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コラウム(COLLAUM)は、韓国で開発された次世代PLLA(ポリL乳酸)製剤のスキンブースターです。同じポリ乳酸系製剤であるジュベルック(Juvelook)の欠点を改良した「進化版ジュベルック」として、美容大国・韓国で爆発的な人気を誇り、日本でも急速に導入が進んでいます。韓国KFDA(食品医薬品安全処)が承認した唯一のPLLAコラーゲン生成剤であり、アメリカFDAおよびEUのCEマークも取得している信頼性の高い製剤です。
コラウムの最大の特徴は、真皮層に注入されたPLLA粒子が線維芽細胞を刺激し、体内で自己コラーゲンの生成を促進する点にあります。ヒアルロン酸注入のように外部から物質を補充するのではなく、自分自身の肌細胞を活性化させて若返りを図る「コラーゲンブースター」という新しいカテゴリの治療です。注入後1〜2年かけてゆっくりと体内に吸収されていくため、その過程で持続的なコラーゲン増生効果が期待できます。
コラウムは以下の3つの主要成分で構成されています。
PLLA(ポリL乳酸)
トウモロコシやジャガイモなどのデンプンから抽出された天然由来の生分解性物質です。体内で最終的に水と二酸化炭素に分解されて消失するため、安全性が高いとされています。コラウムでは微小球型粒子(マイクロスフィア)技術を採用し、粒子を均一な球形に加工しています。この球形構造により、従来のPLLA製剤(スカルプトラなど)で問題となっていたしこりや結節のリスクが大幅に低減されました。
非架橋ヒアルロン酸
注入直後から肌に即時的な保湿効果と潤いを与えます。架橋(クロスリンク)されていないため、体内で比較的早く吸収されますが、その間に肌の水分保持力を高める働きをします。
マンニトール
強力な抗酸化物質で、ジュベルックには含まれていないコラウム独自の成分です。活性酸素を除去して肌の老化を防ぐとともに、美白効果や赤み抑制効果が期待できます。また、マンニトールにはヒアルロン酸の分解を抑制する作用があるため、ジュベルックよりも持続期間が長いとされています。
コラウムには粒子サイズの異なる2種類の製剤があり、治療目的に応じて使い分けます。
コラウムスキン(COLLAUM 120)
粒子サイズ25〜35μmの細かい粒子で構成されています。皮膚の浅い層(真皮浅層〜中層)に注入し、肌のハリ・キメ改善、小ジワ、毛穴の開き、ニキビ跡などの肌質改善に適しています。水光注射やポテンツァなどの機器を使用して全顔に均一に注入する方法が一般的です。
コラウムボリューム(COLLAUM 240)
粒子サイズ40〜50μmの大きめの粒子で、より深い層(真皮深層〜皮下浅層)に注入します。ほうれい線、ゴルゴライン、こめかみの凹み、頬のボリュームロスなど、深いシワやリフトアップ効果を求める場合に使用します。医師の手打ちによる注入が主流です。
コラウム注射では、以下のような効果が期待できます。
コラーゲン・エラスチンの増生
PLLA粒子が線維芽細胞を刺激することで、コラーゲンとエラスチンの産生が促進されます。これにより肌の弾力性が回復し、たるみやシワが内側から改善されます。
肌のハリ・ツヤの向上
施術後約1週間でキメが整い始め、2〜3週間でハリと弾力のある引き締まった肌を実感できます。効果のピークは3回施術完了後1〜3ヶ月で現れます。
毛穴・ニキビ跡の改善
コラーゲン増生により肌の凹凸が改善され、開いた毛穴やニキビ跡のクレーターが目立ちにくくなります。
美白・トーンアップ
マンニトールの抗酸化作用により、くすみが改善され肌のトーンが明るくなる効果が期待できます。
コラウム注射には、従来のスキンブースター製剤と比較して優れた特徴があります。
