クリームを併用するクリニックもあり、痛みに弱い方でも安心して施術を受けられます。
麻酔なしでも我慢できる程度という方も多いですが、不安がある場合は事前にカウンセリングで相談しましょう。
施術後は軽い筋肉痛のような痛みやつっぱり感を感じることがあります。
これは皮下組織やSMAS筋膜に熱が加わり、組織が収縮・再構築を始めているサインです。
通常は2〜3日で軽減し、1週間程度でほぼ気にならなくなります。
痛み止めが必要になることは稀ですが、気になる場合は市販の鎮痛剤(アセトアミノフェンなど)で対処可能です。
ボルハイフはダウンタイムが非常に短い施術のひとつです。ただし、経過には個人差があるため、一般的な時間軸を把握しておくと安心です。
施術直後
施術部位に軽い赤みや熱感が生じることがあります。
メイクは当日から可能で、施術後すぐにパウダールームで化粧を整えて帰宅できるクリニックがほとんどです。
数時間〜当日中
赤みや熱感は徐々に落ち着きます。
入浴、洗顔、スキンケアは通常通り行えますが、施術当日は長時間の入浴やサウナ、激しい運動は控えてください。
肌が敏感になっているため、強いマッサージや刺激の強い化粧品の使用も避けましょう。
翌日〜3日後
赤みはほぼ消失し、日常生活への支障はありません。
まれに軽いむくみや内出血が出る方もいますが、メイクでカバーできる程度です。
内出血が出た場合は1〜2週間で自然に吸収されます。
1週間後
つっぱり感や軽い筋肉痛のような症状はほぼなくなります。
肌の引き締まり感を実感し始める方も増えてきます。
1ヶ月後〜3ヶ月後
コラーゲンの新生が進み、ハリ・弾力のアップを実感できる時期です。
効果のピークは施術後3〜4ヶ月頃とされています。
ボルハイフはボルニューマとHIFUを組み合わせた複合施術のため、単独治療よりも費用がかかります。
一般的な相場は以下のとおりです。
1回あたり
80,000円〜120,000円(税込)程度
3回コース
200,000円〜280,000円(税込)程度
照射部位(顔全体、顎下、首など)やショット数によって料金は変動します。
たとえば「ボルニューマ200ショット+HIFU300ショット」といった組み合わせがスタンダードなプランとして設定されているクリニックが多いです。
ボルハイフの料金には、カウンセリング料、施術料、アフターケア代が含まれていることがほとんどです。
ただし、クリニックによっては初診料(2,000〜3,000円)や笑気麻酔代(3,000〜5,000円)が別途かかる場合があります。
また、3Dカメラでのビフォーアフター撮影を行うクリニックでは、撮影費用が含まれているかどうかも確認しておきましょう。
1回あたりの費用は糸リフト(10〜30万円)やフェイスリフト手術(80〜150万円)と比べると手頃です。
ただし、ボルハイフの効果持続期間は6ヶ月〜1年程度のため、年1〜2回のメンテナンスが推奨されます。
長期的なコストを見据え、3回コースや継続プランを活用すると1回あたりの単価を抑えられます。
効果を最大化するためには「安さ」だけで選ばず、症例実績が豊富で適切な照射プロトコルを持つクリニックを選ぶことが大切です。
アプローチする層の違い
HIFU単独はSMAS筋膜や脂肪層など深い層へのアプローチが得意ですが、真皮層の浅い部分への作用は限定的です。
ボルハイフはボルニューマによって真皮層〜脂肪層中層も同時にカバーできるため、より多層的な引き締めが可能です。
料金
HIFU単独は顔全体で30,000〜80,000円程度が相場です。
ボルハイフはHIFUにボルニューマを加えるため80,000〜120,000円と高くなりますが、肌全体への作用を求める方には費用対効果が高いといえます。
機器の違い
サーマクールもボルニューマと同じ6.78MHzの高周波を使用しますが、照射方式やチップ設計が異なります。
サーマクールは1ショットずつ高エネルギーを照射するため痛みが強い傾向がありましたが、ボルニューマはマルチパルス方式と水冷システムにより痛みを大幅に軽減しています。
組み合わせの有無
サーマクールは単独で行われることがほとんどですが、ボルハイフはHIFUとの複合施術です。
深層のリフトアップ(HIFU)と浅層〜中層のタイトニング(ボルニューマ)を一度に行える点がボルハイフの優位性です。
侵襲度
糸リフトは溶ける糸を皮下に挿入する施術で、物理的に皮膚を引き上げます。
ボルハイフはメスも注射針も使わないため、傷跡のリスクやダウンタイムが格段に少ないという違いがあります。
効果の即時性と持続性
糸リフトは施術直後から明確なリフトアップが見られ、効果は1〜2年持続します。
ボルハイフは効果のピークまで3〜4ヶ月かかりますが、ダウンタイムや感染リスクを避けたい方には向いています。
適応
皮膚のたるみが重度で余りが大きい場合は、外科的に皮膚を切除するフェイスリフト手術が最も効果的です。
ボルハイフは軽度〜中等度のたるみに適しており、手術を避けたい方やダウンタイムを取れない方の選択肢となります。
費用・リスク
フェイスリフト手術は80〜150万円程度かかり、全身麻酔・入院・2〜4週間のダウンタイムを要します。
ボルハイフは費用・ダウンタイムともに大幅に抑えられますが、手術ほどの劇的な変化は期待できません。
施術後に「変化がわからない」と感じるケースがあります。
これはたるみが重度で機器治療の適応外だった場合や、照射パワー・ショット数が不足していた場合に起こりやすいです。