従来のPLLA製剤であるスカルプトラは、粒子がトゲトゲとした不規則な形状をしていたため、周囲の組織に過度な炎症反応を引き起こし、しこりや硬結ができやすいという問題がありました。また、ジュベルックでも一部の症例でしこりの報告があります。コラウムはマイクロスフィア技術により粒子を均一な球形(25〜50μm)に加工しているため、細胞への刺激が穏やかで、不必要な炎症反応が抑えられます。肌に注入しても歪んだり固まったりせず、常に球体が維持されるため、しこりや凝集といった副作用のリスクが大幅に低減されています。
コラウムの主成分であるPLLAは、ジュベルックの主成分であるPDLLAと比較して溶けにくいという特性があります。PDLLAは体内で比較的早く分解されるため効果の持続期間が6ヶ月〜1年程度でしたが、コラウムは1年〜1年半、3回施術を完了した場合は最長2年程度の効果持続が期待できます。また、マンニトールがヒアルロン酸の分解を抑制する作用も持続期間の延長に寄与しています。
コラウムにはマンニトールという抗酸化物質が配合されています。これはジュベルックには含まれていない成分で、活性酸素による肌ダメージを抑制し、顔の赤みを抑える効果や美白効果が期待できます。コラーゲン増生による肌質改善に加えて、肌トーンの改善という付加価値が得られる点は大きなメリットです。
ヒアルロン酸注入では、注入部位が不自然に膨らんだり、表情の動きで凸凹が目立つことがありますが、コラウムは自己コラーゲンの生成を促す治療であるため、仕上がりが非常に自然です。急激な変化ではなく、1〜3ヶ月かけて徐々に肌質が改善されていくため、周囲に気づかれずにエイジングケアを行いたい方に適しています。
コラウム注射では、針を皮膚に刺すため注入部位の赤み、腫れ、内出血が生じる可能性があります。特に水光注射やポテンツァで全顔に注入した場合は、顔全体に点状の針跡(エンボス)や赤みが現れます。これらは通常1〜2週間で消失しますが、内出血が生じた場合は完全に消えるまで1〜2週間かかることがあります。
対策
施術後2週間はマッサージや強い圧迫を避けてください。内出血が気になる場合は、アルニカクリームの塗布やビタミンK配合コンシーラーでカバーできます。施術前の飲酒や血液をサラサラにする薬(アスピリン、魚油サプリなど)の服用は内出血リスクを高めるため、事前に医師に相談してください。
コラウムは従来のPLLA製剤より副作用リスクが低減されていますが、完全にゼロではありません。注入量が多すぎた場合や、皮膚の薄い部位(目周りなど)に深く注入した場合、稀にしこり(結節)が形成されることがあります。
対策
万が一しこりができた場合は、RF(高周波)照射やCO2ガス注入によってしこりを溶解する処置が可能です。ただし複数回の処置が必要になることもあるため、経験豊富な医師のもとで適切な量と深度で注入してもらうことが最も重要な予防策です。
ヒアルロン酸注入のように施術直後から効果を実感できる治療ではありません。コラウムは自己コラーゲンの生成を促す治療であるため、効果が現れるまでに時間がかかります。キメの改善は約1週間後、ハリ・弾力の向上は2〜3週間後、本格的な効果実感は1〜3ヶ月後となります。
対策
即効性を求める方は、ヒアルロン酸注入との併用を検討してください。また、コラウムは1ヶ月間隔で3回の施術を行うことで効果をより得やすくなるため、1回で判断せず継続的な治療計画を立てることが重要です。
コラーゲン生成能力は年齢や肌質によって異なります。線維芽細胞の活性が低下している高齢の方や、喫煙者、栄養状態が悪い方では、期待した効果が得られにくい場合があります。
対策
施術前のカウンセリングで、現実的な効果予測を医師に確認してください。また、コラーゲン生成をサポートするため、施術期間中はタンパク質やビタミンCを十分に摂取し、禁煙を心がけることが推奨されます。
コラウム注射の痛みは、注入方法によって異なります。水光注射やポテンツァなどの機器を使用する場合は、極細の針で複数回皮膚を穿刺するため、チクチクとした痛みを感じます。医師の手打ちによる注入では、針を刺す瞬間の痛みに加え、薬剤が注入される際の圧迫感や膨張感を感じることがあります。痛みの程度は個人差がありますが、多くの方は「我慢できる範囲」と評価しています。
コラウム注射では、痛みを軽減するために以下の麻酔が使用されます。
麻酔クリーム(表面麻酔)
施術の15〜30分前にリドカイン配合クリームを塗布します。これにより表皮の感覚が鈍くなり、針刺入時の痛みが大幅に軽減されます。ほとんどのクリニックで標準的に使用されており、追加料金は2,200〜5,500円程度です。
ブロック麻酔(神経ブロック)
ほうれい線やこめかみなど、特定の部位に集中して注入する場合、局所的な神経ブロック麻酔を行うことがあります。麻酔効果が高く、ほぼ無痛で施術を受けられます。
麻酔なし
痛みに強い方や、水光注射で浅い層に少量を注入する場合は、麻酔なしで施術を行うこともあります。施術時間の短縮になりますが、痛みへの不安がある場合は麻酔クリームの使用をおすすめします。
施術直後はヒリヒリ感や熱感を感じることがありますが、通常は数時間〜1日で落ち着きます。注入量が多かった部位では、触ると軽い圧痛を感じることがありますが、日常生活に支障をきたすような強い痛みが続くことはほとんどありません。痛みが1週間以上続く場合や、強い痛みがある場合はクリニックに相談してください。
コラウム注射のダウンタイムは比較的短く、多くの方が日常生活への影響を最小限に抑えられます。ただし、注入方法や注入量によって経過が異なります。
施術直後
注入部位に赤み、腫れ、針穴跡(エンボス)が現れます。水光注射やポテンツァで全顔に注入した場合は、顔全体にポツポツとした赤い点が見られます。薬剤が入った部位は一時的にふっくらと膨らみますが、これは数日で落ち着きます。
数時間後〜当日
赤みや腫れは徐々に軽減しますが、まだ目立つ状態です。当日の入浴・激しい運動・飲酒は赤みや腫れを悪化させるため避けてください。シャワーは可能です。メイクは施術直後から可能なクリニックと、翌日からとしているクリニックがあるため、事前に確認してください。
1〜3日後
針穴跡は徐々に目立たなくなり、翌日〜3日程度でほとんど気にならなくなります。内出血が生じた場合は、この時期に青紫色のあざとして最も目立つことがあります。
1週間後
赤みや腫れはほぼ完全に消失します。内出血があった場合も、1〜2週間で黄色〜茶色に変化し、やがて消失します。この時期から肌のキメが整い始め、ツヤ感を実感する方もいます。
2〜3週間後
コラーゲン増生効果が現れ始め、ハリ・弾力の向上を実感できるようになります。
1〜3ヶ月後
効果がピークに達し、シワの軽減、毛穴の引き締まり、肌質の改善を明確に実感できます。3回の施術を完了している場合、この時期が最も効果を実感しやすいタイミングです。
コラウム注射の料金はクリニックや注入量、注入方法によって異なります。一般的な相場は以下の通りです。
コラウムスキン(肌質改善)
全顔1回:50,000〜80,000円程度
部分(両頬など)1回:30,000〜50,000円程度
コラウムボリューム(ボリュームアップ)
1部位(ほうれい線、こめかみなど):50,000〜100,000円程度
使用量(cc)によって変動し、1ccあたり30,000〜50,000円が目安です。
3回コース
多くのクリニックでは3回セット料金を設定しており、単回で3回受けるよりも15〜20%割引になることが一般的です。全顔3回コースで120,000〜200,000円程度が相場です。
コラウム注射の料金には通常、以下の項目が含まれます。
薬剤費
コラウム製剤の費用。使用量(cc)や製剤タイプ(スキン/ボリューム)によって変動します。
施術技術料
注入手技の費用。水光注射やポテンツァなどの機器使用料が含まれる場合と、別途かかる場合があります。
別途かかる可能性のある費用
麻酔クリーム(2,200〜5,500円)、カウンセリング料、再診料などが追加になることがあります。初回は総額を確認してから施術を受けましょう。