対策として、カウンセリング時に3Dカメラ等でたるみの程度を客観的に評価してもらい、自分に合った治療法かどうかを見極めることが重要です。
また、クリニック選びでは「安さ」よりも「適正なショット数と照射プロトコル」を重視しましょう。
脂肪層が薄い方が高出力で照射を受けると、脂肪が過度に減少し頬がこけてしまうことがあります。
特に40代以降で顔の脂肪が少ない方は注意が必要です。
カウンセリングで皮下脂肪の厚みを確認し、照射深度やパワー設定を調整してもらうことで防げます。
脂肪が少ない方はボルニューマの比率を高め、脂肪溶解作用の強いHIFUリニアは控えるといった工夫が有効です。
通常は数時間〜1日で治まる赤みや腫れが、1週間以上続くケースもあります。
これは照射エネルギーが高すぎたか、肌が敏感な状態だったことが原因と考えられます。
施術前後の日焼けや、ピーリング・レーザーなど他の施術との間隔が短いと肌への負担が大きくなります。
施術後はしっかり保湿し、紫外線対策を徹底することが回復を早めるポイントです。
施術後にフェイスラインの左右差を感じることがあります。
原因としては、もともとの骨格や筋肉の左右差が施術によって目立つようになった場合や、照射のバランスが均一でなかった場合が挙げられます。
カウンセリング時に左右差がある場合は事前に伝え、照射範囲やショット数を調整してもらいましょう。
経験豊富な施術者であれば、左右のバランスを見ながら照射を微調整してくれます。
ボルハイフを安全に使うためには、信頼できるクリニック選びが重要です。
以下のポイントをチェックしましょう。
ボルハイフは機器任せに見える施術ですが、実際には照射の深さ・角度・パワー設定によって効果とリスクが大きく変わります。
顔には多くの神経・血管が走っており、不適切な照射は熱傷や神経損傷を引き起こす可能性があります。
形成外科専門医や皮膚科専門医など、解剖学のトレーニングを積んだ医師が在籍し、ボルハイフの症例数が多いクリニックを選ぶことが安全への第一歩です。
ボルハイフと謳っていても、使用する機器やプロトコル(照射の手順・設定)はクリニックによって異なります。
ボルニューマは韓国CLASSYS社製の正規品であることを確認し、併用するHIFU機器(ウルトラフォーマー3、ウルトラセルQ+、ウルトラセルZiなど)も医療用の正規品であることをチェックしましょう。
また、ショット数やパス数、エネルギー設定の目安を事前に説明してくれるクリニックは信頼性が高いといえます。
施術前のカウンセリングで、期待できる効果・リスク・施術の流れ・料金の内訳を明確に説明してくれるかどうかを確認しましょう。
「すべての人に効果があります」「リスクはありません」といった過剰な表現をするクリニックには注意が必要です。
自分のたるみの程度に対してボルハイフが適切かどうかを正直に伝えてくれる医師は信頼できます。
必要であれば他の治療法(糸リフト、手術など)を提案してくれる姿勢も重要なポイントです。
施術後に赤みや腫れが長引いた場合や、万が一のトラブルが発生した場合にすぐ対応してもらえる体制があるかを確認しましょう。
術後の診察が無料で受けられるか、連絡がつきやすいかといった点をチェックしておくと安心です。
また、効果を最大化するための照射間隔やメンテナンスのアドバイスを丁寧に行ってくれるクリニックは、長期的な信頼関係を築けます。
Q. ボルハイフの効果はいつから実感できますか?
A.施術直後から肌の引き締まり感を感じる方が多いですが、これはコラーゲン線維の熱収縮による即時効果です。
コラーゲンの新生が進む施術後1ヶ月頃から徐々にハリが出始め、3〜4ヶ月後が効果のピークとなります。
効果の持続期間は6ヶ月〜1年程度で、3〜6ヶ月ごとの継続治療で良い状態をキープできます。
Q. ボルハイフとHIFU単独のどちらを選べばいいですか?
A.肌の引き上げだけでなく、真皮層の引き締めや肌質改善も同時に求める方にはボルハイフがおすすめです。
一方、たるみが軽度で予算を抑えたい方や、まずはHIFUの効果を試したい方にはHIFU単独から始めるのも選択肢です。
カウンセリングでたるみの程度や肌質を評価してもらい、最適な治療法を相談しましょう。
Q. ボルハイフは何回受ければいいですか?
A.1回でも効果を実感できますが、繰り返し施術を受けることで効果の持続性と強度が高まります。
多くのクリニックでは3回コースを推奨しており、半年〜1年に1回のメンテナンスを継続することで、たるみにくい状態をキープできます。
費用や通院頻度を考慮し、無理のない計画を立てましょう。
美容医療相談室に届いたボルハイフの美容医療&美容整形の口コミ・体験談です。
※当相談室でご紹介しているクリニックの口コミではございません。クリニック・医師によりスキルは異なりますので、慎重にお選びください。
美容医療相談室では、みなさまからお寄せいただいた体験談やご意見を元に、治療法に関する情報提供や名医の紹介を行っています。 「治療を受けたことがある」「カウンセリングに行ってみた」「友人が治療を受けた」など、ぜひ口コミ・体験談情報をお寄せください!
|
口コミ・体験談の投稿 口コミを投稿 |
美容医療の相談 アドバイザーに相談 |
『本サービスは、医療機関・医師情報の提供を目的としているものであり、本サービスにおける情報提供・返答は診療行為ではありません。また、提供する情報について、正確性、完全性、有益性、その他一切について責任を負うものではありません。提供した情報を用いて行う行動・判断・決定等は、利用者ご自身の責任において行っていただきます様お願いいたします。』