コラウムはジュベルックと同等〜やや高めの価格設定ですが、効果の持続期間が長いため、長期的なコストパフォーマンスは優れています。ジュベルックが6ヶ月〜1年の持続であるのに対し、コラウムは1〜2年の持続が期待できるため、年間のメンテナンス費用を抑えられます。
また、ヒアルロン酸注入(1本50,000〜100,000円、持続6ヶ月〜1年)と比較すると、自己コラーゲン生成による自然な仕上がりと長期持続という点で差別化されています。即効性よりも根本的な肌質改善を求める方には、トータルコストで見て満足度の高い選択肢といえます。
コラウムとジュベルックは同じポリ乳酸系スキンブースターですが、成分構造に違いがあります。
主成分の違い
ジュベルックはPDLLA(ポリDL乳酸)、コラウムはPLLA(ポリL乳酸)が主成分です。PDLLAは溶けやすく、PLLAは溶けにくいという特性があり、コラウムの方が効果の持続期間が長い(ジュベルック:6ヶ月〜1年、コラウム:1〜2年)とされています。
副作用リスク
コラウムは粒子が均一な球形に加工されているため、ジュベルックよりもしこり・結節のリスクが低いとされています。ただし、ジュベルックも従来のスカルプトラと比較すれば副作用は大幅に改善されています。
付加効果
コラウムにはマンニトールが配合されており、美白効果や抗酸化効果が期待できます。この点はジュベルックにはない特徴です。
▽詳しい情報を知りたい方はこちらでも解説しているので参考にしてください
┗ジュベルック
ヒアルロン酸注入は即効性のあるボリューム補充治療、コラウムは自己コラーゲン生成を促す肌質改善治療という位置づけの違いがあります。
即効性
ヒアルロン酸は施術直後から効果を実感できますが、コラウムは効果が現れるまで2〜4週間かかります。イベント直前など即効性を求める場合はヒアルロン酸が適しています。
仕上がりの自然さ
コラウムは自己コラーゲンの生成を促すため、非常に自然な仕上がりになります。ヒアルロン酸は注入量や部位によっては不自然に見えることがあります。
持続期間
ヒアルロン酸は製剤によって6ヶ月〜1年半程度、コラウムは1〜2年程度の持続が期待できます。
▽詳しい情報を知りたい方はこちらでも解説しているので参考にしてください
┗ヒアルロン酸注入
リジュランはサーモン由来のポリヌクレオチド(PN)製剤で、コラウムと同じく肌再生を促すスキンブースターです。
作用機序
リジュランは細胞のDNA修復を促進して肌再生を促します。コラウムは線維芽細胞を刺激してコラーゲン生成を促進します。リジュランは肌の「修復」、コラウムは「増生」というアプローチの違いがあります。
得意な症状
リジュランは赤ら顔や敏感肌、肌の薄さの改善に優れています。コラウムはシワ・たるみ・ボリュームロスの改善に効果的です。肌悩みに応じて使い分けるか、併用することで相乗効果が期待できます。
持続期間
リジュランは6ヶ月〜1年程度、コラウムは1〜2年程度と、コラウムの方が長持ちする傾向があります。
▽詳しい情報を知りたい方はこちらでも解説しているので参考にしてください
┗リジュラン
コラウム注射を受けたものの、期待した効果が得られないというケースがあります。
原因
施術回数の不足(1回のみで終了)、施術間隔が空きすぎている(2ヶ月以上)、注入量が少なすぎる、年齢や肌状態によってコラーゲン生成能力が低下している、喫煙や栄養不足でコラーゲン生成が阻害されている
対策
コラウムは1ヶ月間隔で3回の施術を行うことで効果をより得ることができるとされています。1回のみでは効果が限定的であり、継続治療が前提の施術です。また、施術期間中はタンパク質・ビタミンCを十分に摂取し、禁煙を心がけてください。カウンセリング時に現実的な効果予測を確認し、必要に応じて他の治療との併用を検討しましょう。
注入部位にしこりや硬結が形成されるケースがあります。
原因
1箇所への注入量が多すぎた、皮膚の薄い部位(目周りなど)に深く注入しすぎた、注入後に強くマッサージしてしまった、薬剤が均一に分散されなかった
対策
コラウムは従来製剤よりしこりリスクが低減されていますが、完全にゼロではありません。経験豊富な医師のもとで適切な量と深度で注入してもらうことが最も重要です。万が一しこりができた場合は、RF照射やCO2ガス注入で対処可能ですが、複数回の処置が必要になることもあります。施術後2週間は注入部位への強いマッサージや圧迫を避けてください。
施術後の内出血が広範囲に及び、なかなか消えないケースがあります。
原因
血管に針が当たった、施術前に血液をサラサラにする薬やサプリ(アスピリン、魚油、ビタミンEなど)を服用していた、施術前後に飲酒した、施術直後に入浴や激しい運動をした
対策
施術1週間前から血液をサラサラにする薬やサプリの服用を控えてください(医師処方の薬は相談の上)。施術前日と当日は飲酒を避け、施術後24〜48時間は入浴・激しい運動を控えましょう。内出血が生じた場合はアルニカクリームを塗布し、通常1〜2週間で消失します。
施術後に顔の左右で仕上がりに差が出てしまうケースがあります。
原因
元々の顔の左右差を考慮せずに均等に注入した、注入量や深度が左右で異なっていた、片側に内出血や腫れが強く出て一時的に非対称に見えている
対策
施術前のカウンセリングで、元々の顔の左右差について医師と共有しておくことが重要です。経験豊富な医師は左右差を考慮して注入量を調整します。施術直後の腫れによる一時的な非対称は1〜2週間で落ち着くことがほとんどですが、効果が安定した後も気になる場合はタッチアップ(追加注入)を相談してください。
コラウム注射で満足のいく結果を得るためには、経験豊富な医師と信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。以下のポイントを参考にしてください。
コラウムは比較的新しい製剤のため、コラウム単独の症例数が多いクリニックはまだ限られています。代わりに、ジュベルック、リジュラン、ヒアルロン酸注入などスキンブースター全般の経験が豊富な医師を選びましょう。年間100症例以上の実績があるクリニックでは、様々な肌質・症状への対応経験が蓄積されており、適切な注入量と深度の判断が可能です。また、ポテンツァや水光注射との併用経験が豊富な医師であれば、注入方法の選択肢も広がります。
美容医療の質を担保する指標として、以下の専門医資格を持つ医師がいるクリニックを選ぶと安心です。
形成外科専門医
皮膚の解剖学や注入治療に精通しており、血管走行を考慮した安全な施術が可能です。
皮膚科専門医
肌質の診断や皮膚疾患との鑑別に長けており、治療適応の判断が的確です。
日本美容外科学会会員・日本抗加齢医学会会員
エイジングケアの知識を学び続けている証拠となります。
コラウムは韓国製の製剤であり、正規ルートで輸入されている正規品を使用しているか確認してください。また、製剤のロット番号や使用期限が明示されているか、未開封の状態から目の前で開封してもらえるかも重要なチェックポイントです。複数の患者に同じバイアルを使い回すクリニックは衛生面で問題があります。
初回カウンセリングで以下の点をしっかり説明してくれるクリニックは信頼できます。
効果の限界と回数
「1回で劇的に変わる」といった過剰な宣伝ではなく、3回施術が推奨される理由や効果が現れるまでの期間を正直に説明してくれるか
リスク説明
しこりや内出血などの副作用について説明があり、書面での同意を取得しているか
コラウムとジュベルックの違い
両方の製剤を取り扱っている場合、それぞれの特徴を説明し、患者に合った製剤を提案してくれるか
施術後のトラブル対応やフォローアップ体制が整っているクリニックを選びましょう。術後1週間以内の再診無料、しこりが生じた場合の対処について事前に確認しておくと安心です。3回コースの場合は、2回目・3回目の施術時に経過を確認し、必要に応じて注入量や部位を調整してもらえる体制があることも重要です。

出展先:https://omotesando-skin.jp/menu/juvelook/
表参道スキンクリニックは、美容皮膚科と美容外科の両面からアプローチを行い、注入治療から本格的なスキンケアまで幅広い選択肢を提示しているクリニックです。
コラウム注射と同系統のポリ乳酸(PDLLA)製剤であるジュベルックを提供しており、肌育を目的とした注入治療に積極的に取り組んでいます。
通院の利便性を重視しながら長期的なケアを計画したい方にとって、相談しやすい体制が整っているといえるでしょう。
【表参道スキンクリニック 大阪院 医師】 田中 克弥先生
田中先生は、日本形成外科学会専門医の資格を有し、外科的な解剖知識に基づいた精密なデザインを得意とする医師です。
ヒアルロン酸製剤の認定医資格も保持しており、注入時の深さや角度にこだわった技術面を重視したい方にとって、有力な選択肢になるでしょう。

出展先:https://www.tokyoisea.com/injection/price/
東京イセアクリニックは、ヒアルロン酸やボトックスからスキンブースターまで、豊富な注入治療のラインナップを揃えているのが魅力の一つです。
施術を前提とするのではなく、まずはお悩みから適切な方法を導き出すカウンセリング重視の姿勢は、初めての方でも安心して足を運べるポイントといえるでしょう。
【東京イセアクリニック 医師】 大山 希里子先生
大山先生は、皮膚科での確かな診療経験を積み、現在は美容皮膚科診療部長として多くの注入治療に携わっている医師です。
レスチレン認定指導医としての顔も持ち、注入の知見を深める活動を継続的に行っている点が魅力といえるでしょう。
Q.コラウムとジュベルック、どちらを選べばよいですか?
A.両製剤とも自己コラーゲン生成を促すスキンブースターですが、効果の持続期間と副作用リスクに違いがあります。コラウムはPLLA成分で溶けにくく、持続期間が1〜2年と長めで、しこりのリスクも低減されています。また、マンニトール配合による美白効果も期待できます。一方、ジュベルックはPDLLA成分で分解が早く、持続期間は6ヶ月〜1年程度ですが、その分体内に長く残らないため初めてのスキンブースターとして試しやすいという側面があります。長期的な効果を求める方はコラウム、まずは試してみたい方はジュベルックがおすすめです。
Q.コラウム注射は何回受ければ効果が出ますか?
A.コラウムは1ヶ月間隔で3回の施術を行うことで効果をより実感できるでしょう。1回の施術でもキメの改善やツヤ感は実感できますが、本格的なハリ・弾力の向上やシワ改善には複数回の施術が必要です。3回施術を完了した後、効果のピークは1〜3ヶ月後に現れ、その後1〜2年程度持続します。効果を維持したい場合は、年に1〜2回のメンテナンス施術を行うとよいでしょう。
Q.コラウム注射のダウンタイム中、仕事や外出はできますか?
A.コラウム注射のダウンタイムは比較的短く、多くの方が施術翌日から通常の生活に戻れます。ただし、施術直後〜翌日は赤み、腫れ、針穴跡が目立つため、大事な予定がある場合は3〜5日程度の余裕を持ってスケジュールを組むことをおすすめします。針穴跡(エンボス)は通常翌日〜3日で目立たなくなり、コンシーラーやファンデーションでカバーも可能です。内出血が生じた場合は1〜2週間かかることがありますが、メイクでカバーできる程度です。
美容医療相談室に届いたコラウム注射の美容医療&美容整形の口コミ・体験談です。
※当相談室でご紹介しているクリニックの口コミではございません。クリニック・医師によりスキルは異なりますので、慎重にお選びください。
美容医療相談室では、みなさまからお寄せいただいた体験談やご意見を元に、治療法に関する情報提供や名医の紹介を行っています。 「治療を受けたことがある」「カウンセリングに行ってみた」「友人が治療を受けた」など、ぜひ口コミ・体験談情報をお寄せください!
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